2017年11月27日、人気フリマアプリ「メルカリ(mercari)」を運営する株式会社メルカリが新たなサービス「メルカリNOW」を発表した。今年の夏に株式会社BANKがリリースした「CASH」が台頭する即時買取サービスにフリマアプリの先駆者であるメルカリが参入したのだ。
引用:https://www.mercari.com/jp/mercari-now/
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2017年11月27日スタート「メルカリNOW」
メルカリNOWとは、コンセプトの通り「あなたのアイテムが今すぐお金に変わる」即時買取サービスである。このサービスは、売りたいものをすぐに現金に変えられるというシンプルかつ即時性のある新世代の買取方法となっている。
「CASH」に続く即時買取サービス
メルカリNOWは、2017年6月28日にリリースされたものの、アクセスが殺到し、リリースからわずか16時間でサービスが停止したCASHに続く即時買取サービスと考えてほぼ間違いないだろう。「メルカリNOW」のサービスは2017年11月27日の12時から再度スタートされている。
運営はグループ会社の株式会社ソウゾウ
「メルカリNOW」の運営はメルカリのグループ会社である株式会社ソウゾウ(souzoh)が行う。
同社は、地域コミュニティアプリ「メルカリアッテ」、本・CD・DVD・ゲーム専用のフリマアプリ「メルカリカウル」、ブランド品専用のメルカリの姉妹フリマアプリ「メルカリメゾンズ」なども現段階では並行して運営している。
「メルカリ」と一言に言ってもたくさんのジャンルのアイテムに応じて使い分けられるよう、様々な買取フィールドを用意してくれているということがわかる。実際にどのサービスを利用するかということは自分が買取してもらいたいもの、セカンドハンドで買いたいもののジャンルに応じて決めていくといいだろう。
メルカリNOWのシンプルな利用方法
「メルカリNOW」の利用方法はとても簡単だ。下記にて簡単にステップを紹介していこうと思う。
- 1.買取してもらいたいアイテムの撮影
- 2.撮影をし投稿したアイテムの査定
- 3.査定終了後すぐに入金が完了される
この3ステップで自分の買取してもらいたいアイテムを現金に変えることができるのだ。以下で簡単に「メルカリNOW」の使い方について紹介していこう。
尚、「メルカリNOW」を利用するためにはメルカリのスマートフォンアプリのダウンロードが必須となる。
メルカリアプリから簡単に現金化
メルカリのアプリをダウンロードしたら会員登録を済ませてトップページまで進もう。すでにメルカリ会員の方は、アプリ上部をサイドへスクロールさせ【NOW】のタブを選択する。するとメルカリNOWの使い方と、その日の現金化可能額が表示されている。
「メルカリNOW」では1日あたりの買取金額の上限が設定されており、現時点では全体で1,000万円までとなっている。この買取金額の上限は毎日10時にリセットされる仕組みだ。
【ブランド】と【状態】を入力
「メルカリNOW」まで進んだら【アイテムをお金に変える】をタップする。次に、アイテムの詳細を登録するために【ブランド】と【状態】を入力する。ブランド名を入力するとそこから細かくカテゴリーを選択していくようになっている。
汚れている、破れている、壊れている、使用ができないといったアイテムはお金に変えることができない。仮に商品状態を偽って現金化した場合は、売上金の回収、さらにはメルカリの利用が制限される可能性があるので注意しておこう。
写真撮影するとすぐに査定価格が表示される
買取してもらいたいアイテムの情報入力が完了したら写真撮影へとすすむ。このとき、前もって撮っておいたスマホ内の写真は使用できないので注意が必要だ。
アイテムが全体的に映るように撮影したら瞬時に査定価格が表示されるので注意事項を確認して納得したら【お金に変える】を選択。すると振込先の指定ページへと進む。
ここまでが現金化までの流れとなるが、利用方法はほぼCASHと同じで、慣れてきたら最短1〜2分で入金が完了するだろう。
これは、現在の商品の状態のごまかしが全然前に撮って綺麗な状態のままで撮影されたものを使用し査定士を騙して高額査定を嘘で得ないようにとサービス側がセキュリティーのような感覚で設置したルールのようなものだと思ってもらいたい。
このようなルールは何かと使いづらい点もあるだろう。出先で「あ!このアイテムの写真あったから査定してもらいたいな〜」や、「ネットでこんなアイテムの画像見つけたけど私このアイテム持ってるからこの画像で査定してもらいたいな〜」などと、「メルカリNOW」の元祖となっているとでも言える存在であるフリーマーケットアプリ「メルカリ」では可能であったことがこの「メルカリNOW」では規制されるようになってしまったということだ。
