地方自治法施行記念貨幣の買取価格を徹底比較

地方自治法施行記念貨幣は47都道府県の記念コインとして造幣局より発行されている貨幣だ。平成20年より発行されている。今回は、地方自治法施行記念貨幣の買取価格を3社間で徹底的に比較してみたので高額売却の実現に向けて是非とも参考にしてみて欲しい。尚、本コラムに記載する価格は2016年4月21日現在のものであり、変動する可能性があるので十分注意してほしい。

引用：http://www.kaitori-daikichi.jp/blog/archives/180392.html

記念貨幣とは

記念貨幣とは、各国において”国家規模の出来事”があるときに造幣される記念すべき硬貨のことである。最初に発行したのはローマ帝国で、戦勝記念として度々発行されていた。ヨーロッパでは王室の慶事、アメリカでは通常貨幣と異なるデザインのものを混ぜるなど、さまざまな記念硬貨が発行されている。その中でも、オリンピック・ワールドカップ・万国博覧会といった世界的行事の際にはだいたいの国が記念貨幣を発行する。

他国向けに発行する記念硬貨もある

また、記念硬貨の中には、他国向けに発行する記念硬貨というものもある。日本に関するところでいえば、クック諸島やツバルで発行された「日本のアニメキャラクター」をデザインしたものや、リベリアの「各国元首シリーズ」に描かれた昭和天皇の記念硬貨などがある。ただし、日本において天皇陛下をモチーフにした肖像貨幣というのは存在せず、これを除いても貨幣に特定の人物が用いられることはとても稀である。

最近の記念貨幣一覧

地方自治法施行60周年記念貨幣だけでなく、他にも様々な記念硬貨は多数存在する。地方自治法施行60周年記念貨幣も含めて、各記念硬貨の特徴などを紹介しよう。

地方自治法施行60周年記念貨幣

地方自治法施行60周年記念貨幣とは、地方自治施行60周年の記念して発行された貨幣である。各都道府県が主体性を持ち、貨幣のデザイン・コンセプトを決定する。

額面は千円と五百円の2種類。デザインは表にそれぞれの県を代表する土地や遺産、伝統行事などが描かれており、裏面には共通面として寛永通宝のような古銭をイメージして”地方自治”と書かれているのが特徴だ。

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣

平成28年7月12日に報道発表されたばかりの記念硬貨。2020年に東京オリンピックが開催されることを記念して発行予定で、額面は千円を予定している。

新幹線鉄道開業50周年記念貨幣

平成26年10月1日に新幹線が開通50周年を迎えることを記念して発行された記念硬貨。額面は千円のみ。表は新幹線の代表0系が富士山をバックに桜の横を走り抜けており、裏は記念表記とともに虹色に発行する0系の正面がデザインされている。

東日本大震災復興事業記念貨幣

平成23年3月11日に起った東日本大震災の復興事業に伴い発行された記念硬貨である。第一次から第四次の4種類が発行されており、額面は一万円と千円の2種類。デザインは全て公募により描かれた。

• ○　第一次：（千円）大漁船と稲穂、（一万円）地図とハト
• ○　第二次：（千円）日の出、（一万円）学校とこいのぼり
• ○　第三次：（千円）日本を応援する少年、（一万円）地図と折り鶴、奇跡の一本松
• ○　第四次：（千円）握手する日本列島と桜の木、（一万円）豊かな自然と鳥
• ○　共通面：奇跡の一本松とハト

※なお、地図とは日本地図のことではなく、復興特別区域の地図をいう。

第67回国際通貨基金・世界銀行グループ年次総会記念貨幣

平成24年に日本で開かれた国際通貨基金・世界銀行グループ年次総会を記念して発行された記念貨幣。額面は千円のみ。表には葛飾北斎の富嶽三十六景より富士山と、その前に歌川広重の東海道五十三次より躍動感あふれる江戸庶民が描かれている。裏面には日本を中心とした世界地図がデザインされている。

