ルヴォヤージュドデラマンは、フランスの老舗コニャックメーカーとして知られるデラマン社が世界で500本のみ限定発売した最高級コニャックである。そんなルヴォヤージュドデラマンの買取相場や査定情報などについて以下で述べようと思う。
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ルヴォヤージュドデラマンとは?
ルヴォヤージュドデラマンの「ヴォヤージュ(Voyage)」とはフランス語で「旅」を意味する。デラマン社の長い歴史におけるこだわりの「旅」が凝縮した1本なのだ。
デラマン社の歴史とこだわり
ルヴォヤージュドデラマンを手がけたデラマン社は、フランスのジャルナックにオフィッスとセラーを構えている。その歴史は18世紀にさかのぼる。1759年、アイルランドからフランスに移住したジェームズ・デラマン氏がコニャック業をスタート。
1824年にアンリ・デラマン氏が会社組織化してコニャック業者としての確固たる地位を確立していった。デラマン社のコニャックにはブドウの最上級産地として名高いグランドシャンパーニュ地方のブドウが使われている。わずかな樽香を盛り込むために古樽をつかい、熟成期間が15年を越えた原酒のみを厳選。
原料、製法、熟成方法とこだわり抜き、絶妙のハーモニーを完成させた。そして現代においても、デラマン社のコニャックは、フランスはじめ世界中で高い評価を受けている。
ルヴォヤージュドデラマン お酒の特徴
そんなデラマン社が世に出した銘柄のなかで最上級と称されるコニャックがルヴォヤージュドデラマンだ。ルヴォヤージュドデラマンは世界で500本のみの限定発売。定価は日本円で約647,800円であった。
発売されるや否や、コレクターがこぞって買い求めたといわれている。だから日常的に流通していることはほぼ皆無といっていいだろう。幻のコニャックとも称されるのはそういった理由があるのだ。
ルヴォヤージュドデラマンはボトルの中身は然ることながら、デカンターやギフトボックスも素晴らしい。デカンターは高級クリスタルブランドとして知られるバカラ製だ。また、ギフトボックスは重厚感がある牛革製。
旅行カバンをモチーフにデザインされたもので職人たちによる手づくりだというからそのこだわりようは半端がない。「ヴォヤージュ(Voyage)」とはフランス語では「旅」の意である。ルヴォヤージュドデラマンには、創業から始まった歴史、いわばコニャックづくりの旅の軌跡がこの一本に込められているといっても過言ではないのだ。
ルヴォヤージュドデラマンの香りと風味
ルヴォヤージュドデラマンにはフランスで最上級のブドウ産地といわれるグランシャンパーニュ地方でとれた良質なブドウのみが使用されている。60年以上の熟成期間を経た原酒のみを選定し、途方もない時間をかけ熟練したブレンダーがブレンドして完成したコニャックだ。フローラルな香り、スパイシーな味わい、そして長期熟成型コニャックならではのまろやかさを味わえる最高の一本であるといわれている。
アルコール度数は42度、容量は700mlである。
お酒の買取業者に対して売却する場合
ルヴォヤージュドデラマンを売却するとき、いくつかの方法がある。最もスタンダードなのは、お酒の買取業者に買い取ってもらう方法だ。お酒の買取業者にお酒を査定に出したとき、どのような買取方法があるのか、どのような流れになるのかなど気になる人は多いだろう。
ここではそれらについて述べておこう。お酒の買取業者は日本国内にも数多くある。業者によって買取方法はさまざまだが、大まかに分けると店頭買取、出張買取、宅配買取の3パターンに分かれる。
- ・店頭買取…買い取ってもらいたいお酒をお店に直接持ち込んで査定してもらう方法のことである。
- ・宅配買取…商品を直接業者に送って査定してもらうことでおこなう買取方法である。
- ・出張買取…買取業者が直接自宅などに査定に来てくれるというスタイルだ。
それぞれの買取方法ついて、注意点にもふれながら、もう少し詳しく述べてみこう。
店頭買取の注意点と簡単な流れ
