コーチ ヘリテージストライプの買取相場・査定情報まとめ

コーチのヘリテージストライプはコーチの代表的なデザインであるシグネチャーモノグラムの上に大胆なストライプを一本中央に通したデザインが特徴だ。だがそのストライプの上には伝統的なホース＆キャリーのロゴがあしらわれており、モダンなデザインの中に伝統をきちんと継承していることがうかがえる。

今回はそんなデザインに大幅な変革があったコーチ ヘリテージストライプの製品の買取相場や査定情報を紹介する。あわせてよくあるコーチの偽物を区別する情報なども紹介するので、間違えても偽物を手に掴むことが無いようにしてほしい。

Coach Factory Outlet Store / JeepersMedia

モダナイズされたコーチ

コーチのシグネチャーを使い、カスタマイズしたパーソナルなものをキャンバスにするというアイデアを気に入り、見慣れた要素を取り出し、ダウンタウン的で意外性のある組み合わせが気に入っているとコーチのクリエイティブディレクター、スチューワート・ヴィヴァースは語っている。

その彼の言葉通り、コーチのヘリテージストライプはおおよそブランド物といった気負いのない、カジュアルなデザインの上にストライプを一本通し、そこへコーチのロゴを刻印している形になっており、見る人が見ればわかるブランド物というものになっている。

ヘリテージストライプについて

ストライプはピンクとホワイト、ブラウンとホワイト、ブルーとホワイトなどのツーパターンや単色パターンなどがあり、ツーパターンのほうがよりカジュアルな雰囲気が出ている。ヘリテージストライプはシグネチャーと合わせてデザインされることが多く、おおよそ前述した要素と合わせると若者へフォーカスを合わせたデザインと言えるかもしれない。

ヘリテージストライプと合わせられるデザインは他にタッターソールというものもある。これは白を基調としたカラフルな格子状のパターンで、ピンクのヘリテージストライプと合わせると女の子らしい可愛い雰囲気になる。

コーチ ヘリテージストライプの販路は多め

グーグルでコーチヘリテージストライプと検索すると、ショッピング検索結果が出てくる。ほとんどのブランドにおいてグーグルのショッピング検索に出てくるものは稀だが、コーチに関しては製品が中古のものが検索結果に出てくる。中には新品の物もあり、手が届きやすいブランドという印象が強い。

ちょっとバイトを頑張れば、大学生でも買えてしまう金額で出品されている。だが、コーチには他のブランド物と同様に偽物も多く出回っている。以下に偽物の特徴を紹介するので参考にしてほしい。

コーチの偽物

コーチは人気ブランドなだけに偽物も多く流通している。高いお金を出して買ったのに偽物だったりする場合、非常に残念なうえに買取に出すときに価値がつかない。

さらにコーチの偽物は非常に精巧にできているうえに、偽物の情報をコーチが公にしていない。これは偽物の特徴を上げることによって、偽物を作る業者に見破られないポイントを与えることになるからだ。買取店でよくある偽物の特徴を紹介する。自分の持っているコーチが該当していないかチェックしてほしい。

ファスナー

コーチのファスナーには日本製のYKKのものが使われている。何も刻印が無かったり違う業者の刻印がついていたら要注意だ。しかしわずかながらアメリカのIDEALというジッパーを使った製品も本物にはあるので、YKKとIDEALのジッパー以外のものが使われていたら注意しよう。

縫い目

コーチの縫い目は1インチ、約2.5センチの中に12目という決まりがある。縫い目がきつかったり、逆に緩かったりする場合は要注意だ。さらに1インチの中の縫い目が揃っていない場合も偽物の可能性高い。ただし、コーチが日本を含む世界にアウトレット店を増やし始めたころから縫い目を含めたつくりが少し荒くなってきている。一昔前のコーチなら見破れるポイントだろう。

シグネチャー

コーチのブランドイニシャルであるCをモノグラムとしてあしらったものだが、本物は縦横綺麗に並んでいる。オプティックやプリントなどの特別なデザインを除き、Cが曲がっていたり、上下左右対称になっていないものは偽物の可能性が高い。偽物のシグネチャーはつくりが荒く、デザインにも違和感があるので、見破るポイントとしてはここだろう。

