【女性向け】高く売れるおすすめ香水ブランド8選とコンセプトまとめ

香りを判断する臭覚は、人間の五感の中でも『感情』にダイレクトに作用する。そのため、人々は古今東西、生活の中で様々な工夫をこらして「いい香り」をかもしだすアイテムを作り出し、心地よい気分になることを追求してきたのだろう。そして現代において、香りを作り出す定番のアイテムといえば香水だ。

しかし、いざ香水を買ってみると「お気に入りの香り」を見つけるのはなかなか難しい。購入して使ってみたけれど、飽きてしまったり、やはり好きな匂いではなかったといったケース、さらには恋人からプレゼントされたものの、好きな香りではなかった場合など、香水が不要になってしまうことが多々ある。本コラムでは、高い価格で買い取りしてもらえる香水のブランドを8つ紹介しよう。

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クリスチャンディオール

Christian Dior - Hypnotic Poison (Milla Jovovich) / wvfonseca

クリスチャンディオールの香水は、もともとVIP専用の商品で、市場に出さないというコンセプトだったという。程良い優雅な香りが特徴で、当時は新作を待ち望むセレブたちであふれていたと言われている。きつすぎず、ゆるすぎず、幅広い層の女性に受け入れられる香水と言えるだろう。

人気のシリーズは「ミスディオール」

特に人気のシリーズは、「ミスディオール」。女性用香水の人気ランキングには、常に３位以内にランクインするほど支持が厚いものとなっている。ジャニス・ジョプリンの“Piece of my heart”が流れるナタリー・ポートマン出演のテレビCMも鮮烈な印象を残した。

ゲラン

3 of My Favorite Scents are by Guerlain / Paeonia*

ゲランは1828年に始まった歴史ある香水や化粧品のブランドである。創業時より数々の王侯貴族の支持を集め、ナポレオン三世の皇后に香水を献上したことで、その評判は不動のものとなった。セクシーでオリエンタルな香りは上品さが感じられ、若い女性というよりも大人の女性にぴったりだ。

入手困難な「チェリーブロッサム」

ゲランの香水の中でも、1999年発売の「チェリーブロッサム」というアイテムは、桜の匂いが香る日本をイメージしたもので、軽やかな香り立ちがすっきりと美しい。入手困難な商品となっているため、高価格での買取が期待できる。

シャネル

Chanel / krheesy

女性のファッションを大きく変えたと言われている、ココ・シャネルのブランドが提供する香水シリーズ。香り立ちが高く、濃厚な匂いを持つのが特徴であり、しっとりとした重みが長く続く香水が多い。特に「シャネルNo.5」という香水の名は、誰もが聞いたことのある香水のベストセラー。あのマリリン・モンローが愛用していことで、その人気・知名度が世界中に広がった。

シャネルと言えば「No.5」

シャネルはブランド名がどこの国へ行っても通用するため、世界共通で価値のある香水として扱われる。中でも「No.5」の知名度は抜群だ。ちなみに現在の「シャネルNo.5」のキャラクターはリリー＝ローズ・デップ。言わずと知れたあのジョニー・デップの娘である。

ジャンパトゥ

joy / _sarchi

ジャスミンの華やかな香りで知られるジャンパトゥの香水。中でも、1930年に発売された「JOY」は有名だ。バラやジャスミンなどの天然成分を100種類以上調合し、複雑さを超越した、シンプルで重厚な甘さは世の女性を虜にした。約10,600個のジャスミンと336個のローズ・ドゥ・メ（香料用に栽培されたバラの一種）が凝縮されているという。シャネルの「No.5」に次いで世界で2番目に売れた香水としても知られる。

エレガントな女性にふさわしい「JOY」

ジャスミンは香りの強い印象があるが、ジャンパトゥの香水は不思議と嫌みのない純粋な香りになっており、エレガントな女性にふさわしい。優雅な気持ちを味わいたい方々におすすめだ。ちなみに2013年には、ジャン・パトゥがクチュールメゾンをパリに開業してから100周年を記念した「JOY」の新作、「JOY FOREVER」も発売されている（日本では2014年に発売）。こちらは「JOYの娘」と表現されるような、「JOY」を現代的に解釈した爽やかな香りが特徴的。

ブルガリ

7012 / Ocean Walk Marketing Inc

120年もの歴史を持つ人気のブランド。香水アイテムといえばフランス発祥のものが多いなか、ブルガリはイタリアのブランドだ。もともとは1884年に、ソティリオ・ブルガリがローマに開業した高級宝飾店がブランドの始まり。ブルガリの香水は1990年代に入ってから発売されている。

