事務作業やクリエイティブな作業に欠かせないビジネスソフトは、正しい手順を踏むことで確実に高く売れる商品だ。しかしそんなビジネスソフトにも、市場動向により売却のタイミングに大きな変化が生じている。今回は、使わないビジネスソフトの処分や買い替えを検討している皆さんと一緒に、この商品を高く売るために実践すべきことを確認していきたい。
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パッケージ版ビジネスソフトは今が売り時
ストレスなくインターネットができる環境が増えた今の時代は、ビジネスソフトの販売方法も従来型のパッケージ版からダウンロード版、クラウド版にシフトし始めている。また家電量販店などでも、ビジネスソフトのパッケージ版を販売するスペースが少なくなっているため、この商品の購入法が「インターネットからダウンロードするもの」へとシフトしていると考えて良いだろう。このように市場全体に大きな変化が生じているビジネスソフトは、パッケージ版への需要がある「今のうち」に手放すことが理想と断言できる。
ビジネスソフトを売却する際の注意点
ユーザライセンスが大きく関係するビジネスソフトは、パソコンからのアンインストールやライセンス譲渡手続きをきちんと行なった上で、「次のユーザが使える状態のソフト」を売却する必要がある。このような手順を踏まずに外側やインストールCDといったパッケージだけを店頭に持ち込んでしまうと、次のユーザに売却した後で「ビジネスソフトが起動できない」といったトラブルが生じることもあるため、注意が必要だ。またビジネスソフトのライセンス解除やアンインストールは各社の方法が全く異なるため、きちんとした手順を確認・実践することも高額査定に欠かせないポイントだと言えるだろう。
ビジネスソフトを高く売った人たちが実践していること
ビジネスソフトを高額査定に繋げるためには、下記の5ポイントを必ず実践するようにして欲しい。
正規販売店から購入する
ビジネスソフト買取におけるトラブルで最も多いのは、「査定依頼に出したソフトがコピー品だった」という事例である。Yahoo!オークションなどで販売されているビジネスソフトの中には、悪質な業者が精巧に作ったコピー品がたくさん出回っている。そんな偽物のビジネスソフトは、全てのショップで買取NGとしているため、将来的な売却を希望する人は特に避けるべき存在だと言えるだろう。
インストールCDを大事に扱う
CDに傷や劣化が見受けられると、「正しくインストールできるかわからない」といった理由で買取不可になることもある。またリユース目的で買い取られるビジネスソフトの多くは、インストールCDや外箱、取扱説明書などのコンディションも重視されるため、一般の商品と同じように大事に保管することも必要だと言えるだろう。
買取相場を把握する
ビジネスソフトを効率よく売却する際には、その製品の現在の相場を把握することが必要だ。そんなパソコンソフト市場には、買取額の検索サービスを提供する業者が非常にたくさんあるため、実際に問い合わせを必要とする一般商材と比べて情報収集がしやすいと言えるだろう。また当サイト・ヒカカク!には、会計ソフト、画像・動画編集ソフトのカテゴリがあるため、ビジネスソフトの売り時や積極的な買取を行う業者選定を行う際には、ぜひ参考にしてみて欲しい。
ビジネスソフト買取が得意なショップに買取に出す
ビジネスソフトの高額査定ができるのは、パソコンソフト専門店、家電買取専門店、リサイクルショップなどである。ゲームソフト買取を得意とするネットオフなどでは、ビジネスソフト買取を不可にしているため、ショップのニーズを把握することも高額査定に欠かせないと言えるだろう。
高く売れるビジネスソフトのメーカー、ブランド、参考買取相場
最後に、高価買取実績の多いビジネスソフトのメーカーと2016年8月時点での参考買取相場を紹介していこう。
Microsoft Office
ワープロソフトのWord、表計算ソフトのExcel、プレゼンテーションに欠かせないPowerPointなどが入ったMicrosoft Officeは、ビジネスソフトの中でも最も人気の高い商品だ。比較的新しいMicrosoft Office2013は、買取強化されることで15,000円~18,000円の上限額が期待できる。これに対してそろそろ発売から10年になるOffice standard2007の場合は、需要の低さにより2,000円~6,000円程で買い取られているようだ。そんなOfficeも今後はクラウドを使ったバージョンが主流になるため、パッケージ品の需要があるうちに売却すべきだと言えるだろう。
