世界最高峰のワイン銘醸地、フランスのブルゴーニュに並ぶワインとして人気があるシャトーワイン。その中でも5大シャトーと呼ばれるワインは、高品質で世界中で愛されている。
シャトー・ル・パンは残念ながら5大シャトーに含まれていない。しかし、5大シャトーと比べても引けを取らないワインだ。
今回は、そんなシャトー・ル・パンについての特徴や歴史、2011年ものについての買取情報や査定情報について詳しくまとめていく。
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シャトー・ル・パンについて
シャトー・ル・パンとはボルドー・ポムロール地方にある、ブドウ園(シャトー)で生産されるワインの1つだ。
5大シャトーと呼ばれるワインには含まれていないが、ボルドーで生産されるワインの中で最も高値で取引されており、ワイン業界ではポムロールの奇跡と呼ばれている。
ル・パンの名前の由来
シャトー・ル・パンをフランス語にするとChâteau le Pin。フランス語でle Pinは松の木という意味になる。
これは初代の土地の所有者であるマダム・ルビという人物の敷地に松の木があったことがル・パンの由来になっている。
シャトー・ル・パンの歴史
シャトー・ル・パンはわずか2ヘクタールの畑から作られていたワインだ。かつてこの土地はマダム・ルビ夫人が所有しブドウ栽培をおこなっていたが、1924年にティアンポン家が畑を買取り、本格的にワインづくりを始めていく。
発売当初は、たった2ヘクタールの畑と小さな発酵用タンクとオーク樽のみと小規模で生産されていたため、年間にわずか3000本程度の生産が限界だった。
現在でも生産量は多くはなく、7000本生産されれば多い方である。2006年に販売されたものは、わずか5000本だ。
世界中に認知されるワインが年間5000本しか販売されていないので、販売当初よりも価格が高騰している。
シャトー・ル・パンの人気が高騰した理由
シャトー・ル・パンが初めて販売されたのは40年ほど前の1979年。ポムロールの奇跡と呼ばれるワインでありながら歴史は40年と浅いが人気が高いワインである。
発売当初からメルロー92%、カルベネ・フラン8%で作られるシャトー・ル・パンは、希少なワインとしてワイン愛好家に人気があったが、発売を開始した3年後の1982年にワイン専門雑誌で100点の評価を獲得したことによって、ワイン愛好家だけではなく世界中から注目を集めるワインになった。
1990年に発売されたシャトー・ル・パンは「神の舌を持つ男」として有名なワイン評論家ロバート・パーカーに100点満点中99点の高得点がつけられた。
ロバート・パーカーの評価により、人気に火が付きシャトー・ル・パンの市場価値はさらに上がっていった。
シャトー・ル・パンの特徴
シャトー・ル・パンは初め小規模で生産されていたため、ガレージワインと呼ばれていたが、小規模で生産し始めたからこその製法で作られている。
マロラクティック発酵
シャトー・ル・パンに使われている発酵方法はマロラクティック発酵。マロラクティック発酵とは1次発酵から2次発酵時にワイン樽を変えずに同じワイン樽で発酵させる製法のことである。
シャトー・ル・パンは、小規模な設備からワインづくりを開始したガレージワインだ。保存用タンクもなかったため、乳酸菌を使い発酵をさせるマロラクティック発酵をおこなっていた。
マロラクティック発酵は樽ごとに温度調節が必要で手間がかかってしまうが、保存用タンクを用意する必要もなく、品質を落とさずに良質のワインを作ることができる。
経済要因で大規模に生産ができなかったのだが、当時ボルドー地方で使われていなかった発酵方法を用いることで他のワインにはない、シャトー・ル・パンの芳醇な風味を作り出すことができたのだ。
シャトー・ル・パンの味わい
シャトー・ル・パンの味わいは、世界中の評論家から最高評価を受けている。果実の芳醇な風味と熟成された樽のスモーキーな香り。
ワイン評論家のロバート・パーカーは「シャトー・ル・パンの魅力や魅惑、純粋な飲む喜びという点において右に出る者はない」と高評価をしている。
シャトー・ル・パン2011年の買取・査定情報
