私たちの身体は、口にした食べ物から形成されるため人間生活を営む上での食事は必要不可欠。体に良いものを口にすれば健康を害する事はなく、反対に不摂生が続くと健康に何らかの影響があると言われている。豊かな食生活が健康を作り出すと言っても過言ではないだろう。 では必要最低限のモノしか持たないミニマリストたちは、一体どのような食生活を送っているのだろうか?謎に包まれたミニマリストの食生活を紐解いて見ていこう。
Banana / davidMonroy
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必要最低限しか持たないミニマリスト
ミニマリストは調理器具を最低限しか持っていない。そのため一般的なキッチンにある電化製品が無かったりもする。冷蔵庫や電子レンジを持っていないミニマリストも少なくない。最低限必要な器具として、以下の調理器具が挙げられる。
・片手鍋&ふた
・まな板
・包丁
・最小限の食器類
・しゃもじ
・ざる&ボール
このようにミニマリストは無駄を削り、”最低限の調理ができる”器具を揃えている。皮むきに必要なピーラーも包丁で代用でき、お菓子作りをしなければ泡立て器も必要ないのだ。そのためミニマリストの食生活というのは、実にシンプルな食事スタイルと言えるだろう。
食事は最小限しか摂らない
ミニマリストの中には食事でも余分なモノ(カロリー)を摂取したくないという考えを持つ人がいる。食事も最小限に留めているのだ。お腹をいっぱいに満たすことよりも、身体に必要な栄養素を摂取する感覚で食事をしているようだ。物理的に無駄なモノを好まないので、食事を用意する・片付けるという一連の行動が簡略化される。では最小限のモノとはどのような食べ物だろうか。
ミニマリストが主に摂取する物
果物・野菜・汁物を主食にしているミニマリストもいるようだ。中には食事を簡略化せず、一般的な食事を摂るミニマリストもいる。しかし調理器具が限られると、調理の簡単な果物・野菜・汁物を主食とするようだ。
火を使わないモノを食べる
ミニマリストは、本格的な調理を好まない。無駄が嫌い+調理が好きではない=調理器具の断捨離へと繋がる。台所には最低限の調理器具しか用意していないので、しっかりと自炊する人は少ないようだ。また料理をすると生ゴミも出て、部屋に余分なモノが増えた感覚になるので、しっかりと食べつつも簡単な食事で済ませる傾向にある。
火を使わず簡単に食べられる物
ミニマリストには、パン・シリアル・フルーツ・ヨーグルト・野菜ジュースのように、火を使わない食べ物が好まれている。主に朝食で食べられているメニューなので、手軽に栄養が取れるメリットがあるそうだ。
食事をアウトソーシングする
調理器具・食器を一切持っていないタイプのミニマリストは、家で食事をせずに全て外食で済ませる。極端かもしれないが、自炊しないミニマリストもいるのだ。ミニマリスト曰く「一人暮らしであれば外で食べたほうが安くて美味しい」と、言う意見もある。加えて、外食の方が食事をするのに必要な机や椅子などの環境も整っているので、落ち着いて食事を摂ることが出来るようだ。
ミニマリストの外食スタイル
外食がメインのミニマリストの朝は、通勤途中のショップやコンビニ。昼は会社近くのお店でランチ、そして夜は職場仲間と楽しくディナー。このような外食スタイルが日常化しているので、栄養バランスが偏ることもなく健康な生活ができるのだ。
同じものを食べ続ける
ミニマリストの中でも、合理的で食事を徹底しているタイプの人がいる。このタイプのミニマリストは自炊を好み、自分で作る食事メニューは大体決まっている。一見、食にこだわりがあって毎食完璧に作りそうなタイプだが、同じメニューを作るほうが簡略化された調理方法だと捉えている。簡略化されたメニューは材料もまとまりやすいので、安価で済むというメリットもあるようだ。
食事は一汁三菜を心がけている
一汁三菜を心がけているタイプのミニマリスト人は、僧侶のような食生活に例えられるようだ。かなり健康志向が高いので自炊にもこだわり、バランスよく食事を摂取している。身体に悪い食べ物は摂らないのをモットーとしているので、健康的な食事スタイルである。
一汁三菜のメニュー例
ミニマリストの主な一汁三菜のメニューは、雑穀米・味噌汁・豆腐・小松菜・煮豆のように、体に良い低カロリーのものを選んでいる。ミニマリストたち全員がこのような一汁三菜の食事メニューと言うわけではないが、調理を簡略化しないタイプの人もいるのだ。
まとめ
知られざるミニマリストの食事スタイルの謎は解けただろうか。必要最低限の調理器具しか持たず、無駄が嫌いな彼らはシンプルライフの鏡とも言えるだろう。また、ミニマリストの中でも食事に比重を置いているか置いていないか人によって異なるようだ。ミニマリストは生活スタイルの種類の一つなだけであって、食事スタイルは千差万別あって当たり前なのかもしれない。