【実際に査定依頼した方のクチコミ・体験談を掲載中】
「故障した軽自動車は買い取ってもらえないのだろうか」と疑問に思っている人もいるのではないだろうか。故障車を処分しようとすると、費用がかかってしまうことも。
そこで、この記事では壊れた軽自動車、古い軽自動車が売れるのかどうかを詳しく解説していく。査定ポイントも紹介しているため、故障車の処分に困っている人はぜひ参考にしてほしい。
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軽自動車とは
軽自動車とは、日本の自動車の規格の中でも最も小さいクルマで、全長 3,400mm以下、全幅 1,480mm以下、全高 2,000mm以下、排気量660cc以下、定員 4名以下、貨物積載量 350kg以下を満たす車両を指す。
一般的にナンバープレートが、自家用は黄色地に黒文字、事業用は黒地に黄色文字となっている車両のことだ。これだけ普及していることからも(むしろ説明はもはや蛇足だったかもしれないが)、では、なぜこのように軽自動車が日本では売れるのであろうか。
軽自動車の魅力
ここではまず、軽自動車がなぜそんなに人気なのか、その魅力について見ていくこととする。
ファーストカーとしての選択肢に
バブル以前の軽自動車のイメージといえば、パワーが無く、走行性能が低い、人や荷物が多く載せられず不便である、ボディが軽く事故の時に危険を伴う等、マイナスイメージが強く「安っぽい車」と考えられてきた。
しかし、バブル崩壊以降、これらのイメージは大きく覆ることとなる。エンジンに代表される走行性能の向上や装備の充実によって、むしろ、軽自動車の姿が魅力的に映るようになり、ファーストカーとしても選択肢に入るようになった。
価格が安い
軽自動車の魅力はさまざまだが、まず、単純に普通車よりも車両本体の価格が安いことは、人気を呼んでいる大きな理由だろう。とりわけ近年は、普通車の価格が上昇傾向にある。軽自動車も金額の幅は出てきているものの、普通車に比べればリーズナブルなのは間違いない。
その他、税金や保険料でも普通車に比べると差は大きい。車の保有の必要性があるものの、車両維持費を抑えたいという人にとっては、軽自動車は最適な選択だろう。
小回りの利く小さな車体
また、車体が小さく取り回しが容易なのも魅力だ。当然、高速道路等をよく走る人にはパワー不足は否めない。
しかし、都市部の狭い道路を運転するのに、大きい車では、人によっては不安を感じるだろう。軽自動車はそんな不安を消し去る非常に使い勝手の良い車なのだ。もちろん、狭い車庫や限られたスペースへの駐車のし易さは言うまでもないだろう。
普通自動車に比べて燃費が良い
燃費が比較的良いことも魅力的だ。この側面は、近年の消費者が望む最大のポイントだろう。CM等を見ても、各社が燃費競争を繰り広げている。
最近では、軽自動車にも回生ブレーキなどが搭載され、最終的にハイブリットカー級の燃費を誇るものもあるほどだ。特に通勤や仕事などで普段使いする人にとっては、燃費は気になるところだろう。
ハイブリットカーのような高い金額を払わなくとも、同等な燃費で車を使用できるのであれば、軽自動車に人気が集中するのも納得できる。これらの要素から、軽自動車の人気は現状、不動のものであり、中古車の買取り価格も比較的高く安定している。これも、軽自動車の魅力の1つと言えるだろう。
中古市場でも人気の軽自動車
新車であれだけ売れている軽自動車である、中古車市場でも同様に人気があるのは驚くことではない。そして、中古市場での需要の安定性や回転の早さ(売れ行きの良さ)が理由となり、買取相場も高値で維持されているのだ。つまり、下取り価格や買取価格は概して高いため、売却時には普通車よりもお得になると考えて差し支えないだろう。
ディーラーへの売却は損か
中古車や故障者車を手放す方法として、次のクルマを購入する際に同時に処分してもらう「下取り」がある。この下取りは有効な手段かどうか、みていこう。
下取りでは損をする
ディーラーの下取りであれば、購入の手続きと併せて売却の手続きもおこなえ、手間が省ける。また、車の納車日の調整が不必要で、車がなく不便ということもないのは、ディーラー下取りのメリットだろう。
