譲り合いや売買を促進しているサイトや掲示板が複数存在することをご存じだろうか？
有名なものから開設されて間もないものまで、色々なサイトや掲示板があるのだ。譲り合いであれば新品・中古問わず受け渡すことも出来る。場合によってはジャンク品でも無料で引き取ってくれるケースもあるようだ。
不用品の処分の際にはこれらのサイト・掲示板を上手く使って賢く処分すべきだ。
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利用者の多いサイト・掲示板を利用したい時
まずは、利用者が多いサイト・掲示板から紹介しよう。
家の近くで引き取ってくれる人を探したいなら『ジモティー』
＜特徴＞
地域密着型の不用品あげます、くださいサイトである。地元掲示板とも言われている。
遠方の人とのやりとりも可能ではあるが、ジモティーの特徴はなんといっても最寄りの引き取り人を探せることだ。
家の近くで引き取ってくれる人を探すことで運搬に関する費用や負担も軽減できる。場合によっては引取りに来てくれることもあるようだ。
＜賢い利用方法＞
利用方法だが、至ってシンプルである。
譲りたい物の写真を撮って掲載し、製造日や使用期間など必要な情報を入力する。譲りたい価格や取引場所を提示することも出来る。あとは問い合わせや引き取り人を待つだけである。
尚、オークション等と同様に評価をされる仕組みになっているので、失礼な対応がないようマナーには注意すべきだ。直接渡す方法を選択すれば、送料などを費やすことなく不用品が処分できる。
＜取り扱っているもの＞
ジモティーでは基本的にはどのようなものでも取引ができる。
洗濯機や炊飯器、ミシンやデジカメなど使えるものから使えなくなったものまで、幅広く取り扱っている。要らなくなったものを早急に処分したい場合にはジモティーを利用するのも良いだろう。
尚、必ずしもタダで譲らなければならないわけではない。急な変更は相手を困らせてしまうが、事前に買取価格をつけて応募するのはOKだ。
不用品処分にも役に立つ『アゲマス』
＜特徴＞
不用品の引き取り人を探すことができる不用品あげます、くださいサイトである。
逆に欲しいものを求めることもできる。送料も受取人に負担してもらうことができる。ひとつひとつ出品するのも良いが、複数の不用品をまとめて出品することもできるので便利だ。
尚、現金や金券の提供や要求は禁止されている。
＜賢い利用方法＞
写真が用意できるのであれば、譲りたいものの写真を載せておいた方がより注目が集まりやすい。送料をどちらが負担するのかも決めておくべきだ。
あとは商品に関する簡単な説明のみで良い。発送元がどこなのかも提示しておくと良いだろう。
欲しいものを求めている人もいるので、なかなか引き取り人が見つからない場合は物資要望一覧をチェックして交渉してみるのもひとつの方法だ。
＜取り扱っているもの＞
現金や金券など禁止されているものを除けばどのようなものでも譲り渡すことができる。
冷蔵庫や自転車、食料品や楽器を取引する人もいるようだ。着られなくなった衣類やぬいぐるみなども目立つ。
やり取りが終わった後は感謝の声コーナーへ手紙を投稿することもできる。改めて相手へお礼をしておくのも良いだろう。
フリーマーケットのようなサイト・掲示板を利用したい時
次は、フリーマーケットのように気軽に利用できるサイト・掲示板だ。
リサイクルにも貢献できる『エプリ』
＜特徴＞
不用品を欲しい人へ譲ることでリサイクルを目指すサイトである。
会員登録は必要だが、取引が成立するとエプリポイントや環境保護ポイントなどが貯められる。また、寄付活動も行われている。
取引を終了した取得者からのお礼メッセージも公開されている。サイトが明るく可愛らしい雰囲気だ。
＜賢い利用方法＞
会員登録に関する費用は必要ない。会員登録によるポイントプレゼントなど、時期によってはキャンペーンも実施されているので上手く利用すべきだ。
無償提供に特化したサイトであるため、申し込み者がいれば処分に費用がかかるはずの不用品を無料で譲り渡すこともできる。
リクエスト一覧表もあるので、一覧表をもとに出品してみるのも良いだろう。
＜取り扱っているもの＞
ブランド物から楽器、家具や家電など数多くの不用品を取り扱っている。シールや切手などマニアックな募集もある。
送料の負担や直接受け渡しの可否なども明記できるので、スムーズに取引ができるのも魅力的だ。
処分にお金がかかりそうな不用品をエプリで出品してみるのもいいのではないだろうか。
不用品をあげることで特典がついてくる！？『ガレージセール』
＜特徴＞
フリーマーケットのような感覚で不用品を譲ったり貰ったりすることができるサイトである。
メールアドレスを使って無料で簡単に登録が出来る点も良い。FacebookやTwitterのアカウントを使って登録することも出来る。
オープンな雰囲気も使いやすさに繋がっていると言えるだろう。
＜賢い利用方法＞
パソコンやスマートフォン、タブレットなどからでも利用ができる。写真を掲載して不用品に関して簡単に説明を添えるだけで良い。