店頭買取は買取業者の実店舗あるいはオフィスに売りたいお酒を直接持ち込んで査定してもらう買取方法のことだ。実店舗にはプロ鑑定士が在籍していることがほとんどだから安心できる。持ち込んだお酒をその場で査定して査定額を教えてくれる。
その金額で納得いく場合は取引成立ということで、その場で査定額を代金として受け取ることができる。一方、その査定額では満足できない場合はキャンセルも自由だ。店頭買取のメリットとしては、スピーディーに査定から取引成立までおこなえるという点だ。
例えば引っ越しでお酒の在庫整理に急いでいるといった人などにはかなり有効な買取方法ではないだろうか。あるいは近隣にお酒の買取業者の店舗があるといった人にも便利だ。一方、デメリットとしては、お酒を実店舗まで運ばなければならないので、破損するリスクがどうしてもつきまとうという点だ。
だから持ち運びの際には緩衝素材などを用いて破損しないよう気をつけるようにしたい。
出張買取の注意点と簡単な流れ
出張買取は買取業者の査定スタッフが自宅や会社に直接来てその場で買取ってくれる方法のことだ。出張買取の場合、居住エリアによっては出張買取に対応している業者はない、あるいは少ない場合もある。ただ、買取方法としては非常に便利であり楽な方法だといえよう。
査定してもらいたい商品のほか、身分証、印鑑など所定のものを準備し、指定日時にただ待機しておく。それだけでいいからだ。売りたい商品を移動する必要がないため、破損のリスクが極めて低いというのも大きなメリットだろう。
出張買取に申し込む際には、あらかじめ電話やメールフォームなどでお酒の情報を買取業者に伝えておく。例えば、お酒の名称、付属品の有無、お酒の状態などだ。それらを口頭や画像などで伝えることで買取業者は仮査定額を提示してくれる。
その査定額をふまえて出張買取に申し込むと、指定した日時に買取業者のスタッフが来てくれるというのが流れになる。なお、最終的な査定額については実際に買取業者のスタッフが現物を鑑定して決定する。納得の金額であれば売却してもいいし、仮に満足いかなかったらキャンセルするのも自由だ。
宅配買取の注意点と簡単な流れ
宅配買取は売りたいお酒を梱包して買取業者の店舗に郵送し買取ってもらう方法のことだ。宅配買取の場合も出張買取と基本的に流れは同じであるが、まずは電話やWebフォームなどでお酒に関する情報を買取業者に伝えることからだ。提示された仮査定額をもとに宅配買取に出すかどうかを判断できる。
買取業者に売りたいお酒を発送するときは、くれぐれも破損しないよう気をつけるのがポイントになる。緩衝素材などを使ってきっちり梱包して送るようにしよう。なお買取業者によってはそれら一式を宅配キットという無料パックで準備してくれるところもある。
買取業者に発送したお酒が到着すると、それから数日内に最終的な査定額を知らせる連絡がくる。その金額で納得いく場合は取引成立ということで、指定口座にその代金が振り込まれてくる。キャンセルする場合はお酒が返送されるわけだが、その際の返送料については査定に出す側が負担することが少なくない。
その点、気になる人は事前に買取業者に確認しておくのがよいだろう。
お酒を高く買取業者に買ってもらうコツ
お酒は少しした工夫で査定額がアップすることがある。どのような点に注意すればいいかについていくつかの項目に分けて説明してみよう。
ブランデーに適した環境で保管する
コニャックはフランスのコニャック地方でつくられるブランデーのことを指すが、アルコール度数の高いお酒であるため、基本的には腐るということはない。しかし、保管方法を間違えてしまうと、栓にカビが生えたり臭いが移ったりしてせっかくの風味や香りが台無しになってしまう。
状態が悪くなってしまったら、仮にお酒の買取業者に査定に出しても高い値段で査定額を提示してもらえないし、場合によっては買取ってもらうことすらできなくなってしまう。
ではどのようにブランデーを保管するのが良いのかというと一般的には涼しくて暗い場所に保管するのが望ましいといわれている。自宅で保管する場合、床下、クローゼットの中、押入れの中といったような涼しくかつ直射日光が入らないような場所が適しているといえそうだ。どうしてそのような場所が適してるのかというと、ブランデーは直射日光や熱に弱いからである。
