ルイヴィトンは若い世代から上の世代まで人気のブランドである。最近はLVMHとして世界中のマニュファクチュールを買収しており、年々技術力を上げている。
ゼニスのムーブメントを利用したりしており、高品質で高級な時計を常に生み出し続ける世界のファッションリーダーである。
ルイヴィトンの腕時計を買ったはいいものの、手放さなければならない、もしくは手放したいと考えている人もいるかもしれない。
今回はルイヴィトンの腕時計の買取相場を徹底調査し、紹介していく。今から売ろうと考えている方はぜひ参考にしてほしい。
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ルイヴィトンとは
ルイヴィトンとは言わずと知れた高級ブランドだ。2008年の売上は239憶ドル、日本円にして2兆6000億円ほどだ。長い間で築き上げてきたブランド力により、高い人気を博している。
ルイヴィトンの特徴はなんといってもモノグラム柄だろう。あのモノグラム柄は実は日本の家紋がモチーフになっているというのは有名な話だ。
万国博覧会で日本の家紋を目にした関係者がインスピレーションを受けて作ったものとして知られている。パリのブランドが日本を参考にしていたとは驚く方も多いだろう。
ルイヴィトンの時計の歴史は比較的浅い。2002年にルイヴィトン タンブールが登場したのが始まりとされている。
太鼓のような丸いケースが特徴的なモデルになっており、旅をコンセプトにした旅行用の時計を作りたかったというのが背景にある。
タンブールにはGMT、GMTアラームなどが搭載されており、旅行やアウトドア好きのために作られたモデルであることが分かるだろう。
ルイヴィトンの時計
先ほども言ったようにルイヴィトンは時計ブランドとしての歴史は浅い。しかし、それでも最高峰のマニュファクチュールを作れるのには理由がある。説明していこう。
まずルイヴィトンはLVMHとして時計の技術屋であるゼニスなど技術力の高い時計ブランドを傘下に置いている。そのため、必然的に搭載されるムーブメントの技術力は上がる。
また、時計は防水性やムーブメントのスペースを維持しようとすると必然的にケースが分厚くなってしまう。
しかし、それをルイヴィトンを利用し、円柱のような分厚い時計をデザインした。当時のデカ厚ブームを利用したルイヴィトンのセンスが隠されているエピソードだ。
GMT機能を搭載した時計
ルイヴィトンの生み出す時計はそのほとんどがGMT機能を搭載している。GMT機能というのは違う国の時刻を設定しておくことのできる機能だ。
世界を飛び回るグローバルなビジネスマンからすると嬉しい仕様となっている。ルイヴィトンは細かい気遣いを忘れないブランドである。
GMT機能はいらないと考えるファンも中にはいるが、あるにこしたことは無いと言える機能だ。無くて困ることはあるが、あって困ることはない。
そのため、個人的にもブランド的にもGMTは必要な機能と言えるだろう。また、デザイン的な面でGMTを搭載しているとも考えられる。文字盤に針が増え豪華になるというのも理由の1つかもしれない。
自社製のムーブメントが高品質
先ほども解説したようにLVMHグループは自社製のムーブメントを開発している。これには世界的なマニュファクチュールのゼニスが欠かせないだろう。
ルイヴィトンのデザイン性に、ゼニスの技術屋とも言われる高い技術力が合わさってできたのがルイヴィトンの腕時計だ。まさに鬼に金棒ともいえるほどである。
進化し続けるタンブール
ルイヴィトンのタンブールは常に進化し続けているモデルである。最近ではIoTの発達により、健康状態などを時計が管理してくれるスマートウォッチがトレンドになった。
このタンブールもスマートウォッチ版が開発されたのである。新しいものが好きなセレブたちからしたら嬉しい発表だっただろう。
性能面はWear OS by googleを搭載しており、機能面では申し分ない。バッテリーが一日しか持たないのはやや気になるが、パフォーマンスよりデザインを重視しているのが分かる。