販売価格を決めることもできる。もちろん、無料で譲ることも可能だ。わずか60秒で出品できるスピーディーさは『ガレージセール』の大きな特徴でもある。
FacebookやTwitterへ自分の出品物について拡散することもできるのも良い。
有料にはなるが、プレミアムガレージに登録すると手数料が約50％OFFになるコンシュルジュサービスが受けられるなど、様々な特典もついている。
＜取り扱っているもの＞
古着やアクセサリーなどの小物からテーブルや椅子など大型の不用品まで、幅広く取り扱っている。
『ガレージセール』の良い所は、不用品を相手に手渡しすることを許可している部分である。取り引きによっては送料をかけずに不用品を処分することも出来るのだ。
友達など特定の人にだけ自分の出品物を公開することも出来る。信頼できる人とだけやり取りをしたい人にも便利である。
厳しい管理のもと運営されているサイト・掲示板を利用したい時
個人間でのやりとりになるため利用するのが心配、という方にはルールがしっかりと設けられているサイト・掲示板がおすすめだ。
ルール違反者には会員資格失効『あげますください掲示板（あげくだ）』
＜特徴＞
「あげます」「ください」「売ります」「買います」などカテゴリーが明確化されている不用品あげます、くださいサイトである。
ルール違反者にはペナルティが下され、ペナルティが重なると最悪の場合には永久追放されるなど、会員資格が失効される厳しい管理がなされている。
管理がしっかりしているからこそ、より快適なやり取りが望めるのではないだろうか。
＜賢い利用方法＞
各々投稿することもできるが、マイ掲示板を立ち上げることも出来るようだ。
会員登録も無料なので、イタズラを避けたい人には『あげますください掲示板（あげくだ）』をおすすめする。
また、原則無料でやり取りすることになっている。不用品の処分にも便利なサイト・掲示板だと言えるだろう。
＜取り扱っているもの＞
パソコンなどの電化製品やキッチン用品など色んなものが出品できる。
尚、禁止されているものもあるので事前にしっかりと公式サイトでチェックしておくべきだ。
また、地域を絞って募集をかけることも出来るので最大限に利用した方が良い。ランキングが上がれば上がるほど取り引きが楽になるシステムになっている。
物々交換もできるサイト・掲示板を利用したい時
無料での引き渡し、価格をつけて買ってもらう以外に、他の物と交換が可能なサイト・掲示板もある。
手数料無料のコミュニティサイト『シェアマ（旧エコマ）』
＜特徴＞
メールアドレスもしくはFacebookのアカウントを使って無料で会員登録をすることができる、不用品あげますください掲示板である。
不用品を売ったり、譲ったり、物々交換をすることも可能だ。不用品だけでなくスキルやスペースのシェアも行っている。
相手とコミュニケーションをとって取り引きを進めていくことが目的となっている交流の場でもある。不用品を無料回収してもらうだけでなく、コミュニケーションも併せて楽しみたい人にもおすすめだ。
＜賢い利用方法＞
家具や家電をまとめて引き取って欲しいと応募することも出来るようだ。ひとつひとつ出品するのが面倒な人はセットにするなどまとめて出品してみるのもいいのではないだろうか。
無料で引き渡すのが惜しいと感じる人は買取をお願いするか、物々交換を希望してみても良いだろう。様々な手段が選べるのも『シェアマ（旧エコマ）』の良さである。
淡々とした取引ではなく、相手と密なコミュニケーションを取りながら交渉が進められるのもユニークであり便利だ。
＜取り扱っているもの＞
衣装ケースや楽器など多種多様な物がやり取りされている。欲しい物がある時は不用品との物々交換を交渉してみるのも良いだろう。
有料回収となってしまう不用品でも無料で引き取ってもらえる可能性があるのだ。
不用品の処分や譲り合いだけでなく、メンバー募集やイベント告知にも役立つコミュニティサイトである。不用品の片づけに限らず、物のレンタルも行えるので活用してみるのも良いだろう。
このような時はどうすべきなのか？
上記のサービスは個人間でのやりとりになるため、トラブルや対応に困る事態も起こるだろう。その際、どのように対処すればいいのだろうか？
取り引きの相手に口座番号や電話番号を聞かれた時
サイトのルールに従うべきである。
サイトや掲示板によっては、個人同士の口座番号や電話番号のやりとりを禁止しているところもある。やりとりOKなサイトや掲示板であっても、口座番号や電話番号は貴重な個人情報であるため、相手に提示するのは控えた方が良い。
信頼できる相手であるのなら良いが、なるべくサイトや掲示板を通してでの取り引き・完結にした方が安心である。
取り引き相手とトラブルになった時
やり取りを行う中で、郵送トラブルなど何かしらのトラブルが生じてしまうことは珍しいことではない。
感情的になったり、事を大きくし過ぎないようにすることが大切だ。先ずはサイト運営側に対処方法を聞いてみるのも良いだろう。
自己責任だと言われたら穏やかに相手を説得するのみだ。誹謗中傷など、明らかに取引と関係のないことをしてくる場合は速やかに運営側へ報告しておこう。
