使い道すら見出せず蔵や押入れを埋め尽くす「ガラクタ」には、所有者が知らないレベルの意外な価値が隠されていることがある。
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人によって異なる価値のあるガラクタ
特に、祖父母から孫まで幅広い年代の家族が暮らす家には、断捨離の際に「明らかに不要!」と判断されるガラクタが多い傾向があるのだ。しかしそんなガラクタには、「集める人によっては高い価値がある」という少し変わった特徴がある。
また、近頃社会問題化している「ゴミ屋敷」の中にも骨董品や古美術品が隠れていると考えれば、「処分する前に買取査定を依頼する」といった習慣が意外な現金を生むと言えるだろう。
今回は、自宅の片付けや故人の遺品整理でガラクタの扱いに悩む皆さんと一緒に、それらを上手に現金化に繋げる方法などを考えていきたい。
ガラクタには本当に価値がないのか?
人によっては「絶対に価値がない」とか「ゴミ」と認識されるガラクタは、別な人の手に渡った時に「お宝」に変わるケースが多く見受けられる。
では、高額査定対象となる「意外な価値を生むガラクタ」とは一体どのような物なのだろうか?長年蔵などに眠っていたガラクタが歓迎されるシーンについて、少し紹介をしていこう。
リサイクル
スチールデスクやスチール棚などの金属製品は、大半の人が買いたがらない時代遅れのデザインであっても、リサイクルという形で世の中の役に立つ。
特に地球環境保護に注目が集まる今の時代は、エコという意味でもリサイクル業者が増えているため、その品物がガラクタであっても鉄や銅といった「素材としての価値」が高額査定を生むと言えるのだ。
パーツ取り
壊れたカメラやパソコン、楽器などのジャンク品は、安く補修をするためのパーツ取りとして買取られることが多い品目である。
鉄道模型やバイク等の場合は、「修理すること」も楽しみのひとつとなるため、正常に動作することを重視される一般商材と比べて、ガラクタやジャンク品の需要が高い傾向があるのだ。
歴史的価値
江戸時代や明治時代に作られた陶芸品や掛け軸、茶道具などは、「その時代を象徴するもの」として意外な価値を生むこともある。
また、昭和レトロブームが流行っている近頃では、ブラウン管のテレビやちゃぶ台、ブリキ看板などもさまざまなショップが高額査定対象としているため、産地や作家、メーカーのわからないガラクタでも比較的売りやすい時代が来ていると考えて良いだろう。
コレクターズ・アイテム
ガラクタに意外な価値を与える存在は、収集や投資を行うコレクター達である。コレクターズアイテムの中には、一般人が理解し難いレベルの「マニア性の高いもの」も多く見受けられるため、ガラクタへのネガティブな先入観や固定概念を一掃するためにも「一度鑑定士にみてもらうこと」が重要になる。
世界中で骨董品や古美術品オークションが急増傾向にある近頃では、意外な作品に高い値がつくこともあるため、どんなガラクタであっても一度買取店に持ち込む姿勢が必要だと言えそうだ。
発展途上国などへの寄付
着古した洋服、ボロボロの絵本、使用感のある車椅子などは、発展途上国への寄付に使われることも多い品目である。
このような用途で買取られる場合は、リユース専門店では嫌悪感を抱く「汚れ」や「破れ」なども問題にならないため、捨ててしまう前に「社会の役に立てる」と考えればリサイクルと同様の価値が生まれると考えて良いだろう。
ガラクタの中から意外な高額査定商品を見つける方法
ゴミ屋敷や故人宅、空き家などに溜まったガラクタの中から、意外な「価値ある宝物」を見つけるためには、これから紹介するポイントを抑えた上で買取業者に査定依頼を行う方法がおすすめだ。
下記ポイントを知らないままで業者への問い合わせを行うと、現金化どころか回収費用の請求がくることもあるため、注意をするようにしてほしい。
回収前に買取業者
ガラクタの中から骨董品や古美術品を探す際には、最初に買取業者に査定や鑑定をしてもらった後で、不用品回収業者に処分依頼をするのが理想となる。
この順番を逆にしてしまうと、数十万円~数百万円もの価値あるガラクタが「ゴミ」として扱われることもあるため、まずは「買取業者に問い合わせをすること」を徹底してほしい。
買取店の出張査定サービスを利用する
どの品物に価値があるのか全くわからない場合は、鑑定士に自宅に来てもらう出張査定サービスの利用がおすすめだ。
部屋や建物の中で「買取可能・不可能」の判断を鑑定士に行なってもらえば、自然と廃品回収や不用品回収業者に依頼する品目が少なくなる。
また、出張査定サービスによって得られた現金で遺品整理や引越し費用を捻出することもできるため、節約といった意味でも買取業者に出張査定をお願いするメリットは非常に高いと言えるだろう。
別な買取専門店に問い合わせをしてみる
依頼する専門店によっては、「この品物はウチでは鑑定できない」と言われるガラクタもあるだろう。
