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【保存版】絵画作品の転売・せどりノウハウまとめ

読了目安:10分
更新日:2018/12/19
公開日:2017/05/01
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絵画に関する知識が豊富なコレクターの中には、自分の所有作品の売却によって利益を得続ける転売やせどりを行う人達も僅かに存在する。人気テレビ番組・開運なんでも鑑定団などを見ていれば、その鑑定額から絵画の転売に対する良いイメージを受けるかもしれない。しかしそれだけ高い価値のある絵画や美術品には、せどりや転売を行う上で多くの注意点ハードルが存在するため、こういったリスクや難点に目を向けた上で「自分に絵画のせどりや転売が合っているのか?」を確認するのが理想と言えるだろう。

今回は、絵画のせどりに興味を持つ皆さんに、このカテゴリで転売を行う際のノウハウを徹底解説していきたい。

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全ての商品に共通するせどりのメリット

上級者向けとも言える絵画の転売を紹介する前に、初心者でも始められる一般商品のせどりにおけるメリットデメリットから見ていこう。

リスクが少ない

商品の転売で生じた手数料や取次料、仕入れ値と売値の差額でお金を設けるせどりは、比較的リスクの低いビジネスとして注目されている。例えば、中古市場で人気の高い商品10個を安く仕入れて、それ以上の金額で転売すれば、確実に利益が得られる。また転売のノウハウ把握や自信がついたタイミングで徐々に仕入れを増やすこともできるため、一気に莫大な収入が入ることのあるアフィリエイトなどと比べれば、コツコツ頑張った結果が直接的に出るビジネスと捉えて良いだろう。

仕入れ資金があれば比較的すぐに始められる

仕入れた商品を転売するだけのせどりには、一般商店の経営と比べれば遥かに簡単に始められるビジネスだ。また転売を行う上で必要になるパソコンや梱包材もインターネット通販で簡単に手に入れられるため、新店舗オープンに向けて内装・外装工事の必要な一般店舗と比べれば遥かに初期費用もかからないビジネスと捉えて良いだろう。

自由な時間の使い方ができる

インターネットオークションでせどりを行う際には、昼夜問わず好きな時間帯に仕事ができる。また昼間に会社で働く会社員や、育児に忙しい女性などでもせどりは副業として行えるため、自分のライフスタイルに合った働き方を目指す皆さんにもより良い収入源になると捉えて良いだろう。

全ての商品に共通するせどりのデメリット

せどりの実態を把握するために、デメリットについても少し見ていこう。

不労所得ではない

転売によって生じる手数料や差額が利益となるせどりは、コツコツ売買を繰り返す必要のあるビジネスだ。また自分の行おうとするカテゴリで高い利益率を出すためには、商品の相場トレンドといった調査や勉強も必要となってくるため、アフィリエイトなどとは少し利益の得られるイメージの異なるビジネスと捉えた方が良いだろう。

取扱い商品によって利益率が大きく異なる

せどりの利益率は、商品カテゴリによって大きく変わってくる。例えば研究者などからも人気の高い専門書であれば、数百円で買った本を数千円で転売することもできる。これに対してプレミア的な価値のない一般中古CDなどの場合は、1枚の利益が数十円~数百円というレベルとなるため、生計を立てるだけの収入が必要ならカテゴリ選びにも注意をすべきだと言えるだろう。

狭い部屋ではできない

せどりで生計を立てるには、それだけ多くの商品を一時保管する場所が必要となる。また事業が軌道に乗れば売約した発送予定商品の置き場所も必要となるため、自分の生活するスペースだけでは本格的なせどりや転売ビジネスは難しいと捉えて良いだろう。

古物商許可申請に費用が必要となる

今後せどりを継続的に行っていくには、最寄りの警察署で古物商許可申請を出さなければならない。古物商許可をとっておくと、プロ向けに開催される古物市場にも出入りしやすくなる。しかしこの申請には19,000円の費用がかかるため、注意が必要だ。

絵画せどりと一般商品せどりの違いとは?