自宅の場合、それに加えてキッチン周りの収納スペースや冷蔵庫の中なども保管場所としては避けておくのが無難だ。それらは冷暗所であっても野菜や肉などの臭いがついてしまう恐れがあるからだ。
掃除をしてから査定に出す
買取業者に査定に出すとき、できる範囲で掃除をしてから査定に出す方が査定額がアップしやすい。長く保管しているお酒の場合、ボトル表面や箱の表面にホコリがどうしても付着しがちだ。そういったホコリや拭いてとれる程度のヨゴレに関してはきめ細やかな布で簡単に掃除をしておくとよいだろう。
そうすることで、お酒の鑑定士からの印象がずいぶんよくなるからだ。とはいえ、きれいに掃除をしようとするあまり、ラベルが破れてしまったりあるいはボトルが破損してしまったりしたら元も子もない。力加減にはくれぐれも気をつけよう。
付属品や箱をそろえて査定に出す
ブランデーをお酒の買取業者に査定に出すとき、ボトル本体だけではなく、箱や付属品も一式そろった状態で査定に出すのが望ましい。なぜなら箱や付属品といったものも査定額に大きく関わってくるからだ。それらはお酒の歴史やバックボーンを示す重要な資料になるのだ。
もちろん全てをきれいな状態でそろえるのが望ましいわけだが、仮に説明書が破れていたりシミがついていたとしても気にせず出す方がよい。なお、ボトル表面に巻かれているラベルも同じくだ。ラベルには製造年など銘柄に関する情報が記載されており、そのお酒が本物かどうかを判断する重要な資料にもなる。
だから、くれぐれもボトルのラベルは剥がさないようにしよう。ラベルについても簡単に表面を払う程度で、仮にシミや汚れがついていても、そのまま気にせずに査定に出すほうがよいだろう。
まとめて査定に出す
出張買取を依頼する場合は特に知っておいてほしいことであるが、お酒の買取業者に査定に出す場合、まとめて商品を査定してもらうことで買取価格がアップするケースがある。例えばブランデーを査定してもらうとき、ワインや日本酒など眠っている在庫もついでに査定してもらうとよい場合がある。あるいはその取扱業者がお酒以外の商品も扱っているならば、お酒以外の商品とセットにしてもいいかもしれない。
例えば、お酒のほか、ブランドもののカバンも取り扱っている買取店の場合、お酒とカバンをセットにして査定に申し込むといった具合に。どうしてまとめることで査定額がアップしやすいのかというと、買取業者からすると、そのように商品をたくさん持っているお客はお得意様になってくれる可能性が高いと判断する傾向があるからだ。
その場でギリギリの査定額を提示するよりも、長い目で見て少し高めの査定額を提示することによって確実にお得意様になってほしいという思惑がそこに働くのである。
複数の買取業者に査定に出す
お酒の買取業者に査定に出すとき、1円でも高く買い取ってもらいたいと誰もが願うところだろう。しかし、そう考えつつも1社のみに査定に出してすぐに売ってしまう人は少なくない。そこで知っておいて欲しいのは、買取業者によって査定額は一様ではないということだ。
それは業者によって持っている販売ルートも違うし査定方法も違っているからだ。ルヴォヤージュドデラマンのような希少価値の高いコニャックの場合、数万円から場合によっては数10万円レベルで査定額に差が生まれてくる可能性がある。だから、1社のみに査定に出すのではなく2社、3社と複数の業者に査定に出すことも視野に入れておいたほうがよいだろう。
そして一番高い査定額を提示した買取業者に売るようにすれば、高く売却できるというわけだ。
ルヴォヤージュドデラマンの買取相場
ルヴォヤージュドデラマンの買取相場はどれくらいになるのだろうか。いくつかの買取業者に問合わせをしてみたのだが、買取参考価格をあらかじめ定めている業者は1社も見つからなかった。理由はルヴォヤージュドデラマンが世界で500本しかないという極めてレアなコニャックであり、かつ超高級品であるため頻繁な買取がそもそも想定されていないからだ。
だからもしルヴォヤージュドデラマンが手元にあり、お酒の買取業者に査定に出す場合、実際にお酒を鑑定してもらったうえで査定額の決定がなされるというのが基本的な流れになる。とはいえ、目安の買取価格は存在する。
