携帯電話・ガラケーと違って少し複雑なiPhone。説明書もなければ、誰かに教わることもなかなかない。しつこい勧誘の電話や出たくない人からの着信を拒否したいと思ったことはないだろうか。そこで今更ながらiPhoneで着信拒否する方法をお伝えしよう。
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iOS7で電話とメッセージ(メール)が拒否できるようになった
Screen Interaction - iOS7 / Janitors
iPhoneで着信拒否をする場合、2つの着信拒否がある。一つ目は「特定の相手からの着信拒否」。おそらく本コラムを読んでいる人はこちらを知りたいだろう。このコラムではもう一つ「電話に出られない時の着信拒否」についても方法を伝授する。
特定の相手からの着信拒否
やり方は簡単だ。着信履歴を開き、着信拒否をしたい電話番号の右側にある「i」ボタンをタップする。すると、情報画面が表示されるが、画面の一番下に「この発信者を着信拒否」という字が出てくる。連絡帳では詳細ページにこの文字が出てくる。この文字をタップすれば、着信拒否の設定は終了だ。
知らない人からの電話でも履歴を利用すれば簡単に着信拒否できる。着信拒否設定を解除する場合は、「設定」→「電話」→「着信拒否設定」をタップして該当する連絡先を解除すればよい。ただし、着信を拒否するとiPhone本体には履歴が残らず、携帯電話キャリアからの通知がくるのみになる。履歴が必要な場合は、着信拒否設定ではなく「おやすみモード」を活用してみるといいだろう。
非通知の相手からの着信を拒否する方法
相手の番号が非通知に設定されていると、着信拒否設定をすることができない。この場合は「おやすみモード」を利用し、連絡先に登録されていない相手からの着信をすべて拒否する方法を利用するといいだろう。
「設定」→「おやすみモード」を開いて、「今すぐオン/オフ」をオンにすると、画面右上に三日月のアイコンが表示される。時間指定や「繰り返しの着信」はオフに、通知のオプションは常にするに設定しておく。「繰り返しの着信」がオンになっていると、相手がしつこく電話をかけてきた時に通知されるので必ずオフにしておこう。
続いて「着信を許可」をタップし、すべての連絡先を選んで連絡先に登録されている人からの着信を受け取れるようにしておく。おやすみモードで着信拒否を設定すると、圏外にいる場合と同じアナウンスが流れる(留守番電話にも繋がる)。また、着信履歴もおやすみモードによる着信拒否をおこなっている間は、iPhone本体に残る。また、キャリアからの着信通知も届く。
着信拒否すると相手にバレるのか
着信拒否を設定する人が気にしているのは、その設定が相手にバレてしまうかどうかだろう。着信拒否を設定した状態で相手が電話をかけてくると、例えばau回線の場合は「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」といったアナウンスが流れる。これが、着信拒否設定をしておらず、留守番電話サービスに加入している場合や圏外などにいる時には伝言を残せるようなガイダンスが流れることになる。
iPhone本体の設定で着信拒否を設定した場合には、「ただいま電話に出ることができません、しばらくたってからお掛け直しください、ご利用ありがとうございました」というメッセージが流れたあと、自動的に電話が切れる。このメッセージは着信側の本体の電源が切れている時や、電波が繋がらない場所にいる時と同じメッセージになっている。
電話に出られないときの着信拒否はどうすればいい?
