アコースティックギターのモデル名・型番・シリアルナンバーの調べ方

最終更新日:2019年01月07日
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初めて購入した楽器がアコースティックギター(以下アコギ)という方も多いのではないだろうか。アンプもいらず、大きい音が出るわけではないアコギは比較的練習の場所を選ばないため、扱いやすいのだろう。

また、アコギはプロ・アマ問わず世界中で人気がある。売却する上で大切となる情報がモデル名シリアルナンバーだ。今回はアコギのモデル名・シリアルナンバーの調べ方についてまとめたので、売却・購入を検討している方はぜひ参考にしてみてほしい。

アコギのシリアルナンバーについて

シリアルナンバーとは、メーカーが指定している数字やアルファベットを組み合わせた文字列である。主にメーカーが製品を管理するためや、修理に対応するために必要とされる。メーカーの表記方法によって多少の情報量は異なるが、シリアルナンバーを見れば、いつ、どこで製造されたものなのかがわかる。

アコギは製造年製造元によって価値や音色が変わってくる。つまりシリアルナンバーがわかればそのギターの価値を知ることができるのだ。そのためメーカー関係者でなくても、アコギの売却をするならばシリアルナンバーは重要な情報となる。

シリアルナンバーの記載位置

アコギを売却する上で、モデル名シリアルナンバーは重要な情報の一つであるが、一体どこに書いてあるのだろう。ギターのどの部分を見ればシリアルナンバーを確認できるのだろうか。まずはシリアルナンバーの記載位置を紹介しよう。

シリアルナンバーを確認できる位置は、実は2箇所ある。それはギター本体と、購入の際に付属品となっていた保証書だ。

ギター本体での記載

アコギのシリアルナンバー記載位置は本体に1か所記載されているが、メーカーによってその場所は様々である。いくつか例を上げてみると

  • ・ヘッド裏
  • ・指板
  • ・ラベル
  • ・ネックブロック
  • ・ブレーシング

などに記載されている可能性がある。これを参考に、お手持ちのアコギをよく見てみよう。

たとえば、ヤマハ(YAMAHA)のアコギは、ラベルにはシリアルナンバーの記載がない。しかしネック側をよく見てみると、このブレージング部分に記載されていることに気付くだろう。

シリアルナンバーが消えていることも

ただし、中古やヴィンテージモデルのアコギはシリアルナンバーが消されていたり、ラベルが剥がされているものもあるようだ。中にはシリアルナンバーが改ざんされているといった悪質なケースもある。そのような場合は、まず専門の業者に問い合わせてみよう。

保証書にも記載されている

シリアルナンバーは、アコギを購入した際に付いてきた保証書にも記載されている。どのページに書かれているかは各メーカーによって異なるので、まずはお手持ちの保証書を確認してみてほしい。ただし中古で購入した場合は、保証書がついていないものもあるので注意が必要だ。

お手持ちのアコギのシリアルナンバーを確認したところで、次はナンバーの特徴を紹介しよう。シリアルナンバーは、メーカーによって表記が全く異なる。

Taylor(テイラー)のシリアルナンバーについて

テイラーは1974年に創業された、楽器メーカーとしては比較的新しいブランドだ。新しいとはいっても、老舗のブランドとは負けず劣らずの技術力と高いブランド力を誇っている。

2014年にはなんとアメリカでアコースティックギターのトップシェアを獲ったほど人気のブランドへと成長している。まずはこのテイラーのシリアルナンバーから紹介していこう。

テイラーは10桁の数字で構成

テイラーのシリアルナンバーは、10桁の数字で構成されている。

  • 例:○□××××□△△△

○は製造元を指し、1か2どちらかの番号が表記される。1の場合、アメリカのサンディエゴのエルカホン。こちらはテイラー本社のある場所だ。2はメキシコのテカテとなる。

□は製造年を指す。シリアルナンバーの2桁目は製造年の3桁目シリアルナンバーの7桁目は製造年の4桁目を意味する。例えば、1995年製造の場合、9がシリアルナンバーの2桁目、5が7桁目に表される。