メルカリ
どうしてこのようなルールが設けられたのかを少し紐解いて行ってみよう。フリーマーケットアプリ「メルカリ」に置ける商品の画像は、そもそもどのように撮影するかというルールなようなものが設けれれていない。画像は自分で撮影したものでも、ウェブ上から検索してきたものでもなんでもいいのだ。
アイテムの状態もカテゴリーとして必ず選択しなければないものにはなってくるが、詳細を書く際に特に記載をしなけらばならないと言ったルールはないのだ。
このように、「メルカリ」における出品者側はいとも簡単にアイテムを出品することができるのだ。リアルタイムのものでも画像は使えてしまうため、嘘を平気でつくような人も現れてしまう。
そのため、「メルカリ」では、「イメージしていたものとアイテムの状態が全然違った!」などと言ったケースが相次いでいるのだ。明らかに状態の悪いものを綺麗なものとして出品し買い手を画像で騙しお金を設けをする悪質な人も中には存在するのだ。
ここでさらにトラブルになりやすいのが、どんなにアイテムの状態がひどいものであったとしても「メルカリ」での取引はあくまで個人対個人のやりとりであるため、全て自己責任での取り引きということになってしまうのだ。
「画像に騙された!」や「商品の状態がイメージと全然違った!」などと言った理由で返品や返金をしてもらうことができないことはもちろん、そこを想定し取り引きを行わなければならない。そのため被害にあっても言い訳は効かないものと思った方がいいのだ。
「メルカリ」は、このようなお客様が個人同士で取引を行なっているため、全て自己責任でということを大前提にしている。さらには毎日出品される件数が多いため、業者側が一つ一つ確認するということもできないということだ。このような背景から「メルカリ」はより自由度が高いのだ。
メルカリNOW
このような「メルカリ」とは打って変わり、「メルカリNOW」はフリーマーケットアプリでもなければ個人相手のサービスでもない。「メルカリNOW」は、あくまで買取をしてもらえるサービスであり、取引相手はサービス側、つまり業者なのだ。
「メルカリNOW」は「メルカリ」の系列上のサービスではあるものの、通常の買取業者のオンライン査定と同じくくりにあると考えていいだろう。
のそため、「メルカリNOW」は「メルカリ」を利用するのではなく、また全く別の買取業者に買取をお願いしているという感覚で取引を行うつもりでいた方が思い描いていたイメージとのギャップに驚かされてしまうこともないだろう。
「メルカリだと思ってたのにいきなりシステム・ルールが変わってしまった!使いづらい!」などという不満のある方もいるだろう。しかし、似たような名前なだけでサービスは全く違うものであるということを理解しておかなければならないのだ。
「メルカリNOW」を買取業者として捉えると、それに伴うルールにも納得が行くだろう。
オンライン査定というのは買取方法として近年とてもメジャーになりつつあるものだ。メール査定やLINE査定もこのオンライン査定のカテゴリーに含まれるだろう。
オンライン査定は、基本的にアイテムの現状態がわかりやすく、隅々まで映るように映し出したその場で撮影した写真を買取業者に提出するというのがメジャーな手順となっている。そのため、「メルカリNOW」でもその場で撮影した写真のみ使用することができるというのは理にかなっていると言えるだろう。
「メルカリNOW」は個人でのやりとりではなく業者が相手となってくるため、より厳密なアイテム状態の報告を求められるだろう。
素人相手だと、何をどう確認すればいいのかわからないと言った人も多い。しかし、買取業者には何をどう確認すればいいかのチェックリストのようなものもあるため、答えたいことから答えたくないものまで全て確認が取られるだろう。
今後、カテゴリーが増えていく予定
現時点の「メルカリNOW」のカテゴリーはファッションブランドがメインであるが、今後拡大していく予定となっているそうだ。そのため、買取してもらいたいアイテムが【アイテム選択】で表示されなかったという方もいるかもしれない。しかし、その場合は取り扱い対象外という意味であるため対象アイテムが増えるまで少々待たなくてはならない。
しかし、「メルカリNOW」のサービス内容が拡大してきている今、今は取扱対象外のものが対象となる日もそう遠くはないだろう。こまめに対象のカテゴリーになったかどうか確認してみるといいだろう。
いち早く良い取引を行うためにはそれなりの確認作業は必須であると言っても過言ではないだろう。
