デスクトップPCの買取価格を12社徹底比較

従来と異なってオフィスに定位置がないフリーデスクが採用されている会社も増え、ノートパソコンに需要が移ってきている。ただ、専門的な作業や自宅での運用、ハイスペックを要求される動画編集、音楽編集などにおいては未だにデスクトップパソコンを求める声も多い。

今回はデスクトップパソコンの買取価格を12社間で徹底的に比較してみた。高額売却の実現に向けてぜひとも参考にしてみてほしい。なお、本コラムに記載する価格は2016年4月9日時点と2022年8月25日時点のものであり、変動する可能性があるので十分注意しよう。

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富士通　FMV ESPRIMO WH77/S FMVW77SB

富士通イチオシの最高レベルに高性能な23インチ一体型デスクトップPC。デザインや作絵に強い。

調査の結果、2022年8月25日における買取価格の最高額は、良品企画の6,000円だった。買取をおこなっている業者は少ない。2022年現在、パソコン買取している業者のほとんどは、Windows 10以後のパソコンを買取対象としている。

そのため、FMVW77SBのようなWindows 8.1搭載機は、買取対象外としている場合が多いのが実情だ。参考だが、FMVW77SB同様、Windows 8.1搭載機の「富士通　FMV ESPRIMO WH WH77/M FMVW77MB」の買取価格はじゃんぱらで7,500円となっていた。

NEC LAVIE Desk All-in-one DA350/DAW PC-DA350DAW

テレビや映像を心ゆくまで楽しみたい人のために。オールインワンモデル。

2022年8月25日時点で、じゃんぱらとWiNK買取.COMの12,000円がもっとも高額の買取価格だった。

DA350/DAWは、第6世代SkylakeマイクロアーキテクチャCeleronのCPUでメモリ容量4GBと、2022年現在ではやや能力不足の感がある。そのため、2016年4月の最新モデル時と比べると、2022年8月25日の買取価格が大幅に下がっていた。

NEC LAVIE Desk All-in-one DA770/DAR PC-DA770DAR [クランベリーレッド]

女性に大人気なクランベリーレッドモデルだ。

2022年8月25日時点の買取価格は、じゃんぱらとWiNK買取.COMの24,000円が最高額だった。

DA770/DARは、上記のDA350/DAWと同時期に発売されたモデルだが、CPUは第6世代SkylakeマイクロアーキテクチャCore i7 6500Uでメモリ容量は8GBと高スペックだ。そのため、2022年8月25日時点でもDA350/DAWより高額の買取価格となっている。

NEC LAVIE Desk All-in-one DA570/CAB PC-DA570CAB

バランスの取れた使いやすいモデルだ。

2022年8月25日時点における買取価格は、joshinの15,000円が最高価格だった。

DA570/CABはDA350/DAWやDA770/DARの1つ前のモデルで、第5世代BroadwellマイクロアーキテクチャCore i5搭載モデルとなる。そのため、ミドルレンジモデルの位置づけにも関わらず、エントリーモデルのDA350/DAWと同じような買取価格となっているようだ。

比較したおすすめ買取業者の紹介

デスクトップPCの買取価格を12社間で比較した結果、パソコンのスペックやモデルによって最高買取価格は異なるようだ。以下では、各業者ごとの特徴や便利な買取サービスを紹介するので参考にしてほしい。

江戸川区のカドノ質店

カドノ質店は東京都江戸川区のまじめな質屋として、創業してから80年以上の老舗の質屋だ。取り扱いジャンルは、金・プラチナなどの貴金属、ダイヤモンド、時計、ブランド品、デジタル機器、家電製品など老舗だけに取り扱い品も多い。

来店買取と宅配買取を選択できる。駅から徒歩10分の距離にあり、駐車場もあるので来店買取も便利だ。遠方の人も宅配買取なら簡単に利用できる便利さが好評だ。

千葉の質屋さんドットコム

質屋さんドットコムは時計やバック、ブランド品、金の買取をおこなっている業者だ。さまざまな製品の買取を実施しており、新品未使用製品も買取対象にしているので高額買取が期待できる。

来店買取と宅配買取の2種類で、来店買取を希望する場合は稲毛駅付近の店舗に直接商品を持ち込もう。宅配買取を希望する場合、会員登録をおこなうと着払いで郵送でき、会員登録をおこなわない場合は送料を負担しなければならない。

宅配買取のコムショップ

コムショップは、条件を満たす人にとってお得なポイントが満載だ。JANコードなどで買取価格を検索でき、非常に便利で、最大の特徴は入金の速さにある。2回目以降の買取で簡易買取（査定結果の通知が不要な場合）は最速でコムショップ到着の翌日に入金されるのだ。

ゲームやスマホだけでなく、テレカの買取までやっている商材の幅広さも持ち合わせている。2022年現在、リニューアルしてデスクトップPCの取り扱いが明記されていないので、事前に確認してほしい。

