要らなくなったときどのように処分すればいいのか、悩む方も多いだろう。とくにそのなかでも文房具の処分方法について、本コラムでは紹介してわけだが、文房具といってもここでは、万年筆に焦点を絞って、万年筆の処分費用や処分方法などを述べていくので、この機会に押さえておこう。
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万年筆の処分費用はどれくらいかかるのか?
最初に述べていくのは、万年筆を処分するときどれくらいの費用がかかるのかという点について。意外と処分する前に費用がかかることを知ることが多く、処分費用がどれくらいかかるのか知らない人も多いだろう。
基本、万年筆の処分費用はかからない
万年筆の処分費用をリサーチしてみたが、基本的に万年筆を捨てて処分するとき、とくに別途で費用がかかるということはない。ただ、これは各自治体によって処分方法は変わるので注意は必要だ。また、次の点も各自治体によって違うのだが、万年筆のインクは別の処分方法がある自治体が多いので、捨てるときにはしっかりと確認しておくべきだろう。とにかく、基本的には万年筆はごみとして無料処分ができるものではある。
万年筆は捨てる処分ではなく、売る検討を…
ただ、万年筆の処分費用が無料だからと言って、安易に捨てるのは少し考え直してもらいたい。なぜなら、中古市場で万年筆のような文房具は非常に人気が高く、売れ筋のアイテムだからだ。そんな売れる可能性のあるアイテムを、そのまま捨ててしまうのは、やはりもったいないと言えるだろう。万年筆を集めているコレクターは多く、中古市場で高額査定が期待できるので、売る処分を検討するべきだ。
万年筆の処分方法は…
次は万年筆の処分方法について述べていこう。捨てて処分する以外にどのような処分方法があるかと言えば、売る処分ではあるが、ただ売ると言っても、売る処分自体いろいろな方法があるので、この機会に押さえておくといいだろう。
リサイクルショップなどの業者で売る
まず、売る処分で思いつくのが、リサイクルショップなどの業者で売る方法だ。売る処分方法として基本的で一番認知度の高い手段である。ただ、今ではその業者の数も増えてきており、店舗などの従来の業者はもちろん、ネット上で事業を行なう買取業者も増えてきているので、業者で売る場合にはリサーチはしっかりして、信頼できる業者を探して売る必要があるだろう。
フリマアプリで売る
次に紹介する方法は、最近、利用者数も増加傾向にある人気のネットサービスであるフリマアプリ。このフリマアプリはスマホやタブレットでも簡単に出品手続きはもちろん、購入までできるサービスで、また、個人間での売買交渉となるため売れる金額も高いため、非常に人気のサービスである。今後はこのようなサービスで売ることが主流になると予想されているが、すでに主流になりつつある市場であることは間違いない。このようなフリマアプリでも万年筆は多く出品されている。
ネットオークションで売る
そして、ネットサービスでも昔から人気のサービスが、ネットオークションである。このネットオークションもフリマアプリと同様にスマホやタブレットなどの進化とともに利用者数を増やしている。また、フリマアプリとの違いと言えばやはり入札方式での売買になるだろう。入札方式つまりオークション形式のため、レアなアイテムや人気のアイテムは入札が多くなり、入札額が競るため高額で売れることが多い。ここで取り上げている万年筆は、そのなかでも値が高騰しやすいアイテムである。
万年筆の相場や高く売れるポイント
では、ここで最後となるが、この万年筆がどれくらいの金額で売れるものなのか、また売るときのポイントなどをリサーチしたので、紹介していこう。
万年筆はどれくらいの金額で売れるのか?
メルカリ
- パーカー 万年筆・ボールペンセット…12,510円
- COACH 万年筆…1,800円
- モンブラン 万年筆…6,500円
- アニエスベー 万年筆…1,200円
- PLATINUM万年筆 18K 細字…5,000円
- 未使用:モンブラン万年筆 シェイクスピア…75,000円
ヤフオク
- アウロラ万年筆限定品オプティマ360 モンヴィゾ Monviso 18K F…44,000円
- パイロット創立65周年記念万年筆…127,010円
- モンブラン アガサ・クリスティー 万年筆 作家シリーズ…151,600円
- ペリカン スーベレーン m800 茶縞 万年筆…62,800円
- 希少品 ペリカン万年筆 ヴァイブラントブルー EF…37,800円
- HERO 英雄社 万年筆 香港回帰周年記念金筆 シルバー925…39,551円
業者買取
- モンブラン 万年筆 マイスターシュテュック…30,000円
- ペリカン 万年筆 リミテッドエディション 1931 トレド…180,000円
- グラフフォンファーバーカステル 万年筆 イントゥイション アイボリー…10,000円
- 万年筆 ラミー2000 エディション2000…18,000円
- アウロラ 万年筆 75周年記念 ゴールドプレート…43,000円
- デルタ 万年筆 ヴィア ベネット ブラック…11,000円
上記が各サービスでの万年筆の相場になる。相場からみてわかるように、この万年筆の相場は高い。なかには数十万円で売れる万年筆もあるようだ。これだけ、万年筆は中古市場で人気のアイテムなので、捨てるのはもったいないのである。
人気の万年筆は高く売れる
では、その相場からどのような万年筆が高く売れるのかについて述べていこう。万年筆はいろいろな文房具メーカーから販売されていて、万年筆の種類も多いので売れる金額に差もある。高く売れる万年筆はどこのメーカーのアイテムなのかで、決まってくるアイテムだ。相場をみてもわかるように、人気メーカーの万年筆は非常に高い金額で売れている。モンブラン、ラミー、ペリカン、アウロラ、パイロットなどのメーカーが高額で売れる傾向にあるようだ。このようない万年筆のメーカーもある程度、チャックしておくといいかもしれない。
ケースや予備インクなどの付属品も一緒に売るべき
また、万年筆を売るときには、高額で売れるものであればあるほど、ケースや証明書、予備インクなどの付属品を忘れずに売ったほうがいい。ケースや証明書、予備インクなどの付属品を一緒に売ることで売れる金額は変わってくる。ケースや保証書などは本物を証明できるアイテムでもあるためニーズが高いので覚えておくといい。
まとめ
ここまで、万年筆の処分費用や売る処分方法などのポイントについて述べてきた。まず、万年筆は中古市場で人気アイテムとなっており、売れ筋のアイテムであるため、捨てて処分するのは、あまりにももったいないと言える。相場からみてわかるように、人気メーカーの万年筆であれば、数万円〜数十万円で売れることもよくあるので、ここでのポイントや情報を参考にして、万年筆を処分しよう。