家に眠っている高級ブランドのバッグや時計など、購入したはいいがもったいなくて使えなかったり、使うシチュエーションになかなか足が赴くことがないこともあるだろう。付属品などをなくさずに管理してきちんと保管をしていれば高値で買取ってくれることが多いうえに、年代によっては思わぬ高値で買取ってくれることもある。
とくにシャネルの買取店舗は多く、初めはどこの店を選べばいいかわからなくなるはずだ。この記事を参考に、手持ちのブランド物を高く買取ってくれる店を選んでほしい。今回はそんなブランドの中から、ここではそんなシャネル パリボンベイにまつわるメティエダールコレクションなどの経緯や価格、買取相場などをご紹介する。
あわせてシャネルの歴史にも触れるので、家で眠っていたシャネルのバッグにどのような変遷があったのかも知っておいてもらいたい。
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シャネル パリボンベイについて
2011年のシャネルのメティエダールコレクションのテーマはインドだった。コレクションの名前はパリボンベイで、ショー会場はインドのマハラジャを彷彿とさせる民族衣装で飾り、ダッチェスサテンやシルク、ブロケード、クレープなど、豪奢で色鮮やかなインドらしい製品が並ぶこととなった。
その中でもメティエダールコレクションのパリボンベイはインドらしい鮮やかな装飾が施されると思いきや、実際はパリらしい質実剛健で歴史を踏襲したベーシックな製品となっている。あくまでパリ風のインドということで、テイストだけインドらしさを取り入れ、製品そのものはシャネルの特徴が強く出ている。
メティエダールコレクションとは
メティエダールコレクションは2002年に初のコレクションが開催された、年に一度開催されるプレタポルテコレクションのことだ。オートクチュールと並び、シャネルのPar affectionプロジェクトともいわれている。手のかかる刺繍やコサージュなど、アトリエの高度な技術をふんだんに取り入れたコレクションとして、世界から注目を集めている。
主に自国の職人が作っている製品に施された技術の高さに、シャネルがものづくりの意識の高さに共感して開催が始まったコレクションと言われている。
開催されるテーマの都市
メティエダールコレクションはグローバル市場を意識して、シャネルと密接に関係のある都市がテーマになることが多い。これまでもニューヨーク、東京、モンテカルロ、モスクワ、インドなど、今は亡きマドモアゼル・シャネルの遺志を尊重した形で毎年テーマを変えて地域性の高い形で開催されている。
デザイナーから芸術を買う
20世紀初頭までにはパリ市内にさまざまな仕立て屋が存在しており、オートクチュールの意味もあいまいだった。これをイギリスからやってきたシャルル・フレデリック・ウォルトがパリ・オートクチュール組合としてシャンブル・サンディカルという組織を立ち上げた。
これにより以前は買い手が気に入ったデザインを選び、自分に合わせて仕立てしてもらう形だったのが、デザイナーが買い手にもっとも合う服をデザインし、仕立てるというデザイナー主導の形となった。
これによりオーダーメイドよりもデザイナー主導の服作りが盛んになり、それに合わせてデザイナーの社会的地位も向上することになった。このサンディカ加盟店としてシャネルも存在している。この組合に参加する敷居は非常に高く、年二回以上のコレクションの開催や、常駐デザイナーの数、さらに所有しているマネキンの数まで厳格に決められている。
シャネルの買取相場・査定情報
シャネルはハイブランドとして知られているが、その買取となるといくつか気をつけるべき点と、チェックすべき点がある。ここではシャネルの買取にあたって事前に知っておくと買取に出しやすい情報を紹介する。
シャネル パリボンベイの価格相場
シャネル パリボンベイの価格相場は2019年4月現在210,000~330,000円ほどで販売されている。すべて中古のもので、新品の状態のものはネット上に販売されていなかったが、それでも価格水準は高い。
シャネル パリボンベイの買取相場
シャネル パリボンベイの買取相場は2019年4月現在100,000円となっている。もちろん買取に出す商品の状態によって査定額は変わってくるので注意しよう。
ブランド品の買取の一般論
