天皇陛下や皇太子に関する記念行事や、オリンピックやワールドカップと言った国を挙げたスポーツイベントの際に発行される記念硬貨は、人気の高いものであれば額面の5~10倍もの高額査定が期待できる大注目の買取品目である。特に記念「金貨」に属するものは多くの場合高値で買取をしてもらえるため、自信を持って買取店を選ぶことが効率の良い現金化につながる。
当ページでは、高額買取が期待できる人気の記念硬貨を10種類紹介していく。なお、掲載の価格は2017年7月現在の買取価格であり、価格は日々変動していくので注意してほしい。
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天皇陛下御在位60年100,000円金貨幣
昭和天皇の在位60年を記念して、1986(昭和61)年から翌年にかけて発行された日本初の記念金貨である。額面が1万円を超える貨幣価値、第二次大戦後初の金貨、純金製という3つの要素により、一時期は15万円前後の超高額査定が下されることもあった。
買取価格は最高でも額面以下か
しかし発行枚数が1,000万枚という異例の多さもあって2017年の時点でプレミアムはついておらず、金の相場にも左右されるが、「ヒカカク!」での最高買取価格は98,000円と額面以下。銀行に行って両替したほうがよいということになる。
記念硬貨3点セットにはプレミアがつく
ただし、同時期に発行された金(10万円)、銀(1万円)、白銅(500円)の3種類の貨幣が入った3点セットは13,832セットのみの発行という価値があるためか、最高買取価格で113,620円という結果に。金貨単品での価値は現在のところ薄いため、さらなる高値を求める場合はセットでの売却を選択したほうがいいだろう。
天皇陛下御即位100,000円金貨幣
平成天皇の即位を記念した10万円金貨は、1991(平成3)年に200万枚発行された(ただし年銘は平成2年)。
前述の昭和天皇在位60年金貨よりも発行枚数が少ないことと、金の使用量において前者が20グラム、こちらが30グラムということもあって、プレミアムがついて買取されている。「ヒカカク!」での最高買取価格は122,360円。おおよそ120,000円前後での買取となっているようだ。
皇太子殿下御成婚50,000円金貨幣
皇太子殿下のご成婚に伴い、1993(平成5)年に発行された記念貨幣。金、銀、白銅の3種類あり、その中でも最も価値の高いのは、当然50,000円金貨(銀貨=5,000円、白銅貨=500円)だ。日本初の5万円貨幣ということでも注目された。
200万枚発行されたこの記念硬貨は、70,000円~80,000円前後の査定額で買取されている。他の記念金貨と比べると若干小さい27mmの直径で、金の使用量もやや少なめの18グラムとなっている。
長野オリンピック冬季競技大会(第1次)10,000円金貨幣
日本で開催されたスポーツイベントを記念して初めて発行された金貨である。第一次、第二次(以上平成9年=1997年発行)、第三次(平成10年=1998年発行)の3回に分けて発行され、スキージャンプ、フィギュアスケート、アイススケート(スピードスケート)という異なる絵柄が描かれている。
それぞれ55,000枚しか発行されていないこの金貨は、直径26ミリと小ぶりで金の使用量は15.6グラムだ。とはいえ「ヒカカク!」での最高買取価格は58,560円。第一次~第三次共通で、おおよそ1枚50,000円前後と、額面の5倍の金額で買取が行われていることになる。なお販売価格は38,000円だった。
2002FIFAワールドカップ10,000円金貨幣
2002年に日本と韓国で共同開催されたFIFAワールドカップの際に発行された記念金貨。発行は2002(平成14)年で、発行枚数は10万枚である。
長野オリンピックの金貨と同じ直径26ミリ、量目15.6グラムというこの金貨。やはりプレミアムがついた高額査定硬貨となっており、66,000~67,000円で買取が実施されている。ちなみに販売価格は40,000円だった。プラスチックケース入りの10,000円金貨と1,000円銀貨のセットも発行されており、ケース入りセットの場合は1,500円の査定アップというお店も見られた。
2005年日本国際博覧会10,000円金貨幣
「自然の叡智」をテーマに愛知県で行われた万博「愛・地球博」を記念して2004(平成16)年に発行された10,000円金貨である。