墨田区の買取けんさく君

買取けんさく君はパソコンやスマホ、デジカメだけではなく、カーナビ、エアコンなどの買取もおこなっている。店頭買取、発送買取の2種類で、全国に7つある営業所に商品を持込めば、その場ですぐ現金化が可能だ。

発送買取の場合、基本的に送料は元払いだが、買取金額が10,000円上になる場合は業者が送料を負担してくれる。また、無料梱包キットを頼めるのもうれしい。1個からでも価格交渉できるので、査定額に納得できない場合は思い切って掛け合ってみよう。

秋葉原のじゃんぱら

じゃんぱらはパソコン、携帯、デジタル家電の販売買取をおこなっている業者だ。秋葉原に拠点をおく老舗の業者で、これまで買取をおこなってきた経験と実績から、パソコンの価値を見極め、正確な査定価格を提示してくれる。

買取方法は店頭買取、宅配買取から選択可能。さらに、買取金額が10,000円以上の場合は、運送会社が自宅まで来て製品を集荷してくれる「おまかせ買取」も利用できる。

名古屋のスピードリサイクル

スピードリサイクルはPC、タブレットの買取専門店だ。さまざまなメーカーのパソコンを買取対象とっしており、周辺機器の買取にも対応している。査定は市場価格などを考慮して実施されるので、適正な査定価格が提示可能。

また、コスト削減しており、削減した分を買取価格に反映することで、より高額での買取している。宅配買取もおこなっていて送料は3,000円以上から無料で、査定・ャンセル料もかからないので売却する際の敷居は低い。

宅配買取のナビ家電

ナビ家電は東京都台東区にある、カーナビ、PC、カメラ、レンズ、テレビなどの家電を中心とした買取専門業者だ。未開封の新品なら高価買取が期待できるため、同業者も多く利用している。

オークションよりも高値で買取、スピーディーな対応がウリだ。取引した人のクチコミや評価を、商品発送画像とともに提供しているので、取引するかどうかがすぐに判断でき安心して利用できる。

京都のJoshin(ジョーシン)

Joshin(ジョーシン)はパソコン・カメラ・音楽機器をはじめ、テレビの買取もおこなっている。店頭買取と出張買取の2種類。ただし、出張買取は買取上限額が1万円以上の場合のみ、無料だ。

不定期に出張買取が無料になるキャンペーンを実施している。買取金額は手渡し・振込ともに可能だが、振込の場合手数料は利用者の負担だ。ポイント受取にすると買取金額の10%増のポイントがプラスされるので、おすすめ。

横浜の良品企画

良品企画はパソコンなどの不要品の買取を専門におこなう業者だ。生モノ以外はすべて査定対象としており、パソコンと一緒にさまざまな不要品をまとめて売却できるのは便利といえる。

また、極力コストを抑えるために無店舗運営を実施しており、抑えた分を買取価格に上乗せすることにより、納得がいく価格での買取が可能だ。買取は出張買取と宅配買取をメインとしているが、急いでいるときは店頭買取にも対応する。買取にかかる費用は無料。

新宿のソフマップ（ラクウル）

ソフマップは主にデジタル製品の買取や販売をおこなっている業者だ。秋葉原を拠点として長年パソコンを買取してきた経験と実績があり、どのようなパソコンでも適切な査定が可能となっている。

ソフマップでの買取は店頭買取のみ対応。ソフマップが運営するラクウルを利用すれば、宅配買取も利用できる。近くにソフマップの店舗がなくてもソフマップ同様のシステムで売却できるのは便利だ。買取にかかる費用は無料。

大阪のタカガイ

タカガイは家電を中心に、買取をおこなっている。家電であればどのような製品の買取にも対応しており、もちろんパソコンも買取対象。業界最高水準の買取金額を謳っており、他社より買取価格が低い場合は即時対応しているので、高額買取が期待できるのはうれしい。

また、パソコンについては無料でデータ消去するサービスもあるので、安心して買取を依頼できる。買取は店頭、宅配、出張に対応。買取にかかる費用は無料だ。

神田のWiNK買取.COM

WiNK買取.COMはスマートフォンやパソコン、カメラなどの買取をおこなう業者である。創業以来、25年以上も買取してきた経験と実績から適正な査定価格の提示が可能。対応がスピーディなので、急いで売却したいときに頼りになる。

また、デスクトップパソコンについては、10年近く前の機種でも買取に対応している場合もあるので、他社で買取を断られた場合に相談してほしい。買取は店頭と宅配を実施しており、査定料や送料は無料で対応。