Meeting / ibm4381
会議中や電車の中など、重要な電話がかかってきたけれどその場では電話に出られない時や、何度も電話が続けてかかってくるようなケースでは、その場ですぐに対応しなければ、バイブレーターの振動が周囲に響いてしまうこともある。そんなときには、簡単に着信拒否できる方法を覚えておこう。
着信拒否の方法
- 1.電源ボタンを1回だけ押す。すると着信音が消える。
- 2.電源ボタンを2回押すと留守番電話に転送される。
マナーモードにしていないときに電話の音を消そうとして慌てることがあるが、とにかく電源ボタンをしっかり1回押せば大丈夫だ。
「後で通知」、「メッセージを送信」
また、iPhoneの電話機能には「後で通知」と「メッセージを送信」という便利機能が用意されている。「後で通知」機能を使えば、折り返して電話をかけるのを忘れないようリマインダーをセットすることができ、「メッセージを送信」機能を使えば、着信に気付いているというメッセージを相手に送ることができる。
留守番電話のメッセージを流すだけでは心配をかけてしまうような場合には、「現在電話に出られません」「向かっています」「あとでかけ直します」のほか、自身で設定しておいたメッセージが送られる。
有料サービスでも着信拒否が可能
Coins / Tax Credits
iPhoneでも各キャリアごとに着信拒否サービスを有料で行っている場合がある。こうしたサービスを利用すれば、非通知の電話の着信拒否もできるから大変便利だ。iPhone本体の着信拒否設定とは異なり、サーバーで拒否するため、iPhoneには着信履歴も残らない。
また、留守番電話サービスや転送サービスに登録している場合でも、メッセージを預かったり転送先へ繋がれることもない。ただし、特有のお断りガイダンスが相手側に流れてしまうため、着信拒否していることを察知されてしまう可能性は否定できない。
Softbank
ソフトバンクは、ソフトバンクが提供している「ナンバーブロック」を申し込めばOKだ。サービス単体で利用すると月々100円がかかるが、iPhone基本パックに入っている場合は無料で利用できる。着信した際相手側に流れるお断りガイダンスの内容は9種類から選択できるようになっている。
しかし、どれも固有のものなので、相手が調べてしまえば着信拒否設定していることはバレてしまうだろう。メッセージの内容としては拒否していることを伝えるものなので、あえて拒否していることを知らしめたい場合には効果的だ。
au・docomo
auは、「迷惑電話撃退サービス」が用意されている。同じく月々100円で利用できるようになっている。
ドコモは、「迷惑電話ストップサービス」というものが用意されている。指定した番号、または最後に着信し通話した番号からの着信をできなくするサービスで、最大30件まで設定可能。利用料金は無料だ。着信拒否設定すると、お断りのガイダンス「おかけになった電話番号への通話は、おつなぎできません」が流れて、電話を着信しなくなる。
いっそ新しく買い替える
古いモデルで上記の機能が使えない、またはいっそ電話番号を変えたい…そんな時は新しいiPhoneに買い替えてしまうのも一つの手。何の気兼ねもなく新品を購入できればいいが、突然の思い付きで高価な端末の出費は少々躊躇してしまう人も多いのではないだろうか。そんな時、中古のiPhoneもぜひ検討してみてほしい。
安く、新しいモデルを購入できるスママ
弊社が運営する弊社が運営するスママは、iPhoneをはじめとしたスマホやタブレット、PCといった家電専門のフリマサイだ。一般的なフリマアプリのように個人ユーザーが出品しているのではなく、中古業者が選りすぐりの端末を出品しているので高品質の中古スマートフォンを手に入れられるのが特徴。
徹底した品質チェック、万が一動作不具合が起きた際の返金制度とサポート体制が整っているので、安心して利用ができる。
不要なiPhoneも簡単に出品可能
また、不要になったiPhoneを売却することもできる。スママでは、出品作業や購入者とのやりとりを代わりにおこなう代行サービスを利用しての出品が可能。申し込んでスママに端末を送れば、それで手続きは完了だ。使わずに家に眠らせておくなら、スママに依頼して出品してもらおう。
まとめ
今さら聞けないiPhoneでの着信拒否方法についてまとめたが、いかがだっただろうか。iOS7からは設定から着信拒否が利用できるようになった。電話に出られないときのとっさの着信拒否も覚えておいたほうがいいだろう。また、各キャリアが提供している有料サービスも非通知での着信拒否もできるので、ガードを固くしたい場合にはおススメだ。