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天保通宝とは…
天保通宝は天保6年(1835年)から明治3年(1870年)まで鋳造された銭貨で、総発行枚数は約4億8千万枚にのぼる。
4種類に分けられる天保通宝
何度か鋳造が中断した時期があるが、それぞれの時期に鋳造された天保通宝には文字などのデザインにわずかな差異があることから、それによりいつの時期に鋳造されたものか見分けることができる。
さらに、大阪でも鋳造されていたため、それも合わせ幕府が発行した天保通宝は、本座長郭、本座細郭、本座中郭、本座広郭の4つに分けられる。
密造されたバージョンも多数ある
また、天保通宝は額面よりかなり安いコストで鋳造できたことから、水戸藩、薩摩藩、福岡藩、岡藩、土佐藩、長州藩、会津藩などの雄藩が天保通宝を密造しており、それらの藩が鋳造した天保通宝も現存している。
さらには民間で密造されたと思われる天保通宝もあり、様々なバージョンがあることが確認されている。
鋳造が中止されてからもしばらく流通していたが、明治24年(1891年)12月31日をもって運用が停止され、通貨としての天保通宝の役割を終えた。
天保通宝の買取価格について
天保通宝は鋳造時期が30数年と短かったものの、5億枚近くが鋳造され、さらに密造された天保通宝の枚数も1億枚以上とかなり多いことから、天保通宝自体の希少価値は高いとは言えない。
そのため、一番多く存在する通用銭の買取価格は、状態が良いもので3,000円程度となっている。
ただし、地方の雄藩で密造された天保通宝は、各藩内でのみ流通したもので発行枚数は幕府が発行した天保通宝ほど多くないことから、希少価値が高いものもあり、高額で買取される場合もある。
小字
現在の青森県東部から岩手県中部にあった南部盛岡藩は、天保通宝の密造を行っていた雄藩の1つであり、数多くの天保通宝を鋳造した。
その中でも小字と呼ばれるバージョンの天保通宝は、数が少なく希少価値が高いことから、状態がよければ20万~30万円で買取されることもある。
広郭長足室
現在の福島県会津地方にあった会津藩は、幕府側の藩であったにもかかわらず天保通宝の密造を行っており、こちらも様々なバージョンの天保通宝が存在していたことがわかっている。
広郭長足室というバージョンの天保通宝は、数が少なく希少価値が高いことから高額で買取されている。状態が良ければ20万円を超える価格で買取されることもあるようだ。
仙台藩の広郭長足宝
現在の宮城県仙台市にある、あの伊達政宗を藩祖とする仙台藩も天保通宝の密造を行っていた雄藩の1つである。
仙台藩が鋳造した天保通宝は数が少なく、高額で買取されるものが多い。
こちらの広郭長足宝は希少価値が高く高額で買取されることもある。買取業者にもよるが10万円を超える価格で買取されているようだ。
さらに高価買取になるものも
地方の雄藩で密造された天保通宝は、希少価値がそれほど高くないものでも1万円前後の価格で買い取られており、幕府が鋳造した天保通宝よりは高価となっているようだ。
また、上記にあげたものよりも希少価値が高い天保通宝もあり、さらに高額で買取される可能性もある。
希少価値が高くないとした幕府の元で鋳造された天保通宝であるが、鋳造する型の元となる母銭と呼ばれる銭貨は、流通した通用貨に比べ数が少なく希少価値が高いことから、数万円の価格になることもある。
天保通宝の買取について
天保通宝は幕府が鋳造しただけでも4種類あるが、前述のように様々な場所で鋳造された経緯があるため、細かいバージョンも含めると100種類以上もある銭貨となる。
依頼は査定実績豊富なところへ
そのため、天保通宝の査定は天保通宝の査定実績が豊富な買取業者でないと正確な査定ができない可能性が高い。
査定依頼にはそのような買取業者を選ぶといいだろう。
買取業者によっては、数万円で買取されるような天保通宝を、希少価値がそれほどない2000円くらいの天保通宝として査定されてしまうこともあるのだ。
査定依頼は複数の買取業者へ
また、査定を依頼は複数の買取業者に依頼した方がいいだろう。
そうすれば、天保通宝の持つ本当の価値を見抜く買取業者を出会う確率が高くなり、安く買い叩かれることも少なくなるからである。
買取業者の選択について
査定を依頼する買取業者の選択については、前述のように天保通宝の査定実績が豊富であることのほかにも留意すべきことがある。
買取実績
まず、天保通宝含む古銭などの買取実績が豊富な買取業者を選択した方がいいだろう。
買取実績が豊富であるということは、それだけ多くのユーザーから支持されている買取業者であるので、高額での買取が期待できるのだ。
また、買取実績が豊富な買取業者は古銭に対する知識が豊富であることが多いので、正確な査定が期待できる。
充実したサービス内容
次にサービスが充実している買取業者を選ぶことも重要なポイントになる。
例えば、買取時に査定料や手数料など様々な名目の費用が必要となる場合があるが、これらの費用が高いと売却したことにより得られる売却益が少なくなってしまうので、これらの費用が安い買取業者が望ましい。
その他にも、問い合わせに対する返答が遅い、査定に時間がかかる、アフターサービスに対応していない、というようにサービス内容が悪いとトラブルに発展することもある。
そのため、買取業者のサービスが充実していることは重要なことと言える。
おすすめの買取業者
これを満たす買取業者の中でおすすめなのが、「スピード買取.jp」である。
スピード買取.jpは様々な古銭の買取実績が豊富で、多くのユーザーに買取を依頼されている。
買取実績の一部がホームページに公開されており、スピード買取.jpがどれくらいで買取をしているか把握できるのも安心できる。
また、買取にかかる費用を無料にすることを宣言しており、出張買取時は最短30分で訪問するサービスやアフターサービスも万全。サービスが充実している買取業者といえる。
天保通宝の売却を検討している場合は、スピード買取.jpにも査定を依頼すれば、満足のいく結果となるだろう。
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