ハンドル

コーチのバッグのハンドルがビニールで包まれているものはまず偽物と疑ったほうがいいだろう。ハンドルが包装用のティッシュで包まれていたり、バックルが紙に包まれていることは本物のコーチではまずないことだ。これはオンラインの商品でも同じことがいえるため、販路の多いコーチのバッグや財布を見分けるときにぜひ活用してほしい。

スナップ

バッグや財布にあるマグネットスナップにはCOACH、またはROMAGという刻印があり、閉じた時に自然とぴたりと閉じられるようになっている。他の刻印がついていればまず偽物だが、最近の偽物はこのロゴも巧妙に作っており、これだけで判断するのは難しい。前述のポイントを参考に、スナップだけの判断で偽物と断定しないようにしよう。

生産国

コーチの生産の多くは、現在中国で生産されている。なのでMade in ChinaやMADEINCHINAと書かれていても偽物の証拠にはならない。さらにプエルトリコ、コスタリカ、ドミニカ共和国でも生産されており、Made in Americaのコーチを探す方が大変だ。

さらに少し前までは韓国にも工場があり、古いコーチのアイテムにはMade in Koreaまである。しかし現在韓国に工場はないため、最近のモデルにMade in Koreaがあれば偽物だ。他には長方形のタグにCOACH-ITALYと書かれたものがあるが、そちらは間違いなく偽物だ。コーチはイタリアで生産されてはいるが、本物にそのようなタグが付いていることはない。

コーチ ヘリテージストライプの買取について

コーチのヘリテージストライプと、よくある偽物の特徴や判別方法を紹介した。コーチの製品の買取となるといくつか気をつけるべき点と、チェックすべき点がある。ここではコーチの買取にあたって事前に知っておくと買取に出しやすい情報を紹介する。

コーチ財布の価格相場

コーチ ヘリテージストライプの価格相場は2019年4月現在新品で56,700円ほどで販売されている。中古でも15,000～5,000円ほどで、中古相場になった途端に相場が下がる。

ヘリテージストライプの買取相場

コーチ ヘリテージストライプの買取相場は2019年4月現在、20,400円となっていた。コーチ ヘリテージストライプという大きなくくりでは販売価格にバリエーションがあり、もちろん買取価格にもバリエーションがある。買取に出す商品の状態や、季節と市況相場によって査定額は変わってくるので注意しよう。

ブランド品の買取の一般論

ブランド商品を買取に出す場合、一般的に言われているのは購入時の半額、もしくは3割程度の査定額になるということだ。もちろん商品の状態がきれいであることも前提条件としてあるので、前述した価格相場と買取相場を見てみると実際に買取額は半額以下になっている。

これはブランド品の買取の時には理解しておくべき条件だろう。もし手持ちのブランド品に愛着があり、買取に出すか迷っている場合はこの金額が商品に対しての愛着と見合っているかどうかを一度考える必要がある。

コーチ ヘリテージストライプを買取に出すときのコツ

コーチ ヘリテージストライプの製品を買取に出すときにはいくつかのコツがある。査定額アップのため、以下のことを行っておくと買取額が高くなることが多いのでぜひ実践してみてほしい。

買取相場や中古販売価格の相場を調べておこう

コーチ ヘリテージストライプが中古市場でいくらで取引されているのかや、買取相場を調べることによって、ある程度査定額が適正かどうかがわかるようになる。査定額が自分が調べた額よりも極端に低い場合は他の買取業者へ査定を出すことも選択できるので、足元を見られていると感じたら、別の買取業者に頼む一つの方法だ。

複数の買取業者に見せてみよう

査定額を提示されて高値だと思っても、実は他の買取業者ならもっと高いこともあるのがブランド品の買取のポイントだ。買取業者のスタッフの鑑識眼によるところが多いので、どうしても人によって金額が変わってしまうこともある。コーチ ヘリテージストライプを買取に出す際は、複数の買取業者に査定をお願いして、一番高い査定額を提示してくれるところに頼むのがいいだろう。

