近年再びブームとなっているスニーカー。人気モデルともなると定価の何百倍もの価格、いわゆるプレ値で取引されることも多い。そんな、プレ値で取引されるモデルの中にNIKE(ナイキ)のdunk(ダンク)がある。
ダンクは1985年に誕生した歴史あるスニーカーだが、2020年に入ってからのストリートファッションリバイバルブームにより再び脚光を浴び、中古市場での取引価格が急上昇した。では、実際のところダンクはどれくらいのプレ値なのか。ダンクのプレ値をランキング形式で紹介していく。
CONTENTS
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高いプレ値で取引されているダンクの紹介
- 第10位:SB Dunk Low Diamond Supply Co Canary Diamond (Friends and Family)
- 第9位:SB Dunk Low Richard Mulder
- 第8位:Dunk SB Low Heineken
- 第7位:Dunk SB Low What the Dunk
- 第5位:Dunk High Pro SB Supreme Red Stars
- 第5位:Dunk High Pro SB Supreme Blue Stars
- 第4位:Dunk SB Low Staple NYC Pigeon
- 第3位:SB Dunk Low Tokyo
- 第2位:SB Dunk Low London
- 第1位:Dunk SB Low Paris
- プレ値の調査結果
- プレ値が高くなりそうなスニーカー
- 買取業者の紹介
- スニーカーをより高く売却する方法
- まとめ
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
高いプレ値で取引されているダンクの紹介
では、高いプレ値となったダンクをランキング形式で紹介する。ここで紹介するプレ値は、世界的なスニーカーの取引サイト・Stockxおける2022年6月15日時点のものだ。
また、プレミアム率は各スニーカーの平均取引価格から算出した数値となる。プレ値は時期により変動するため、参考としてみてほしい。
第10位:SB Dunk Low Diamond Supply Co Canary Diamond (Friends and Family)
定価 | 平均取引額 | プレミアム率 |
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約1.35万円 | 74.8万円 | 6150% |
2018年11月3日~4日にアメリカのカルフォルニアで開催されたCOMPLEX CONにおいて、250足限定(一般向けは150足)でリリースされたモデル。
スケートボードブランド「Diamond Supply Co」とのコラボ。
第9位:SB Dunk Low Richard Mulder
定価 | 平均取引額 | プレミアム率 |
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約8100円 | 530300円 | 6398% |
プロスケーターRichard Mulderが提案して製作。白地にスカイブルーのナイキロゴが特徴的なモデル。00年代に製作されたもので現存する数が少なく、その希少価値から高額で取引されている。
第8位:Dunk SB Low Heineken
定価 | 平均取引額 | プレミアム率 |
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約8775円 | 544500円 | 6822% |
オランダのビールメーカー「Heineken」をモチーフに製作され、2003年にアメリカでリリース。しかし、Heinekenから著作権侵害として出荷停止が申請された。
裁判となり出荷できない中、なぜか日本では発売されたが、ほかの国ではついに発売されなかったスニーカーだ。
第7位:Dunk SB Low What the Dunk
定価 | 平均取引額 | プレミアム率 |
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約1.62万円 | 154.66万円 | 8937% |
NIKEのスケートボードチームが製作したドキュメントムービー「Nothing but the truth」のプロモーション用として、300足限定で製作されたモデル。2007年以前に発売されたDunk SBのデザインを落とし込んだ外観が特徴。
第5位:Dunk High Pro SB Supreme Red Stars
定価 | 平均取引額 | プレミアム率 |
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約1.01万円 | 127.49万円 | 13233% |
2002年にリリースされた、NIKEとSupremeがコラボしたスニーカー。ハードなスケードボードでの使用にも耐えられるよう、さまざまな工夫がされたモデルだ。オレンジ、ブルー、レッドの3色で展開されたうちのレッドとなる。
第5位:Dunk High Pro SB Supreme Blue Stars
定価 | 平均取引額 | プレミアム率 |
