アニメグッズを高く売るなら売り時に注意！落札相場の推移をチェックしよう| ヒカカク！

アニメグッズをタイミングについて、本コラムでは解説しよう。買取のタイミングのほかに高値を付けるためのポイントについても解説する。

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CONTENTS

買取されやすいアニメグッズはオタク系アニメ
- より高く買取されるのはオタク系アニメ
- 二次創作は販売ルートも販売数も限られる
アニメグッズを買取してもらうなら売り時を要チェック
イベント限定品は相場が跳ね上がることも
- コミックマーケットはいつ開催される？
相場を調べるためにはオークションをチェック
作品のシーズンが入れ替わる前が売り時！
- 高値を付けるためのポイント
- 値崩れに注意

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買取されやすいアニメグッズはオタク系アニメ

アニメと一口に言っても、子どもから大人まで楽しめるファミリー向けアニメと、一部の層から強烈な支持を集めるオタク系アニメとがある。

ファミリー向けアニメはディズニーやジブリ、名探偵コナン、ドラえもんなど国民的アニメと言われるようなものが多く、グッズはおもちゃ屋さんに多く取り揃えられている。そういった一般的に一度は誰でも見たり、グッズを買ったりするアニメについてはお店で簡単に手に入る。

一方オタク系アニメには、刀剣乱舞や艦隊コレクション、歌のプリンセスなどのゲーム系、ハイキュー！や黒子のバスケなどの週刊・少年月刊誌系、その他のPCゲームなどで、主にアニメ・漫画専門ショップや秋葉原・中野などで展開している専門店舗で扱われている。

このため、一般の人の目に触れにくいジャンルだ。秋葉原にはそういったオタク系アニメを求めて日夜大勢の人がショップを訪れている。

より高く買取されるのはオタク系アニメ

さて、こういった種類もジャンルも豊富なアニメだが、ファミリー向けアニメとオタク系アニメではどちらがより高値で買取されるかというと、実はオタク系アニメの方が需要が高く還元率が良い。

公式のグッズで高値となりやすいのは、初回限定版や店舗限定版、数量限定生産などプレミアとなるもの。

プレミア品は高値

どんなものでもそうだが、やはりプレミアと言われる類のモノは買取りに出すときには高値となりやすい。

さらに、こういったものをリサイクルショップや買取専門店にお願いするのではなくオークションにかけると、手に入れたくても手に入れることが叶わなかったファンがより高値を付けてくれ、思わぬ高額買取となることもしばしばだ。

どんなものがプレミアと言えるかについては、期間限定品や上映会でしか配られていないものや、先着順のものやくじで当たる景品など、購入が困難であったり、そもそも買うことができなかったりするものがプレミアものになりやすい。

偶然でもくじの景品でアニメグッズが当たったのであれば、置いておくことをおすすめする。プレミア品については、数が少ないので、もともとの価格とは関係なく、欲しい人たちの価値観によりどんどん値段が上がっていくものだ。

ファミリー向けアニメにプレミア品はあまりない

しかし、プレミア以外のファミリー向けアニメグッズは、同時に子ども向けに製造されたグッズも多くそれなり安く大量に販売されている。また、販売している店舗も全国的に多いためどこでも手に入る。

超プレミアと言われる一部を除いて、わざわざ中古で手に入れなくてはならないようなグッズはあまり多くなく、新品で購入するのが普通だ。ディズニーであれば、ディズニーランドに行けばいくらでも買えるので想像がつくだろう。

二次創作は販売ルートも販売数も限られる

対してオタク系アニメは商品の入れ替えが激しくすぐに新しいグッズが登場する。

さらに、販売店舗は専門店に限られるものも多いために、地方に住むファンは手に入れられないグッズもあったりする。

これの最たるものが、作品を愛する人たちが既存の作品を利用して、二次的に創作する「二次創作」という存在だ。二次創作には漫画・小説・絵・ゲームなどがあり、これらは全て公式作品とは別物として扱われる。

二次創作は、公式グッズ以上に販売ルートが限られる。専門店か二次創作イベント、あるいは二次創作サークル（二次創作者）からネット販売で直接購入するしかない。

しかし、このネット販売も皆が皆取り入れている販売方法というわけではなく、自分が好きな作品の二次創作サークルがコミックマーケットでしか販売しないなんてことは非常に多い。こうなると地方の人間は東京まで遠征してくるほかなくなってしまう。

それも難しければ、あとは自分が行ける範囲にある中古販売店に売りに出されるのを待つか、オークションに出品されるのを待つかである。

また公式の会社が製造するグッズと違い、個人が制作から販売まで行う二次創作はとかく数が少ないのも特徴だ。よほど人気のあるサークルでも、百単位で制作するのが精いっぱいだ。

