向井潤吉は、京都府出身の洋画家である。
実家は宮大工の家柄で、当初は日本画を学んだものの、途中で洋画に転向し関西美術院などで油彩を学んだ。
1927年~30年にかけてフランスに留学して洋画を学ぶ。その時制作した絵画が帰国後、二科会にて樗牛賞を受賞するなど評価された。
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作品の特徴
戦後、新潟県川口村の古い民家の絵を制作した後に全国各地にある古民家を描くようになり、その数は約2,000点にも上った。
古い藁葺き屋根の家屋を情緒あふれる画風で描くことは向井潤吉のライフワークとなり、「民家の画家」と呼ばれるようになった。
向井潤吉の絵画の価値とは
日本各地の古民家を描き、「民家の画家」として高く評価されている向井潤吉の作品は、高額で取引される傾向にある。
油彩は数百万円で取引されており、人気作や代表作はオークションなどで1000万円を超える価格で取引されたこともある。
向井潤吉は、その他にも水彩やリトグラフ、シルクスクリーンといった版画も制作しているが、こちらは人気作などが数十万円で取引されている。
向井潤吉の作品の価値を決めるポイントについて
古民家などを描いた作品が高く評価されている向井潤吉の作品は、前述のように高額で取引されている作品も多い。
しかし、作品の価値を決めるポイントは作者だけでなく作品の内容や状態などいろいろあり、向井潤吉の作品であっても、時に期待したほどの価格で取引されない場合がある。
ここに、向井潤吉の作品の価値を決めるおおよそのポイントについて記載していく。
人気の高い作品
人気の高い作品は需要も高くなることから、取引価格も高くなる可能性がある。
向井潤吉は古民家を描いた作品のほか、ヨーロッパ留学時代や帰国後などに様々な作品を制作しているが、やはり古民家を描いた作品の人気が高い。
人気作となると、より高額での取引が期待できるだろう。
向井潤吉のサインがある作品
作品中に向井潤吉のサインがある作品は、需要が高くなる可能性がある。
絵画の価値を決めるポイントとしては作品の内容や出来、状態などが大きく、サインの有無は作品の価値にはそれほど大きな影響を与えない。
しかし、愛好家は向井潤吉のサインがある作品を好むため、需要が高くなる傾向にあるようだ。
また、洋画では作品中ではなく、絵が描かれているキャンバスなどの裏にサインや作品名などを記載することがあるので、所有している向井潤吉の作品のサインの位置を確認したほうがいいだろう。
状態が良い作品
評価が高い向井潤吉の作品であっても、状態が悪ければ作品としての価値が下がり、取引価格も下がってしまう。
悪い状態としては、日焼け、シミ、作品の欠損、破れ、カビ、虫食いなどが挙げられる。
これらは、作品を保管していた環境が絵画などを保管する環境として適していなかったことにより発生した可能性がある。
状態を悪化させて作品の価値を下げないためにも、作品を保管する場所は絵画の保管に適した環境に整えた方がいいだろう。
鑑定証がある作品
人気画家ともなると、あたかもその人気画家が描いたかのように他人が制作した作品、贋作が存在する場合がある。
価値がない贋作
贋作は作品としての価値は無いに等しい。
もし贋作を向井潤吉の作品として取引してしまったとしたら、取引に関係する費用はすべて無駄になると言っても過言ではない。
テレビ東京の「開運!なんでも鑑定団」において、向井潤吉の作品として出された品が贋作で数千円と鑑定されたこともある。
本物の証拠、鑑定証
そのような事態を防ぐために、鑑定証というものがある。
鑑定証は、所定の鑑定機関が向井潤吉が制作した作品と鑑定した証拠となるものだ。鑑定証があれば、安心して取引ができるといえる。
そのため、取引の際には鑑定証の有無が重要となる場合もある。
高額買取業者を選ぶには…
「民家の画家」として評価も高く、需要も高い向井潤吉の作品を取り扱う買取業者は多い。
向井潤吉の作品を買取業者へ売却することを検討している場合は、数多い買取業者の中から売却する買取業者を選択する必要がある。
見積りを比較してみる
買取業者を選択する基準の1つとして、買取価格の高さが挙げられる。
買取価格の高い買取業者を見つけるには、複数の買取業者に見積りを依頼する方法がある。
提示された見積りを比較して、一番高額を提示した買取業者と買取の交渉を進めれば、より高額で売却できる可能性が出てくるといえる。
取引実績があるところがおすすめ
また、見積りを依頼する買取業者については、向井潤吉の作品に精通し、向井潤吉の作品の取引実績が豊富な買取業者がいいだろう。
取引実績が豊富な買取業者は、市場における向井潤吉の作品の価値を把握している。
そのため、提示される見積りは、それを反映したより正確な価格となることが期待できるからである。
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