査定価格は他社と比較して高めなのか?「メルカリNOW」の強みとは
スマートフォン一つで取引を完了させられるため、自宅にいても外出していても即座に現金化できる「メルカリNOW」。「今すぐに」という状況にフォーカスした画期的なサービスではあるが、いったい「メルカリNOW」の強みやメリットとは何なのだろうか。
下記にいくつか「メルカリNOW」の強みを記して行こうと思うので、ぜひ気になる方はチェックしてみて欲しい。
メルカリの取引を基準としているため査定価格は納得感が高い
「メルカリNOW」で査定した商品は総じてメルカリグループ(株式会社ソウゾウ)が買取ると言ったかたちになっている。メルカリ上での過去の取引結果をベースに査定価格を設定しているため、一般的な買取業者の買取価格よりも納得感が高いとのこと。「高額」ではなく、「納得感が高い」という絶妙な買取価格を設定しているといったところだろうか。
通常買取業者の提示する買取価格とは、買取業者間での買取相場をベースとして買取価格を決めている。そのため、買い手が実際どれだけの金額を払ってでも購入したいのか、という点からは少し感覚が違ってしまっている。
そのため、こちらから交渉はできるものの、「買取業者の言い値で買取されている」そんな概念がどうしても抜けきれないのだ。
しかし、メルカリ市場の買取金額をベースに買取金額を提示してくれる「メルカリNOW」では、購入する側がどれだけ実際お金を出そうとしているのか、という面にフォーカスを当ててくれている。
そのため、買取してもらいたい時にまずメルカリを確認することで、なんとなく購入者がどれだけそのアイテムに価値をおいているのか、ということを確認して買取を依頼することができるのだ。
もしメルカリ市場の買取金額が納得のいくほどの金額なのであれば、「メルカリNOW」でも納得のいく金額で買取してもらうことが可能になるだろう。
アプリ上で完結するためすぐ入金してもらえる
いままでの買取といえば、商品を先に売却してからしか現金を受け取ることができなかった。しかし、「メルカリNOW」はアプリ上で取引するため先に入金が完了する、すぐに現金が欲しいときにうってつけなサービスというわけだ。
ちなみに査定金額の上限は2万円となっている。そのため、確実に2万円を超えてくるであろうアイテムに関しては「メルカリNOW」で買取してもらうのではなく他の専門買取業者などに買取依頼をした方が損をすることなく取引が行得るだろう。
商品を送るのは2週間以内でOK
CASHと同じように、「メルカリNOW」でも商品を送るのは後で良い。現金化したアイテムは、2週間以内に発送すれば良いので現金を先に受け取れるというのが最大のメリットと言えるだろう。
商品の送付に関しては、何点でも送料無料で自宅まで集荷に来てくれる。さらに今ならアイテムを3つ以上まとめて発送すると集荷ボーナスとして500円がもらえるそうだ。
通常買取してもらう際はアイテムが業者に到着してからの入金が主であるため、後から発送できるということはなかなか珍しい。
CASHに続く即時買取サービス、メルカリNOW
本日27日の正午にリリースされた「メルカリNOW」。開始17分で一時サービスを休止してしまうと言った事態となったが、現在(27日15時時点)ではまたサービスが再開されている。いままでは個人間での売買がメインだったメルカリだが、高い安いはさておき、”すぐに売りたい”と思っている新規・既存ユーザーが殺到しているということだろう。
また、11月21日に株式会社DMM.comに70億円で買収されたCASHも同じタイミングで、新サービスを展開すると発表。CASHとメルカリNOWは類似する買取サービスではあるが、納得感の高い査定価格、そして既存のメルカリユーザーを取り込みやすいといった点から、メルカリNOWの今後の動向に注目が集まる。
買取はCASHやメルカリだけじゃない?
上記ではメルカリの紹介をしてきたが、他にも便利な買取サイトがあることを紹介しておきたい。紹介したいのはスマホの買取、メルカリでも多くのスマホが出品されているだろう。
スマホのマーケットが運営する買取サービススママDASHプラスを利用すると、送料や本査定額後のキャンセルも無料、買取サービスは好きなタイミングで簡単に売ることができるので便利といえるだろう。スママDASHプラスでは、ジャンクスマホも買取可能となっており、高値で買取してもらえると人気の買取サイトだ。中古スマートフォンのフリマサイトを運営するスママならではの業界最高レベルの買取価格を提示してもらえる。
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