つまり、二次創作はそもそもの販売数が少ない上に販売ルートが限られているため、高値で販売されるし高値で買取になる確率が高いのである。このように、二次創作が高く売れることをわかって、自身の著作の表紙をアニメの絵にしたり、日用品にプリントしたり、作品を作る人もいるくらいだ。

また、二次創作は作成者によって味が出るので、それがいいという声もある。いずれにせよ、市販のアニメグッズよりも価値は高い。

参考：【検証】同人誌の宅配買取サービスを9社徹底比較

アニメグッズを買取してもらうなら売り時を要チェック

グッズを高値で買取してもらうためには、タイミングが非常に重要である。参考として、以下の二つには、アニメのタイトルを検索する人や、グッズへの需要が上がるため、当然の事ながら高値がつく。

・アニメ化・アニメ放映中

・コミックマーケット等のイベント開催時

イベント限定品は相場が跳ね上がることも

特に、「イベント限定品」、すなわち、コミックマーケット等のイベント会場で限定販売される品物は、そのイベント開催期間の値段が極端に跳ね上がる一方、数日経過した後の価格が暴落する傾向があるように見受けられる。

もちろん、グッズの総量がどの程度出回ったかに左右されるので何とも言い難いのだが、一例として、2015年の冬のコミックマーケットで限定販売されたあるアニメ作品の缶バッジは、開催期間中売買サイト「オタマート」で一点7,000円（元値400円）で販売されていたが、その三日後には、一点2,000円で取引されていた。

コミックマーケットはいつ開催される？

では、コミックマーケットはいつ開催されるのだろうか。その時期なども抑えておけば安心だ。毎年8月と12月の年2回開催、東京国際展示場（東京ビッグサイト）にて開催される。現在は3日間にわたって開催されている。8月に開催されるものは「夏コミ」、12月に開催されるものは「冬コミ」とそれぞれ呼ばれる。

2017年現在、開催回数は90回を数える。また、メインのコミックマーケットはこの東京ビッグサイトで執り行われるものであるが、全国各地で、アニメ好きによる会が開かれてもいる。

しかし、最も大きなものは、8月と12月であるので、その2回を抑えておくといいだろう。コミックマーケットでの動向を見つつ、買取時を見極めなくてはならない。時期を見逃すともったいないことになってしまう。

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相場を調べるためにはオークションをチェック

今手元にあるアニメグッズがいったいいくらで買取してもらえるのかについては、いくつか調べる方法があるが、その中でも「ヤフーオークション」などのオークションサイトで動向をチェックするのが手っ取り早い。

ヤフーオークションは、会員登録しなくても出品されているものやその品の価格がわかるようになっている。（実際に売り買いする場合は、登録が必要）オークションサイトの検索ウィンドウで、所有しているアニメグッズに関連するワードで検索をすると、そのものがいくらで取引きされているのか確認できる。

また、ポイントとしては、価格だけでなく、落札者が多かったり、タイムリーに何度も入札されているようであれば、注目度が高いということが言える。そう言った様々な情報を汲み取って、価値を見極めよう。

まさに入札が多く、価格が高騰している最中であれば、この機を逃さず買取してもらうのが良い。アニメグッズは旬が短いため、買取してもらうか否かの決断の早さも重要になってくると言える。

作品のシーズンが入れ替わる前が売り時！

昨今のアニメファンの特徴だが、基本的にはひとつの作品から別の作品への移り変わりが非常に速い。アニメ自体が、以前には一年単位での放送が多かったのに対し、現在では4クール制、1シーズン13話の構成が増えたのが一因だが、ある作品のファンがその半年後には全く別の作品を追いかけているのが通常だ。

そのため、放映が終わるころが最もそのアニメへの関心が高いと言えるため、買取時である。

高値を付けるためのポイント

・アニメ化された作品→放映中にタイミングを逃さず販売する

・現在漫画しか出ておらず、今後アニメ化の可能性がある作品→しばし手元においておき、アニメ化の際にプレミアがつくのを狙い販売する

値崩れに注意

一度アニメの放映が終わり、人気が下火になってしまうと、それでも根強い需要がそのままあるコスプレ衣装と異なり、グッズに関しては残念ながら値崩れを起こす事が多い。手放しても惜しくないものであれば、買取時の見極めは重要なので、その時が来たら潔く買取してもらうようにしよう。

一作品が長く愛されるようであれば、買取のタイミングを気にする必要はないだろう。しかし、放映期間が短い現在では、タイミングを見極めて買取してもらうことが重要となってくる。長く愛されるかどうかについては、（当たり前ではあるが）作品の力もある。良い作品ほど、放映が終わっても、また観たいというニーズがあるし、作品の印象が強く残っていればいるほどグッズもいいなと感じるはずである。

作品力のあるアニメであっても、皆が注目するタイミングは存在する。オークションサイトなどでチェックするなどして、タイミングが来たら買取してもらえるように大事に保管しておきたい。

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