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約1.01万円 | 127.49万 | 13233% |
Dunk High Pro SB Supreme Red Starsと同モデルで、こちらはブルーとなる。ブルーは、ケンタッキー大学のカレッジカラーから採用。カレッジカラーが用いられるのは、ダンクがもともとバスケットボール用スニーカーとして開発されたもので、各大学のカレッジカラーを使用していたことに由来している。
第4位:Dunk SB Low Staple NYC Pigeon
定価 | 平均取引額 | プレミアム率 |
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約2.7万円 | 258.93万円 | 18900% |
ステープルデザインのジェフ・ステープルによりデザインされたモデル。2005年にリリースされたときには購入希望者が店舗に殺到し、警察が出動したほどの人気を博した。150足しか制作されなかったため、現在でも高額で取引されている。
第3位:SB Dunk Low Tokyo
定価 | 平均取引額 | プレミアム率 |
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約8100円 | 1652300円 | 23233% |
2004年に東京で開催された“White Dunk”でリリースされたモデル。制作された300足のうち、202足が抽選販売された。トップ、ソール、シュータン、インナーはすべてホワイトで統一され、さらにナイキのロゴすらホワイトという特徴がある。
第2位:SB Dunk Low London
定価 | 平均取引額 | プレミアム率 |
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約8100円 | 2767800円 | 28789% |
ロンドンで開催された“White Dunk”に合わせて製作されたモデル。こちらも202足限定でリリースされた。アッパーとソール、シュータンに採用されたソフトグレーは、ロンドンを象徴する曇り空をあらわし、サイドに施されたブルーの波線はロンドンを流れるテムズ川をイメージしている。
第1位:Dunk SB Low Paris
定価 | 平均取引額 | プレミアム率 |
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約8100円 | 6357500円 | 103233% |
ダンクシリーズの中で、もっとも有名と言われるモデル。2002年にパリで開催された“White Dunk”において200足限定でリリースされる予定だったが、リリース当日に急遽発売中止に。しかし、すでに数十足が販売されていて、希少価値の高さからナイキスニーカーの中でも屈指の高額となった。
アッパーに青い闘牛士やアナベル夫人像が描かれるなど、デザイン性の高さが評価されている。
プレ値の調査結果
ナイキの人気スニーカーの1つダンクにおける、高いプレ値となるモデルをランキング形式で紹介した。調査した中では、ナイキの中でも名作として知られる「Dunk SB Low Paris」が、断トツのプレ値となっていた。また、同シリーズの「SB Dunk Low London」や「SB Dunk Low Tokyo」もやはり高いプレ値をつけていた。
今回はStockxにおけるプレ値を紹介したが、ほかのスニーカーサイトではここで紹介したプレ値よりもっと高額で取引されている可能性もある。そのため、高額での取引を考えるのであれば、以下のコラムも参照すると良いだろう。
プレ値が高くなりそうなスニーカー
これまでプレ値が高いスニーカーを紹介してきたが、いずれも現在では高額で入手困難な物が多く、プレ値狙いで入手することは不可能に近い。
そこで、今後プレ値が高くなりそうなスニーカーについて解説する。
コラボモデル
コラボモデルはプレ値が高くなる傾向にある。コラボは人気ブランドとおこなうことが多く、数量限定になるので中古価格が上昇しやすい。コラボモデルは入手困難となることがほとんどだが、チャンスがあれば狙ってみよう。
数量限定モデル
コラボモデル以外に、数量限定でリリースされるモデルもプレ値が高くなるケースが多い。供給量が少なければ、その分中古価格が上がるのは道理なので、数量限定モデルは狙ってみる価値はあるだろう。
ただ、期待したほどプレ値が上がらない場合もある。そこは最初から需要が見込めるコラボモデルとは異なるので、事前にSNSや交流サイトなどで調査した方が良いだろう。
ゴールデンサイズ
ゴールデンサイズと呼ばれる需要が大きいサイズは人気が高く、プレ値も高くなりやすい。スニーカーのゴールデンサイズは、男性用であれば26cm~28cm、女性用であれば23.5cm~24.5cmと言われている。購入するときは、これらのサイズを意識すると良いだろう。
ビッグサイズ
ゴールデンサイズとは矛盾するが、ビッグサイズのスニーカーが高額となる場合がある。ビッグサイズは需要が少ないため、メーカーも生産量を抑える場合が多い。そのため、逆に希少価値が生まれ、高額で取引されることもあるのだ。
特にレディースのビッグサイズはレアになりやすいので、狙ってみるのも良いかもしれない。
買取業者の紹介