×は製造月日を指す。9月22日製造の場合、0922と表される。

△は製造番号を指す。

Martin(マーチン)のシリアルナンバーについて

マーチンは1833年に設立されたアメリカの楽器メーカーだ。ギターを始め、ウクレレ、マンドリンも販売している。マーチンのアコギは、エリック・クラプトンはじめ世界中のアーティストから愛されている。また、長い歴史の中で幾度もの新しいモデル製作をしており、アコギのトップメーカーとして広く知られている。

マーチンのシリアルナンバーはシンプル

マーチンのギターにシリアルナンバーがつけられるようになったのは1898年からだ。この時期マーチンはニューヨークの代理店を通した販売から、ペンシルベニア州の工場からの直接販売へと切り替えた。これに伴い、商標がC.F. Martin Co., New YorkからC.F. Martin Co., Nazareth Pa.に変更された。それと同時に、シリアルナンバーの記載が開始されたのだ。

マーチンのシリアルナンバーはテイラーの構成とは異なり、たいへんシンプルな作りになっている。シリアルナンバーは数字のみ使われており、アコギ、ウクレレなどの楽器別でカテゴリされていない。種類問わず、全ての楽器の製造順でナンバーが振られている

そのため、表記の法則も特にこれと言ってない。シリアルナンバーを見て製造年月日や製造元を確認することは不可能になっている。とはいえ製造順で振られているので、大体の製造年代を確認することは可能だ。

製造年とシリアルナンバー

では、以下で製造年代シリアルナンバーの一部を紹介する。細かく分けられているので、お手持ちのアコギのシリアルナンバーと照らし合わせて確認してみよう。

シリアルナンバー製造年
493279〜 503309 1990年製
503310〜 512487 1991年製
512488〜 522655 1992年製
522656〜 535223 1993年製
535224〜 551696 1994年製
551697〜 570434 1995年製
570435〜 592930 1996年製
592931〜 627499 1997年製
627500〜 668796 1998年製
668797〜 724077 1999年製
724078〜 780500 2000年製
780501〜 845644 2001年製
845645〜 916759 2002年製
916760〜 978706 2003年製
978707〜 1042558 2004年製
1042559〜 1115862 2005年製
1115863〜 1197799 2006年製
1197800〜 1268091 2007年製
1268092〜 1337042 2008年製
1337043〜 1406715 2009年製
1406716〜 1473461 2010年製
1473462〜 1555767 2011年製
1555768〜 1656742 2012年製
1656743〜 1755536 2013年製
1755537〜 1857399 2014年製
1857400〜 1972129 2015年製
1972130〜 2076795 2016年製

2016年の時点でおよそ202万もの楽器を製造しているのは驚きだ。さすが200年近い歴史を持つブランドである。ここ数年では一年あたり約10万もの楽器が作られている。今後一体総製造数がいくつになるのか、楽しみだ。

マーチンのモデル名について

アコギには、iPhoneでいう「iPhone7」「iPhoneSE」のようなモデル名がある。これはどの楽器メーカーのアコギにも付いているものだ。ここではマーチンのアコギの一部のシリーズとその人気モデルについて紹介する。

スタンダードシリーズ

マーチンは世界のアコギの「基準」を作り上げてきたブランドだ。その中でスタンダードシリーズは最も広く知られているシリーズである。

モデル名例:000-28・000-18・D-28・D-18・D-45

マーキスコレクション

マーキスコレクションは、ゴールデン・エラ、マーキス、オーセンティック、ヴィンテージの人気モデルをまとめたシリーズだ。

戦前、ギターにとって黄金期と言われる時代があった。この時代に作られてきたモデルを復刻させたのがこのマーキスコレクションシリーズだ。決して音が現在のものと比べて素晴らしいとは限らないが、ギターの歴史を感じさせる特別感があるのは間違いない。