しかし、ほとんどのケースで下取りは金額的に損をしているのをご存じだろうか。ディーラーはあくまで新車の販売がメインの業務であって、買取りで利益を出すという考えはほとんどない。代表的なケースは、新車の値引きが出来ないかわりに下取り額をアップさせるという商談方法だ。そのため、下取り金額も基本的には低く抑えている。さらに、査定においてマイナス部分は評定されるものの、プラスの部分は評定されないケースがほとんどなのだ。
中古車買取専門業者か中古車販売店がおすすめ
一方、中古車買取専門店は全国のリアルタイムの買取実績をもとにその時に一番高い買取相場を基準として軽自動車の価値を査定する。そのため、買取価格が高水準で安定している特長があるのだ。他にも、中古車販売店では買取専門店に比べて買取台数は少ないものの、買い取った車両を直接販売に回せるため、中間マージン等がなく、その分買取価格へ反映できるというメリットがある。従って、個人的には、軽自動車の売却先として中古車買取専門の業者か、中古車販売店をすすめている。
もし、読者に軽自動車の処分や乗り換えを考えている方がいたら、是非、中古車買取専門店へ売却することをおすすめしたい。軽自動車の乗り換えに際し、多くの人は、ディーラーの下取りに出すことを考えるかもしれないが、下取りに出すよりも、価格面で有利になることもあるし、例えば壊れていても買い取ってもらうことができるケースが多々あるのだ。
おすすめの買取業者
ここでは、壊れた、古い軽自動車を売るのにおすすめの買取業者を紹介する。信頼のできる業者に依頼することは、トラブルが起こさないためにも重要なポイント。
それぞれ特徴も紹介しているため、自分の条件に合った業者を見つけてほしい。なお、ここで紹介している業者に関する情報は、2020年10月時点のものである。
廃車ひきとり110番
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
名前からもわかるように、廃車ひきとり110番では事故車や故障車など、壊れた車を専門に買い取っている業者だ。年間3,500台以上の買取をおこなっており、確かな実績を誇っている。
99.5%の確率で1,000円以上の価格がつくのが特徴。多くの販路を持っているため、廃車でも高価格をつけることが可能なのだ。
また、万が一買取価格が付かなかった場合でも、無料で引取をおこなってくれるため安心。そのため、動かなくなった車でも諦めずに一度相談してみると良いだろう。
廃車ひきとり110番のクチコミ・評判
引用: 廃車ひきとり110番のクチコミ・評判・体験談5何処ででも値段のつかなかった車だったのに値段がついてその上面倒な手続きなど全てやって貰えました! 迅速に対応して頂いてスタッフの感じもよく大変助かりました!
廃車ひきとり110番のクチコミ・評判
引用: 廃車ひきとり110番のクチコミ・評判・体験談5ワゴンRを売却しました。年式は古かったけど、まだそんなに走行距離がなかったので少しでも高いところがないかと思って4社ほどきいて、一番値段が良かったので、ここにしました。車見て値段が下がるとかいうこともなかったです。
廃車ドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
廃車ドットコムは故障車でも事故車でも買い取る買取業者だ。パーツやメタル資材として再利用可能な故障車もパーツごとにしっかりプロのスタッフが査定してくれる。
故障車や事故車、他社で価格が付きにくい走行距離が10万キロを超えた車でさえも、中間業者を通さないことでコストカットし買取価格に還元しているため高価買取が期待できるのだ。
査定も無料で売却に必要な面倒な手続きも代行してくれるだけでなく、代行料も無料。さらに自動車税なども返還してくれるため、故障車を手元で持て余している方にはかなりおすすめの買取業者といえる。
軽自動車は壊れていても売れるのか
ここからが本題である。故障してしまった軽自動車が売れるかどうか、この点について詳しく見ていこう。
故障車でもパーツが再利用できる
故障している、もしくは不動車となってしまった軽自動車を処分または売却したいという方も中にはいるのではないだろうか。このような車は、買い取ってもらうことは難しいと考えている人がほとんどだろう。実際にディーラーでは下取りしてもらえないこともあるし、価格がついてもかなりの安価になってしまうだろう。
