鹿子木孟郎(かのこぎ たけしろう)洋画作品の価値・評価・買取相場・鑑定情報

鹿子木孟郎(かのこぎたけしろう)とは

鹿子木孟郎(かのこぎたけしろう)は、岡山県出身の洋画家である。明治7年(1874年)に生まれた鹿子木孟郎は、松原三五郎の画塾「天彩学舎」や小山正太郎の「不同舎」で洋画を学び才能を開花させた。その後渡仏し、そこでフランスの歴史画の大家であるジャン=ポール・ローランスに師事し、ジャン=ポール・ローランスの写実的な画風を習得した。

帰国後は、文展などを中心に活躍し、さらに京都で画塾を開いたほか関西美術院などでも後進の指導にあたり多くの洋画家を育成するなど、日本の洋画の普及にも大きく貢献した。

昭和7年(1932年)には、フランス政府よりシユヴアリエ・ド・ロルドル・ナシヨナル・ド・ラ・レジオンドヌール勲章を贈られた。

鹿子木孟郎の作品の価値は

写実的な画風で知られ、歴史画のほか肖像画などにも傑作が多い鹿子木孟郎の作品は、人気があり、高額で取引されることもある。

鹿子木孟郎の作品は、技法や図柄、作品の状態などにもよるが、数万円から数十万円で取引されることが多く人気作ともなると100万円を超える価格で取引されることもある。

鹿子木孟郎の作品の価値を決めるポイントについて

前述のように高額で取引されることもある鹿子木孟郎の作品であるが、作品の価値を決める要素は様々なものがあり、たとえ鹿子木孟郎の作品であっても、それらの要素の中に作品の価値にマイナスとなるようなものがあれば、作品の価値は下がり、それに伴い取引価格も下がる可能性がある。

ここに、鹿子木孟郎の作品の価値を決めるポイントについて簡単に記載していく。

作品中に鹿子木孟郎のサインがあれば需要が高くなることがある

作品中に鹿子木孟郎のサインがあれば需要が高くなることがあり、その場合取引価格も高くなる可能性が出てくる。

サインは、作品の制作過程の最後に入れられるものであるが、作品によってはサインがないものもある。ただ、作品として完成していれば、サインの有無は、作品の価値にあまり影響はない。

しかし、前述のようにサインは作品の制作過程の最後に入れられるものであることから、サインがあることで作品は完成する、と考える人もいる。そのような人の中には、作品を多く購入するコレクターもおり、サインのある作品を好んで購入することから、サインがない作品よりサインのある作品の需要が大きくなり、取引価格も高くなる可能性が出てくるのである。

所有している鹿子木孟郎の作品にサインがあるか確認をしたほうがいいだろう。洋画の場合は、作品中だけでなく作品の裏に書かれる事もあるので、作品中だけでなく作品の裏も確認をしたほうがいいだろう。

作品の状態が作品の価値に影響する

高額で取引されることもある鹿子木孟郎の作品であるが、作品の状態が悪い場合は、作品の価値は下がり、取引価格は下がる可能性が高い。作品の状態は、作品の価値を決める要素の中でも重視される傾向があり、作品の価値に影響することが多いためである。

作品の状態が悪いとして挙げられるものは、作品に切れ目などが入り破損する破け、作品の一部が失われる欠損、日光など紫外線を含む外光があたり色あせが発生する日焼け、湿気が高い状態で発生するシミカビ、温度変化などにより発生する絵具の乖離などがある。

発生する原因としては、作品が制作されてから長い時間が経過したことによる経年劣化もあるが、作品を保管する環境や作品の取扱いが悪いこともあげられる。

作品の状態を悪くして作品の価値を下げないためにも、作品の保管や取扱いには十分に注意したほうがいいだろう。

鑑定証は重要

作品が高額で取引されるような有名な作家となると、その作家が制作したと偽った贋作が流通してしまうことがある。贋作は、様々な目的で作られるが、はっきりしているのは、作者を偽っている限り、作品自体の出来に関係なく作品の価値は限りなく0に近いということである。もし、取引中に贋作であることが判明した場合は、その取引が中止となってしまうほどである。

そのため、もし贋作を贋作と気が付かずに鹿子木孟郎の作品として取引してしまった場合、多額の費用を費やしたあげく、ほとんど価値の無い贋作だけが手元に残った、という事態になりかねない。

そこで、作品の取引の際には、鑑定証が必要となる場合が多い。鑑定証とは、所定の鑑定機関が、これは鹿子木孟郎が手掛けた作品であると鑑定したことを証明するもので、作品と鑑定証が揃っていれば、鹿子木孟郎の本物と作品として、安心して取引ができるといえる。

所有している鹿子木孟郎の鑑定証を確認しておいたほうがいいだろう。鹿子木孟郎については、前述の所定の鑑定機関に依頼すれば取得することができるが、手続きなどが複雑であるため、鑑定証の取得を代行する業者に依頼した方がいいだろう。

鹿子木孟郎の作品を売却する場合について

鹿子木孟郎の作品を売却する場合についてだが、美術品の取引経験などがあまりない場合は、できるだけ専門家に取引を依頼したほうがいいだろう。

買取業者でいえば、鹿子木孟郎のような明治から昭和にかけて活躍した洋画家の作品の取引実績が豊富な買取業者オークションの場合は、専門家が対応するアートオークションやオークションでの取引を代行するオークション出品代行業者などである。

美術品の取引においては、複雑な手続きや問い合わせ、クレームなどのトラブル対応があり、これらを問題なく対応するには、美術品の取引に対する豊富な経験や美術品に対する深い知識が必要な場合が多い。美術品の取引経験があまりない一般人は、これらを持ち合わせていないので、これらを持ち合わせた専門家に依頼したほうがスムーズに対応ができるだろう。

専門家に依頼する場合は、それなりの費用がかかることもあるが、専門家が対応したほうが、一般人が対応するよりもリスクは少なく安心であり、そのための費用として考えれば、必要であるといえるだろう。

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