洋服の買取相場の徹底調査をして、本コラムでは紹介していこう。ここでは、重さ別の買取価格、ブランド別の買取価格をテーマにしている。買取市場で高く売るために、また買取サービスで損をしないためにも、売る前に買取相場をリサーチしておくことは重要だ。洋服の買取相場を紹介していくので、参考にしておくといいだろう。
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洋服の重さ別の買取相場について
まず最初に、洋服の重さ別の買取相場を紹介していこう。この重さ別の買取は、持ち込んだ洋服の重さによって、買取金額が決まるという売り方である。この重さ別の買取は、量り売りと呼ばれることも多い。では、実際にどのような金額で買い取られているのだろうか。
重さ別の買取はkgでの査定となる
重さ別の買取の査定基準は、kgでの査定が基本となり、〇kgで何円というように表記されていることが多い。買取金額相場は、1kg、100円～150円くらいとなるようだ。ただし、この1kg、100円～150円の相場は、洋服の状態が良い場合なので、実際に売却する際は注意しておいたほうがいいだろう。
ちなみに、状態が良くない洋服は、1kgが1円～10円の相場になるようだ。この相場で、10kgの洋服の買取金額を計算してみると、状態の良い服の場合、1,000円～1,500円、悪い状態であれば、10～100円となるだろう。ぜひ参考にしてみてほしい。
重さ別の買取では、基本的に買い叩かれる可能性大
上記で、重さ別の買取相場について紹介してきたが、基本的にこの重さ別の買取では、安価な買取金額が予想される。実際に状態などの度合いは業者の判断となるため、査定は悪い状態が基準となることも多く、買い叩かれてしまうのだ。重さ別の買取では、買い叩かれる可能性が高いと考えておいたほうがいいだろう。
ブランド別の買取金額相場について
これまで、重さ別の買取について説明してきたが、次はブランド別の買取金額の相場について、説明していこう。
ブランド別の買取相場は定価の10％〜20％
このブランド別の買取は、洋服のブランドによってひとつひとつ査定する買取のこと。基本的には人気のあるブランドであったり、海外のハイブランドであったりと、需要の高いブランドをメインに買取をおこなう。このようなブランド別の買取では、シャネル、ルイヴィトン、プラダなど、国内外でも高い人気を誇り、また販売価格つまり定価も非常に高価なブランドモノが多いようだ。そのため、ノンブランドの洋服を依頼しても、買取不可になることも多い。
そんなブランド別買取の相場だが、定価の金額から10％〜20％となるようだ。なかには、バックや財布など価値が落ちにくいモノなどは定価から75％までが上限という相場になっている。ただ、このような金額での買取はほとんどないと言っていいだろう。基本は先述したように、10％〜20％が相場だ。ブランド品だからといって、必ず高額査定になるというわけではないので、心得ておこう。
ブランド別の買取査定は、業者により大きく異なる
ここまで、ブランド別の買取相場を紹介してきた。だが、ここで紹介してきた相場は全体的な買取相場となるため、すべてこの相場で買い取られているわけではない。もちろん一般的な相場ではあるので、そこまで大きな差はないだろう。
だが、このブランド品買取は通常の買取とは違い、業者の得手不得手が買取額に大きく影響するのである。例えば、A社はプラダに特化しており買取金額は高いが、そのほかのブランドの金額は安い、B社はグッチ買取を強化しているため、ほかのブランドよりも高く買い取っている、といったように、業者によって鑑定士が異なり、また販売ルートも違うため、買取金額に差が生じてくるのである。業者ごとで買取金額は大きく変わるので、相場を基準に自分が納得できる業者を探すといいだろう。
それぞれの買取金額の相場を見て
ここまで、本コラムでは重さ別の買取とブランド品の買取相場について紹介してきたわけだが、おおよそでも、どれくらいの金額で買い取られるのか把握できただろうか。おおまかな相場でも把握しておくことは買取サービスを利用する上で、プラスに働くだろう。
最後に、この重さ別の買取とブランド別の買取を利用する上でのコツを述べていくので、参考にしてもらえると幸いだ。
重さ別の買取はノンブランドで金額を期待しない場合に
重さ別の買取では、上記で記述した通り安価な金額での買取となる傾向にあるため、どうしても高額査定は望めないだろう。そのため、この重さ別の買取で、ブランド品などの洋服を含めて量り売りすることは避けたほうがいいだろう。
基本的にリサイクルショップなどでこのような量り売りでの買取が多く、買い叩かれる可能性が非常に高いので注意しておくべきだ。ノンブランドものの洋服を捨てるよりは、少しはお金に換わればいいと、買取金額はそこまで気にしない場合に利用しよう。なお、ノンブランドの買取相場については以下のコラムを参考にしてみてほしい。
ブランドモノであれば、ブランド別で売ったほうがいい
重さ別の買取は、ノンブランドで買取金額は気にしない場合に適しているということだが、ブランド品の場合はここで紹介したブランド別の方法で売るほうがいいだろう。もちろんショップによって買取金額は異なるが、安定した買取ができるだろう。ブランド別の買取を行っている業者には、市場での相場や鑑定ができるスタッフが常駐しているケースが多いので、価値のあるブランドであれば、高額査定となりやすいだろう。
まとめ
本コラムでは、重さ別の買取価格の相場、ブランド別の買取価格の相場を紹介してきた。買取依頼を考える際は、事前にリサーチをして相場や売るときのポイントなどを押さえておくと安心だろう。
売れるモノや買取業者の数は多くなってきているため、どの業者で、どのように売るのかは大事なポイントとなっている。ぜひ、今回紹介した内容をもとに、信頼できる売り方や買取業者を選び、納得のいく金額で売っていただきたい。なお、古着を売る方法やおすすめの買取業者を以下のコラムで紹介しているので、こちらも参考にしてみてほしい。