しかし、諦めるのはまだ早い。軽自動車専門の買取業者では、故障による不動車の在庫を抱えており、車種によっては故障パーツを在庫から流用して、通常よりも安く再生できる。そのため、故障していても、そして不動車となってしまっていても、それなりの価格で買い取ってもらえることが多々あるのだ。
激しい損傷のある軽自動車の買取は難しい
ただ、事故を起こして激しい損傷を負った場合や、エンジン本体にまでダメージを負った軽自動車は、残念ながら廃車となる可能性が高い。しかし、専門買取業者の中には、廃車を専門に扱っている業者もあり、わずかだが買取りの値をつける業者もある。
自分で廃車する場合は、当然費用が掛かり、且つ手続きが面倒だ。その分の負担を業者が負ってくれることを考えると、業者へ廃車同然の買取・引取を依頼した方がお得ではないだろうか。例え、故障してしまっていても、それが動かなく、損傷が激しくても、専門業者へ査定を依頼する価値はあるはずだ。
古い軽自動車は売れるのか
古い乗りつぶしてしまった軽自動車であっても、海外に販売ルートがある業者が輸出して転売するケース、パーツや鉄くずとして売れるケース、またはクラシックカーのコレクション、投資ブームもあり、年式が古い車種ほど価値が高い可能性があるケースなどの場合は高額で買取される可能性がある。
10年落ちと20年落ちの車の買取差額の事例
- トヨタ「プリウス」:約5万円
- レクサス「LS400」:約1万円
- 日産「エルグランド」:約3000円
- ホンダ「ステップワゴン」:約2万円
- 三菱「パジェロ」:約2万円
- マツダ「アテンザワゴン」:約1万円
- スバル「インプレッサ」:約1.5万円
- スズキ「スイフト」:約1.5万円
10年使用時点~20年使用時点で差額は1~2万円程度の差額に収まるケースが多いようだ。よって、10年古い状態でそれなりに買い取り額が落ちてもそこから先の減額幅はそこまでさらに大きくなっていくわけでもない。ただし最終的に20年落ちの場合は5万円以下の買取額となってしまうケースも多いようだ。
参考:ボロボロの古い車は売れない?実は高価買取OK《廃車費用の負担は大損》
軽自動車を売却するときのポイント
最後に、軽自動車の買取りを依頼する際のポイントについて、いくつかアドバイスしたい。
買取価格は車種やモデルによって大きく違う
自動車の買取価格は、車の状態も重要だが、それよりも車種によって大きく変わってくる。人気の車種ならば多くの人が欲しいと思うので、買取価格も当然高くなる。軽自動車も、普通車と同じように車種が重要ということだ。そのため、少しぐらい壊れていても、十分な値がつくことがあるのだ。
ちなみに今人気なのが、スズキのハスラーだ。汎用性の高い車種で、独特なデザインにも人気がある。スズキはインド等の海外でも人気があり、現地では中古車も多く走っている。スズキの車両は、他社の車種よりも売却で多少有利になるかもしれない。また、軽自動車の人気車種では、モデルチェンジのサイクルも比較的早い。モデルチェンジ前の旧モデルとなると価値が大幅に下がることは間違いない。そのため、売却のタイミングも重要ということになる。決断したら、すぐに行動するようにしよう。
少しでもきれいに掃除を
その他にできることは、査定員の心象を良くするために少しでも綺麗にしておくことだ。禁煙車にしておくことも査定ではプラスに見られる。少しでも使用状態を良く見せられるように努力してみよう。なお、冒頭のランキングに登場したような人気車種は、比較的高く買い取ってもらえると考えられ、たとえ壊れてしまっていても、買い取ってもらいやすいと思って差し支えないだろう。
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壊れた軽自動車を専門に買い取っている業者であれば、処分費用が無料で高価格がつく可能性も高い。しかし、買取を依頼する店舗や時期によって買取価格が異なるため、複数の店舗で買取価格を比較すると良い。
「ヒカカク!」であれば一括査定の機能があるため、1分の作業で最大20社との比較が可能。各店舗に問い合わせが難しい場合でも、手間がかからずに調べられるためおすすめだ。
まとめ
軽自動車は、現在国内で最も安定的に販売されている自動車だ。国内でデフレや不景気が続く限り、軽自動車の人気は不動なものだろう。
しかし、将来的には税制面での優遇がなくなっていく可能性は十分にある。詰まる所、軽自動車の売却は思いたったら早く売ってしまうのがベストだ。その際に、この記事が少しでも役立ってくれれば幸いだ。