また、このスマートウォッチは値段としては世界最高峰のスマートウォッチとなる。タグホイヤー時計がその次に高いくらいだろう。
アフターサービスが優秀
ルイヴィトンは時計として新参者であるため、時計好きからも少し下に見られることが多い。その分、ルイヴィトンはアフターサービスで勝負している。
ルイヴィトンの時計を買った場合の補償期間はなんと5年間。時計は比較的壊れやすい製品なので5年もあれば次の時計を買うまで安心して利用できる。
機能面、時計の品質で勝負していながらも、さらに上に行くためにアフターフォローを手厚く引き受けるというルイヴィトンの姿勢には脱帽だ。
ルイヴィトン腕時計の買取相場
ルイヴィトンの腕時計の買取相場というのはタンブールの買取相場を意味する。基本的にルイヴィトンの腕時計はどのモデルもタンブールがベースとなっているからだ。
中にはエスカルという少し変わったモデルもあるが、基本的にはタンブールしかない。今回はタンブールの様々なモデルの買取相場を紹介していこう。
タンブール クロノグラフ ルイヴィトンカップ レガッタ
ルイヴィトンカップ レガッタはルイヴィトンのVのマークが大きく文字盤に描かれているモデルだ。
ルイヴィトン標準装備のGMT機能ももちろんついており、12,4,8が描かれたインデックスもインパクトがあって良い。
色合いが青、白、赤となっており、人によっては好みが分かれるところだ。しかし、ルイヴィトン好きからのニーズが高いため買取相場も高い。
このルイヴィトンカップ レガッタの買取相場は300,000~350,000円となっている。買取相場としては平均くらいといったところだ。
ルイヴィトン タンブール スピンタイム
このタンブール スピンタイムというのはルイヴィトンが自社工房で生み出したモデルとして知られている。なんと12個の回転キューブで時間を表示するという特殊な構造をしている。
宙に浮いているように見えることから時計好きを感心させた作品でもある。複雑な構造と技術力の高さから買取価格がトップクラスに高い。
このルイヴィトン タンブール スピンタイムの買取価格は900,000~1,500,000円となっている。時計の買取価格としてもかなり高いことが分かるはずだ。
ルイ・ヴィトン タンブール ホライゾン
ルイヴィトン タンブール ホライゾンはいわゆるスマートウォッチだ。ルイヴィトンのような高級ブランドがスマートウォッチを出すのは珍しい。
このホライゾンの特徴は自分の気分によって文字盤を切り替えることが出来る点にある。様々な文字盤があるので、たくさんの時計が1つに凝縮されているイメージだ。
最近はスマートウォッチがトレンドになってきているので、それにいち早く対応したモデルとも言えるだろう。
買取価格は100,000~200,000円となっている。最近はメルカリなどでも売られているのを見たので、メルカリやオークションに出すのも良いかもしれない。
ルイ・ヴィトン タンブール ヴォワイヤージュ
ルイヴィトン タンブール ヴォワイヤージュはその名の通り、旅に特化したモデルとなっている。ヴォワイヤージュのクロノグラフはもっと買取価格が上がる。
24時間表示、デイト表示などが搭載されており、旅が好きな人や、世界中を飛び回る人にはぜひともおすすめしたいモデルだ。
買取価格は350,000円となっており、標準くらいの買取価格だ。ブラウンやグレーの文字盤が人気なので買取価格もまずまずとなっている。
箱無し・保証書無しの買取価格はいくらか
箱や保証書が無い場合の買取価格は先ほど紹介した買取相場から数万円~数十万円下がってしまう。なぜならルイヴィトンは黎明期からニセモノが出回りやすく、保証書がないとニセモノか本物か判断できないからだ。
ルイヴィトン好きやコレクターにとって箱がないというのは致命的だ。そのため、買取業者からの評価もやや下がってしまう。
今回は箱無し・保証書無しの場合の対処方法を紹介していく。これらを覚えておくと買取価格を大幅に下げることがなくなるだろう。
箱無しの場合
基本的に箱無しの場合、買取価格は安くなることを避けられない。しかし、これは買取業者ならの話である。フリマアプリ、オークションに出してはいかがだろうか。
