常に動き続けるCPUの熱を冷却する「CPUクーラー」は、リユース・リサイクルの両方で売却可能なPCパーツだ。
CPUクーラーを高価買取に繋げるためには、日頃のメンテナンスを含め、たくさんの心掛けが必要となる。
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必ず行いたい買取市場のリサーチ
しかし近頃では、「あの店では、CPUクーラー買取をしてもらえなかった!」などといったネガティブな口コミも掲示板に投稿されているため、確実に売却へと繋げることを考えると買取市場についてもしっかり把握しておくべきと言えるだろう。
今回は、不要なCPUクーラーの処分に悩む皆さんと一緒に、高額査定に繋げるポイントを確認していきたい。
CPUクーラーを高く売るために実践して欲しいこと
CPUクーラーなどのPCパーツを高値で売った人たちは、この商品特有とも言える下記5つのポイントを心掛けて、日々の扱いや売却に向けた準備を行なっている。
1.定期的に掃除を行う
パソコン内部を冷やすために多くの空気を外部から取り入れるCPUクーラーは、一般のPCパーツと比べてホコリによる動作不良や故障が起こりやすい商品だ。
特に安物のPCケースを購入してしまうとCPUクーラーを守るフィルターも付いていないため、ホコリによる回転数の増大などが起こりやすくなると考えた方が良いだろう。
そんなデリケートな一面を持つCPUクーラーのコンディションを維持するには、エアダスター、ウェットティッシュ、綿棒などを使った掃除を月1回ぐらいのペースで行うようにして欲しい。
2.CPUクーラーを高値で買い取る店の特徴とは?
CPUクーラーを歓迎してくれるのは、PCパーツ専門店である。
幅広い品目を扱うパソコン周辺機器専門店や家電買取専門店、リサイクルショップの中にも、CPUクーラーの買い取りのできる業者も少しは存在する。
しかしこのような店では、基本的に「新しくコンディションの良いCPUクーラー」しか歓迎しないため、数ヶ月でも使った中古の商品を持ち込むなら、おすすめ度は低いと捉えた方が良いだろう。
3.買取相場を調べてみる
この商品を高値で売るためには、各ショップの提示する見積額や査定額を収集する作業が必要不可欠だ。
問い合わせフォームや価格表などを使って買取相場の把握に成功した人たちは、「この金額なら売却しても良いだろう」といった決断もスムーズに行える。
また「あちらのショップでは○円だった」という価格交渉もしやすくなるため、確実に高く売れる人気モデルを持っているなら、絶対に買取相場の把握をすべきと言えるだろう。
4.宅配買取で売却コストを抑える
1台数千円にしかならないCPUクーラーは、専用ダンボールに入れて発送するだけでOKの宅配買取を利用して売却コストを抑えるのが最もおすすめだ。
宅配キットと呼ばれるダンボールに複数PCパーツを入れると、相互作用とも言えるプラス査定も期待できる。
また、宅配査定サービスを使えば遠方の業者にも売却可能となるため、自宅近くにPCパーツ買取店のない人でも行動の起こしやすい時代であると言えるだろう。
5.古いCPUクーラーが大量にあるなら?
高価買取が難しい古いCPUクーラーが山のようにあるなら、アルミニウム製のヒートシンクをリサイクルするスクラップ業者に問い合わせをするのもおすすめだ。
スクラップ業者では、CPUやハードディスク、PCケースなどのリサイクルも行っているため、大量のPCパーツに部屋が占領されている場合は、一度問い合わせをしてみても良いかもしれない。
高く売れるCPUクーラーのメーカーと参考買取相場 まとめ
これから紹介する5つのメーカー、CoolerMaster、Corsair、CRYORIG、RAIJINTEK、LEPALEPAから発売されたCPUクーラーなら、新しいものであれば確実に高価買取対象となる。
また、これらのメーカーは、耐久性や機能性の高いCPUクーラー選びにも必要不可欠な知識になるめ、売却だけでなく買い物の際に参考にしてみても良いだろう。
CoolerMaster
自作PCファンなら誰もが知るCoolerMasterは、空冷・水冷両方のCPUクーラーを作る超人気メーカーだ。
手頃な価格で購入できるサイドフロー型のRR-TX3E-28PK-J1やRR-H103-22PB-J1なら、1,100円~1,750円ほどで売却することができる。
そんなCoolerMasterの中で高いリセールバリューを期待できるのは、8,000円~8,500円で高価買取されている240mmの大型ラジエータ採用のRL-N24M-24PK-J1などとなる。
Corsair
アメリカのPCパーツメーカーCorsairにも、高く売れるCPUクーラーが非常にたくさんある。
ユニバーサルデザインを採用したFN920 CW-9060007-WWは、CPUクーラーの中でも少し高めの3,000円~3,700円ほどで買い取られている。
またCorsairには、7,000円以上の高額査定が狙えるH115iやH100i V2といったシリーズもあるため、リセールバリュー重視の皆さんでも満足できるモデルと出逢いやすいメーカーと言えるだろう。
CRYORIG
ホワイトとブラックを貴重とするCRYORIGは、機能性とデザイン性の高さで定評のあるPCパーツメーカー・ディラック内のCPUクーラーブランドである。