緑茶がテーマの「オ・パフメ オーテヴェール」

ブルガリは、ダージリンティーやジャスミンティーを配合したティーシリーズが有名。中でも緑茶がテーマとなった「オ・パフメ オーテヴェール」の爽やかな香りは、男女を問わずに使用できることでも知られる。癒し効果や爽快感が強く、実際男性にも愛用者が多い。匂いに物足りなさを感じるという方もいるが、フォーマルな場でも安心して使用できる香水のため、用途は幅広い。

ニナリッチ

Nina Ricci / Martina Griffi

ニナリッチは、シンプルながらキュートさをかもしだすデザインボトルが多いため、若い女性にも人気のブランドである。ブランドの起源は1932年にイタリア人のマリア・ニナ・リッチがパリで開業したオートクチュールメゾンに端を発する。フレグランス部門はマリアの息子、ロベルト・リッチが1941年に開設した。

ニナリッチの代名詞「レール・デュ・タン」

ニナリッチの香水と言えば、1948年に発表され、今なお世界中で愛されている「レール・デュ・タン」だ。クリスタルの2羽の鳩が冠されたルネ・ラリックの手によるボトルとともに、愛と自由を象徴すると言われる。フローラル、フルーティと形容される香りは、女性らしさをさりげなく演出してくれる。時代を超えて愛されるクラシックモダンの香りは、パーティーなどで使用して女子力を上げるためにも有効なアイテムと言えるだろう。

エルメス

Hermès - Collection Jardins Hermès / wvfonseca

今でこそ、高級ファッションブランドというイメージが強いエルメスだが、元々は馬具工房としての歴史がある。しかし、自動車の発達を予見して牛皮を使用したバッグやベルトを製作し始めたのは有名なエピソードとして知られる。

ユニセックスで使用可能な「ナイルの庭」

エルメスが持つ数々の有名アイテムに負けないほどの人気を獲得している香水が、「庭シリーズ」である。2004年にエルメスの専属調香師に就任したジャン＝クロード・エレナが手がけた人気シリーズだ。柑橘類や植物、自然が醸し出す香りを特徴とし、優雅で洗練された癒しの時間を与えてくれる。男女兼用で使用できる商品も多いので、需要が高い。もっとも人気が高いと言われるのが「ナイルの庭」。香りはさわやかで奥深く、やはりユニセックスで使用できる。

クロエ

love chloe and chanel quartz / Idhren

クロエは、既製服市場の草分け的存在として、1952年エジプト出身のギャビー・アギョンによって創設されたフランスのファッションブランドだ。香水アイテムを扱うようになったのは2008年からと比較的新しい。

女性の支持が厚い「オードパルファム」

ローズを基調とした香りが多く、透明感と温かみを醸し出すクロエの香水。その中でも人気なのが「オードパルファム」。個性的で自立した大人な女性をイメージするかのような意表をついたアンバランスさも人気の秘密だ。女性の支持が厚く、男性にも好まれる香りのため、若い女性も含め需要が高いアイテムとなっている。

ヒカカク！に掲載されている香水買取業者

上記のような人気香水を売る際は、いくつかの買取業者を比べてみて高値で買い取ってくれる所を選択すると良いだろう。ここでは、ヒカカク！に掲載されている業者の中でも、評判の高い2つのお店を紹介するので参考にしてほしい。

マクサス

なんでも買取の「マクサス」は、香水でもしっかりとした査定をしてくれる。出張買取サービスを使って、気軽に査定を依頼してみて欲しい。

ワンダーグー

ゲームやCDをメインに取り扱っている「ワンダーグー」だが、香水の買取にも対応してくれる。香水以外のものと一緒にまとめて買取してもらい、全体の査定価格を上げるという選択もできる。

リライフクラブ

コスメや香水の買取を専門におこなっている「リライフクラブ」は、使いかけのコスメや香水も買取対象になる。経験豊富な女性スタッフが査定してくれるので、安心して査定に出すことができる。不要な化粧ポーチなども買い取ってくれるので、自宅に眠っているならぜひ一緒に査定に出してみてほしい。

人気の高い香水は需要があるので高く売れる！

以上、高く売れるおすすめ香水ブランド8選を紹介した。あなたももう一度、コスメボックスの中を、覗いてみたらいかがだろうか。未開封の新品はもちろん、使用済の中古アイテムでも買い取り可の店舗も多い。香水の買取業者一覧で、まずは高く売れそうなショップを比較してみるといいだろう。