藤島武二(ふじしま たけじ)洋画作品の価値・評価・買取相場・鑑定情報まとめ

藤島武二とは

藤島武二(ふじしまたけじ)は、明治から昭和初めにかけて活躍した洋画家である。

1867年10月15日(慶応3年)に薩摩藩士の家に生まれた藤島武二は、当初は日本画を学んだが、後に洋画を学ぶようになった。1891年明治美術会第3回展において優秀賞を受賞するなど洋画の才能を開花させ、その後も様々な賞を受賞し、洋画家としての藤島武二の名声は不動のものとなった

当時、文学、絵画、音楽など芸術の様々な分野でヨーロッパから発生したロマン主義と呼ばれる運動が流行したが、藤島武二はロマン主義に影響された絵画を多く制作し、日本の洋画におけるロマン主義の第一人者となった。

また、1896年(明治29年)に東京美術学校(現・東京芸術大学)助教授に就任してから死去するまでの約50年に渡り後進の指導にあたるなど洋画の普及に大きく貢献し、さらに、1937年(昭和12年)には最初の文化勲章受章者の一人となるなど、日本の洋画の歴史を語るうえでなくてはならない存在である。

藤島武二の絵画の価値は

明治から昭和にかけて活躍し日本の洋画の普及にも貢献した藤島武二の作品は人気があり、高額で取引されることもある。藤島武二の作品としては、油彩、水彩、パステル、鉛筆画などがあるが、技法や図柄、絵画の状態により、数十万円から数百万円で取引されており、人気作ともなると1千万円以上で取引されることもある。

藤島武二の作品の価値を決める要因について

人気作の取引価格は1千万円以上となることもある藤島武二の作品であるが、絵画の価値は様々な要因により決まるものであるため、それらの要因の中に作品の価値に悪影響を及ぼすものがある場合は、作品の価値が下がり、取引も期待した価格ではできない場合がある。

ここに、藤島武二の作品の価値を決めるポイントについて簡単に記載していく。

人気の図柄の作品は価値が高くなる

藤島武二は、風景画、人物画などを描いているが、風景画の人気が高く、高額で取引されることが多い。油彩の風景画で状態がよければ、高額での取引も期待できる。所有している藤島武二の作品の図柄を把握しておけば、藤島武二の同様の作品の取引価格が参考になる可能性があるので、確認しておくのもいいだろう。

藤島武二のサインが入っている作品は需要が高くなる

作品の中に藤島武二のサインがある場合は、需要が高くなる傾向があり、取引価格もより高額となる可能性がある。

作者のサインは、作品が完成した後に入れられるものであるが、作品によってはないものがある。サインがなくても、作品が完成していれば、作品の価値に影響することはないが、前述のようにサインは、作品が完成した後に入れられるものなので、サインがあることで作品は完成する、という見方もある。

絵画を収集する収集家は、そのような考え方をする人が多いことから、サインがある作品を好む傾向があり、そのため、サインがある作品の方が、需要が高くなる傾向があり、取引価格もより高額となる可能性があるのである。所有する藤島武二の作品についてサインの有無を確認したほうがいいだろう。なお、洋画の場合は、作品中ではなく、作品の裏にも書かれている場合もあるので、作品の裏も確認したほうがいいだろう。

作品の状態が悪いと取引価格も低くなる

高額で取引されることもある藤島武二の作品であるが、作品の状態が悪い場合は、作品の価値が下がるため、取引価格も低くなる可能性が高い。作品の状態は作品の価値に大きな影響を与えるためである。

状態が悪いものとしては、作品の破け折れ、作品の一部が無くなる欠損、湿気などにより発生するシミカビ、急激な温度変化などが原因で発生する絵具の剥離、日光などがあたることにより色あせが発生する日焼けなどがある。

これらが発生する原因としては、制作してから長い時間が経過したことによる経年劣化の可能性もあるが、作品を保管する環境や取扱いが悪い場合に発生するものも多い。状態を悪化させて作品の価値を下げないためにも、作品の保管や取扱いには十分に注意したほうがいいだろう。

鑑定証は取引の際に重要となる

作品が高額で取引されるような有名な作家となると、その作家が制作したと偽った作品である贋作が流通することがある。前述のように高額で取引されることもある藤島武二も例外ではなく、テレビの鑑定番組において、藤島武二の作品として鑑定された作品が贋作と鑑定されたこともある。

贋作は、作品の価値としては無いに等しく、取引において贋作と判明した時点で取引が中止となることもある。前述のテレビの鑑定番組においても、出品者の評価価格の何百分の一以下の価格で鑑定されている。つまり、もし、贋作を藤島武二の作品として取引した場合、取引に費やした費用がそのまま無駄になってしまう可能性が高いのである。

そのため、取引の際には鑑定証が重要となってくる。鑑定証とは、所定の鑑定機関が、この作品は藤島武二が手掛けた作品であると鑑定したもので、いわば藤島武二の本物の作品というお墨付きとなるものとなる。この鑑定証があれば、藤島武二の本物の作品ということになるので、安心して取引できることから、取引の際には鑑定証が重要となるのである。

所有している藤島武二の作品の鑑定証の有無を確認したほうがいいだろう。鑑定証については、本物であれば前述の所定の鑑定機関に依頼すれば鑑定証が入手できるが、手続きなどが複雑で一般人には難しい場合が多いので、鑑定証の取得を代行する業者に依頼したほうがいいだろう。

藤島武二の作品の売却する場合について

藤島武二の作品を売却する場合についてだが、できるだけ専門家に取引などを依頼したほうがいいだろう。業者に売却する場合は、藤島武二のような明治期に活躍した洋画家の作品の取引実績が豊富な業者に、オークションであれば、専門家が対応するアートオークション、もしくは専門家が出品を代行するオークション出品代行業者などである。

専門家に依頼するとそれ相応の費用が必要な場合もあるが、美術品を取引する場合は、面倒な手続きやトラブル対応などで、取引に対する豊富な経験美術品に対する深い知識が必要な場合がある。そのため、美術品の取引経験や知識が少ない一般人としては、専門家に依頼したほうが安心できるといえる。

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