草間彌生は、絵画・ドローイング・彫刻・インスタレーションなど、多岐にわたって活動している芸術家だ。
2017年2月には新国立美術館で「わが永遠の魂」が開かれ、約130点もの作品が公開された。
日本だけでなく、海外からも草間彌生のファンが訪れているようだ。
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日本を代表する芸術家・草間彌生
草間彌生は1929年の長野県で生まれ、10歳の頃から水玉(ドットペインティング)と網目模様の絵を描き始めた。
幼い頃から統合失調症を患い、幻覚による「水玉や網目が増殖し、カボチャが語りかけてきた」こともあったようだ。繰り返し襲ってくる幻覚や幻聴から逃れるために、草間彌生は水玉模様や網目模様をモチーフとした絵を描き始めた。
16歳の頃には”第一回全信州美術展覧会”で入選を果たす。京都市立美術工芸学校で日本画を学んだ後、実家のある松本に帰郷し毎日何十枚もの絵を描くようになる。
その後、長野・東京と何度か個展を開き、素描やコラージュなどを量産する。
アメリカで前衛の女王と呼ばれるようになる
1957年に草間彌生はアメリカへ渡り、シアトルで個展を開催。翌年は拠点をニュヨークに移し、5点の大型ネット・ペインティングを発表。
ネット・ペインティングはインフィニティ・ネット、あるいは無限の網の目とも呼ばれ、草間彌生独自の感性が高く評価された作品でもある。
1960年代後半には、ボティペインティングやファッションショーを行う。合わせ鏡を用いたインスタレーションや日用品をオブジェに貼り付けた立体作品を制作。
草間彌生の過激なパフォーマンスは常に話題を呼び、前衛の女王と呼ばれるようになる。
草間彌生の個展は世界中で大成功を収めている
草間彌生の活動は作品制作にとどまらず、映像や小説などへと広がりを見せる。
小説”クリストファー男娼窟”は、第10回野性時代新人文学賞を受賞。1996年には国際美術評論家連盟から2年連続でベストギャラリー賞、芸術選奨文部大臣賞、朝日賞、紺綬褒章など数々の受賞経歴を持つ。
2009年には正方形の絵画群である「わが永遠の魂」シリーズの作成を始める。さらにルイヴィトンとの共同コレクションを発表。日本やアメリカはもちろんのこと、中南米やアジアでの個展も大成功を収めている。
2016年には世界で最も影響力のある100人に唯一日本人として選ばれ、文化勲章を受章した。
昔に比べ、作品の価値は5〜60倍に上昇
現代美術家の中でも高い評価を得ている草間彌生だが、20数年前までは日本での知名度は低く、独特な作品のせいか興味を示す人も少なかった。
日本国内よりも海外での人気の方が高かったのだ。今と比べると作品はリーズナブルな価格で取り引きされていたようだ。
最近では世界トップクラスのアーティストとして人気を集めているため、草間彌生の作品の価値はかなり上昇していると言えるだろう。
当時の価格のおよそ5~60倍で取引されているため、もしかすると自宅に眠っていた草間彌生の昔の作品がかなり高額で買い取られるかもしれない。
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草間彌生の作品は高額で取り引きされており、2015年のオークションでは8億円もの高値で落札されたようだ。
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