事務所の移転や閉店に伴い、オフィス用品の処分に困る人もいるだろう。オフィス用品は専門買取店があるほど、企業やフリーランスなどから需要が高いアイテムだ。
特にイトーキは事務機器を販売している有名会社のため、知っている人も多いのではないだろうか。この記事では、イトーキのオフィス用品の買取相場とおすすめの買取業者を紹介している。オフィス用品の売却や処分を検討している方は、ぜひ参考にしてほしい。
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イトーキオフィス用品を詳しく解説
買取に出す前に、基本的な知識について触れておこう。売却する商品について把握しておくことは、トラブルの回避につながることもあるので確認しておくことをおすすめする。また、あわせて需要が高い商品やその理由についても紹介していく。
イトーキとは
イトーキは、事務用品と各種設備を扱っている企業だ。もともとは、株式会社イトーキクレビオと株式会社イトーキで分かれていたが2005年6月に合併した。創業開始は、事務機器や文具を取り扱っていた企業になる。
しかし、1908年から自社製品を拡張するために、自社製の事務機器や文具類の開発と販売を本格的に開始した。その後、椅子やロッカーなどを始め、オフィスに必要なさまざまな用品を手がけている。現在ではオフィス用品で高いシェアを占めるほど有名な会社だ。
オフィス用品について
オフィス用品とは事務所や会社、役所などで使用されるデスクやチェア、ロッカーなどがあてはまる。簡単に言えば、オフィスで必要なもの全般をいう。事務用品としても知られ、家具・家電・文具など、さまざまな種類がある。
作業するのに必要なオフィスチェアやデスクは需要が高いアイテムだ。1からオフィス用品を買いそろえるのは意外と多くの費用がかかるため、中古品であってもニーズが高い。
そのため、中古品を高額で買取し、格安でオフィス用品を提供している業者が増えている。国内だけでなく、海外からも需要が高いため、処分を考えるよりも先に買取業者に売却することを検討する方がおすすめだ。
イトーキのような有名会社のオフィス用品であれば、無名のものよりも需要が高いので高価格での売却が期待できる。処分料を払うのに抵抗がある場合は、不要品を売ってお得な処分を考えておこう。
オフィス用品の買取相場
オフィス用品には多くの種類があるため、商品の種類や状態によって買取価格が変動することを覚えておこう。ここでは、イトーキのオフィス用品の中でも需要の高い、チェアとデスクの買取価格について見ていく。ただし、ここで紹介している買取相場は2020年9月時点のものであるため、目安として参考にしてほしい。
- ・ITOKI 肘付ハイバックチェア300602:25,300円
- ・ITOKI 肘付ハイバックチェア 291352:14,600円
- ・ITOKI スピーナチェア KE-757GP-Z9T1SG:43,000円
- ・ITOKI CZRデスク302372:21,800円
- ・ITOKI CZRデスク301936:15,750円
- ・ITOKI CZRデスク300328:14,000円
今回、買取相場を調査したところ、イトーキのチェアとデスクは15,000円~25,000円程度で取引されていることがわかる。オフィス用品の中でも人気会社であるため、中古品でも比較的高い価格で買い取られているようだ。
また、2007年にグッドデザイン賞で金賞を受賞したスピーナチェアは販売価格も高額なため、高価買取が期待できるモデルといえるだろう。
オフィス用品の買取におすすめの業者
ここでは、おすすめの買取業者について紹介していく。同じ商品であっても、依頼する業者によって需要や在庫などの関係から買取価格が異なる。そのため、高価買取を望むのであれば、業者選びは重要なポイントだ。
自分の求めるサービスなどから、利用のしやすい買取業者を見つけてほしい。なお、ここで紹介する各店舗の情報は、2020年9月時点のものである。
オフィスバスターズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
オフィスバスターズでは、チェアやデスク、ロッカーなどのオフィス家具を取り扱っている。個人との取引はおこなっておらず、企業とのみ取引をしているのが特徴の買取業者だ。
オフィス家具を100点以上まとめて依頼することが基本となっており、引取りにかかる費用は依頼者負担となっている。買取点数が少なくても取引をおこなうことは可能だが、車両費・作業員費といった費用が買取額を上回る可能性もあるので注意しておこう。
そのため、大量にオフィス家具が不要となってしまう大手企業などが利用することをおすすめする。買取方法は出張買取のみに対応しており、現金での支払いはおこなっていないので銀行振込で清算されるので覚えておこう。
ありがとう屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ありがとう屋では、オフィス用品の買取・販売をおこなっている。不要になったオフィス家具だけでなく、家電や厨房機器などの買取も可能なのが特徴だ。関東・大阪・福岡に全12店舗を展開しており、全国の対応も可能。
大量買取を歓迎しているので、不要品が多い場合でもまとめて売却できる。買取ができない場合は、格安で廃棄処理をおこなってくれるので不用品を処理したいと考えている方にもおすすめだ。
また、時価販売を実施しているので、高価買取ができるのも特徴である。オフィス家具1点から、オフィス全体のレイアウトの提案など、豊富な知識を元にオフィス関連をトータルでサポートしてくれるのも魅力だ。
HAPPY
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
HAPPYでは、中古オフィス家具・什器の販売と買取をおこなっている。商品在庫を2万5千点持っている、日本最大級のオフィス用品のリサイクル店だ。デスクや事務チェア、ロッカーなど取扱いジャンルが豊富なのが特徴である。
