ギリシャ神話に登場する勝利の女神「Nike」を社名にするナイキは、スニーカーを中心としたスポーツ関連商品を生み出し続ける世界的大企業である。イタリア人デザイナーを採用するほどの本格的なデザインや、クッション性といった形で「スニーカーを履く人」の心を上手く掴んだナイキの製品は、国内の買取店で高額査定対象になることも珍しくなくなった。今回は、スニーカーによって会社の成長ができたといっても過言ではないナイキについて、このメーカーの靴が高く売れる理由を皆さんと一緒に考えていきたい。
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ナイキスニーカーが高く売れる理由
ナイキの中古スニーカーが高価買取される背景には、これから紹介する3つのメーカー特性が大きく関係している。
スニーカーのために設立された企業
オレゴン大学陸上部コーチのビル・バウワーマンと選手のフィル・ナイトは、日本のスニーカー製品の輸入販売を行うために、ナイキという会社を設立した。陸上の分野で日々スポーツシューズを履き続ける彼らの感覚は、世界的な大ヒットを記録するワッフルソールなどの技術にも活かされているのだ。そんなナイキ創業者達のモノづくりに対する姿勢が、現代での不動な人気に繋がっていると考えて良いだろう。
オニツカタイガーとの関わり
創業当時のナイキは、オニツカタイガー（現アシックス）のスニーカー製品を輸入販売しながら、メーカーに新しい技術やデザインの提案を行っていた。1970年にはオニツカタイガーの売上低迷によって取引を停止したものの、そんなナイキの自社ブランド製品にはメイド・イン・ジャパンの良さが受け継がれているのだ。このような日本との関わりにより、ナイキスニーカーの信頼性が高まっていると考えられる。
契約アスリートの魅力
日本国内でナイキスニーカーに高い需要がある背景には、サッカー日本代表の長友佑都や森重真人、原口元気、遠藤周作といった強いアスリートによって演出された良いイメージも大きく影響している。またナイキジャパンでは、なでしこジャパンの大儀見優季との契約や、イベントを通してラグビーの山口真理恵といった女子アスリートとの関わりもあるため、スニーカーと縁遠くなりがちな女性の心も上手く掴んだ結果として高いリセールバリューがあると考えて良いだろう。
人気シリーズと参考買取相場
ナイキスニーカーの売却で高価買取を狙うなら、これから紹介する5シリーズを中心に収集を行うのがおすすめだ。
ナイキ コルテッツ
1971年から長きに渡って作り続けられている、ナイキを代表する人気シリーズである。2015年には初代モデルが復活し、クラシカルなデザインにより多くのファン達が惹きつけられた。コルテッツを含めた復刻版の登場は、近年のスニーカーブーム全体に好循環をもたらしていると言われている。
ナイキ エアフォース1
日常生活に合わせやすいベーシックなデザインで知られるエアフォース1は、1982年から長きに渡って作り続けられているナイキの名作スニーカーである。適度なクッション性や高い耐久性といった機能面でも定評があるため、リユースしやすいブランドとしても多くの買取店が注目している。
ナイキ エアジョーダン
アメリカNBAで活躍していたマイケル・ジョーダンの名前を採用した、リセールバリューの高い有名バスケットシューズである。年1回程度のモデルチェンジとともに、ランダムに復刻版や限定版を登場させているため、コレクターズアイテムとしての価値も高いブランドとなっている。コンディションの良い初代モデルであれば3～6万円、希少価値の高いシリーズ化には6～10万円もの高額査定がつくため、「集める、履く、売る」といった幅広い角度から楽しめるスニーカーと位置づけて良いだろう。
ナイキ エアイージー
「カニエ・ウエスト」というアーティストのシグネチャーモデルとして登場したエアイージーは、斬新なデザインとフォルムによって即刻完売を繰り返す幻のシリーズである。スニーカーヘッズの中では30～60万円で売買されることもあるため、他のブランドとは比較にならないレベルの高額査定が期待できる存在と位置づけて良いだろう。エアイージーにはフェイクスニーカーもたくさん出回っているため、オークションなどで購入する際には注意をして欲しい。
ナイキ ダンクロー
日常使いにピッタリのダンクローは、個性的なデザインによって高額査定が狙えるスニーカーである。希少性の高いモデルであれば、3万円～5万円もの高価買取も夢ではない。また流通量の高いモデルであっても5千円～1万円前後の査定が付くため、実用性と売却の両面でメリットの大きなシリーズと考えて良いだろう。
スニーカー売買はモノカブがおすすめ(スニダンに買収され、サービス終了)
モノカブはスニーカー専門の売買アプリ（フリマアプリ）だ。国内最大級のユーザー数、規模を誇っており、モノカブはスニーカー・ストリートウェアを株式のように売買できるサイト。キャンペーン中で出品・販売手数料は無料となっている（2020年11月時点）。特にナイキのスニーカーは高額で売買されており、手数料が安い分高く手残りがあったり、買う時は安く買うことができるという形だ。2021年にスニダンに買収され、サービスを終了した。
モノカブの売買手数料
購入者の手数料 決済システム手数料2.8% +税
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累計50万インストール突破のスニーカー専門フリマアプリmagiではスニーカーを安い手数料で売買することができ、購入者は鑑定・送料込で880円、出品者は5~6.6%という低い手数料でスニーカーを売買することができる。スニーカー鑑定サービスとして知名度のあるフェイクバスターズが実物を鑑定するため、偽物ではない本物をしっかりと購入することができ、匿名配送機能も用意されているので、安心して売買が可能となっている。
まとめ
スニーカー専門買取店で高価買取対象となっているナイキスニーカーについて、その魅力や特徴から高く売れる要因を考えてみた。ショップのサイトで紹介されている参考買取相場で買い取ってもらうためには、新品同様に近いコンディションが必要となる。また近年ではメール査定や宅配査定といった便利なサービスが増えているため、なるべく多くの業者にアプローチをかけることが、ナイキスニーカーの納得買取額に繋がると考えて良いだろう。ナイキの靴を高く買い取ってくれる業者が見つからない時には、簡単な検索で相場がわかるヒカカク！の利用をおすすめする。
ナイキのシューズを高価買取しているリアルクローズは、全国対応の出張・宅配買取をおこなっている。買取に必要な費用はずべて同社が負担してくれて、まんがいち査定額に納得がいかず、キャンセルする場合も料金はかからない。出張買取は申し込み後最短即日来訪可能というスピーディーな対応も魅力のひとつだ。
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