弥生会計
会計ソフトの中で最も人気の高い弥生会計シリーズは、多くのショップで高額査定対象となっている。経理事務に欠かせない機能が全て詰まった弥生会計16スタンダードは、新品未開封であれば18,000円~20,000円ほどの高額査定が期待できる。これに対して青色申告や給与計算に特化したビジネスソフトの場合は、5,000円~15,000円前後に査定額が下がるため、このメーカーについても需要のあるうちに手放す勇気が必要だと言えるだろう。
Windoes Server
DHCPサーバやアプリケーションサーバの立ち上げに欠かせないWindoes Serverシリーズは、新しければ100,000円以上の高額査定が期待できる大注目製品だ。ビジネスソフトでここまで高い査定が得られる商品は非常に難しいため、機能性だけでなくリセールバリューといった点でもユーザに大きなメリットをもたらしてくれることだろう。
JUSTSYSTEM
幅広いビジネスソフトを作るJUSTSYSTEMも、高価買取対象製品の多いメーカーだ。ワープロソフトの定番一太郎2016は、スーパープレミアムバージョンアップ版で15,000円ほどの高額査定が期待できる。そんなJUSTSYSTEMでは、5,000円~7,000円ほどで買い取られるホームページビルダーや名刺管理ソフトなども作っているため、操作性重視で同一メーカーにまとめてもきちんと売却できると考えて良いだろう。
Adobe
WEBデザイナーやイラストレーターに欠かせないAdobe製品は、マイクロソフト以上に高額査定実績の多いメーカーだ。写真編集やグラフィックデザインに使用するPhotoshopやIllustratorは、比較的新しいシリーズであれば5,000円~15,000円ほどで買い取られる。これに対して複数のAdobe製品が詰まったAdobe Creative Cloudコンプリートなどの場合は、25,000円~30,000円前後の査定額になるため、リセールバリューの高さでもユーザを満足させる存在だと言えるだろう。
AutoCAD
建築設計の現場に欠かせないAutoCADは、1万円を超える高額査定の多い大人気ビジネスソフトだ。10年以上前に作られたAutoCAD LT 2006であっても30,000円~40,000円前後の高値がつく。これに対して2016年に発売されたばかりの新シリーズについては、230,000円を超える高額査定実績が見受けられるため、一般のビジネスソフトと比べて売り時に関する迷いは生じにくいメーカーと言えそうだ。
ソリマチ
会計系と農業系ビジネスソフトを多く作るソリマチにも、高額査定実績がたくさんある。在庫管理や販売、仕入れに欠かせない人気製品・販売王の中には、30,000円~38,000円前後の価格で買い取られたものもある。またソリマチの会計ソフトは他メーカーと比べてリセールバリューが高い傾向があるため、将来的な売却を考えているならソリマチを選んで見ても良いだろう。
ビジネスソフトの買取業者
ヒカカク!おすすめの、ビジネスソフトの買取業者を最後に紹介する。
MINAMOTOソフト
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
秋葉原にあるMINAMOTOソフトは、ビジネスソフトをはじめ、iPhone、simフリースマホ、タブレット、パソコン、ゲーム等を宅配買取している。査定スピードや買取額の支払いなどの対応が迅速で、他社で買取不可のソフトにも買値がつくことも多いそう。ますは無料見積もりを申し込もう。
SOFT ONE
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
SOFT ONEはPCソフト、PCパーツ、OS、Office、CPU、グラフィックボード、メモリなどを宅配買取している。買取額5000円以上で送料が無料になる。送付前に無料査定が可能で、商品送付後のに減額されることはないので安心して買取に出せる。
まとめ
パッケージ製品の減少により市場全体に変化が生じているビジネスソフトも、正しい手順で売却することで高額査定が期待できると考えて良いだろう。そんなビジネスソフトには、アンインストールやライセンス解除といったユーザ自身が行わなければならない作業がたくさんあるため、ショップ側とのトラブルを起こさないためにも、少し余裕を持って売却に向けた行動を起こすようにして欲しい。