元永定正(もとなが さだまさ)は、1900年代後半から2000年代はじめにかけて活躍した日本の画家、絵本作家である。「もけらもけら」「もこもこもこ」といった絵本の挿絵が有名だ。
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独創的な元永定正作品
有名画家である吉原治良に師事し、これまでの絵画、美術の概念にとらわれない新しい表現として当時注目されていた「具体美術協会」に参加した元永定正は、「おもしろい駄作をたくさん作る」をコンセプトに様々な独創的な絵画作品を発表している。
絵の具を使って筆で描くのではなく、絵の具をそのまま流す、拾った石を使う、絵の具ではなく色水を使うなど、常識にとらわれずに選んだ画材を使って、「ファニー・アート」とよばれる個性あふれる絵を多く描いた。
そして1971年に「具体美術協会」を去ったが、その後もユニークな作品を描き続けた。
絵本作家としての活躍
もともと漫画家を目指していた元永定正は、洋画を描く画家として活躍した後、1970年頃からは絵本作家としても多くの作品を発表している。
広く知られている「きたきた うずまき」「おおきい ちいさい」などの絵本に加え、挿絵を担当した「もけらもけら」「もこもこもこ」などは、幼児なら誰もが知っていると言っても過言ではないほど有名な絵本だ。
絵本の挿絵も、洋画と同じく元永定正らしい絵が多い。独特だが人を引きつける面白い絵が多く、子供から大人まで広く人気のある画風である。
受賞歴
元永定正は、「具体美術協会」に所属している間も、そしてその後も、様々な展示会に作品を出して受賞している。
1964年の現代日本美術展にて、その独創的な作品が評価されて受賞。そして、1983年には権威ある日本芸術大賞、1991年に絵本にっぽん賞、1992年には大阪芸術賞などを受賞した。
また、その活躍が認められ、「紫綬褒章」や「勲四等旭日小綬章」も受賞している。
代表作と買取価格相場
元永定正の作品は、シンワオークションで落札見積価格50万円から80万円としてオークションにかけられたのをはじめ、様々なオークションに出品されている。
また、買い取り業者や絵画専門店などで買取強化作品としてあげられており、有名画廊や画商なども積極的に買い取っているなど、人気の高い画家として評価されている。本物のオリジナル作品であれば高く買い取ってもらえる可能性が高いので、まずは各社に見積もりを依頼してみよう。
良い買取店の選び方
洋画を取り扱っている業者は多い。そのなかでも高額査定が期待できる買取店情報を見てみよう。
絵画専門店での買い取り
絵画を売却するのであれば、まずは絵画専門の買取店などに持ち込むことを検討したい。特に素人には評価の難しい「具体美術」のような作品は、知識のある専門家に査定をしてもらい、その価値についての説明や、査定の根拠などをきちんと確認したいところである。
最終的に契約をする店は各店を比較してから決めると良いが、まずは専門店に相談をし、ある程度の知識を自分でも身につけてから売却することをおすすめする。
具体美術は、広く誰もに知られているわけではないが、美術作品の専門家であれば知っている分野であり、予想よりも高く評価されることも多い。ただし、絵画の専門店であっても全部の店が具体美術の売買を得意としているわけではない。店によって評価が違うことも多いので、その点に注意して買取りに出そう。
総合買取店での美術品買い取り
中古品などを買い取っている店としてよく知られている総合買取店でも、近年は絵画を積極的に取り扱っている。なかには、美術品専門の査定士も置き、多くの作品を買い取っているいる店もある。
フランチャイズやチェーン店の場合は、店によって、また査定士によって評価が違う可能性もあるが、良い査定士に見てもらうことができれば高額で買い取ってもらえるだろう。総合買取店は査定額が安くなると決めつけず、一度査定を依頼してみるのも良いだろう。
また、大手のチェーン店などでは、洋画限定、作者限定などの買取価格10パーセントアップキャンペーンなどを定期的に実施している店もあるので、そのようなタイミングをねらって買い取りに出すのもおすすめだ。
絵画を売る前にチェックしたいポイント
元永定正の絵画は、どの作品もある程度の価格で買い取ってもらえる可能性がある。その査定額をさらにアップする2つのポイントを紹介しよう。
作品の保存状態
絵画は特に直射日光と湿度に弱いので、日が当たらず、湿度の高くない場所で保存するのが基本である。日頃から環境に気を配って大切に保管されている絵画は、日焼けや劣化が見られず、綺麗な状態が保たれているだろう。
反対に、日のあたる場所や、湿度の高い倉庫などに長く置かれていた作品は、日焼けや劣化などが見られ、状態によっては買取価格が減額されてしまう可能性があるので注意したい。
もし良い状態に保つのが難しければ、価値が下がる前に売りに出すことを検討するのも良いだろう。
付属品の有無
作品に付属品がある場合は、一緒に買い取りに出せばその分査定額がアップするので、紛失しないように保管をしておこう。
専用の箱や、説明書、購入時の書類など、その作品に関するものは、価値がわからなくてもひとまず全て買取店に持って行くことをおすすめする。
無料査定をスタートしよう
作品の価値をまずは知るために無料で鑑定して貰おう。価値を知ってから売るかどうかは決めればよい。まずは電話やメールで無料査定が出来る総合美術買取センターで問い合わせてみよう。
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