また、他社に負けない圧倒的な買取力があるため、比較的高価格での買取が可能だ。万が一、買取ができない物であっても、引取をしてもらえるため「不用なものを処理したい」と考えている方にもおすすめ。
買取方法は、出張買取と店舗買取の2種類が用意されている。出張買取の際は家具運搬のプロが作業をおこなうので、スピーディで安心できるのも特徴だ。ただし、アイテムが少量の場合は、出張買取が利用できない可能性もあるので注意しておこう。
リサオク
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リサオクは、不要品買取専門の業者だ。デスクやOAチェア、キャビネットなどオフィス家具の不要品を積極的に買い取っている。特に、ブランドやデザイナーズオフィス家具の場合は、高価買取される可能性が高い。
国内では需要がないものでも、海外バイヤーからの依頼が多いため、不要品であっても高価格で買い取れるのが特徴だ。査定価格がつかないものでも、5点までなら無料で引き取ってくれるのでおすすめである。
買取方法は出張買取・店舗買取・宅配買取・オークション買取の4種類が用意されている。オークション買取は、リサオクが預かった商品を代行でオークション出品をおこなう方法だ。写真撮影や落札者とやり取りをする必要がなく、すべて任せられる。
ソウユー
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ソウユーは、中古オフィス家具や店舗備品などを買い取っている業者だ。オフィス用品を積極的に買い取っているため、高価格での買取が期待できる。移転や引越、撤去、在庫処分など、さまざまな場面に合わせた対応ができるのが特徴だ。
また、貿易による輸入や輸出をおこなっているため、他社で買取を断られたものでも引き取ることが可能だ。さらに、買取ができないものは格安で処分をしてくれるので、不用品を一気に片づけたい人におすすめ。
買取方法は、出張買取と店舗買取の2種類が用意されている。対応エリアは基本的には関東全域となっているが、エリア外でも商品数によっては対応が可能だ。18年以上の実績があるため、大量の処分を考えている場合でも安心して依頼できるだろう。
オフィス用品を高く売るコツ
買取業者選びも大切であるが、高く売るコツを知っているだけでも査定アップにつながる。以下では、査定額アップのコツについて紹介していこう。少しでも高価格での売却を望んでいるのであれば、ぜひ参考にしてみてほしい。
キレイな状態にして査定に出す
オフィス用品に限らないが、商品がキレイな状態であるほど高価買取される可能性が高くなっている。チェアやデスクなど、よく使用されるものであれば、汚れがついたままになっていることも多い。
そこで、汚れた状態のまま査定に出すのではなく、落ちる汚れはキレイにしておくことがポイントだ。ただし、必要以上にやりすぎてしまうと色落ちや破損などの原因にもなるため、簡単な掃除程度に留めておこう。
特に、使わなくなったまま放置されているオフィス家具はホコリがたまっているため、キレイにふき取っておくことで査定時の印象が良くなる可能性が高い。もしも、掃除をせずに査定に出してしまうと同じ商品でも状態が悪く見えてしまい、減額されてしまうケースもあるので注意しよう。
早い段階で売る
商品は、状態が良いほど高額での取引がされやすい。そのため、なるべく新しいうちに売りに出すことがポイントだ。使わなくなったまま、長い年数置いていると物によっては型落ちや劣化が進み、査定額が下がる可能性が高くなる。
売ると決めているならば、すぐにでも査定に出すようにしておこう。しかし、キレイな状態を保ったまま保管できるものがある場合は、時期を狙って売りに出すこともひとつの方法である。
依頼する業者によっては高値がつきやすい時期が決まっているところもあるため、事前に問い合わせてみるのも良いだろう。各店舗で強化買取をしている商品も異なるので、売りたい商品が積極的に買い取られているかどうかも合わせてチェックすると良い。
複数点まとめて売る
デスクやチェアなどオフィス用品は、同じデザインのものをまとめて買うのが一般的だ。接客などをおこなっている企業であれば、特に統一感を意識して購入する傾向にある。そのため、同じデザインのものをまとめて売るほうが需要が高くなり、高価買取の可能性も高くなるのだ。
一方で、デスクひとつなど売る点数が少ないと、購入者を見つけにくくなるケースもあるため、高値で買い取ってもらえないこともあるだろう。また、商品が少ないと出張買取をおこなってもらえない可能性もあるため、できるだけ多くの点数をまとめて売ることがおすすめだ。
業者によっては、家電など他ジャンルの買取もおこなっている。売却予定のオフィス用品の数が少ない場合は、ほかの不要品と一緒に売るのもひとつの方法である。
付属品をそろえておく
状態がよければ高価格での買取が期待できるが、実は付属品の有無も査定時には重要なポイントだ。付属品とは主に、デスクやロッカーについている鍵や組み立てパーツ、説明書などを指す。もしも、付属品がない場合は、減額になってしまう可能性が高い。
特に、デスクやロッカーの鍵が無いと正常に利用できない商品になるので価値が下がってしまう。査定に出した後に付属品を見つけると、再査定やトラブルが起きやすくなる危険性があるため、事前にそろえておくことがおすすめだ。
どうしても付属品が見つからない場合は、依頼する業者に付属品が無いことを伝えておくのも良いだろう。現在では付属品がなくても買取をおこなっている業者も多いので、あまり問題はないが査定額には影響があることは覚えておこう。
まとめ
オフィス用品は個人経営や企業などから、比較的需要の高いアイテムである。特に、同じデザインのものをまとめて購入するケースが多く、大量に売ることで査定額がアップする傾向にある。
買取業者によって査定額は異なるので、売りたいものを高額買取してくれる業者を選ぶことが大切だ。また、高く売るためのコツを知っているだけでも高価買取につながる可能性がある。新しいものほど高値がつきやすいので、買取を検討している人は早めに売りに出すほうがおすすめだ。