ユニバーサル・ジュネーブ(Universal Geneve)は、1894年スイスのル・ロックルに設立された腕時計ブランドである。創業当時の社名はユニバーサル社。ジュネーブへの移転を機に現在の社名に変更されている。創業数年後に発表したクロノグラフが話題となり、その後次々と新しいモデルを開発し続けている歴史あるメーカーだ。
1950年代から、クォーツ時計が台頭した1970年代頃まで、日本の腕時計ファンの間で非常に人気があり、今もその時期の腕時計を祖父や父から受け継いで使っている人も多い。近年見事に復活し、さらにファンを増やしているユニバーサル・ジュネーブの腕時計を高く売る方法を紹介していこう。
引用:http://www.gressive.jp/tokimegu/2008/catalog/universal_geneve/
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コンパックスの買取価格相場
コンパックスは、ユニバーサル・ジュネーブの代表的なクロノグラフである。いくつかのモデルがあるが、中でも30分積算計と12時間積算計のクロノグラフ、月・日・曜日・ムーンフェイズを持つトリコンパックス(TRI-COMPAX)に人気が集中している。
多少使用感のある中古品でも40万円で販売されていることから、買取価格は約20万円程度が目安になるだろう。2レジスターのコンパックスの買取価格が約7万円、ユニコンパックス(UNI-COMPAX)が約12万円前後と予想される。
希少な特注モデルは高額買取
老舗ブランドのユニバーサル・ジュネーブには、特注モデルがある。簡単に手に入らない価値の高い品は、当然のことながら高く買い取ってもらえる。コインなどの鋳造で有名なフランクリンミント社の特注スケルトンモデルなどは高く評価されており、買取価格は約15万円と予想される。限定品を売りに出す時は、特別に印字されている箱などがあればそれにも価値があるため、必ずつけて売却しよう。
査定額はどのようにして決まるか
買取業者は、そのモデルの人気度、流通量、腕時計の状態、付属品の有無などをもとに査定をする。最も高く買い取ってもらえるのは新品未使用品。一見わからない小さな傷がある程度の美品は、未使用品より15パーセント程買取価格が下がる。少し傷がある良品はそこからさらに5パーセントほど下がり、使用感のあるものになると新品買取価格の6~7割程度となる。
故障品やベルトが壊れているなどの劣化があるとかなり減額されてしまうが、高級ブランド品は価格がつかないということは少ないので、どのような状態でも鑑定に出してみるとよい。
アンティーク品の査定
日本の中古市場には、ユニバーサル・ジュネーブのアンティーク品が多く出回っている。腕時計の専門店であれば、その価値を見抜いて買取をしてくれるため、リサイクルショップなどに持ち込むのは控えた方がよい。
メンテナンスされていて状態の良いものであれば、アンティーク品の高級腕時計としてより高額で買い取られる。査定前には機能性が衰えていないか、把握しておこう。
オーバーホールが重要
腕時計は、数年に1度は分解してメンテナンスをした方が良いと言われている。アンティーク品も、オーバーホールをしていれば壊れることなく使い続けることができる。
ただし、使っていない腕時計に数万円を払ってオーバーホールをするかどうかは悩むところだろう。手入れをせずに保管しておくと価値がどんどん下がってしまうため、使っていないものは売りに出すことを検討するのも1つの方法だ。なお、オーバーホールの証明書があると査定額が上がるため、売りに出すときはその書類も一緒に査定に出すようにしたい。
腕時計は、もともと中古品の中でも高値がつきやすい商品である。なかでも高級ブランド品は需要があるため、高額になる傾向がある。高値で買い取ってもらえるように、しっかり準備してから買取店に持ち込もう。
買取業者の紹介
ユニバーサル・ジュネーブは、適切な業者を利用し売却に出さなければ、安価で買い叩かれることもある。ここでは、ユニバーサル・ジュネーブの買取を得意としている業者をいくつか紹介していく。
おたからや
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
おたからやは、ブランド品をはじめ、切手、古銭、貴金属、着物、鉄道模型など様々な商材を扱っている大手買取専門店だ。買取方法は店頭、出張、宅配の3つで、いずれも余計な手数料を取られることはない。また、買取金額が提示された時点で金額に納得がいかずに買取をキャンセルしても、キャンセル料や査定料といった名目で費用請求されることもない。
買取には余計な費用が掛かってしまい、結果として満足いかないということも多々あるのだが、おたからやではそういう心配がないため、まずは査定に出してみるとよい。
BRAND OWL ブランドアウル
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
BRAND OWL ブランドアウルは、貴金属や時計、ブランド品などリセールバリューの高い物を中心に買取をおこなっている。買取方法は店頭、出張、宅配の3種類で、宅配買取では全国から買取を実施。そのため、地方にいても利用ができる。店頭買取を利用したい場合は、店舗が埼玉県所沢市にあり、事前に伝えておけば駅からの送迎も可能だ。
BRAND OWLでは、1970年代のユニバーサルジュネーブを取り扱っており、ある程度の知見がある。珍しい時計だからこそ、BRAND OWLで適切な査定を実施するとよい。
とけい堂.com
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
とけい堂.comは、時計の買取専門店だ。東京都を中心に買取を実施しており、高級腕時計から安価な時計までさまざまな時計を取り扱っている。買取方法は店頭買取と宅配買取の2つで、宅配買取ではキットを利用することで安全に買取を実施できる。キャンセル料などの諸手数料も無料のため、気兼ねなく利用可能だ。
高級時計を扱っているからこそ、査定方法や扱い方を心得ている。また、海外バイヤーとの頻繁な情報交換で、買取価格は常に細心のものとなっているため、とけい堂.comなら不適切な価格がつけられる心配もない。
まとめ
ユニバーサル・ジュネーブは、ロレックスのように日本に名前が広がっていないが、間違いなく高級腕時計の1つだ。できることなら売却する業者は、時計を専門に取り扱っている業者がおすすめだ。名前が知られていないため、安価な買取価格を提示される恐れがあるからだ。
当コラムでは、いくつかの買取業者を紹介した。もし、どの業者に売却するか目星をつけていないなら、紹介した業者から査定をとってみてはいかがだろうか。その際、相見積もりをすることで、より高価で適正な価格で売却できるだろう。