MTG(マジック・ザ・ギャザリング)のトレーディングカードを売る際には、どこの買取店を利用するかで迷うかもしれない。同じカードでも、買取に出すお店によって予想以上に高い金額がついたり、逆に期待していたよりも安い価格しかつかなかったりする。今回は、MTGのハイドロイド混成体(Hydroid Krasis)を買取している5社を取り上げて、買取価格を比較してみた。
引用:magi
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ハイドロイド混成体の取引価格
ハイドロイド混成体(Hydroid Krasis)は、ラヴニカの献身のシリーズに含まれるカードだ。Wisdom Guildのサイトでは、このカードのトリム平均や最低販売価格、オークションの落札価格などを紹介している。(2019年9月9日調べ)
トリム平均
Wisdom Guildが2019年9月9日の時点で公開しているデータによると、このカードのトリム平均は、3,640円になっている。ちなみに、3,640円という金額は、1週間前のデータと比べて約900円ほど安くなっている。トレーディングカードの価格の変動を見るときは、取引価格の最低額や最高額と合わせてこういったトリム平均もチェックしておくとよいかもしれない。
最低販売価格
Wisdom Guildの同時期の情報では、ハイドロイド混成体の最低販売価格が2,980円になっている。こちらのカードは、最低販売価格についても、1週間前と比べると900円以上下がっている。トレーディングカードは時期によって価格の相場が変わるため、金額をチェックするときは直近の数値を確認しよう。
ちなみに、トレーディングカードの取引では、販売価格と買取価格は同じではない。買取価格は販売価格よりも安くなるのが一般的だ。ただ、販売価格が高いお店は買取価格も販売価格に比例して高いことが多い。
オークション価格
2019年9月9日から過去1カ月間のオークション価格の平均は、約4,800円になっている。最高価格は12,000円台まで上がっており、ハイドロイド混成体はオークションでも一定の人気を得ているカードのようだ。売りたいカードの価格相場を調べるときは、ヤフオクなどのオークションサイトの情報も役立つだろう。入札が多いカードは、それだけ人気があると判断できる。
ハイドロイド混成体を扱っている買取店
ハイドロイド混成体のカードはいろいろなお店が買取をしているが、買取価格を公開しているお店は限られている。買取価格をサイトで紹介しているのが、次の5つの買取店だ。
- ・たいむましん
- ・BIGWEB
- ・晴れる屋
- ・カードラッシュ
- ・ENNDAL GAMES
たいむましんはトレーディングカードをはじめ、おもちゃやフィギュアなどのホビー用品を幅広く買取している。出張買取、宅配買取、店頭買取の3つのスタイルでサービスを提供しているこのお店は、居住地に関係なくトレーディングカードが売れるのがメリットだ。
BIGWEBは、トレーディングカードなどのカードを専門に扱う買取店だ。こちらのお店のサイトでは、MTGなどのトレーディングカードの販売と郵送での買取をおこなっている。買取は、東京や名古屋、大阪などに設けられた店舗でも受けつけている。
晴れる屋は、MTGのトレーディングカードを専門に取り扱う買取店として有名だ。晴れる屋でも、宅配買取や店舗での買取に対応している。東京に数軒の店舗があるカードラッシュは、いろいろなトレーディングカードを店頭買取しているお店だ。カードラッシュのサイトでは買取価格の情報が時期的に公開されるため、売却前に価格を確認することが可能になっている。
ENNDAL GAMESも、MTGやポケモンカード、遊戯王カードなどのトレーディングカードを宅配買取、店頭買取している。店頭買取限定のサービスもあるため、お店まで行けるときは直接カードを持ち込むのも1つの方法になるだろう。以上のような買取店では、カードのまとめ売りにも対応している。ハイドロイド混成体のカードの場合、ラヴニカの献身のほかのカードと一緒に売ると買取価格が上がるかもしれない。
トレーディングカードは、1点だけ売ると安い価格しかつかない場合もあるが、まとめ売りをすれば高額な査定額も期待できる。トレーディングカードの査定の基準は、どのお店も同じとは限らない。ただ、状態がよく新品に近いカードほど評価が上がる点は、どこの買取店も共通している。未使用品に近い状態にしておくのが、最高額で買取してもらうコツだ。
たいむましんの買取価格
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
たいむましんでは、取り扱いがあるトレーディングカードの買取価格をリストで紹介している。取り扱いがあるカードの数が多いため、MTGのハイドロイド混成体の買取価格を知りたいときは、名称を入力して検索をするとスムーズだ。
たいむましんのサイトが、2019年9月9日の時点で公開している買取価格情報では、ハイドロイド混成体に1,800円の金額がついている。ちなみに、カードの日本語版、英語版の記載はとくにない。買取店が提示している買取価格は、流通ルートなどのさまざまな要因で変わる。売る時期によっても変化する可能性があるため、他店と買取価格を比較するときはその都度新しい情報を得よう。
たいむましんの場合、見積で提示された金額は原則として保証されることになっている。トレーディングカードに精通しているスタッフがいるこのお店は、最初の段階から正確な金額を提示するのが特徴だ。このようなお店なら、金額が後に減額されてしまう心配も少ない。宅配買取の送料も無料であるため、売る際のコストが抑えられるのもメリットと言える。