ちなみにある大手買取業者の話によると、ここ10年間で国内でルヴォヤージュドデラマンの買取がおこわれたという記録はないということだった。ただ、海外においては売買された記録があり、そのうちの1本は日本円で78万円で売却されたのだという。だから、もし国内の買取業者がルヴォヤージュドデラマンを買取するとしたら、日本円で78万円というラインがベースになってくるのではないかということだ。
世界においても売買実績が少ない超レアな銘柄だけに、高額な査定額がつくことは間違いないと思われる。もし日本国内において満足いく査定額が得られなければ、海外の市場にも目を向けるというのもひとつの案かもしれない。
お酒の買取業者紹介
ルヴォヤージュドデラマンはお酒の買取実績が豊富な買取業者に査定を依頼するのがよさそうだ。そこで今回は、コニャックの買取実績が豊富なお酒の買取業者を2社紹介しておこう。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大黒屋は全国に210店舗ほどある店舗のうち、50店舗以上でお酒の買取をおこっている。デラマン社のコニャックについての販売実績も豊富で、お酒に詳しい鑑定士が在籍しているので安心できる。宅配買取、出張買取、店頭買取に対応している。
ジョイラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ジョイラボはブランデー、ワイン、ウイスキー、日本酒ほか積極的にお酒の買取をおこっているお酒買取専門店である。宅配買取、出張買取、店頭買取に対応。LINE査定がスピード感があって便利だ。
ネットオークションを使って売却する場合
デラマン社のブランデーを売るとき、お酒の買取業者に買取してもらうのが簡単で手堅い方法だといえる。一方、ヤフーオークションはじめネットオークションを活用して商品を売るという手段も考えられる。ネットオークションは全国世界に情報が発信されるだけに、中には大金を積んででも手に入れたいと思うコレクターが入札してくるかもしれない。
そのような機会が重なって競合が起きれば、思いもよらない高い金額で落札される可能性はあるだろう。一方、入札がなければ売却できない期間が更新されていくことになる。
ヤフーオークション出品の流れ
ヤフーオークションを活用して商品を売る場合、Yahoo!プレミアム会員になったうえでYahoo!ウォレットへの登録をおこなうことからだ。必要な手続きを済ませ、売却したい商品についての文や写真を準備し、指定フォームにアップすることで出品できる。指定された期日までに入札されるのを待ち、そのなかで最高額を入札した人が落札者となる。
出品者は落札者が決まればフォームから連絡をおこない、入金を確認して商品の発送をおこなう。
インターネットを使って酒類を売るときの注意点
インターネットを使って酒類を売却する場合、まず注意しておきたいのが発送における破損のリスクだ。ボトルが割れてしまったら元も子もないので、緩衝素材などを使って丁寧に梱包したい。文や写真についても、閲覧者の勘違いが起きないよう、誤字がないかなども含めて何度も推敲を重ねてアップするようにしたい。
インターネット上での売却の場合、相手の顔が見えないだけに、文や写真から信用に値する人だということを表現するのが重要になるのだ。なお、出品に際しては酒税法にざっと目を通しておくのがよいだろう。例えばお酒の販売を継続しておこなうときは酒類販売業免許が必要になる。
酒税法にはそういったいくつかの決まりごとがある。もしインターネット上での酒類の売却について曖昧だと感じる事項があれば国税局や税務署など所定窓口にて事前に確認しておくのがよいだろう。
まとめ
ルヴォヤージュドデラマンは、フランスの老舗コニャックメーカーであるデラマン社が手がけた最高級コニャックであり。牛革製のギフトボックスやバカラのデカンターも高級感にあふれている。世界で500本しか存在しない超レアな一本であるだけに、国内で売買された実績は近年確認されていない。
買取相場であるが、海外で売却された日本円で約78万円がひとつの目安になるのではないだろうか。