村山槐多(むらやま かいた)洋画作品の価値・評価・買取相場・鑑定情報

村山槐多(むらやまかいた)とは

村山槐多(むらやまかいた)は、大正時代の洋画家である。1896年(明治29年)に生まれた村山槐多は、いとこで洋画家である山本鼎(やまもとかなえ)に影響され1914年(大正3年)に上京して、日本美術院の研究生として洋画を学んだ。

その後、第2回日本美術院展覧会や第4回日本美術院展覧会で院賞を受賞、第5回日本美術院試作展覧会では美術院賞乙賞を受賞するなど、洋画家としての才能を開花させ、将来を嘱望されたが、1919年に結核のため24歳という若さで夭折した。

また、村山槐多は、洋画家としてだけではなく詩人としても有名で、村山槐多の死後、友人たちによって編集、出版された詩集「槐多の歌へる」、「槐多の歌へる其後」が知られている。

村山槐多の作品の価値は

若くして様々な賞を受賞したものの道半ばで夭折した村山槐多の作品は人気があり、高額で取引されている。

村山槐多が手掛けた作品は、油彩、ペン画、木炭画、インク画などがあるが、村山槐多は若くして亡くなったため作品数が少なく、そのため、技法や作品の状態にもよるが、数百万円で取引されることも珍しくはなく、作品によっては数千万円もしくはそれ以上で取引されることもあるようだ。

村山槐多の作品の価値を決めるポイントについて

独特の画風で人気のある村山槐多の作品は、作品数も少ないためか高額で取引されることが多いが、作品の価値を決める要素は様々にあり、それらの要素の中に作品の価値にマイナスとなるものがある場合は、たとえ村山槐多の作品であっても作品の価値は下がる可能性があり、場合によっては期待したほどの価格で取引されないこともある。

ここに、村山槐多の作品の価値を決めるポイントについて簡単に記載していく。

村山槐多が手掛けた作品は技法に関わらず高額となることが多い

村山槐多は、24歳という若さで死去したため、作品の製作期間は5年ほどとかなり短いことから、制作された作品の数は少ない。そのため、高額で取引されることが多い油彩はもちろんのこと、デッサンなど、通常であればそれほど高額で取引されない技法の作品でも、村山槐多が手掛けたものであれば、かなりの高額となることも多い。

リトグラフなど、村山槐多死去後に制作された作品もあるが、作品の価値という点では、村山槐多自身が手掛けた作品には遠く及ばない。

所有している村山槐多の作品は、どのようなものか確認をしたほうがいいだろう。

作品の状態は作品の価値に影響することが多い

高額で取引されることが多い村山槐多の作品であっても、作品の状態が悪い場合は、作品の価値は下がり、期待したほどの価格で取引されない場合もある。作品の状態は、作品の価値に影響することが多いためである。

作品の状態が悪い例としては、作品にシワ折り目がある、作品が破けている作品の一部がなくなる、湿気などによりシミカビが発生している、日光のような紫外線を含む外光にあたることにより色あせが発生している、温度変化などにより絵具が乖離している、などがある。

これらは、作品が制作されてから長い時間が経過したことによる経年劣化により発生することもあるが、作品を保管する環境や取扱いが悪いことのより発生することもある。

作品の状態を悪化させて作品の価値を下げないためにも、作品を保管する環境や取扱いには十分に注意したほうがいいだろう。

鑑定証は非常に重要

高額で取引される作品が多い作家となると、その作家が手掛けたと偽った贋作が流通することがある。村山槐多は、残念ながら比較的贋作が多く、取引には注意を要する作家として知られている。

贋作は、様々な手法で制作されるが、共通しているのは、村山槐多が手掛けたと偽っている限り、作品の出来には関係なく作品の価値は無いに等しい、ということで、取引中に贋作と判明した場合は、その取引が中止となるほどである。

もし、贋作とわからずに村山槐多の作品として取引した場合、取引に費やした費用は無駄になるだろう。数百万円、数千万円という大金をつぎ込んで取引した結果、ほとんど価値のない贋作だけが手元に残ることになるからである。

そのため、取引の際には、鑑定証が必要となることがある。鑑定証は、所定の鑑定機関が、これは村山槐多が手掛けた作品である、と鑑定したことを証明するもので、作品と鑑定証が揃っていれば、村山槐多が手掛けた作品として取引することができるといえる。

取引する前に所有している村山槐多の作品の鑑定証について確認をしたほうがいいだろう。鑑定証については、前述の所定の鑑定機関に依頼して、村山槐多が手掛けた作品と鑑定されれば取得することができるが、手続きが複雑な場合があるため、鑑定証の取得を代行する業者に依頼したほうがいいだろう。

村山槐多の作品を売却する場合について

村山槐多の作品を売却する場合についてだが、美術品の取引経験などがあまりない場合は、できるだけ専門家に取引を依頼したほうがいいだろう。

買取業者については、村山槐多の作品、もしくは村山槐多のように大正時代などに活躍した洋画家の作品の取引実績が豊富な業者オークションであれば、専門家が対応するアートオークション、もしくは出品を代行するオークション出品代行業者などである。

美術品の取引においては、複雑な手続きや問い合わせ、もしくはクレーム対応のためには、美術品の取引に対する豊富な経験や美術品に関する深い知識が必要なことが多い。それらを持ち合わせている専門家であれば、スムーズな対応ができる可能性は高いが、持ち合わせていない一般人では対応は困難と考えられる。

また、前述のように作品数が少なく貴重な村山槐多自身が手掛けた作品を取引に出す場合は、各方面からかなりの注目を集めるのは想像に難くなく、一般人では対応はますます困難となるだろう。

専門家に依頼する場合は、相応の費用が必要な場合もあるが、安心して取引するためには、必要な費用といえる。

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