【保存版】額縁は売れる？参考買取相場・査定情報まとめ

本コラムでは、額縁の買取について紹介する。この額縁だが、不要になれば粗大ゴミとして捨てるのか、燃えるゴミで捨てるのか、素材によっては燃えないゴミなのか、なかなか処分に困るものだろう。実際、処分方法について困った経験がある人も多いのではないだろうか。

そこまで悩むのならば、売って現金化するのが1番いい処分方法だろう。ここでは、額縁は売れるのか、参考買取価格はいくらになるのかなどについて紹介していく。また、参考買取価格は2019年11月時点のものになる点を注意してほしい。

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額縁は売れるのか？

では、さっそく額縁の買取事情について述べていきたいと思う。まずは、この額縁が売れるものなのかどうか、気になるところだろう。絵を飾るものとして使われる道具である額縁は売れるのだろうか。

不要なものを売る前には、このようにしっかり売れるものなのかどうか調べておくことは大事なポイントだ。

額縁は買取市場で売れるもの

まず、この額縁が売れるものなのかどうかをリサーチしてみたが、額縁は買取市場でも、ものによっては売れるもののようである。中古市場では、額縁を探している人が多く見受けられるようだ。

新品で額縁を買うとそれなりの値段になるため、できるだけ安く購入したいという人は多いということである。また、アンティークの額縁を探している人も多く、額縁の中古市場には一定の需要があると言えるだろう。

アンティークの額縁は、コレクターからの需要が高く、美術品などに精通している鑑定士に査定してもらうと高く売れる可能性がある。

額縁買取をおこなっている業者やサービスは多い

実際に額縁はリサイクルショップや画材をメインに取り扱っている業者で売ることができる。また、最近では、ネットオークションやフリマアプリなどでも額縁は売れるようだ。

上記で紹介したようなショップの買取サービスを利用して売ったり、ネットオークションやフリマアプリなどのサービスへ出品して額縁を売ったりすることができるようなので、売る前にある程度リサーチしておくといいだろう。

アンティーク品以外は、フリマアプリがおすすめ

何十年も前に作られてアンティーク品として価値のある額縁以外は、フリマアプリで売ったほうが高い価格で売れる可能性がある。フリマアプリは、自分の好きな価格で売ることができる。個人間のやり取りになるので、タイミングさえ合えば高く売れる可能性が高いと言えるだろう。メルカリなどのフリマアプリも上手く活用していこう。

額縁を売るときの査定ポイント

上記では、額縁が売れるのかどうか、またどこで売れば良いのかということを紹介してきた。まず、額縁は確実に売れるものなので捨てるのはもったいない。もし不要ならば、売って現金化したほうがいいだろう。

だが、その買取サービスやネットオークションやフリマアプリを利用する上で高く売るためには少しコツを掴んでおくことが大事だ。ここで、査定ポイントや高く売るためのコツを紹介していこう。

古い年代のものは高額買取になる可能性が高い

額縁というのは、基本的にそこまで高額買取になるようなものではないだろう。だが、そんな額縁でも古い年代のものは高い金額で売れる可能性はある。古い年代の額縁は希少価値があり、高く売れるわけだが、アンティーク品はその歴史的価値や芸術品や骨董品のような価値もつくことがあるのだ。

そのため、額縁であっても非常に高い金額での買取となるだろう。いつの年代のか分からないくらい古い額縁であれば、画材をメインに扱っている業者やアンティーク品を扱っているような業者でしっかり査定をしてもらったほうがいいだろう。

ここで重視したいポイントとして、経験と知識のある鑑定士に査定してもらうことが挙げられる。美術品やアンティーク品の鑑定は難しく、知識がない鑑定士が査定すると適正価格よりも低い金額を提示されることもあるのだ。

額縁はまとめて売ると買取金額も高くなる

上記でも述べたが、額縁は絵を飾る道具であるため、額縁自体の価値というのはそこまで高いものではない。そのため、基本的には安価な金額での買取となりやすい。だが、そのような安価なものをできるだけ高く売る方法というのがある。それが、まとめて売るという方法だ。

基本的に買取市場では大量・大口買取は歓迎している。そのため、価値が低いものであってもまとめて売ることで、その価値がグッと上がることがある。ここで紹介している額縁もまとめて売ることで価値が上がる品物だ。もしも不要な額縁があるならば、躊躇はせずにまとめて大量に売ったほうがいいだろう。

額縁は種類や素材によっても金額が変わる

額縁には、いろいろな種類のものが存在する。例えば、油絵縁・水彩縁・デッサン縁・日本画用額・色紙額、写真用額縁など、絵の種類によって額縁は変わるようだ。

そのなかでも需要の高いものや高価なものであれば、買取金額に差が生まれてくるのである。また、額縁に使われている素材によって金額は変わるわけだが、そのなかでも高級な木材が使われている額縁になれば、非常に高い金額での買取となる。

その他はアルミ、樹脂、MDFといわれる中密度繊維板などの素材はあるが比較的安価なものが多いようだ。種類や素材も査定の際のポイントとなるので押さえておくと良いだろう。

状態のよし悪しは査定額に影響する

また、買取では基本的なポイントであるが、当然、額縁の状態のよし悪しも買取の際の査定額に影響してくるだろう。額縁の傷やシミ、損傷などによって買取金額は変わってくる。

そのため、売る前にホコリなどがないように掃除をしたり、日頃の保管方法に気をつけたりと状態が悪くならないように心がけておくといいだろう。額縁は非常にデリケートであると言われている。

水気のある布で拭くと表面が変化してしまう場合があるため、出来る限り布目の柔らかい乾いた布で優しく拭くようにしよう。木製の額縁は、特に水に弱いため絶対に濡れた布で拭かないようにしよう。

