オーデマピゲといえば、1875年に創業したスイスの老舗高級時計メーカーである。パテックフィリップやヴァシュロン・コンスタンタンとともに世界三大高級時計として並び称され、その人気は世界的に見ても非常に高いと言える。中でも人気モデルはロイヤルオークだ。
この時計は世界初のステンレス製ラグジュアリースポーツウォッチで、当時この時計が富裕層を席巻したと言われている。今回のコラムではそんなロイヤルオーク 15400STの買取価格5社徹底比較をおこなっていく。
あわせて、ロイヤルオーク 15400STをできるだけ高い値段で買い取ってもらうコツやそもそもオーデマピゲとはどのような会社かについて考察していきたい。ロイヤルオーク 15400STを買取に出したいという方は必見のコラムである。それでは早速、見ていくとしよう。
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オーデマピゲについて
ロイヤルオーク 15400STの買取査定額を比較する前に、まずはオーデマピゲという高級腕時計メーカーについて詳しく見ていこう。オーデマピゲがいかに優れた腕時計メーカーか知ることによって、中古市場における高い評価も分かり、価値に見合わない取引を避けることができるはずである。それでは早速見ていこう。
オーデマピゲとは?
オーデマピゲは、スイス・ジュネーヴ北部のジュウ渓谷に拠点を置く高級スイス時計メーカー。代表モデルには、本コラムでも詳しく買取相場を見ていくロイヤルオークがあり、現在展開しているプロダクトの多くが、こちらのモデルをベースにしている。
最初にも述べた通り、オーデマピゲは、パテックフィリップやヴァシュロン・コンスタンタンとともに世界三大高級腕時計メーカーと称されており、同じくジュウ渓谷に工房を構えるヴァシュロン・コンスタンタンとは同郷とも言える関係だ。
オーデマピゲの誕生
オーデマピゲという時計メーカーについて正しく理解するには、やはりオーデマピゲの歴史を読み解いていかなければならないだろう。この世界最高級の時計を製造するメーカーが作られたのは1875年。ジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲの2人によって設立された工房がオーデマピゲの始まりだ。
オーデマは、ミニッツリピーターやクロノグラフといったようなコンプリケーションに対する技術力が高く、ピゲは経営・営業に尽力をした。そして工房が設立した6年後、ついにオーデマとピゲは自社ブランドを立ち上げる。
その名前がAUDEMARS PIGUET(オーデマピゲ)。会社の登記にあたって十分な資金がなかったため、自分たちが作った時計を担保として、なんとか登記を完了させたという。
オーデマピゲと懐中時計
近年でもミニッツリピーターのゴング音を追求したスーパーソヌリが話題となったが、やはり心地よい時計の機構音を奏でるのは懐中時計だ。オーデマピゲを設立した2人は、立ち上げ当時、懐中時計制作に尽力した。特にオーデマピゲが誕生した時期には、ほかの時計メーカーも次々と登場し始めており、まさに懐中時計全盛期となっていた。
特に懐中時計にコンプリケーション(機構)を搭載させることによって、自社の技術力を示さんとする風潮があった。御多分にもれず、オーデマとピゲも小さな懐中時計にできる限りの技術力を集結させるべく開発にあたっていたという。その結果、この時代のオーデマピゲの代表作として生まれたのがユニヴェルセルだ。
この懐中時計は手のひらに収まる規格にも関わらず、ミニッツリピーター、アラーム機能、グランドストライクなど7種類以上を組み込んだ超複雑機構となった。まさに懐中時計の革命。オーデマピゲが有象無象の時計メーカーから頭角を現した瞬間でもあった。
オーデマピゲの目指す省サイズ化
パーペチュアルカレンダー ウルトラシンは、その薄さ6.3mm。発表当時において世界最薄腕時計として話題を呼んだ。オーデマピゲが超複雑機構を完成させた次に目指したのは省サイズ化である。
1920年代初頭にオーデマピゲから登場したのは、なんと薄さ1.4mmにも満たない薄型懐中時計だ。その後も1.7mm弱の手巻き時計を開発した。これら省サイズ化した時計たちもオーデマピゲの技術力を端的に表すものの1つである。
オーデマピゲ ロイヤルオークについて
