【2020年6月最新版】エム・エス・ケー 中古農機具の買取相場を徹底調査

エム・エス・ケーの中古農機具の買取相場が、一体どれくらいか知りたい方もいるだろう。実はエム・エス・ケーの機材は、国内外を問わず、多くの農家から支持されており、買取価格が高い傾向にある。

そこで本コラムでは、エム・エス・ケーの農機具がどれくらいの価格で売れるのかについて解説をしていく。ほかにも、高く売るテクニックや、高価買取実績が豊富な業者について紹介していくため、こちらもぜひ参照いただきたい。それでは、早速見ていくことにしよう。

Tractor above Sheffield / WayShare

エム・エス・ケーについて

まずは、エム・エス・ケーという農機具販売会社について簡単にまとめていこう。

エム・エス・ケーとは？

現在、三菱商事の100%グループ会社として、傘下に入っているのがエム・エス・ケーだ。詳しくは後述するが、国外の人気ブランド農機具を日本国内に輸入・販売することが主な事業である。

2020年5月現在において、国内に40箇所もの事業所があり、機材の販売だけではなく、カスタマーに対するアフターサービスも手厚くおこなっている。

2012年には設立40年を迎え、本拠地を北海道に移転。これは、海外の農機具が活躍するメインマーケットが、広大な農地の広がる北海道にあるためだ。より、エム・エス・ケーのユーザーが住んでいるこの土地で、密接に顧客へのケアがおこなえるように北の大地へ拠点を移したのである。

エム・エス・ケーの歴史

エム・エス・ケーは、農機具の輸入販売や、農業施設の設計・施工をおこなっている企業である。国内企業のため、名前を知っている人は多い。

特に知られているポイントは、イギリスの農機具メーカーであるマッセイ・ファーガソン社のトラクター輸入を一手におこなっていることだろう。マッセイ・ファーガソンとのつながりは古く、関係が始まったのが1954年。

三菱商事と東急自動車という国内2社が、マッセイ社の農機具の評判を聞きつけ、国内における輸入販売契約を取り付けた。それからおおよそ20年後、東急自動車がエム・エス・ケー東急機械株式会社を分社とする。その後、農業施設や畜産施設における建設などを主におこなう事業展開をし始めたのだ。

現在も農機具の輸入販売を主としておこなっているが、20世紀末頃にはフランスのKUHN社・ドイツのCLAAS社などから、牧草関連機械やコンバインなどを輸入し始めた。このようにエム・エス・ケーは、世界で活躍する優れた農機具たちを国内に輸入する存在として、長きにわたり活躍している。

エム・エス・ケーの買取相場

エム・エス・ケーの中古農機具の買取相場を調べたところ、以下の情報を見つけることができた。

【高圧洗浄機 MF6140-4の買取相場】

• ・新品・新古品　→736,000円
• ・中古美品　→588,800円
• ・故障品・パーツ売り　→92,000～184,000円

エム・エス・ケーの農機具であるというだけあって、高圧洗浄機の買取相場としては高いことが分かる。残念ながら、ほかの機材に関しての買取価格情報を見つけることはできなかったが、本メーカーの商材は、高値で扱われる傾向にあることが分かっただけでも十分だろう。査定においては、決して安価で取引をしないようにしよう。

エム・エス・ケーのおすすめ買取業者

エム・エス・ケーの特徴や、農機具の買取相場などについて解説を進めてきた。先述の通り、本メーカーの機材は高値で取り扱われる傾向にあるため、査定の際には慎重に業者を選定してもらいたい。ただ、数ある買取店の中で、一体どの業者に査定依頼を出せばいいのかわからない方もいるだろう。

高価実績が豊富な業者でなければ、安心して取引ができない心配もある。そこで以下に、ヒカカク！がおすすめする買取業者を紹介していこう。ぜひ、自分の利用条件に適したお店を見つけていただきたい。それでは早速見ていこう。

ハンズクラフト

農機具に限らず、パソコンやスマホ、家電製品や金券など、ありとあらゆるジャンルのアイテムを買取していることで有名なハンズクラフトがおすすめだ。

オールジャンルで買取をしている店舗の場合、農機具の価値を本当にわかってくれるのかが心配だ。しかし、買取実績が豊富なスタッフが担当してくれるため、心配はいらない。機材のニーズに精通した従業員が、適切な買取相場を算出してくれるので安心してエム・エス・ケーの農機具を任せることができる。

ちなみに手数料無料で店頭買取・宅配買取・出張買取のサービスを利用できる。やはり、農機具は店舗に持っていくことは厳しいため、自宅まで来てくれるハンズクラフトのようなお店がおすすめだ。

農機具王

農機具王は、全国に19店舗の直営店を運営している国内最大規模の業者だ。日本国内に広がっている販売ネットワークを利用し、買い取った農機具を確実に販売につなげることができる。

その強い自信によって、買取価格も高値で提示することができるのだ。また、農機具であれば、ジャンルを問わず買い取ってくれるという点も、まとめ売りをする方にとってはありがたい。

なお農機具王では、出張買取を無料で利用することが可能である。前述の通り、農機具はなかなか店舗まで持っていくというのは難しいものが多い。そこで、自宅まで来てくれる、同社のような買取店を利用することをおすすめしたい。

特選中古農機市場 農キング

特選中古農機市場 農キングは、自社で買い取った農機具の販売までおこなっていることで知られている。自社Webサイトで販売できるため、中間コストの削減ができ、買取相場以上の値段を提示できるという強みがある。

また、農キングでは、農機具リクエストを出すことができる。このシステムは、特定の機材を購入したいユーザーと売りたいユーザーががマッチングできる仕組みだ。需要と供給をマッチさせられるシステムによって、愛着のある農機具も大事に使ってもらえる安心感がある。

