本コラムでは、オノサト・トシノブの版画の骨董価値・買取相場・査定情報を紹介していく。
芸術作品を売るときには、気をつけなければ損をするリスクは高いだろう。相場や査定情報をしっかりと把握して損をしないよう、基本的なポイントは押さえておこう。
本コラムでは、オノサト・トシノブの版画に絞って紹介するので参考にするといい。
CONTENTS
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オノサト・トシノブについて
では、まず本コラムで取り上げるオノサト・トシノブについて述べていく。
このオノサト・トシノブとは一体どういう作家であるのか、基本的なところは押さえておいたほうが良さそうだ。ここでは簡単にではあるが紹介していく。
海外の美術館にも所蔵されているほどの芸術家
オノサト・トシノブは津田青楓洋画塾出身の芸術家である。
ヴェネツィア・ビエンナーレやその他欧米の美術展に積極的に出品・参画しており、第7回日本国際美術展では最優秀賞を受けている。
グッケンハイム美術館や、日本各地の美術館に作品が収蔵されているほど、有名な芸術家である。
円をモチーフにした作品が有名な芸術家
オノサト・トシノブの作風は有名で、円のモチーフが多く、この円を用いた作品が特徴だ。
昼の世界や太陽を連想させる作品から、清純さや生きる希望、明るい愛と勇気を見るものに与える作品は世界的な評価も高い。モザイク状の幾何学的抽象様式が知られており、版画、シルクスクリーン作品も多い作家である。
オノサト・トシノブの作品は世界的に有名な作家であるため、価値も高いものが多い。
オノサト・トシノブの査定情報
上記では、オノサト・トシノブがどのような芸術家だったのか、簡単ではあるが紹介した。そんなオノサト・トシノブの作品は美術品や骨董品としての価値も高く、海外での評価も高い作品が多い。
そこで次は、オノサト・トシノブの査定情報について述べていく。オノサト・トシノブの作品を売るときにどのようなポイントが査定額に影響してくるのか、この機会にしっかり押さえておこう。
状態には気をつける
オノサト・トシノブの作品だけではないが、売るときに重要なポイントになるのが、状態の良さだ。
この状態の良さは査定額に大きく影響してくる。破れ、ホコリ、汚れ、カビ、スレなどの状態があれば、間違いなくマイナス評価となり査定額は下がるだろう。
できるだけキレイな状態を保つように、普段の保管方法にも気を配っておくべきである。
技法の種類によっても査定額は大きく変わる
版画の技法には様々ある。その技法によって売れる金額は大きく変わるだろう。
その技法を一部紹介すると、リトグラフ、シルクスクリーン、セリグラフ、木版画、エッチング、ミックスメディア、アータグラフ、メゾチント、アクアチント、ペーパースクリーン、ジークレー、アイリス、シバクローム、コラージュ、などがある。
どの技法で摺られているのかも査定額に大きく影響するので押さえておこう。
また、オノサト・トシノブはシルクスクリーンでの作品も多く、そのような作品はかなり高額になるだろう。
初版は高い金額になりやすい
複製画の場合、なかでも一番に摺られている初版の価値は高くなると言っていい。
初版はやはり希少価値が付いてくるため、コレクターも初版を買い求めることが多いようだ。
このような初版を売る場合には、しっかりと査定してもらったほうがいいので、慎重に売るように心がけるといいだろう。
鑑定書や保証書があれば一緒に売るといい
オノサト・トシノブの版画で鑑定書や保証書があるならば、一緒に持ち込んで売るほうが高く売れる。
逆に鑑定書や保証書がないと査定額は低くなるだろう。なぜならば、オノサト・トシノブのような有名作家の版画は世界的にも価値があるため、贋作や模倣品が多く出回っているのである。むしろ本物のほうが少ない作品もある。
そういった理由もあり、鑑定書や保証書は査定額に大きく影響する重要なアイテムなので、大切に保管をして売るときも一緒に売るようにしよう。
オノサト・トシノブの買取相場
ここまで、オノサト・トシノブの基礎知識や査定ポイントを紹介してきた。
最後は買取実績についてリサーチをしたので紹介していくので参考にするといい。
買取相場はわからないので複数の業者で検討すべき
オノサト・トシノブの版画がどれくらいの金額で売れるのかリサーチしてみたが、オノサト・トシノブの版画の相場はわからなかった。
芸術作品はオークションなどの競りが基本で値がつくものであるため、買取金額を開示している業者は少ない傾向にあり、現物を鑑定して査定するようだ。
なので、いくつかの業者で鑑定してもらい比較検討するといい。
希少価値が高い作品で本物であれば数十万〜数百万
上記で相場がわからないとしたが、オノサト・トシノブの原画作品はあまり出回っていないだろう。そのため本物の版画になると間違いなく高額になる。
主に複製画が基本となるが、オノサト・トシノブはシルクススクリーンの作品も多いので、そのような作品となれば数十万〜数百万の買取になるかもしれない。
もし本物を売る場合にはかなり高額になるはずなので、慎重に比較検討しよう。
まとめ
ここまで、オノサト・トシノブの買取市場価値や相場などを紹介してきた。
オノサト・トシノブの作品は間違いなく高値で売れるので押さえておこう。実際にこのオノサト・トシノブの作品は、多くの骨董品や古美術品、芸術品を取り扱っている專門業者で高価買取作品の一つになっている。
ただし、美術品の買取は骨董価値、歴史的価値、世界需要価値などいろいろな要素があるため、非常に難しい分野になる。業者によっても売れる金額が変わるので、ある程度の基本知識がないと損をしてしまう可能性は高い。
本コラムで紹介したポイントは押さえておき、売るときには慎重に売るようにしよう。