BIGWEBの買取価格
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
BIGWEBも、サイトを通じてハイドロイド混成体の買取価格を公開している。こちらのお店の場合も、最初に検索をしてからカードのページにアクセスをしたほうが、より早く買取価格がわかる。BIGWEBでは、2019年9月9日の時点でハイドロイド混成体に2,000円台の価格をつけている。
BIGWEBの場合は、日本語版と英語版の金額がそれぞれ紹介されているため、より詳細に価格がわかる。ハイドロイド混成体の日本語版の買取価格は、2,800円だ。英語版は日本語版よりも200円ほど安く、2,600円が買取価格になっている。たいむましんと比べると、BIGWEBは買取価格が約1,000円ほど高いようだ。
このお店の場合、宅配買取の際の送料は送り主が負担するスタイルになっている。どのくらいの送料がかかるかは住んでいる場所によって変わるが、一定の自己負担が発生する点はあらかじめチェックしておきたい。BIGWEBは、キャンセルのときの返送料も基本的に依頼者が支払うスタイルだ。ちなみに、店頭買取の金額は、サイトで紹介されている買取価格とは異なる可能性が高い。
晴れる屋の買取価格
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
晴れる屋のサイトでは、日本語版、英語版、FOILカードなどの種類別にそれぞれ価格がわかるようになっている。えらんで買取の場合は、売りたいカードをカートに入れて申し込みをおこなうのがこのお店のスタイルだ。
晴れる屋が公開している2019年9月9日の情報によると、ハイドロイド混成体の日本語版は2,800円が最高買取価格だ。ちなみに、箔押し加工が施された日本語版のFOILカードも、最高買取価格は同額の2,800円だ。英語版はやや価格が下がり、FOILカード、ノーマルカードのいずれも2,400円の金額がついている。掲載されている英語版のFOILカードには、2,200円の金額がついたものも見られる。
晴れる屋の宅配買取は、送料がかからない。買取サービスが利用できるのは日本国内に限られるが、500円以上の金額がついているカードであれば、無料で宅配買取が利用できる。買取価格が500円以下のカードを売るときは、複数のカードをまとめ売りするまとめて買取を利用することになっている。
カードラッシュの買取価格
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
カードラッシュの2019年9月7日の更新情報では、MTGのカードの買取価格が一覧できるようになっている。ハイドロイド混成体の価格もリストに掲載されているため、売却額の見当をつけやすい。
カードラッシュでは、ハイドロイド混成体の日本語版に2,500円、英語版に2,000円の価格をつけている。日本語版のほうが英語版よりも500円ほど金額が高いのが、こちらのお店の特徴だ。お店の買取価格を比較する際には、日本語版、英語版の金額の違いまでチェックしておいたほうがよいかもしれない。
カードラッシュの場合、買取は店頭でおこなっている。東京都内には、秋葉原や池袋などにこちらのお店の店舗がある。ハイドロイド混成体を買取してもらいたいときは、お店に出向いて査定を受けてみよう。トレーディングカードを購入したい場合は、カードラッシュのサイトから通販サービスが利用できる。
ENNDAL GAMESの買取価格
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ENNDAL GAMESのサイトから価格を調べるときも、検索システムが役立ってくれる。ハイドロイド混成体をキーワードに指定して検索すれば、すぐにカードの買取価格がチェックできる。
2019年9月9日現在のENNDAL GAMESの買取価格は、日本語版、英語版のいずれも2,200円だ。FOILカードについてはとくに情報がないため、箔押しのカードを売りたい場合は直接お店に問い合わせたほうが確かだろう。このお店の場合も、晴れる屋と同様に買取を希望するカードをカートに入れて買取依頼をするスタイルになっている。
ENNDAL GAMESは、BIGWEBと同じく送料を送り主が支払うのがルールになっている。したがって、宅配便を利用する場合も元払いで発送する必要があるだろう。ただ、査定後にキャンセルしたときの返送料は、お店側が負担してくれる。キャンセルの際の返送料は、お店によって扱いが変わるため、事前によく確認しよう。
フリマサービスも便利
費用をかけずにハイドロイド混成体のカードを売りたい場合は、フリマサービスのサイトであるmagi.campも役立つかもしれない。このサイトでは、MTGなどのトレーディングカードを売ったり購入したりすることが可能だ。
MTGの紹介ページを見ると、どのようなカードが出品されているかがわかる。こちらのサイトは、売主と買主の当事者同士で売買をするスタイルになっている。売却価格を自分で決められるため、売るときの自由度が高い。
まとめ
複数のお店の買取価格を比較することは、買取店を上手に利用するコツだ。お店を選ぶときは、送料などのコストも考慮して、総合的に判断するのがよい方法になる。価格を見比べることで、お店ごとの買取価格の違いが冷静に判断できる。必要に応じて無料査定などを利用すれば、ハイドロイド混成体が最高値で売れる買取店を見つけられるだろう。