また、保管方法について、紫外線が当たる場所には保管しないほうが良い。額縁も日焼けしてしまい、一度日焼けすると元に戻らなくなってしまうのだ。日の当たらない湿気の少ない場所に保管することがおすすめだ。

額縁の買取相場

上記では、額縁を売るときに知っておくべき査定ポイントを紹介してきた。最後に額縁の買取金額がどれくらいなのかを調べてみたのでここで紹介しておこう。まずは、額縁の買取金額一例から紹介する。

額縁の買取金額一例

• ・額縁 73cm角 正方形額縁 美品…500円
• ・額縁 F3号 油彩用 ゴールドグレー 未使用品…500円
• ・新品未使用 木製額縁…700円
• ・額縁 フレーム A3サイズ…2,200円
• ・25.5㎝×20.5㎝絵画 専用フレーム 額縁…3,100円
• ・額縁 フレーム アンティーク 装飾用5点セット…3,800円
• ・デッサン額縁 大衣(509x394mm) 古代ゴールド アクリル仕様…5,190円
• ・写真用額縁 シャドウ/ゴールド写真全紙(560×457mm) ガラスマット付(金色細縁付き)…5,461円
• ・デッサン額縁 半切(545x424mm) シルバー ガラス仕様…5,640円
• ・DNPフォトイメージング 額縁 ギャラリーII ブラック A3ノビ 5枚入り…9,362円

買取金額の傾向を見てわかること

上記が額縁の買取金額になるのだが、額縁の買取金額は平均で500円〜2,000円くらいまでが相場のようだ。ここで紹介した額縁の買取金額は、高いものをメインに紹介している。上記の買取金額をみてもわかるようにまとめて売ることで少し買取金額は上がっている。

また、額縁の種類によって需要も変わり、買取金額は変動しているが基本的に写真用やデッサン用の額縁は高く売れる傾向にあるようだ。額縁の種類によっても買取金額に差が出るようなので、その点も売る前に事前にしっかりとリサーチしておくといいだろう。

額縁を売るのにおすすめの買取業者

ここまで額縁の買取相場や査定情報についてまとめてきた。ここでは額縁を売るのにおすすめの買取業者をいくつか紹介していきたい。ぜひ、実際に売る際の参考にして欲しい。

積宝堂

骨董品やブランド品、貴金専門の買取業者が、積宝堂である。東京エリアの出張買取にのみ対応しており、港区・中央区・千代田区・文京区・杉並区・目黒区・世田谷区・大田区・品川区・渋谷区・新宿区であれば出張買取が利用できる。価値のあるものは積極的に高額買取してくれるので、ぜひ査定を依頼してみて欲しい。

池屋

出張買取専門店の池屋。「高額額縁メーカーのもの」「60年以上経過しているアンティーク品」であれば買い取ってくれる可能性が高い。額縁のみ売りたい場合は、1度、額縁の画像を送った上で買い取ってもらえるか判断してもらえる。出張買取は、神奈川、東京、千葉など基本的に首都圏である。

おたからや

知名度の高い買取業者と言えば、おたからやが挙げられるだろう。おたからやでは、国内だけではなく海外にも独自ルートを持っていたり、メンテナンスもすべて自社で完結しているので大幅なコスト削減が実現されている。そのため、高額買取に繋がりやすいのが強みだ。

また、その場で現金払いしてくれるため、すぐ現金が欲しい方には非常におすすめであると言えるだろう。買取方法は出張買取、宅配買取、店頭買取の3つがあり、自分に合った買取方法を選ぶことができる。

総合美術買取センター

絵画、美術品の買取を専門でおこなっているのが、総合美術買取センターである。基本的に美術品の買取がメインではあるものの、60年以上前に作られたアンティーク品として価値のある額縁であれば売れる可能性もあるので、1度相談してみるといいだろう。

20年以上の経験と豊富な知識を持つ鑑定士が査定してくれるのも強みと言えるだろう。業界では珍しいクーリングオフ制度も導入しているため、気軽にまずは査定に出してみよう。

本郷美術骨董館

本郷美術骨董館は、美術品、骨董品専門の買取店である。東大の赤門前で約40年の実績を持つ、老舗の買取業者である。店舗買取、宅配買取、出張買取の3つの買取方法を採用している。あらゆるジャンルごとに合計27名の鑑定士が在籍していて、豊富な知識で鑑定してくれるのが強みだ。

まとめ

ここまで額縁の買取事情や査定ポイント、また買取金額を紹介してきた。本コラムで取り上げた額縁は、よく売れているものであるようなので額縁の処分を考えたときは売ったほうがいいだろう。もちろん、額縁といってもピンからキリまで用途によって種類はたくさんある。そのため、安価な額縁から高価な額縁まであるため、買取市場でも高く売れる額縁と安く売れる額縁がある。

ここでも紹介したが、額縁を売るには、業者買取とネットオークションやフリマアプリなどのサービスを利用して売る2パターンがある。あまり価値がなさそうな安価な額縁は、ネットオークションやフリアアプリで出品して売ったほうが高く売れるので、ぜひ検討してみて欲しい。

そして、年代が古く高額な金額が期待できそうな額縁は、リサイクルショップなどではなく、專門で額縁の買取をおこなっている業者で査定をしてもらうべきだろう。古い年代ものは、歴史的価値があれば、非常に高い金額で売れるものかもしれない。

このように、売るものによって買取業者やサービスを選ぶことが大事なのである。ここで紹介したことを参考にして、上手く不要なものが売れるように情報収集は怠らないようにしよう。