ここまで紹介してきた内容は、せどりビジネスで多く取り扱われている書籍や中古CDなどに関するものだ。これに対して当ページの主テーマとなる絵画の転売については、注意すべきポイントやハードルが非常にたくさん存在している

絵画に精通した人だけができる

まず絵画のせどりを行う上で最も大切なのは、自分が仕入れるカテゴリの作品に対してそれなりの知識が必要という点だ。例えば、遺産相続した大量の絵画を転売しようと考えるレベルなら、コレクターだった故人を信頼して売りに出すこともできるだろう。しかしヤフオクなどへの出品で購入希望者から「この作品は何年代のものですか?」とか「この作品は本物ですか?」といった問い合わせが入った時、絵画知識のない人は相手に明確な返答ができないことによって不信感を与える可能性も出てくるのだ。

真贋が厳しく問われる

絵画の転売をビジネスとして行うなら、自分の仕入れた作品全てに対して「本物です!」と自信を持って言える状況も作らなければならない。作品の転売先や鑑定士のいる美術品オークション市場や買取業者であれば、万が一贋作を所有していても、次のコレクターの手に渡る前に指摘をしてもらえることだろう。しかし偽物を仕入れてしまった時点で無駄な買い物をしたと考えると、単なるコレクションではない限り、それなりの利益を出し続けるには確実に高値のつく本物を仕入れ続けることが必要になると捉えるようにして欲しい。

それなりの資金力が必要となる

絵画や美術品のせどりが上級者向けである理由には、このカテゴリの仕入れに高いお金がかかるという背景も関係している。例えば、1枚20,000円で仕入れた絵画を30,000円で転売しても、利益はたったの10,000円にしかならない

これに対して美術品オークション市場で注目されるような人気作家の描いた絵画やポスターの場合は、1枚1,000,000円で購入した作品に2,000,000円~3,000,000円もの落札額が付くことも珍しくないため、それだけ多くの利益率を狙うなら資金力も欠かせない要素になってくるだろう。

譲渡所得の対象になる可能性も高い

転売価格が大きな絵画は、譲渡所得についても考えなければならない。譲渡所得は、1点あたりの価格が30万円以上だった場合に、税金計算の対象となる。例えば、40万円で仕入れた絵画を45万円で売却した時には、取得費用を差し引いた金額が5万円ということで譲渡所得の対象にはならない。しかし1組の取引で30万円を超えた場合は、毎回必ずチェックが必要となるため、単価の安い本やCDと比べれば遥かに税申告の注意点が多いと捉えて良いだろう。

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絵画のせどりや転売を始めるノウハウ

絵画のせどりにおける実態が見えてきたところで、続いて本格的にこのカテゴリで転売を行う皆さんに具体的なノウハウをご紹介していきたい。

古物市場で絵画を仕入れる

せどりを目的に利益の出る美術品を安くたくさん仕入れる必要のある人達におすすめとなるのが、古物商許可を持つ業者だけが利用できる古物市場の存在だ。古物市場と呼ばれるオークションに参加すれば、安い仕入れ費用で質の良い絵画作品を手に入れられる。またこうしたプロの集まる市場は真贋の判定についても厳しいため、ヤフオクなどを利用するより遥かに信頼できる作品と出会えることだろう。

絵画の保管に適した環境を作る

紙と絵の具などの画材で作られた美術品は、湿気紫外線汚れた空気の影響を受けやすい存在だ。特に高温多湿の空間に絵画を置いておくと、経年劣化だけでなくカビなどが生えるリスクもあるため、美術品が利益を生む大事な商品と考えると、温度や湿度をきちんと管理した専用の部屋を設けることも必要だと言えるだろう。

絵画のせどりにヤフオクやメルカリは使える?

