ボトムス・ズボンの買い取りについて紹介していく。ボトムスとは履くものを総称して呼ばれているが、この中にはズボンもスカートも含まれている。最近ではズボンとスカートが合わさったようなガウチョやスカンツもよく見かける。流行りのデザインのものは人気があるが、流行が終わるとすぐに売れなくなってしまうので注意が必要である。
流行のもの以外にも、ボトムス・ズボンを高く売る方法や手入れ方法について調べていく。
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ボトムス・ズボンにはどんな形状のものがあるか
ボトムス・ズボンの種類について紹介する。流行であるものとそうでないものとあるので、売る時期や期間もある程度幅が必要となるだろう。
まずはボトムスの中でもズボン、パンツ類について紹介する。
サルエルパンツ
股の部分が長めに作られており、太ももの中間付近からくるぶしあたりまでの生地がタイトに作られているものである。股下部分がかなり長いので、足が短く見えてしまうというデメリットもある。けれども履き心地がよく、少し前まで若者中心に人気のあったシルエットである。主に男性が着用していた。
最近では似たようなシルエットでヨガ用のウェアとして販売されているものもある。
ジーンズデニム
定番のズボンであるだろう。膝下の生地が左右に広がっているタイプのものもあるが(ローライズジーンズ)、最近ではタイトなつくりになっているスキニージーンズや七分丈のボーイズデニムなどが人気がある。ちなみにスキニージーンズの名前の由来としてはスキニー＝細すぎるという意味らしい。定番色の青以外にも特にスキニージーンズであれば黒や灰色、カーキなどバリエーションも豊富でありコーディネートするには重宝するものである。
また、先ほど紹介したボーイズデニムも人気がある。少し履いた感じゆとりがあるデザインだが、くるぶしかその上あたりで,ロールアップで履くのでスタイリッシュである。
ワイドパンツ
ワイドパンツについてはその名前の通りである。サルエルパンツのように股の部分での切り替え位置がなく、そのままウエスト位置から左右に広がっているものが多い。けれども緩やかな角度で左右に広がっている。これもよく男性が履いているのを見かける。
タックパンツ
タック＝折り目のことであり、ウエストから太ももの付け根あたりにあるズボンのラインのことである。ポリエステルやナイロンでできたズボンによくあるが、これは履きやすいスラックスパンツと同じである。折り目の数が多いほど、腰回りにゆとりがでるのと、普段よりは細くみえるという効果がある。
最近ではOLなど女性の方で会社勤めしている人はオフィスカジュアルとして着用している人が多い。特に職場で着用する場合は黒やネイビー、白といった色味のタックパンツが人気である。
最近ではストレッチ素材のものもあるのでおすすめである。
ジョガーパンツ
最近になってでてきたワードである。足元、裾にリブがついておりスキニーのようにそこに向かって細くなっているシルエットである。スニーカーと相性がいい。男性も女性も履いている最も多いシルエットがこのタイプのパンツであるだろう。
ガウチョ
最近ではスカートのようなシルエットでズボンであるものもある。これは今の流行なので売ろうと考えているのであれば早めの出品が望ましい。
他にもスカートについてはタイトスカートやシフォンスカートなどがあり、女性らしいシルエットは人気がある。
ボトムス・ズボンの人気ブランドや素材について
素材についてはまちまちである。ポリエステル素材のものが多いが、ジーンズ生地のものもズボンでは人気がある。夏にはコットン素材のスカートもある。また、冬用のガウチョパンツについては裏起毛の素材にしているものもある。
生地の素材については先ほどのボトムス・ズボンの種類のところで紹介したのでここでの紹介は省く。
そして、ボトムス・ズボンの人気のブランドであるがこれもどのブランドに限らず、その時の流行やシルエットなどのデザインと価格帯によってかなり差がある。
人気のブランドとしては、通販サイトのZOZOタウンを参考にしてみる。
上位ランキングのものでは季節によって変動はあるが、コレクトポイントのものは主に20代を中心に人気がある。例えばシンプルなデザインで人気があるものはグローバル・ワークのズボン類が多い。
また、同じ会社のブランドとしてはジーナシスやローリーズ・ファームのものも人気がある。これに関してはズボンであることやスカートであることのこだわりはない。割とリーズナブルな価格で手に入るところが人気である。けれどもシーズンを過ぎると大きく値下げしてセールになるのでなるべくシーズンオフになる前には売るようにしたい。
