世の中で最も生存競争の激しい業界は、何だろうか。ほとんどの方はこう答えるのではないだろうか、それは飲食業界だと。 毎年数え切れない飲食店が開店し、そして消えていく。生存競争に勝ち続けることも難しく、チェーン店ですら店舗の増減を激しく繰り返すありさまだ。
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厨房機器の買い取り需要
こうした激しい生存競争の中で、大量に資材が廃棄されるものだ。中でも厨房機器は、リサイクルが可能であり、厨房機器を買い取る業者は日本全国に多数存在する。
他の家電との違い
厨房機器は、一般の白物家電と違い、見た目の美しさや一台で色々な役割をこなす性能等は求められない。もちろん、食品を扱う都合上、一定程度の清潔感は必要になるが、インテリアやデザインなどの付加価値的要素はほとんど考慮されず、言ってみれば、目的さえ果たせれば、あまりこだわりを持つ人はいないのだ。
こういった状況を背景に、厨房機器の買取業界は、他のリサイクル業界よりも中古品が循環しやすい環境にあり、非常に活気があるのだ。
一括買取も珍しくない厨房機器
厨房機器のリサイクルは、機器の買い替えをきっかけとして、単品の買取案件が発生することが多いが、飲食店の閉店をきっかけに厨房機器をまとめて買い取るようなことも少なくない。「閉店コンサルタント」のような存在もあり、厨房機器の買取だけでなく、店舗の解体も含めて事業を行っている業者もあるぐらいだ。
状況に応じた買取査定を
閉店処分でまとめて厨房機器を買い取ってもらう際には、正直、一品一品見積査定をしてもらっていたのでは、時間も手間もかかってしまう。
この場合、信頼性を重視して業者を探し、まとめて買い取ってもらうのがベターだ。
単品、もしくは少数の厨房機器を買い取ってもらう際は、多数の業者に簡易的に買取金額を提示してもらうようなウェブサイト等もあるので、使ってみる価値はあるだろう。
壊れていても買い取ってくれる?
厨房機器の種類や状態によって異なるものの、発売から2~3年経過しているものであれば定価の15%程度、5年ぐらい経過しているものであれば定価の10%程度が一般的な買取金額の目安だ。発売から10年以上経っている厨房機器は、だいぶ安値になってしまい、ひょっとしたら買い取ってくれない場合もある。
故障してしまった厨房機器は
では、厨房機器が故障している場合はどうだろうか。前述のとおり、厨房機器の買取業者は多く、最近では故障していても買い取ってくれるところが多い。
その場合は、業者が修理して再販したり、有用な部品を取り出してリサイクルしたりするので、売れるには売れるが、多少は安くなってしまうことを覚悟しておこう。また、故障の状態に加えて、年数によっても買取可否が変わってくるので注意しよう。
値段が付かない場合は…
仮に、壊れている厨房機器に値段がつかなかったとしても、正常に作動する厨房機器と同時に査定してもらえば、一括して引き取ってもらえる可能性がある。粗大ゴミとして処分すると逆にお金がかかってしまうので、壊れている厨房機器は多数の機器と混ぜて査定に出してみよう。
オークションに売るのは控えたほうがよい?
なお、オークションに出品することは、あまりおすすめしない。オークションでは、買取金額が未知数なだけでなく、確実に落札される保証がない。壊れていればなおさらだ。
家庭で使う白物家電と違い、要らない厨房機器が店内にあれば無駄なスペースを食ってしまう。また、閉店のため売却したい場合、退去の日程も決まっていることが多いため、処分するまでの期日が重要になってくる。仮に落札されたとしても、運搬や引き取りの問題がある。相手は業者ではないことが多いので、あまり手際が良いと思わないほうが賢明だろう。
これらのリスクに鑑みると、厨房機器をオークションに出品することは避けたほうが良いだろう。
厨房機器を高く買い取ってもらうには?
せっかく売るのだから、1円でも高く売りたいと思うのが普通だろう。厨房機器をより高く売るコツも少し紹介しておこう。
きれいな状態、正常な動作を保とう
まずは、当然の話になるが、日頃から厨房機器を丁寧且つ綺麗に扱うよう心掛けることだ。業務用厨房機器は使う頻度も高く、汚れやすい環境にある。こうした汚れが定着しないように、日頃からしっかりお手入れをしておくことが肝心だ。余計なお世話な感もあるが、こうしたお手入れは衛生上にも良いため、必ず行うようにしよう。
また、買取の際に、動作確認ができる状態にしておくことも買取金額の向上につながるかもしれない。しっかり使えることをアピールするための、お膳立てである。
壊れていない場合の買取価格・相場
壊れている場合は原因を把握しておこう
では、壊れている厨房機器はどうしたらよいのだろうか。機器をキレイな状態にしておくだけではなく、どこが壊れているのか、どのように壊れているのかを明確に伝えられる状態にしておくのがよいだろう。
さもなくば、本来はネジ1本がなくなっただけで正常に稼働しないものに対しても、「完全にぶっ壊れている」と判断されてしまうかもしれない。こうなれば、大損だ。
売るタイミングを見極めよう
なお、厨房機器によっては買取金額が大きく変動するものがある。それは季節に関係のある機器だ。
例えば、冷凍庫や製氷機などは夏前によく売れるので、その頃、買取額も相応にアップする。冬に関係のあるものは、夏が過ぎたころによく売れるので、やはりその頃に買取金額が上がる。
もし時期的な余裕がある場合は、こうした季節に関係のある機器は売るタイミングを充分に考慮して、買い取ってもらうことをおすすめする。
まとめ
厨房機器のリサイクル業界は非常に活気があり、業者はこぞって厨房機器を大量に仕入れたがっている。そのため、もし不要な厨房機器があるのなら、厨房機器を扱う買取業者に連絡してみよう。
仮に壊れたものであっても買い取ってもらえる可能性は十分にあるので、あきらめることなく、積極的に業者に相談してみよう。
信頼できる買い取り業者を見つけよう
おそらく、最終的にネックになるのは、いかにして信頼できる買取業者を見つけるかだろう。業者によっては、販売店舗も構えているので、もし近くにそのような店があれば、直接聞いてみるのもよいだろう。
店内に陳列されている厨房機器を観察することで、肌で感じる雰囲気もある。担当者と話をしてみることでわかることもある。厨房機器の型番などを控えておけば、その場でおおよその買取額を教えてくれることもあるだろう。直接訪ねることができなくても、電話で問い合わせるだけでも、どんな業者なのかはつかめるものだ。
特に壊れた厨房機器が多いような場合には、交渉も必要になってくるので、柔軟に対応してくれる業者を選ぶようにしよう。
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