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「バイク買い取りします!」のチラシを貼られると盗難される件

読了目安:6分
更新日:2021/04/22
公開日:2017/02/20
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自身のバイクに不審なバイク買取店のチラシが貼られている、そのような話を聞いたことはないだろうか。数年前からそのような事件がインターネットを中心に話題となった。


Harley-Davidson motorcycle / big mike - DC

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数年前、バイクに不審な買取店のチラシが貼られる事件が発生

いったいなぜそのような事が起こっているのだろうか。

ある日突然「バイクを買い取ります」というようなチラシが貼られる

この事件の大まかな経緯としては、2013年前後から「バイク買取専門店MAX」と名乗る業者のチラシが駐車してあるバイクに貼られたということである。

チラシには「こちらのバイクを○万円で買い取ります」と印刷されており、そこに査定金額と思わしき数字と担当者の欄にも名前ではなく数字が手書きで記載されていた。

この事象が全国各地で発生しており、SNSで同時期に多数でアップされたり、また有名人でもその事象に遭ったことをTwitterでツイートするなどして、ちょっとした騒動となったのだ。

チラシを貼る際に違法行為も

ここまでの時点で相当怪しいチラシであることは明らかなのだが、そもそもチラシを貼ること自体もかなり問題がある方法で行われていた。というのも多くがマンションなどの敷地内に駐車しているバイクに貼られており、不法侵入であることだ。

酷いものは1軒屋などの自宅に駐車しているものにまで、侵入してチラシを貼っていたというから驚きだ。また中にはチラシを貼る際にバイクを破損されたという証言もあり、とにかく無秩序で無作法にチラシを貼りまくっていたようなのである。

そもそも店が存在しない

そしてこのチラシにはバイク買取専門店MAXの店名とともに、駅から徒歩何分といった情報が記載されているのだが、それだけで地図や住所がどこにも記載されておらず、所在がいっさいわからないものとなっていたのだ。

このことについて実際に該当する地域で店の存在を検索してみた当事者がいたのだが、やはりそのような店は存在しなかったようだ。

その当事者は記載されていた電話番号も検索し、その結果バイク買取店MAXのものとおぼしきネットの求人情報を発見している。この求人情報に住所が記載されていたのだが、この住所が実際は全く関係のない工場の住所となっており、結局所在はわからずじまいだったようだ。

何の目的で貼られているのか

このように存在しないバイク買取店のチラシを貼りつけて、何がしたいのかということであるが、当時様々な説が噂された。

バイクの窃盗団の手口ではないかとの推測

ひとつの仮説として窃盗団の手口ではないかと考えた者も多かった。この事件で貼られていたチラシの中にはほとんど値がつかないようなバイクに数万円の査定がされていたケースもあり、価格はダミーではないかとの見方があるのだ。

とにかく闇雲にバイクにチラシを貼りまくって、その後そのバイクを確認してチラシが貼られたままであれば使われずに長期間置かれたままのものということがわかるため、そのようなバイクをトラックで堂々と回収していくのではないかというのだ。

そのダミーの査定額と担当者番号も、その際に期間などを確認する暗号ではないかというわけだ。そもそもチラシの文言にはところどころ日本語が怪しい部分があり、それらも窃盗団ではないかとの疑念を強めているようだ。

買い叩くのが目的との推測も

先述の様に、値がつかないようなバイクにそれなりの価格がつけられていたケースもあるのだが、多くは相場価格より著しく低いものであった。

そのため、窃盗団というよりは表立って商売していない業者が、当たればもうけとばかりにバイクを買い叩く目的でチラシを貼ったのではとの見方もそれなりにされていたようだ。

実際に売ったという話も

この業者に実際に売ったという話もあるようだ。

電話番号に連絡するとすぐに買取に来たらしい。ただ、その際にかなりの安値で買い叩かれた上に、廃車手続きを業者のほうで行うという取り決めで一切を引き渡したものの、その後廃車手続きをしたという連絡がなく困ったことになったようだ。

真相はわからない

これらの推測をまとめてみると、やはり連絡があれば買い叩きつつも、チャンスがあれば盗んでいくという二段構えで活動していた窃盗団ではないかという考えが有力になる。 しかしこの事件、チラシを配布していた業者が実際にそれを利用して窃盗していたという事実までは確認できていないようで、これらは憶測の域を出ず真相はわからずじまいとなっている。ただ、どちらにしてもまともな業者ではなさそうだというのは間違いないだろう。

その後もまたチラシが発見される

このチラシの事件、2013年の際には同時多発的に各所で発見されたこともありそれなりの騒動になった。その後ネットで取り上げられることが減ったため収束したようにも見えるが、依然チラシは貼られ続けているようだ。

その後も同じようにチラシが各所で発見される

一旦ネットでの”騒動”が一段落したこともあって、2014年以降は積極的に調べない限り「バイク買取専門店MAX」のチラシに関する情報を目にすることはあまりなくなっている。しかし2014年以降もTwitterなどでチラチラと同じチラシを見かけたという報告が上がっており、チラシは現在でも貼られ続けているようである。

インターネットニュースの記者も遭遇

また2015年にはインターネットニュースの記者がこのチラシを自身の愛車に貼られたことを記事にしており、やはりチラシは貼られ続けていることが確認できる。記者は敷地に無断で侵入したことに対しクレームを入れたそうだが、その効果は正直無いようだ。

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気をつけるべきこと

この事件は各地で見られているようなので、決して他人事と思わず注意する必要がある。バイクを所持していない場合でも同様だ。

とにかく利用しない

実際に買取を行っている実態もあるようだが、架空の店舗を記載したりと何一つ信用ができない業者のため、まず利用しないことが肝心だ。よしんば売れたとしても先述のようにトラブルに見舞われる可能性が高い。

車でも似たような手口はある

バイクで特に話題になったものの、自動車でも同じような手口は存在しており、実際にチラシが貼られることもある。そのためバイクにかぎらず車でも長期間置きっぱなしなどにしないように気を付けよう。

車・バイクを持っていなくても注意する必要がある

それでは車やバイクを持っていなければ関係ないかというとそうでもない。

そもそも他人の敷地に無断で入ってチラシを貼っていっているのだからセキュリティ上かなり問題がある。そして定かではないものの窃盗をしているのであればそもそも犯罪者であるため、バイク以外の物に目をつけて盗まないとも限らない。

盗んでいる現場に遭遇すれば何かしらの危害を加えられる可能性もなくはない。そのため、バイクに貼られた買取のチラシを見かけた時点で、バイク所持の有無に関わらず防犯に注意する必要があるだろう。

まとめ

このように窃盗団のセンが濃いものの、この事件のはっきりとした真相は謎のままとなっている。しかし先述のようにまともな業者でないことは確かなので、見かけた際は注意するようにするのがいいだろう。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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