発行枚数70,000枚というこの金貨は、長野オリンピックやFIFAワールドカップとほぼ同じ仕様。販売価格は40,000円だったが、やはり66,000~67,000円の高額査定で買取が行われている。こちらも1,000円銀貨とのセットも発行されており、同様にセットの場合は多少なりとも査定はアップするようだ。
東日本大震災復興事業記念10,000円金貨幣
東日本大震災復興事業記念として発行されたこの金貨は、第一次~第四次までの4種類あり、いずれも2015(平成27)年発行である。個人向け復興応援国債を一定額以上保有している人に贈呈されたほか、一部が造幣局から95,000円で販売された。
発行枚数は一次が14,000枚、二次が11,000枚、三、四次が10,000枚。おおよそ67,000円~75,000円の幅で買取されていた。ただし、状態の良い未使用品ということでなら、一部では150,000円というプレミアム価格での買取実績も見受けられた。記念通貨の売却を検討している場合、丁寧に保管をすることも大事なポイントである。
また、この金貨は発行次によって買取金額が変動する傾向があるため、ショップに問い合わせをする場合は記念名だけでなく「第〇次分を売却したい」ということをはっきり伝えるようにするといいだろう。
第5回アジア冬季競技大会記念 カラー1,000円銀貨
青森で行われた第5回アジア冬季競技大会を記念して、2003(平成15)年に発行された額面1,000円のカラー銀貨。銀貨にしては珍しく5万枚という少ない発行枚数だった。
日本初のカラー印刷の貨幣ということもあってか、貨幣価値のおよそ10倍以上にも及ぶ11,000円~18,000円という高値が付いている。なお販売価格は6,000円だった。金貨ほどの高価格にはならないものの、購入時の価格や貨幣価値と比べて考えれば、意外なプレミア品として評価されている。開催地・青森にちなんでリンゴの絵が描かれているカラー銀貨は、見た目の美しさという点で外国人コレクターからも人気があるという。
国際連合加盟50周年記念 1,000円銀貨
国際連合加盟50周年を記念して2006(平成18)年に7万枚発行された額面1,000円のカラー銀貨である。
販売価格は6,000円のこの銀貨の買取価格は、2,000円~3,500円となっており、額面からしたら2倍以上の価値を持っている。ちなみに、銀貨に限らず記念貨幣を売却する場合、必ずケースやボックス、取扱説明書などを付けて完品にすることが理想となる。買取店にコインのみを裸の状態で持ち込んでしまうと、貨幣価値とほとんど変わらない安値となってしまう可能性があることは覚えておいていただきたい。
第67回国際通貨基金・世界銀行グループ年次総会記念 1,000円銀貨
2012(平成24)年に発行された1,000円のカラー銀貨。国際通貨基金=IMFと世界銀行の年次総会が東京で開催されたことを記念して発行された。
この銀貨は貨幣表面が虹色に輝くように微細加工を行う「虹色発色」技術を採用。しかも発色をより鮮明にするために、銀合金を素材としている。買取価格は5,000円~6,500円と、5年前のイベントながら額面の5~6倍もの査定額が付いている。販売価格は8,000円だった。50,000枚しか発行されていないため、今後もさらなる査定額アップが期待できるかもしれない。
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古銭・記念硬貨のバイセルのクチコミ・評判
引用: 古銭・記念硬貨のバイセルのクチコミ・評判・体験談4貴金属は売りませんでしたが祖父が集めていた古銭などを買い取ってもらいました。 一点一点丁寧に査定していただけたので満足しています。 坂上忍さんのファンなので利用したというのが本音ですw
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おたからやは、記念硬貨をはじめ、金貨・銀貨、メダル、ブランド品など幅広い買取をしている買取専門店だ。専門知識を持ったスタッフが常駐しており、買い叩かれるという心配のない業者の1つだ。
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まとめ
記念貨幣として発売されている記念硬貨は、表示金額分の貨幣としてそのまま換金するよりも、多くの場合買取専門店で現金化するべきカテゴリである。記念硬貨の扱いや保管方法、高く売る方法に悩んだ時には、当サイトで紹介しているコラムも参考にしてみてほしい。
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