ここまでの紹介をみて、自分が所有しているナイキのダンクを売却しようと思った人もいるかもしれない。もし、そのダンクが高いプレ値を付けている場合は、高額での売却も期待できる。
しかし、スニーカーは種類が多く、状態の判断や市場相場など、スニーカーに関する専門知識や買取経験がないと正確な査定は難しい。そこで、スニーカーの売却実績などが豊富なおすすめの買取業者を紹介していく。
新宿のリアルクローズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リアルクローズは、さまざまなブランド品の買取をおこなう業者だ。買取対象にはアパレルや時計、バッグ、アクセサリーなどがある。なかでもスニーカーの買取に力をいれており、ナイキのスニーカーは買取数No.1のアイテムだ。ダンクの売却にうってつけの業者だろう。
買取経験豊富な専門バイヤーが、過去の買取データや市場相場などをもとに適正な査定を実施。依頼者が満足できる買取価格の提示が可能とのことで、高額買取も期待できる。店頭買取、宅配買取、出張買取をおこなっており、買取にかかる費用はすべて無料だ。
目黒区のWORM
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
WORMはスニーカー専門の買取業者で、これまで20,000足以上と買取実績も多い。ナイキは買取強化ブランドとなっていて、ダンクの買取も大歓迎している。加水分解をおこしたスニーカーでも、まだまだ履けるようであれば買取可能。そのため、状態が悪いスニーカーでも相談してみる価値はあるだろう。
査定は1点1点丁寧におこなうので、スニーカーの価値を正確に見抜き、高価買取になることも少なくない。買取については、店頭買取、宅配買取、出張買取を実施している。査定料や送料は無料だ。
出張買取のC-Style
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
C-Styleは、メンズブランドに特化した買取をおこなっている。買取アイテムはスニーカーをはじめ、アパレルや時計、アウトドアグッズなどだ。特にナイキスニーカーの買取に力を入れており、ダンクは買取強化アイテムに指定されている。
また、複数のアイテムを一緒に売却すると買取金額がアップするキャンペーンを実施中だ。スニーカーやバッグ、時計などをまとめて売却しても適用されるのはうれしい。対応している買取方法は、出張買取と宅配買取の2つで、買取にかかる費用は無料だ。
スニーカーをより高く売却する方法
買取業者の中にはスニーカーの買取価格を公開していることもあるが、新品未使用のスニーカーが対象の場合がほとんどだ。USEDの場合は使用感があるので、新品未使用と比べるとどうしても買取価格は下がってしまう。
しかし、スニーカーを少しでも高く売却する方法が存在する。実施すれば、USEDでも新品未使用とまではいかないまでも、より高額での売却が可能となる場合も多い。ここでは、スニーカーをより高く売却する方法を紹介していく。
清掃をおこなう
アイテムは綺麗なほど、買取価格が上がる傾向にある。スニーカーも同様で、売却前に清掃をおこなって、スニーカーを綺麗な状態にしたほうが良い。
汚れを落とす場合は、スニーカー専用のクリーナーを使用しよう。専用のクリーナーであれば、スニーカーの状態を悪くすることなく清掃が可能だ。使用するときは、クリーナーの取扱説明書などに記載された清掃方法に従って実施しよう。
付属品をそろえておく
売却するときは、スニーカー購入時に同梱された付属品を一緒に売却すると、買取価格が上がることがある。そのため、売却する前に付属品をそろえておこう。
製品によって異なるが、スニーカーの付属品には外箱、靴紐、タグなどがある。古い物になると、付属品が紛失していたり破損していたりするが、できるだけそろえて一緒に売却してほしい。
買取価格を比較する
スニーカーの買取価格は、業者により異なる場合が多い。相場はある程度決まっているが、在庫など業者の事情が買取価格に影響するのだ。そのため、高額で売却するためには、できれば3社以上の複数業者の買取価格を比較する必要がある。
ただ、複数の買取業者へ個別に査定を依頼するのは大変な作業となるため、やった方が良いとはわかっていても実行できないのが現状だろう。そんなとき、頼りになるのが買取価格比較サイトのヒカカク!だ。
ヒカカク!の一括査定サービスは、たった1度の入力で最大20社が買取価格を提示。そして、複数の買取価格を比較して1番高額の買取業者に売却すれば、簡単に高額での売却が実現できる。ぜひ、ヒカカク!を活用して高価買取を実現してほしい。
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まとめ
ナイキダンクのプレ値について調査してきたが、数量限定の古いアイテムやコラボモデルが多くみられた。特にイベント限定のモデルや抽選販売モデルは入手も困難なケースが多く、需要が高いので高額になりやすい。
あわせて、プレ値が付くスニーカーの特徴やおすすめの買取業者、スニーカーを高く売る方法についても触れてきた。ダンクは、ナイキの中でも人気が高いアイテムだ。そのため、ダンクを取引するときは、本コラムなどを参考にして、少しでも有利な取引を目指そう。
以下のコラムではナイキのスニーカーの買取価格などを紹介しているので、参考にしてほしい。
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