以下のコラムでは、パソコンの宅配買取をおこなう業者をまとめているので、宅配買取を検討してる場合は参照してほしい。

【17社検証】パソコン宅配買取サービスを徹底比較してみた

更新日 : 2023/10/31

このコラムをチェックする

富士通デスクトップパソコン最新モデルの買取価格

富士通の最新モデル買取価格を紹介していく。買取価格は2022年8月25日時点のものであり、時期やパソコンの状態により変動することもある。

富士通FMV ESPRIMO FH FH90/F3 FMVF90F3B

2021年12月20日発売した27型ディスプレイと一体化しているモデル。CPUに第11世代インテルCore i7 1165G7が採用されている。

富士通FMV ESPRIMO FH70/F3 FMVF70F3W

2021年11月26日発売した23.8型ディスプレイが一体化しており、CPUにはAMD Ryzen7 5700Uが採用。

富士通 FMV ESPRIMO FH60/F3 FMVF60F3W

2021年11月19日発売。23.8型ディスプレイとパソコン本体が一体化したモデル。Windows 11 Homeを搭載。

富士通 FMV ESPRIMO FH77/F3 FMVF77F3B

2021年10月7日発売。23.8型ディスプレイとパソコン本体が一体化したモデル。ハイビジョン・テレビチューナーを2つ搭載し、地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル放送が視聴および録画可能。

富士通 FMV ESPRIMO FH52/E3 FMVF52E3W

2020年12月10日発売。23.8型ディスプレイとパソコン本体が一体化したモデル。Windows 10 Homeを搭載。

NECデスクトップパソコン最新モデルの買取価格

次に、NECの最新モデル買取価格を紹介していく。買取価格は2022年8月25日時点のものであり、時期やパソコンの状態により変動することもある。

NEC LAVIE A23 PC-A2335DAB

2022年4月30日発売。23.8型ディスプレイとパソコン本体が一体化したモデル。CPUにAMD Ryzen3を採用。

NEC LAVIE A23 PC-A2365DAB

2022年4月30日発売。23.8型ディスプレイとパソコン本体が一体化したモデル。臨場感あふれるサウンドを楽しめる「YAMAHAサウンドシステム」を搭載。

NEC LAVIE A23 PC-A2377DAB

2022年4月30日発売。23.8型ディスプレイとパソコン本体が一体化したモデル。メモリ容量16GB、SSD容量1TBを搭載。

NEC LAVIE A27 PC-A2797DAB

2022年4月30日発売。27型ディスプレイとパソコン本体が一体化したモデル。NEC2022年春モデルで唯一27型の大型ディスプレイを採用。

NEC LAVIE A23 PC-A2377CAW

2021年10月14日発売。23.8型ディスプレイとパソコン本体が一体化したモデル。ブルーレイディスクドライブを登載。

Appleデスクトップパソコン最新モデルの買取価格

最後に、Appleの最新モデル買取価格を紹介していく。買取価格は2022年8月25日時点のものであり、時期やパソコンの状態により変動することもある。

Apple Mac Studio MJMW3J/A

2022年3月18日発売。M1から進化した20コアCPU のM1 Ultraチップ搭載モデル。

Apple iMac MGPN3J/A

2021年4月21日発売。24インチRetina 4.5Kディスプレイとパソコン本体が一体化したモデル。Appl独自のRetina 4.5Kディスプレイは10億色以上も再現可能。

Apple iMac MJVA3J/A

2021年4月21日発売。Apple独自の M1チップを登載。

Apple Mac mini MGNT3J/A

2020年11月11日発売。重量1.2kgという小型のボディながらM1チップを登載するなど高性能を実現。

Apple Mac mini MGNR3J/A

2020年11月11日発売。MGNT3J/Aの下位モデルで、登載されているSSD容量が256GBとなっている。

以下のコラムではApple製デスクトップパソコンの買取価格を紹介しているので、参照してほしい。

【2023年最新】MacProの買取価格をじゃんぱらやドスパラなど15社徹底比較

【2023年最新】Mac miniの買取価格をソフマップやドスパラなど合計23社比較してみた

【合計14社】iMacの買取価格を比較してみた【通常版・Retina・古いmac】

買取価格を比較しよう

今回の調査結果のように、同じパソコンでも業者によって買取価格が異なることが多い。そのため、複数の買取価格を比較することが、高額売却の鍵といえる。ただ、業者の買取価格を比較するには、少なくとも3社以上の買取価格が必要で、個々の会社それぞれに見積依頼するのは大変な作業だ。

そんなとき頼りになるのが買取価格比較サイトのヒカカク！。ヒカカク！の一括査定サービスは、必要事項をたった1度入力するだけで最大20社の買取価格がわかる。買取価格を比較するときは、買取価格比較サイトのヒカカク！を利用してほしい。

まとめ

デスクトップパソコンの買取価格を12社で徹底比較し、代表的なデスクトップパソコンメーカーである富士通とNEC、Appleにおける最新モデルの買取価格も紹介した。2022年現在、Windows 10以前のパソコンを買取している買取業者は少ない。

買取をおこなっていても買取価格はかなり低い傾向にある。しかし、Windows 10・Windows 11搭載モデル、近年発売されたモデルであれば、高価買取が期待できるだろう。ただ、買取価格は業者によって異なる場合が多い。買取価格を比較するときは、ヒカカク！の利用がおすすめだ。