しかしそんな場合は、違うジャンルの買取店に出張査定依頼をすることで、前回の買取とは全く違う視点でガラクタの価値を見出すことができるのだ。
このように、複数買取業者に出張査定依頼をしているユーザは、ほとんどお金をかけずに遺品整理などを終える傾向が高いと言われている。
リサイクルショップにすべてを持ち込む
骨董品や古美術品のように歴史的価値がなく、「いつの間にか溜まっていた」というレベルのガラクタが自宅にたくさんある場合は、「なんでも買い取ります」というキャッチフレーズで知られるリサイクルショップの利用もおすすめだ。
使う予定のないブランド品バッグや洋服などと一緒に持ち込めば、セット売りという形でガラクタも引き取ってもらえることもある。
また、リサイクルショップは日用雑貨の買取も得意としているため、「ゴミ箱に入れる前にリサイクルショップに持ち込んでみる」という姿勢でも、多少の現金化はできると言えそうだ。
不用品買取と不用品回収を両方取り扱う業者に依頼する
不用品の価値に着目する業者が増えた今の時代は、「不用品買取と回収の両方ができる業者」も登場している。
買取のオールラウンダーとも言えるこのような業者は、骨董品や古美術品買取店のようなマニアックな査定は難しい難点がある。しかし買取ができなかったガラクタもスムーズに引き取ってもらえると考えれば、迅速な対応といった部分でも利用のメリットは大変高いと言えるだろう。
ガラクタ買取に積極的な専門業者まとめ
その価値が全く理解できないガラクタの扱いに悩んでいる時には、「ガラクタ買取」に積極的な下記の業者に問い合わせをしてみてほしい。
こゆめや
骨董品から昭和レトロ品まで幅広いガラクタを査定してくれる、古物・骨董品買取専門店である。
古い家や蔵、空き家などの片付けにも対応可能であるため、「どこから手を付けたらよいのかサッパリわからない!」といったケースでも利用のメリットが高い業者と言えるだろう。即日出張可能な地域については、大阪、兵庫を中心とする10府県である。
エヌクリーン
http://www.recycle-fuyou.com/blog/buy/464/
故障した時計、カメラ、電子機器などの「ジャンク品」も積極的に買取る専門店である。
遺品整理やゴミ屋敷の片付けも行なっているため、何から手を付けて良いのかわからないレベルであっても、気軽に相談可能な業者と言えるだろう。買取と回収の両方ができるエヌクリーンは、時間的余裕のない引越しなどでも便利に使えるショップと言えそうだ。
マルミ工藝社
http://members2.jcom.home.ne.jp/beeslane/
ガラクタ買取に関する店主のコラムが掲載されている、積極的な査定姿勢のあるショップである。
買取時には「なぜ高いのか?なぜ安いのか?」の説明も行なってくれるため、信頼性といった意味でもユーザに安心感を与える専門店と言えそうだ。
なんでん買取.com
http://なんでん買取.com/hinmoku/other.html
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
「なんでも買取」をモットーとする、取り扱いジャンルが豊富な買取店である。サプリメントや化粧品などを高価買取対象としているため、「自分の肌や体質に合わない」といった個人的な理由でガラクタになってしまった商品でも現金化に繋げやすいショップと言えるだろう。
なんでん買取.comでは玩具やフィギュアなども積極買取しているため、子供の成長とともに増えたガラクタを持ち込んでみても良さそうだ。
リサイクルポーター
ブラウン管テレビ、パソコン、オーディオ、楽器、カー用品といった大きなガラクタの買取を得意とする専門業者である。
サイト内では出張買取・持込買取の最低買取額も紹介されているため、「売るか?捨てるか?」に悩んでいる人にも良き判断基準になる業者と言えるだろう。
栄匠堂
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
不用品処分回収も行なっている、良心的な買取業者である。
アンティークや古美術品、骨董品カテゴリの買取を得意としているため、祖父母がコレクションしていた物の査定におすすめ度の高い業者と言えるだろう。
まとめ
ゴミとしか認識できないガラクタであっても、専門知識の豊富な鑑定士に見てもらうことで、多くの人々の役に立つ「新たな価値」が生まれることもある。
特に、蔵や故人の家といった古い建物の中には、歴史的価値の高いガラクタが多く眠っていることが多いため、きちんとした鑑定士にチェックしてもらうことで数十万円~数百万円の現金化も夢ではないと言えるだろう。
このように「捨てる前に売る」という習慣は、エコロジーといった意味でも社会に好循環をもたらすと言えそうだ。
なお、興味があれば、以下コラムも参考にしてみてほしい。