さて、ここまでオーデマピゲの歴史や魅力、そしてオーデマピゲの人気プロダクトなどについて詳しくご紹介してきた。次にこのコラムのメインプロダクトであるオーデマピゲ ロイヤルオークについて紹介することにしよう。
ロイヤルオークとは
オーデマピゲのロイヤルオークは、1972年に登場し、今もなおオーデマピゲというブランドを支え続けているモデルである。デザインはパテックフィリップのノーチラスを手掛けたジェラルド・ジェンタだ。彼は「20世紀で最も天才的なデザイナー」として知られ、常識に囚われないデザインを数多く生み出してきた。
ロイヤルオークは、世界初のステンレス製ラグジュラリースポーツウォッチである。それまでのラグジュアリーウォッチといえば、貴金属をふんだんに取り入れた物が多かったため、ロイヤルオークが登場した時の衝撃は計り知れなかっただろう。
また、のちにデザインされたノーチラスもステンレス製。しかもロイヤルオークと同様に8角形のベゼルである。現在、パテックフィリップの顔とも言えるノーチラスのルーツはジェラルド・ジェンタであり、ロイヤルオークであるとも言えるだろう。
ロイヤルオークから生まれた時計
現代においても革新を生み続けるオーデマピゲだが、先ほど名前の出たパーペチュアルカレンダー ウルトラシンやスーパーソヌリもロイヤルアークをベースとしている。究極の薄さと人工力学に則って装着感の改善を図ったウルトラシンは、3層構造のムーブメントを単一構造へと作り替えることで実現させたのだ。
また、スーパーソヌリも同じく楽器性を持たせるために、ムーブメント下部に音響盤的な機能を持った機構を搭載させるなどアレンジが加えられている。このようにロイヤルオークをベースにした時計たちは数多く、非常に優れ、時代を超越した時計であったということが分かる。
買取価格を5社徹底比較
さて、ここまでオーデマピゲのロイヤルオークについて詳しくご紹介してきた。1875年の創業以来、1つ1つの時計をユニークピースとして作り上げられるオーデマピゲの時計は、中古市場においても非常に価値が高いものであることがご理解いただけただろう。次にロイヤルオーク 15400STの買取業者5社における買取査定額比較検証をしていこう。
ロイヤルオーク 15400STを最も高値で買い取ってくれる買取業者はどこなのか、そしてロイヤルオーク 15400STの買取相場はいくらくらいなのか、こちらで見ていくこととする。なお、以下に提示する買取査定額は2019年12月時点で確認したもののため、買取査定を依頼する業者や時期によっては変動があるということを十分注意した上で参考にしてほしい。
GINZA RASIN:2,300,000円
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取業者GINZA RASINにおけるオーデマピゲ ロイヤルオーク 15400STの買取価格は、2,300,000円であった。
GMT:2,200,000円
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取業者GMTにおけるオーデマピゲ ロイヤルオーク 15400STの買取価格は、2,200,000円であった。
大黒屋:2,400,000円
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取業者大黒屋におけるオーデマピゲ ロイヤルオーク 15400STの買取価格は、2,400,000円であった。
カドノ質店:2,592,000円
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取業者カドノ質店におけるオーデマピゲ ロイヤルオーク 15400STの買取価格は、2,592,000円であった。
BRAND REVALUE:1,800,000円
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取業者BRAND REVALUEにおけるオーデマピゲ ロイヤルオーク 15400STの買取価格は、1,800,000円であった。
最も高額買取は「カドノ質店」
上記でオーデマピゲ ロイヤルオーク 15400STの買取価格を徹底比較した結果、以下のような順位となった。
- 1. カドノ質店:2,592,000円
- 2. 大黒屋:2,400,000円