他にもイエナスローブ、ロペ、ナノユニバース、ジャーナルスタンダードなどのブランドも人気がある。ウィゴーも人気があるが、セールになると1000円を切ることもあるので出品してもあまり高値では売れない。数百円ほどにしかならないだろう。
ここまでは女性用をメインに紹介している。
男性用としては同じくコレクトポイントのブランドでレイジーブルーのパンツが人気がある。他には同じ系列でHAREもある。また少し値段が張るブランドで人気のあるものはビームスやSTUDIOUS、そしてアーバンリサーチなどがある。アーバンリサーチは女性ものでも人気がある。あとはビューティーアンドユースなどがある。
ズボンやパンツについては固定した人気のブランドというものはなく、その時のデザインによって左右される。価格的にもう少しハイブランドになると固定の人気層があるかもしれない。
買い取り相場
ボトムスの買い取り相場については大体数百円から3000円ほどで買い取られているようである。中古品を古着屋やリサイクルショップに持って行く場合はこれよりも下になるだろう。ブランドもので商品が販売されてからすぐに売ってしまう場合は定価の９割近く値段があっても売れる場合があるので、頻繁にチェックするといいだろう。
新品であろうが、中古品であろうが、清潔感があり、使用感が少ないのであれば売れる可能性は高くなるので見せ方がポイントになるだろう。
高く売るコツ
何故初めの方でボトムスの種類について細かく説明したかというと、出品をする際に自分が売りたいボトムスの種類が分からなければ説明文やタイトルに迷うからである。ブランドやその時の売っているサイト情報を添付できるのであれば特に問題ないのだが、早いものであれば1年しないうちに販売していたサイトURLが無効になってしまっている。なので、どのような素材でシルエットがこのようなもので、という説明は最低限しておいた方がいいだろう。
高く売るためのコツとしては、ワードを絞ってタイトルを付けるといいかもしれない。というのも、検索をするときにボトムス、ズボン、パンツなど単体で入力するとヒットしてもたくさん検索結果が出てしまい目的のものがどれか見落としてしまう可能性が高いからだ。
こういった場合はなるべく検索ワードを絞るように先ほどのボトムスの種類と見比べてタイトルを付けるといい。また、ブランド名がわかるのであればタイトルにスペースを空けて表示しておくといいだろう。
他にも、出品の時に気を付けておくべきことは送料無料にしておくことだ。なので価格設定はその送料分含んだ金額にしておくこと。
また、写真はなるべく明るく見えるように撮影したものを選ぶこと。そして通販などで購入した場合はサイトから写真をとって、モデルの着用した様子がわかるようにしておくといいだろう。もの単体だけではどのようなシルエットかわかりにくいので。
そして、出品するもの自身も綺麗な状態であることが望ましい。ズボンの場合は膝部分の裏にシワができるので出品する前にアイロンをしておくといいだろう。これも洗濯表示に従ってするように。
手入れや保管方法
ボトムスやズボンは綺麗な状態でできれば出品してほしい。なので、新品の状態とまでは言わないが、せめてシワとシミはつかないように気をつけよう。
最初に紹介したように、これらのボトムスの素材は物によってまちまちなので洗濯表示に従って洗濯をするしかない。そして、膝あたりまで丈のあるズボンについては雨の日や濡れた路面を歩いていると跳ね返りの泥水がズボンの裾につくこともある。それが付くとすぐシミになって取れなくなってしまうのでなるべく早めにシミとりの洗剤で浸けて取るようにしてほしい。
基本的に皮膚に直接触れる部分や裾のように汚れやすいところはお湯とシミ取り用洗剤などで浸けおきをしてから洗濯機にかけるようにすると良いだろう。また、洗濯するときも例えばシフォンスカートのような生地が繊細なものはそのまま洗濯機に入れるのではなくネットに入れてからかけるようにしてほしい。
また、ウールなどシワになりやすい素材もあるのでなるべく脱水したらすぐに干すようにしよう。手でシワを伸ばしてから干すのでも、後でアイロンをかけるのでも良い。
高く効率よく売るため
効率よく売るためにはなるべく綺麗になるように、使用感を少なくするように心がけて手入れをしてほしい。ボトムスについては需要があるのと、誰でも気軽に履けるのでトップスよりは売れる可能性が高い。なので、出品するときは特徴がわかるように説明を入れて、セール価格になっている場合は値段を下げることも考えたほうがいいだろう。
