引用:http://www.imagine.co.jp/list/tamako.html
片岡球子は、1905年(明治38年)生まれの日本画家である。
女子美術専門学校(現・女子美術大学)日本画科高等科卒業後、小学校教師をしながら日本画の創作を進め、「落選の神様」というあだ名がつけられるほど展覧会に応募しても落選が続いたが、第26回院展に「緑陰」が入選して以降、入選が続いた。
その後、教職を辞して女子美術大学日本画科などで後進の指導にあたりつつ創作を続けた。
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作品の特徴
片岡球子の日本画の特色は、型破りな構成と独特の色使いである。
あまりに個性的であったことから一時ゲテモノと呼ばれることもあったが、自分の信じる道を貫いた結果、次第にその特色が認められるようになり、日本画壇に確固たる地位を築くに至った。
片岡球子の絵画の価値とは
型破りな構成と独特の色使いで人気の高い片岡球子の手掛けた日本画は、高額で取引されることが多い。
代表的なシリーズは高額
通常の作品でもオークションなどで数百万円で取引されることも珍しくないが、「面構」・「富士山」といった片岡球子の代表的なシリーズの日本画となると、1千万円を超えることもある。
人気のリトグラフは100万円以上
片岡球子は、リトグラフなどの版画の制作も行っているが、こちらも評価が高く、人気シリーズともなると100万円以上で取引される場合も多い。
ただし、リトグラフなどの版画は制作数も多いので、日本画に比べると比較的安価で入手できる場合も多く、数十万円で入手できる場合もある。
片岡球子の作品の価値を決めるポイントについて
人気が高い日本画家である片岡球子の作品は、前述のように高額で取引される場合が多いが、作品の内容や状態などによって取引価格に差が出る場合がある。
どのような場合に高額での取引が期待できるか、ポイントを挙げていくので参考にしてみてはいかがだろう。
人気が高い作品
人気が高い作品は需要が高いため、他の片岡球子の作品より高額で取引される傾向にある。
片岡球子の人気シリーズとしては、女子美術大学で後進の指導していた時に制作を開始した「面構」や「富士山」といったシリーズの人気が高く、片岡球子の作品の中では高額で取引されている。
また、片岡球子が制作する日本画の特色である、型破りな構成と独特の色使いがよく出ている作品の人気も高い。
片岡球子のサインや落款がある作品
作中に片岡球子のサインや落款がある作品は、ない作品より好まれる傾向があり、高額で取引される可能性がある。
作品の価値としては、作品の内容や出来栄えなどのほうが重要であり、サインや落款の有無はそれほど大きな影響はないが、需要という面ではサインや落款がある作品のほうが大きいようだ。
共箱、共シールがある作品
日本画の場合は、共箱、共シールの有無が価値を決めるうえで重要な役割を果たすことが多い。
共箱とは、日本画を入れる桐箱などに作者がサインや作品名などを記載する箱書きを加えたものである。共シールは箱書きと同様なことを記載したシールで、作品の裏側に貼られる。
共箱、共シールがあれば作品としての価値も上がり、高額で取引される可能性がある。
状態が良い作品
どんなに人気が高い片岡球子の作品であったとしても、状態が悪ければ価値が下がり、取引価格も下がる可能性が高い。 逆に、状態が良ければ作品の価値も高くなり、高額での取引も期待できる。
日焼けやシミ、破れなどがあると作品の価値は下がり、取引価格も下がってしまう。
また、あまりに状態が悪いと取引を断られてしまうこともあり、そうなると作品の価値は限りなく低くなってしまう。
そうならないためにも、作品の保管には日頃から十分な注意を払い、作品の価値を下げないようにしたほうがいいだろう。
鑑定証がある作品
言うまでもないことだが、作品が本物であることが高額で取引する場合の絶対条件である。
本物でなければ、テレビの鑑定番組で贋作を鑑定した時のようにみじめなほど低評価を受けてしまうこととなる。
作品が片岡球子が手掛けた作品であることを示すものとして、鑑定証がある。
鑑定証があれば、作品としての価値が上がるというより、本物の作品として作品の価値が保証されることになるので、安心して取引ができるのである。
高額買取業者を見つける方法
人気が高い片岡球子の作品を取引する買取業者の数は多い。
そのため、買取業者と取引しようとした場合、多くの中から買取業者を選択する必要があるが、選択する基準として買取価格の高さがあげられる。
片岡球子の作品の買取価格が高い業者を探すためには、複数の買取業者に見積を依頼する方法がいいだろう。
複数の見積を比較して、一番高い買取価格の見積を提示した買取業者に買取の交渉をすれば、高額で売却できる可能性が高くなるといえよう。
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