モデル名例:D-18GE・000-28EC・HD-28V・D-45 Authentic 1942

レトロシリーズ

レトロシリーズは、フィッシュマンと共同で開発して登場したエレアコを中心としたシリーズだ。マイク・シミュレート技術という技術を伝統的なアコギに加えて作られている。1920年代から1950年代に使用されたヴィンテージのマイクで録音されたような音を響かすギターだ。

モデル名例:HD-28E RETRO・D-45E RETRO・D-18E RETRO

パフォーミング・アーティストシリーズ

パフォーミング・アーティストシリーズは、ハウリングが起こりにくく、よりライブパフォーマンスを発揮しやすいシリーズだ。前出のマイク・シミュレート技術はこのモデルの製作時に得た技術。現代のテクノロジーを利用し、レコーディングされたそのもののような聴きやすい音を響かすモデルとなっている。

モデル名例:GPCPA2 Mahogany・GPCPA3 Sapele・GPCPA4・GPCPA1+

Xシリーズ

マーチンは1998年に森林保護に向けた活動を始めた。その環境に配した方法で製造したギターがXシリーズである。ハイ・プレッシャー・ラミネートという木目柄のシートを利用し、豊富なスタイルのギターを取り揃えている。

モデル名例:000X1AE・ D12X1AE・DXMAE

1/ロードシリーズ

1/ロードシリーズは、低価格でもしっかりしたサウンドを出すことができるシリーズだ。ブレイジング(骨組み)がAブレイジングという新たな形なのが特徴となっている。

モデル名例:DRS1・DRS2・D-1GT・OM-1GT

15シリーズ

15シリーズは赤茶色のボディが女性に人気のシリーズだ。希少価値の高いソリッド・マホガニー材が使われている。見た目のオシャレさだけでなく、サウンドの軽やかさも魅力的だ。1900年代初頭のマーチンギターを思い出させるこのモデルは型番にはMの文字が入っている。

モデル名例:000-15M・00-15M・000-15SM・D-15M

16/17シリーズ

このシリーズは若年層に低価格で手に取ってもらえるように研究して作られたシリーズだ。ハイブリッド・X・フレームという名のブレイジング方法をとっている。

16シリーズの特徴は、森林保護に積極的なマーチンらしく、森林管理協議会(FSC)の認証を受けた素材を利用していることだ。また、17シリーズはレトロ調のデザインで、仕上がりはマット。色もBLACK SMOKEとWHISKEY SUNSETといったオシャレな名前になっている。

モデル名例:000-16GT・BC-16GTE・D-16GT・D-17M

スペシャルエディション

スペシャルエディションとは、特別モデルが集まったシリーズだ。中にはロングセラーモデルも含まれており、マーチンのCEOが考案したモデルもこのシリーズに存在する。

モデル名例:D-28CW Clarence White・OMJM John Mayer

モデル名の法則

さて、ここまでシリーズの紹介と共にそのシリーズに属するモデル名をあげてきた。ここまで読んできた皆さんはお気づきだろうか。多くのモデル名は同じ文字から始まっていることを。そう、モデル名には法則があるのだ。

モデル名の最初の英数字はギターの本体のサイズを示している。ギターは左右の膨らみが大きくなるところの幅をボディ幅とした測り方をする。

モデル名での表記サイズ
0(シングル・オー)13 1/2in(343mm)
00(ダブル・オー)14 5/16in(363mm)
000(トリプル・オー)15in(381mm)
D(ドレッドノート)15 5/8in(397mm)
GPC(グランド・パフォーマンス)15.7in(400mm)
0000(クアドラ・オー)16in(406mm)

DはDREADNOUGHTの略であり、今最も人気のサイズだ。次いで人気があるのはトリプル・オーで、別名オーディトリウムと言われている。また、多くの人がマーチンらしさを感じるのはシングル・オーだとされている。このようなサイズの情報も売却には大事なポイントとなるだろう。

モデル名・シリアルナンバーが必要となるのはいつ?