ではシャトー・ル・パンの買取価格を見ていこう。シャトー・ル・パンは希少性が高いワインだ。生産数が少なく、需要が高い。買取価格は年代によって差が出てしまうのだが、買取店ライフバケーションでは、シャトー・ル・パンの最低買取金額は10万円からとなっている。
品質のいい物は上記以上での買取が期待できる、また品質が低いと判断された場合は、上記の価格よりも低い金額での買取となる可能性があるので注意が必要だ。
買取金額が記載している買取業者が少ないため、参考としてシャトー・ル・パン2011年の販売価格も見ておこう。シャトー・ル・パンの販売価格は28万円~32万円となっている。
買取金額は、販売価格のおよそ1/3程度の価格から半分ほどの価格になるので、10万円~15万円の金額での買取が期待できる。
シャトー・ル・パン2011年のおすすめ買取業者
シャトー・ル・パン2011年を買取するにあたっておすすめの買取業者を紹介していく。今回紹介する業者の基準は、過去にシャトー・ル・パンの買取実績がある。高額買取をしてくれる。この2つに焦点を当てたものになるので買取を希望している場合は、ぜひ参考にしてもらいたい。
ライフバケーション
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
お酒買取専門店のライフバケーション。リサイクルショップのように多くのものは扱わずお酒のみの買取・販売をおこなっている。
電話査定、オンライン査定、店頭査定、LINE査定、FAX査定、写真査定の6つの査定方法と店舗買取、宅配・郵送買取、出張買取の3つの買取方法がある。査定方法、買取方法ともに種類が豊富で自分に合った方法で査定を依頼することができる。
パスワーク
パスワークもお酒買取専門店として営業している。メール、LINEでの無料査定、写メール査定、FAX査定、電話査定の5つの査定方法がある。
パスワークは、まとめて買取を依頼すると買取金額を必ずアップしてくれるので査定してもらいたいお酒が多くある場合はパスワークでの査定が一番おすすめだ。
ワイン買取コンシェルジュ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
お酒専門の買取業者だが、お酒はお酒でもワイン買取にのみ特化した買取業者、ワイン買取コンシェルジュ。ワイン買取実績No.1に輝いたこともある信頼できる買取業者だ。
査定をおこなうのは、ソムリエ資格を持ったワインのプロフェッショナルが査定をしてくれる。ワインに詳しいプロが査定をおこなってくれるので、市場価格に正当な価格での査定が期待できる。
独自ルートで飲食店と直接取引をしており、間に仲介者を入れないことでコストを削減している。削減したコストは買取価格へ還元することで高額買取を実現している。
レッドバッカス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
査定方法が豊富なうえに、査定・買取の費用は全て無料でおこなってくれるレッドバッカス。WEB査定、LINE査定、FAX査定の3つの査定方法と宅配買取、出張買取、店頭買取の3つの買取方法を選ぶことができる。
宅配買取は宅配キットにしたがってお酒を送るだけなのでとても簡単だ。宅配キットは電話をするだけで送ってくれ、費用は掛からない。お酒を送った後に「やっぱり、買取をやめたい」となってもキャンセルをすることができる。その際にかかる費用も全て負担してくれる。
査定・買取にかかる費用は全てレッドバッカスが負担してくれる。どこに査定を出したらいいのかわからない時は、レッドバッカスに査定をお願いしよう。
ファイブニーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
電話査定、オンライン査定、LINE・写真査定、FAX査定の4つの査定方法と出張買取、店舗買取、宅配買取の3つの買取方法を選ぶことができるファイブニーズ。
ファイブニーズも査定・買取費用にかかる費用は全て無料だ。ファイブニーズの強みは出張買取が全国に対応しているということだ。
宅配買取だけではなく、出張買取も全国に対応しており、それが無料で利用できる買取業者は数少ないので貴重な業者の1つだ。