天皇陛下御在位20年記念貨幣

天皇陛下御在位20周年を記念して発行された記念貨幣。額面は千円と五百円の2種類。なお、この記念貨幣は、慶事を祝うに相応しいデザインや、国民と共に祝うにはどんな行事を持つべきかといった点について話し合われ、御在位20年と金婚式が重なったため品位あるデザインの貨幣として発行された。

結果として、表は一万円が瑞雲の中に皇居と二重橋と鳳凰が描かれ、千円は咲き乱れる菊花とされた。裏は共通面とされ菊花紋章がデザインされている。

地方自治法施行60周年記念貨幣 高知 千円銀貨Bセット

では地方自治法施行60周年記念貨幣の買取価格を比較してみよう。まずは高知県の地方自治法施行60周年を記念した記念貨幣から。

トレジャーキング買取センター入間店：13,130円

ジャンク品にも対応、家電に強いトレジャーキング。まずまずの買取価格だ。

おたからや：13,332円

金貨やブランド品を扱うおたからや。最高価格を提示している。

買取の窓口：7,500円

貴金属、ダイヤ・宝石類、中国切手、記念硬貨等の買取の窓口。他の買取業者よりも控えめな買取価格となっていた。

地方自治法施行60周年記念貨幣 京都 500円バイカラークラッド貨

続いて紹介するのは、京都府の地方自治法施行60周年を記念した記念貨幣だ。

トレジャーキング買取センター入間店：1,010円

ジャンク品にも対応、家電に強いトレジャーキング。最高価格を提示。

買取の窓口：1,000円

貴金属、ダイヤ・宝石類、中国切手、記念硬貨等の買取の窓口。まずまずの結果となった。

おたからや：1,110円

金・宝石、ブランド品など幅広く買取るおたからや。最高価格を提示。

地方自治法施行60周年記念貨幣 北海道 千円銀貨Aセット

こちらは北海道の地方自治法施行60周年を記念した記念貨幣。千円銀貨。

トレジャーキング買取センター入間店：17,170円

ジャンク品にも対応、家電に強いトレジャーキング。かなりの高額買取価格を実現している。

おたからや：17,0370円

全国に店舗を持つおたからや。かなり高額の買取価格と言えよう。

買取の窓口：12,000円

貴金属、ダイヤ・宝石類、中国切手、記念硬貨等の買取の窓口。まずまずの買取価格だ。

3社買取価格比較の結果

地方自治法施行記念貨幣の買取価格を買取業者3社間で比較した結果、「おたからや」と「トレジャーキング買取センター入間店」で高額を提示してくれていた。以下では各社の買取サービスや情報を紹介するので、買取業者選びの参考にしてみてほしい。

おたからや

おたからやはブランド品、古銭、鉄道模型、ギター、貴金属などあらゆる商材を買い取ってくれる業者だ。もちろん記念硬貨の買取もしているため、納得の価格で買い取ってもらえるだろう。買取方法は店頭・出張・宅配の3つなのだが、おたからやの魅力は査定方法にある。査定方法は同じく店頭・出張・宅配の他に、電話・LINE・メールの6つの方法があり、後者の3つは最短1分～査定が完了するという。また、スタッフの対応も丁寧なため、この点もユーザーから支持される理由のようだ。

トレジャーキング買取センター入間店

トレジャーキングは生活家電、ブランド家具、スポーツ用品、ホビー等、幅広い商材を取扱っている買取業者である。トレジャーキングの買取の最大の特徴は、大半の買取業者では買取を渋るような粗悪な状態な商品の買取を積極的に行ってくれるところだ。他店で買取価格が付かなかった商品でも諦めずに持ち込む価値は十分にあると言える。買取り方法は店頭買取と出張買取から選べて非常に便利だ。是非ともチェックしてみて欲しい。

記念硬貨を売却するなら買取価格の比較を忘れずに！

硬貨は製造されてから年月が経ってしまっているものが多く、サビや落ちにくい汚れが酷いものも少なく無い。現状の状態よりも劣化が起きないように湿気の少ないところで保管するのが重要だが、汚れが酷いからといってむやみに落とすのはやめておいたほうが良い。それによって古銭の価値が下がってしまう事も考えられるからだ。現状維持を心がけるとよい