ちなみに、特選中古農機市場 農キングでも出張買取をおこなっており、対象エリアは東北・関東・甲信越・四国・中国地方だ。該当エリアにお住まいの方であれば、無料で自宅まで来てもらえるのでありがたい。

農機具ひろば

故障して動かない農機具や、過度に劣化して他店に買取拒否されてしまったものを売るのであれば、農機具ひろばがおすすめだ。多くの業者の場合、上記のように状態が良くないアイテムを買い取ってはくれない。

しかし、同社の場合には、故障機でもパーツごとに販売するなどの工夫をしているため、状態が悪いものでも値段をつけてくれるのだ。ちなみに、農機具の海外輸出まで手広くおこなっているとのこと。現在、円安傾向にある我が国においては、国外の販売は有利だ。

そういった意味でも、エム・エス・ケーのように国外で人気な農機具の相場は期待できる。また、無料で青森から鹿児島までのエリアの出張買取をおこなっている。査定もスピーディで、最短即日での買取査定ができるため、急いで農機具を買い取ってほしい方におすすめだ。

関西農機買取センター

関西を中心に、無料で買取査定・農機具の引取などをおこなっているのが、関西農機買取センターである。国内外を問わず、広範な販売ネットワークを保有しており、全国の小売業者・農家・海外販売エージェントなどへ、買い取った機材を販売できるというアドバンテージを持つ。

前述の通り、円安の進む現状において、海外への販路がある業者は買取価格提示に有利だ。また、農業関連組合・農業法人などへの密な連携も強みだろう。農業組織とつながりによって、農機具のニーズをいち早くキャッチし、需要のある機材を高く買い取ってくれる。

ちなみに関西農機買取センターでは、和歌山県を対象に出張買取をおこなっている。範囲を狭めることで出張費用を抑え、高値で買い取れる仕組みだ。該当エリア在住の方にとっては、うってつけの業者だと言えるだろう。

鹿深サービス

農業倉庫まとめ買いスッキリプランが好評を博している鹿深サービスもおすすめ買取業者の1つだ。このプランは、倉庫内にしまっている大量の機材を一気に買取査定・引取してくれる。農業から身を引く方や、先代が遺した農機具を処分してしまいたい方の利用が多い。

また、まとめ買いの場合、買取対象とならないものもあるはずだ。しかし、そんな場合でも処分費用は無料である。通常、農機具は処分をするのにも費用がかかる。しかし、同社のプランを利用すれば、売れなかったとしても費用がかからないため、結果としてお得だ。

ちなみに鹿深サービスは、関西エリアを対象とした無料出張買取をおこなっている。該当エリアにお住まいの場合には、気軽に査定依頼を出すことができるため、ありがたい存在だと言える。

マゴシン福永商店

農機具や重機、建機など、農機具であればオールジャンルで買取対応をしてくれるのが、マゴシン福永商店である。前述の農機具ひろば同様に買取した機材を海外輸出している。

現状、国外貿易によって農機具が高く売れるだけに、買取相場も高値を提示できるというアドバンテージがあるのだ。また、同社のスタッフは、買取実績が豊富であることでも知られている。買取相場表だけでなく、機材の状態や全国的なニーズも鑑みて、適正価格で買い取ってくれるのだ。

そのため、エム・エス・ケーのように人気な農機具も安心して任せられる。なお、全国で出張買取が可能であるため、お住まいのエリアに良い買取業者がいない方にとってもありがたい存在だ。

エム・エス・ケーの農機具を高く売るコツ

ここまで、エム・エス・ケーの農機具を売る際におすすめの買取業者について紹介してきた。ただ、業者選定だけでは高価買取は確実なものにならない。重要なのは、買取査定前に、高価査定のための工夫ができるかどうかである。

以下は、エム・エス・ケーに限らず、農機具を売る際にしておきたい高価買取テクニックだ。ぜひ、ご覧いただき、活用してもらえたら幸いである。それでは早速見ていこう。

いらなくなったらすぐに買取に出してしまう

もし、将来的に農機具を使わないということであれば、できるだけ早く買取査定依頼を出すことをおすすめしたい。今後、農業用の機材は中古買取価格が下がっていく見込みとなっており、今をおいて売るタイミングは他にはないといっても過言ではないからだ。

農機具の買取価格が下がっている理由としては、農業人口の少子高齢化が挙げられる。農家から引退する人の多くが、仕事に使っていた用具を売りに出してしまうため、供給過多傾向にあると言われている。

現時点では農機具の買取相場は下がってはいないが、今後、相場が下落することにより、エム・エス・ケーが取り扱うような人気の海外機材も安価になってしまう可能性がおおいにあるのだ。

査定依頼は複数の業者に出す

もし買取査定依頼を出すのであれば、査定依頼は複数の業者に出すことをおすすめする。そうすることで、見積額をいくつか比較することができ、より高い価格で取引ができるからだ。

ただ、農機具を売る際に、そこまで手間をかけていられない方もいるだろう。そんなときには、ヒカカク ！の買取業者一括査定を利用してもらいたい。こちらから複数の買取業者に、まとめて査定依頼を出すことができる。エム・エス・ケーの買取を検討しているのであれば、上記のサービスの利用がおすすめだ。

まとめ

本コラムでは、エム・エス・ケーの中古農機具の買取相場が、中古市場において一体どれくらいなのかについて解説を進めてきた。農機具に関しては、買取価格の情報が少ない傾向にあるため、本記事でも多くは紹介できなかったが査定依頼の際に少しでも参考になるだろう。

また、価値があり、人気も高い農機具販売会社であるだけに決して妥協をせず、高値の買取価格で成約してほしい。そのためにも、こちらの記事内で紹介した高価買取テクニックやおすすめ買取業者を参考にしていただければ幸いである。