ファイブニーズでのワインの最高買取金額はなんと120万円。ファイブニーズは独自の販売ルートを確保しており、コスト削減にも力を入れているのでこれだけの高額買取を実現できている。
ジョイラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
オンライン査定、LINE査定、宅配買取、出張買取、店頭買取から査定方法・買取方法を選ぶことができるジョイラボ。
ジョイラボもどの査定方法を選んでも無料でおこなってくれる。ネットだけの査定買取だけではなく実店舗で渋谷・新宿・名古屋・心斎橋・札幌・小倉にお店があるので、気軽に持ちこんで査定が依頼できる。
気軽に依頼ができるだけではなく、業界最高価格保証をおこなっている店でもある。業界最高価格保証とは、買取金額が他店よりも1円でも安ければ何度でも買取金額を見直し、どこの店よりも高く買い取ってくれるというものだ。
ジョイラボで査定をしてもらう際には、事前に他の買取業者で査定をしてもらってから持ち込もう。
シャトー・ル・パン 2011年を高く買取してもらうコツ
シャトー・ル・パン2011年は10万ほどの価格での買取が期待できるが、10万円を超える価格で売却できるお酒は少しのことで買取金額が下がってしまう。
売却するならば1円でも高く買い取ってもらいたい。そこで高く売却するためのコツを紹介するので売却を考えている場合は、ぜひ参考にしてもらいたい。
ワインの品質を落とさないように保存
ワインは繊細なお酒だ。100年以上の長期保存ができるお酒だが、それはワインに適切な方法で保存されていた場合に限っての話だ。
もし、保存方法を誤ってしまうとワインの味を損ねてしまう。品質が劣化し、ワインの味が変わってしまうと高額なワインでも価値はなくなってしまう。ワインを保存しておくならば、直射日光に当たらず涼しい所で保管しておこう。
また、まれにワインに使われているコルクが乾燥し未開封の場合でも内容量が減ってしまうことがある。未開封でも内容量が減ってしまったワインは、品質が悪いと判断され、買取金額が下がってしまうので注意しよう。
ボトルをきれいにしておく
シャトー・ル・パン2011年は販売から年数が経っている、長期間保存されていれば多少の汚れやほこりが付着しているので軽く掃除をしておこう。
綺麗にしようとしてボトルやラベルを傷つけてしまうと減額査定の対象となってしまうので掃除をする際には、傷をつけないように気を付けよう。
付属品はそろえて査定
シャトー・ル・パン 2011年などの高額なお酒には、箱や説明書が付属している。売却する際にはこれらの付属品がそろっているかが重要視される。付属品がそろっていると高額買取につながるが、付属品がそろっていないと逆に減額査定になってしまう。
付属品をすでに処分してしまっている場合は仕方がないが、付属品がある場合は必ずおお酒と一緒に査定をしてもらおう。
まとめて査定してもらう
シャトー・ル・パン 2011年を1本だけで査定をしてもらうよりも複数のお酒を一緒に査定してもらった方が1本当たりの買取金額がアップする。
パスワークでは、1度に査定する本数が多ければ買取金額をアップするとサイトで堂々と公表している。買取業者としても1度の査定で多くのお酒を買取するほうがコスト削減になる。
コスト削減額分の金額を買取金額に上乗せしてくれるので1本だけ持ち込むよりも買取金額が高くなるのだ。他にも飲んでいない、飲む予定がないお酒がある場合は一緒に買取をしてもらおう。
複数の業者に査定を
これはお酒に限った話ではないのだが、買取を依頼する際には必ず複数の業者に査定をしてもらおう。
買取金額は業者によって変化し、万単位の差額がでることもある。売却するならば1円でも高いほうがいいと思うなら複数の業者で査定をしてもらうことは必須だ。
まとめ
今回はシャトー・ル・パンの特徴や歴史、2011年ものの買取・査定相場についてまとめてきた。
シャトー・ル・パンは、年間に生産される数が少なく貴重なお酒だ。たった2ヘクタールで生産されていたワインが今では世界で愛されるワインになった。
シャトー・ル・パンが自宅で眠っているだけであれば、状態を確認し飲んでみるもよし、買取業者に買い取ってもらい臨時収入を得てもいいだろう。