ネットオークションの買取について

ネットオークションでは即決価格を提示することにより、すぐに手元の商品が落札されるメリットがある。ただし値下げ交渉などのイレギュラーな対応もある。また商品状態の解釈も人それぞれなので、ちょっとした傷でも書いてあったことと違うと指摘され、出品者評価を下げられて今後のオークションの利用が難しくなることもある。

ネットフリマの買取について

ネットフリマについてもネットオークション同様のデメリットが付いて回る。商品写真に関しての個々人の見方はさまざまなので、不安な場合は商品説明欄に商品の状態を詳しく書いておこう。実際にやぶれや傷みがあれば正直に書くのが一番だ。

後々のトラブルを回避する意味合いでも、ネットオークションやネットフリマでブランド品を出品するときは適正な価格をよく調べたうえで価格設定した方がいい。

おすすめの買取業者の紹介

コーチのようなブランドには高級ブランド専門の買取業者から、広く一般のブランドを買取ってくれるお店もあり、どこを選べばいいかわからないこともあるだろう。いかに一例を紹介するので、参考にしてほしい。

Brand Peace

ブランド買取店として東京、大阪、奈良、和歌山に展開しているBrand Peaceは一流の鑑識眼を持ったプロが査定をおこなってくれる。買取方法も豊富で、店頭買取、出張買取、宅配買取に対応している。以下に詳しく紹介する。

店頭買取

東京都内に1店舗、大阪府内に3店舗、奈良に2店舗、和歌山に1店舗あり、直接持ち込むことができる。また、買取は3ステップでおこない、無料査定、買取依頼、支払いと非常に簡単だ。無料査定の金額に納得できればすぐに店頭で現金で買取ってもらえる。

さらにスタッフとの交渉や買取に関しての相談事など、対応してくれる内容の幅が広いことも特徴の一つだ。買取の際には身分証明書が必要なので注意しよう。また、査定が一日で終わらなくても鑑定士が変わることはない。鑑定士が変わることで査定額が変わることがない安心感がある。

出張買取

出張買取では鑑定士が自宅に直接訪問し、商品を鑑定してくれる。重いキャリーケースに入れて店頭に持ち込むことがないので、非常に助かる鑑定方法だ。

これはBrand Peaceのメールフォーム、または電話から依頼することになるが、スケジュールはこちらで調節が可能なうえ、玄関先でも買取ってくれるので、とても親切なサービスだ。

さらに事前に依頼しなかった商品の買取もその場で査定してもらえるので、ついでにこれもという依頼にこたえてくれる。支払いは店頭買取同様、その場で現金で買取ってもらえる。

宅配買取

近くに店舗がない場合は非常に助かるサービスとして宅配買取もおこなっている。インターネットからの申し込みは24時間対応で、他には電話やLINEを使った申し込みにも対応している。

申し込みが終わったら、後日郵送キットが送られてくるので、商品と本人確認書類のコピーを同封して郵送するだけだ。商品はBrand Peaceに到着したその日に査定され、納得の金額なら銀行振り込みで支払われる。もし査定額に納得できなければ、返送代無料で返品してくれる。

ブランド通販のRECLO（リクロ）

RECLOは商品を引き取った後、専任鑑定士が査定し、プロのカメラマンが商品を撮影するなど、販売や梱包に至るまで全ての作業をプロが代行してくれる。

また、RECLOは、取引実績を考慮した価格で販売しており、販売価格（税込）の50%から業界最高水準の90%と高い還元率が魅力的だ。RECLOは入会費、年会費などが一切かからないので手軽に利用できるだろう。コーチを高値で売りたいのであれば、買取サービスだけでなくRECLOなどの委託販売サービスも検討してみよう。

まとめ

コーチの買取相場や査定情報、また偽物の簡単な判別方法を紹介した。元々の販路が多い商品なので、中古相場や買取相場も低い水準になっている。ブランド品の査定に関しては鑑定士がしっかりしているところで、納得の値段で買取ってもらうことが一番だ。ある程度の予備知識があれば、買取額が妥当なものかどうかの判断がつくので、今回紹介した記事をぜひ参考にしてみてほしい。