- 3. GINZA RASIN:2,300,000円
- 4. GMT:2,200,000円
- 5. BRAND REVALUE:1,800,000円
買取査定額の比較検証をおこなった結果、ロイヤルオーク 15400STの最高買取査定額はカドノ質店 の2,592,000円であった。また、基本的にロイヤルオーク 15400STの買取査定額は2,000,000円を超えていることが一般的と考えられる。
ちなみに今回比較した買取業者5社においてロイヤルオーク15300STの買取査定額平均値は2,258,400円だった。こちらの買取査定額平均値が、2019年12月時点でロイヤルオーク 15400STの中古市場における買取相場と考えてよいだろう。
高価買取を狙うテクニック
本コラムでは、ここまでロイヤルオーク 15400STの買取査定額を5社の買取業者で比較検証してきた。ロイヤルオーク 15400STひとつとっても買取査定額は業者によって異なってくるということはご理解いただけただろう。
しかし、ロイヤルオーク 15400STは中古市場において価値が非常に高く、工夫次第ではさらに高く買い取ってもらうことは可能であると推察できる。そこで本コラムの最後に高価買取を狙うテクニックを紹介していこう。
使わなくなったら早く売ってしまう
1つ目にご紹介する高価買取を狙うテクニックは、使わなくなったらできるだけ早く売ってしまうということである。これはロイヤルオーク 15400STに限ったことではないが、不要となってから家に放置しておくと何もしなくても中古市場価値が下がってしまう可能性が高い。
その代表的な理由としては、経年劣化と市場の流通量の増加である。ロイヤルオーク 15400STのようにタフな時計であっても湿度や直射日光、磁気などによって故障したり、傷を負ったりしてしまうことがある。また、中古市場においては需要が供給を下回るものの方が価値が高い。
そのため、ロイヤルオーク 15400STの流通量が増えてしまうと価値が下がる可能性が高い。この2点の理由からもロイヤルオーク 15400STを使わなくなったら素早く買取査定に出すことをおすすめしたい。
セルフクリーニングで綺麗にしておく
2つ目の高価買取を狙うテクニックは、買取査定前にセルフクリーニングで綺麗にしておくということである。以下は、買取業者カドノ質店における、状態ごとのロイヤルオーク 15400STの買取価格だ。
- ・状態N(新品) → 2,592,000円
- ・状態S(新品同様) → 2,290,000円
- ・状態A(美品) → 1,990,000円
- ・状態B(傷・汚れあり) → 1,790,000円
新品状態と傷あり状態を比べてみると8,000,000円ほど買取価格に差があることが分かる。このように見ると綺麗な状態で買取査定に持ち込むことが得策であると分かるだろう。
付属品はあわせて買取査定に出す
3つ目にご紹介する高価買取を狙うテクニックは、ギャランティーカードなどの付属品はあわせて買取査定に出すということである。買取査定額アップのために付属品を持参することを推奨する買取業者は非常に多い。特にギャランティーカード(保証書)は、ロイヤルオーク 15400STが本物であることを示すために必須のアイテムであると言えるだろう。
ほかにもブランド純正の箱や購入証明書、コマ詰め時に余ったコマ、ショップバッグなど、いろいろな付属品が購入時にあっただろう。これらの付属品をできるだけそろえた状態でロイヤルオーク 15400STを買取査定に出すことで、査定額のアップが見込めるはずだ。
まとめ
今回のコラムではオーデマピゲのロイヤルオーク 15400STの買取価格5社徹底比較をおこないつつ、ロイヤルオーク 15400STをできるだけ高い値段で買い取ってもらうコツやオーデマピゲとはどのような会社かについて考察してきた。今回の比較検証で分かった通り、ロイヤルオーク 15400STの買取査定額が2,000,000円台を超える買取業者がほとんどであった。
中古市場においても、その価値はまったく衰えないことが分かる。それだけ価値のあるオーデマピゲのロイヤルオーク 15400STは、無計画に買取に出してしまうのは非常にもったいない。ぜひ高値で買い取ってくれる業者を利用しつつ、今回ご紹介した高価買取テクニックを駆使してほしい。
この記事の監修者