確かにフリマアプリやオークションは梱包が大変だし、購入したい人とのやり取りが面倒だ。しかし、仲介料が手数料数%くらいなのでかなり高額に時計を売れる。
また、オークションの場合は自分が思いもしなかった買取価格がついたりすることもある。そのため、オークションやフリマアプリに出品すると良いだろう。
梱包についてはかなり慎重におこなうべきだ。あまり雑に梱包すると大事な時計にキズがついてしまい、トラブルになりかねない。梱包材を買ってきて丁寧に送ろう。
保証書無しの場合
箱無しの場合は対処法がなかったが、保証書無しの場合はいくつか対処法がみつかった。オーバーホール証明書と鑑定書だ。
時計をオーバーホールした際にもらえるオーバーホール証明書がある方はオーバーホール証明書を保証書代わりとして同梱させることが可能だ。
しっかりした時計屋が本物の時計を点検しましたよ、という証明になるので、このオーバーホール証明書をつけるだけで買取価格が下がる可能性が減るのだ。
おすすめの買取業者
買取業者は非常に多く、どの買取業者で査定を依頼したらいいか分からない方も多いだろう。買取業者選びを失敗すると相場より安く買い取られてしまうことも良くあることだ。
買取で失敗しないポイントは買取相場を理解しておくことだ。自分の時計がだいたいいくらで買い取ってもらえるか把握しておくことで買取価格を上げることができる。
今回は独自に調べたおすすめの買取業者を紹介する。大手で買取価格も高い買取業者を厳選した。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大黒屋は時計の買取から貴金属、家電の買取まで幅広く買取をおこなっている買取業者だ。買取価格も高く、買取業者としては一番の人気を誇る。
オンライン査定フォームが便利で、ホームページ上のオンライン査定フォームにブランド名やモデル名を入力するだけで買取価格がすぐに分かるという仕様になっている。
また、宅配買取・出張買取・店頭買取の3種類の買取方法から選べるのも良い。遠方の方は出張買取、宅配買取。近くに大黒屋がある場合は店頭買取を利用するようにしよう。
大黒屋は時計、家電や家具の買取もおこなっているので、他にも買取をお願いしたい商品があれば出張買取などを利用して買い取ってもらおう。
GMT
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
GMTは日本でも有数の時計専門買取業者だ。比較的規模も大きく、インターネットで一度はみたことがあるという方もいるのではないだろうか。
GMTの特徴としては膨大なデータベースにある。時計の買取価格がネット上で管理されているので、買取価格を知りたい時はそのデータベースを利用して買取価格を知ることができる。
時計専門の買取業者であることから買取価格は高く、査定員の評判も非常によい。本当に時計に詳しい人が査定員をやっているからこそ、GMTの高い評判が保たれているのだ。
GMTで売る際は宅配買取がおすすめだ。宅配買取はGMTから無料の宅配キットを送ってもらって、梱包して送るだけなので簡単だ。
遠方に住んでいても買取を利用できるため、便利な買取方法である。家から出ずに買取ができるというのが最大のメリットだ。
買取価格を7社以上比較する
以下の記事ではルイヴィトン腕時計の買取額をかなり多くの社数で比較している。上記で紹介した大手の2社だけではなく更なる選択肢を検討するなら必読である。
まとめ
ルイヴィトンは世界的に有名なブランドで、最近は時計やお酒の分野にも進出している。こだわりのモノ作りによってどの分野でも成功を収めているのがルイヴィトンの強みだ。
ゼニスを傘下に置いたことによるムーブメントの大幅な性能アップ、ハイセンスな時計のデザインなど新興時計ブランドとしては申し分ないスタートである。
フリマアプリ、買取市場どちらも人気が高いため、ルイヴィトンは高い価格で売れるはずだ。また、当サイト「ヒカカク!」では最大20社から箱など付属品の欠品があるルイヴィトン腕時計の一括見積もりを無料で簡単にとることができる。是非使って見て欲しい。