サイドフロー型らしいコンパクトデザインを実現したM9iは、1,700円前後の買取上限額となっている。
これに対して140mmファンを2基搭載したA80は、日本正規代理店品で7,800円~8,300円前後の査定がつくようだ。
RAIJINTEK
自作PC愛好家達から人気のRAIJINTEKも、確実に高く売れるCPUクーラーを作るメーカーである。
90mmを超える大きなファンを搭載したZELOSやAIDOSなら、コンディションさえ良ければ1,000円~1,400円ほどで売却可能と言えそうだ。
LEPALEPA
LEPALEPAも、高価買取実績の豊富なメーカーだ。
水冷CPUクーラーのアクアチェンジャーやExllusion240は、4,000円~6,500円で買い取られるケースが多い傾向がある。
そんなLEPALEPAには、1,000円前後の査定しかつかないCASINOもあるため、選ぶ商品によってリセールバリューに大きな開きのあるメーカーと位置付けて良いだろう。
CPUクーラーの買取業者紹介
CPUパーツを買取してもらうのなら、その価値を正しく判断してくれるPCパーツ専門の買取業者に依頼するのが良いだろう。ここでは、CPUクーラーの買取を行っている業者とその特徴をいくつか紹介していこう。
ソフマップドットコム
パソコンやビデオ関連、ゲーム関連のアイテムを買取してくれるソフマップ。まずおすすめしたいのがソフマップの店頭買取。ソフマップの買取センターはビックカメラやコジマなどにもあり、全国で100店舗以上ある。近くの店舗に気軽に持ち込み、売りたいその日に即日お金に換えられるのはうれしい。
お店までもっていくのが面倒だという場合は、宅配買取を利用しよう。自宅まで引き取りに来てくれる。買取金額が3000円を超える場合は、引き取りの手数料は無料で、振込手数料もソフマップが負担してくれる。パソコン関連のパーツやゲームなどもあれば一緒に買取してもらうとよいだろう。また、自分で発送することもでき、その場合は振込手数料をソフマップが負担してくれる。
ドスパラ中古通販サイト
ドスパラ中古通販サイトは、秋葉原を拠点とした老舗パソコンショップの、中古商品専門サイト。パソコンやPCパーツ、スマホ、タブレットなどを業界最高クラスの高額査定金額で買取してくれる。
家の近くにドスパラの店舗がある場合は、店舗に直接持ち込むのもいい。しかし忙しくて買取査定に出す時間が取れない人や、家の近くに店舗がない人にもうれしい宅配買取を行っている。サイトで買い取ってほしい商品を検索して買取金額をチェックしたら、オンラインで申し込み、その後店舗に発送すれば、査定結果を電話かメールで教えてくれる。
コムショップ買取
パソコン関連アイテムやスマートフォン、タブレット、カメラなどの買取を専門に行っているコムショップ。HPを見れば商品ごとの買取参考価格を細かく知ることができるため、当サイトを始めて使う人にも安心だ。webフォームで買取の申し込みを済ませたま、売りたいものを段ボールに詰めて、集荷を待つだけ。着払い伝票が事前に用意されているので、一定の条件を満たしていれば送料の負担や発送の手間もないのでかなり便利だ
ツクモ買取センター
ツクモ買取センターは、パソコン、PCパーツの買取専門店。店頭買取はもちろん、配送買取もあるので、持ち運びの大変なデスクトップパソコンやたくさんの商品を一度に査定してもらいたい場合などに便利なのでぜひ活用しよう。売ろうかどうか迷っている場合には、ネットで気軽に買取査定もできる。メーカーや商品名、商品の状態などを記入すれば、48時間以内にメールの返信で査定金額を教えてくれる。
じゃんばら
じゃんばらは、スマートフォンやパソコン、周辺機器などの買取を行っている。全国に店舗があり、店頭買取では迅速な査定と現金での買取に対応している。すぐに買い取ってほしいという人にはおすすめだ。
店舗が問い場合や買い取ってほしい商品が多数ある場合には、通信買取がよいだろう。宅配便で送れば査定してくれるが、送る前に買い取ってほしい商品の見積もりが知りたければ、無料買取見積もりサービスを利用しよう。さらに、無料買取見積もりサービスの合計金額が1万円を超えた場合にはおまかせ買取が利用できる。集荷の手配も送料もじゃんばらが負担してくれる。大きく手間が省ける可能性もあるので、まずは無料買取見積もりサービスを利用してみるのがよいだろう。
まとめ
自作PCやカスタムの大好きな人の部屋には、取り外したCPUクーラーなどが転がっていることが多いと言われている。
CPUクーラーは現金化できるアイテム
本人にとっては不要品でしかないCPUクーラーも、専門店に持ち込むことで次のパーツ費用の軍資金に代えることもできるのだ。もしCPUクーラーが家にある場合は、積極的に買取業者に査定を依頼してみよう。思わぬ臨時収入になるかもしれない。
買取サービスの充実でスムーズに現金化できる
また近頃では、PCルームの断捨離目的で出張査定サービスを利用する人たちも増えているため、捨てる・売るの判断が付かない方であっても意外とスムーズに現金化が可能となったと考えて良いだろう。
そんなCPUクーラー売却で高額査定を狙うなら、当サイト・ヒカカク!などの便利なWEBサービスを上手に使って、買取相場をしっかり把握するようにして欲しい。