ここまでモデル名とシリアルナンバーの調べ方や特徴について紹介してきたが、こういった情報が必要となる場面はいつなのか。売却の時に重要なポイントとなると記載してきたが、これについて説明する。

事前査定時に確認される

アコギの売却時には、買取業者に査定を依頼することとなる。業者によってその方法は様々だが、まずは電話やweb、最近ではLINE等で事前査定を行う。

現物を見る前に得られる情報だけで行う査定だが、その際に必ず聞かれる情報がモデル名・シリアルナンバーだ。前述の通り、これらによって依頼主のアコギが元々どのような製品なのかや、現在の市場での位置づけがわかるからだ。この事前査定の段階で、業者は買取価格の見積もりを出す。

もちろん、その後にスタッフによる現物の確認が行われ、そこで正式に値段がつけられる。モデル名とシリアルナンバーだけで決まる訳ではないが、前提となる情報のため最初に確認されるのだ。

他に確認しておきたいこと

事前査定の段階で問われることはモデル名・シリアルナンバーの他にもある。購入時に入っていた箱や楽器ケース、説明書などの付属品が揃っているかどうかや、アコギの状態などは先に自分で確認しておきたい。

また、メールフォームを通した査定やLINE査定を利用する場合はアコギの写真を求められることもある。アコギ単体で、できるだけ状態が見やすく色もわかりやすい写真を撮って用意しておくと良い。

アコギの売却にオススメの業者

アコギは人気のある楽器であるため、売却先となりうるお店はたくさんある。しかしアコギの売却をするならば、楽器専門の買取業者に依頼するべきだと言えるだろう。

リサイクルショップや、何でも買い取るような業者の場合は楽器の専門知識を持ったスタッフはいない。そのため、適正価格よりも低い価格での買取になってしまうことが危惧されるのだ。ここでは楽器専門の買取店を簡単に紹介するので、参考にしてほしい。

ギター高く売れるドットコム

これまでの経験を元にした独自データと、市場の動向を元に適正価格で買取を行なっている。店舗を一切持たず、インターネットでの買取と販売をしているため大幅なコストカットを実現し高価買取に繋げている。

出張買取宅配買取・リユースセンターでの店頭買取の3つのサービスがあり、依頼主は自分にとって一番売却しやすい方法を選ぶことが可能となっている。買取申し込みフォームには商品名、型番、楽器の状態、付属品の内容を書き込むことになる。

implant4(インプラント4)

implant4は、オーディオ機器や楽器の販売・買取をおこなう音楽機材取り扱い店。大阪市に店舗を構えている。買取は全国送料無料の宅配買取が中心だが、状況によっては出張にも応じている。小回りの利く臨機応変な対応が魅力だ。

島村楽器

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全国チェーンの楽器店だが、買取も行なっている。こちらの特徴は直販を行う楽器店ならではの買い替え応援にある。新しく島村楽器で楽器を購入するならば、売却したいアコギを下取りに出し、そのお金を購入に当てることができる。下取りにすることで査定額は10パーセント上がる仕組みだ。

さらに、売却するアコギが元々島村楽器で購入したものならば査定額は5パーセント上がる。店頭または宅配での買取を行なっている。事前のweb査定ではメーカー名とモデル名を埋める欄があるので確認しておこう。

ガクヤ楽器買取ネット

マーチンやテイラーなどのアコギを強化買取中の楽器専門買取店。楽器に傷や汚れがある、パーツの欠品がある楽器でも買取をしているのが特徴だ。

専門知識を持ったスタッフがリアルタイムの市場動向を見て値段をつけるため、適正価格での売却が期待できる。買取方法は宅配に限られるが、無料で梱包キットがもらえるほか、送料・手数料も無料なので安心だ。事前査定ではメーカー名と商品名または型番が問われる。

まとめ

今回はアコギのモデル・シリアルナンバーの調べ方を紹介した。アコギのシリアルナンバーは、メーカーによって表記が大きく異なり、さらに記載位置もバラバラだ。まずはお手持ちのアコギをよく眺めて、モデル名・シリアルナンバーを確認してみよう。

数多くある売却先に迷ったら、当サイト、ヒカカク!のクチコミやコラムを参考にしてほしい。

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