初めてせどりや転売を行う人達は、個人が利用できる商品売却法として最も手軽なヤフオクやメルカリを活用しようと考える。そしてヤフオクなどの画面を実際に開いてみると、10万点以上もの絵画が出品されているものも事実だ。しかし絵画のような美術品は、こういったWEBサービスの利用に適さない傾向もあるため、これから紹介するさまざまな注意点を頭に入れた上で利用をするべきだと言えるだろう。

絵画転売NGではない

ヤフオクやメルカリにおいて、絵画や美術品のせどりや転売にNGが出されているわけではない。しかし大変細かな出品ルールを設けるヤフオクでは、作家が特定されている絵画作品について真作(本物)もしくは模写の明記をすることを出品者に義務付けている。こうしたルールが存在するということは、ヤフオク側で出品者に対して真贋の把握をするように促しているとも捉えて良いだろう。

ノンクレームノンリターンと書けない

絵画作品の転売において本物か?偽物か?が大事な要素であることを把握するヤフオクでは、商品情報内で真作と明記した作品が模写だったと発覚した場合に、購入者からの返品を受け付けるように出品ルールの中で促している。こうした規約のあるヤフオクで絵画のせどりを行う際に、真作であるにもかかわらずノンクレームノンリターンと書いてしまうのはヤフオク使用規約に違反すると捉えて良いだろう。

出品ルールがあれば贋作と遭遇しない?

絵画転売における出品ルールは、出品者と落札者の間に生じるトラブルを防いでくれる。しかし画廊や古美術商以外の素人が出品している場合は、本人自身も真贋の判断がつかないこともあるため、商品情報の記載が100%信頼できるわけではないと捉えた方が良いだろう。また真贋に関するトラブルが生じるとその対応だけで時間や労力を費やしてしまうため、ヤフオクやメルカリから仕入れを行う際には、こうしたリスクがあることを頭に入れた上で利用をするべきだと言えるだろう。

ヤフオクでは作品の全体像が見えない

ヤフオクやメルカリ利用で想定されるトラブルには、商品コンディションによるものがある。例えば、商品情報内に「とてもきれいなお品物です」と書かれていても、それは出品者の主観でしかない場合もあるのだ。また数枚の写真で作品のコンディションを把握するヤフオクには、敢えて作品の価値を下げる傷や汚れを掲載しない悪質な出品者も存在するため、古物市場や画廊で絵画を買う場合と比べて失敗をするリスクはかなり高いと断言できる。

数百万円レベルの絵画転売にヤフオクやメルカリは適さない

このように売る側・買う側という双方に素人がほとんどとなるインターネットオークションは、真贋に関わるリスクやトラブルが多い理由でも高額美術品の売買には適さないと考えられる。これに対してサザビーズやクリスティーズといった企業で行われている美術品オークションなら、会社側が責任を負うことによって贋作を掴むトラブルもない。また美術品オークションには資金力の高い世界の富裕層が集まるため、数百万円以上の価値のある絵画を持っているなら、後者を利用するのが賢い転売に繋がると言えるだろう。

まとめ

ここまで紹介してきた絵画せどりや転売に関するポイントをまとめると、下記3つの結論にたどり着く。

せどりを行う本人も絵画の知識を高める

上級者向けアイテムとも言える絵画や古美術品で転売を行うなら、売れる作品・売れない作品の傾向も含めてさまざまな知識を習得する必要がある。また信頼できる古美術商との出逢いも商品知識を高めるきっかけになるため、積極的に美術品イベントや古物市場、画廊などに出向いてスタッフとコミュニケーションを図ると良いだろう。こうした基礎知識がしっかり身に付いてくると、仕入先や売却先選びにおける判断も確実かつスムーズになっていく。

古物市場を利用する

ノーリスク・ハイリターンを狙うなら、ヤフオクやメルカリよりも古物市場の利用が理想となる。古物商許可があれば自分の所有する作品の出品もできるため、古物市場の積極的活用をしていればヤフオクやメルカリを利用する必要性もなくなると捉えて良いだろう。

買取業者のオンライン査定を活用する

遺産相続や友人からの寄贈により既にいくつかの絵画やポスターなどを所有しているなら、写真を送付するだけで査定額を教えてくれる買取業者を利用してみても良い。こうした専門店を活用すれば、既存の美術品における真贋についても明確になる。また中には古物市場より買取業者の方が高値を付ける絵画もあるため、作品によって売り方・仕入れ方の工夫をしていくこともより良い利益率に繋がると捉えて良いだろう。

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会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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