ブランド商品を買取に出す場合、一般的に言われているのは購入時の半額、もしくは3割程度の査定額になるということだ。もちろん商品の状態がきれいであることも前提条件としてあるので、前述した価格相場と買取相場を見てみると実際に買取額は半額以下になっている。
これはブランド品の買取の時には理解しておくべき条件だろう。もし手持ちのブランド品に愛着があり、買取に出すか迷っている場合はこの金額が商品に対しての愛着と見合っているかどうかを一度考える必要がある。
シャネルのヴィンテージ
シャネルにはハイブランドには珍しくヴィンテージ商品というカテゴリがある。20~40年前のシャネルのバッグは俳優や女優が愛用しているものもあり、ただの中古品以上の価値が付くこともある。
ヴィンテージシャネルの特徴としてココマークが大きく、バッグのチェーンがゴールドで、全体的にゴージャスなものが多い。ただし当然状態の悪い物なら買取価格は安くなってしまうので気をつけよう。
ヴィンテージシャネルの買取相場例として、チェーンショルダーバッグのヴィンテージが200,000~250,000円だ。これが通常の中古品レベルの物になると50,000~100,000円となるのだから、いかにヴィンテージモデルの物が珍重されているかがわかる。
メティエダールコレクションの買取
今回紹介しているシャネルパリボンベイもメティエダールコレクションの一つだが、このメティエダールコレクションで発表された製品も買取価格が大幅にアップする要因の一つになる。
例えば、ラインストーンと刺繍によるココマークがあしらわれたラグジュアリー感があるパリ 上海モデル ツイードチェーンショルダーバッグの買取相場は196,000~280,000円と高い水準になっている。
また、パリボンベイ マトラッセ ショルダーバッグが100,000円、パリ ビザンス ココマークターンロック ショルダーチェーンバッグが80,000円などと、このメティエダールコレクションで発表された製品は買取のときの大きなアドバンテージとなる。
ギャランティカードは大切に保存しよう
シャネルの製品にはすべてシリアルナンバーが発番されており、購入時についてくるギャランティカードにも同じ番号が印字されている。このギャランティカードは査定時にかなり重要なポイントになる。
この番号が5から始まる7桁の番号なら2000年製、13から始まる8桁の番号なら2010年製といったように、発番されている番号によって製品がいつ発売されたかわかるようになっている。
これは前述のヴィンテージモデルの判別にも使われるため、ギャランティカードと製品に発番されている番号が対になっている必要がある。なのでこのギャランティカードはただ製品保証のためだけではなく、買取に出す際の重要な証明書類にもなる。
シャネルを買取に出すときのコツ
シャネルの製品を買取に出すときにはいくつかのコツがある。査定額アップのため、以下のことをおこなっておくと買取額が高くなることが多いのでぜひ実践してみてほしい。
自分でできるメンテナンスはしよう
買取価格が決まる要因として、製品の状態も大きなポイントとなる。査定してもらう前に汚れを落としたり、デリケートクリームなどで皮に水分を補充するなど、ひと手間かけることで買取額もアップする。
もし買取に出そうとしているバッグが型崩れを起こしていたら、中に詰め物をして数日間おいておき、形を整えておこう。ただしシャネル以外のハイブランドも言えることだが、こういった製品のクリーニングや手入れは難しい。
ブランド専門店でも古い製品になるとリペアできる技師がいないので断られることがあるように、きちんとした知識がないとかえって生地を傷めてしまったりすることもある。十分な基礎知識がない場合は、無理に手入れをせずにいた方がいい場合もある。
買取相場や中古販売価格の相場を調べておこう
これから買取に出す製品が中古市場でいくらで取引されているのかや、買取相場を調べることによって、ある程度査定額が適正かどうかがわかるようになる。査定額が自分が調べた額よりも極端に低い場合は他の買取業者へ査定を出すことも選択できるので、足元を見られていると感じたら、別の買取業者に頼む一つの指標もなる。
複数の買取業者に見せてみよう
査定額を提示されて高値だと思っても、実は他の買取業者ならもっと高いこともあるのがブランド品の買取のポイントだ。買取業者のスタッフの鑑識眼によるところが多いので、どうしても人によって金額が変わってしまうこともある。複数の買取業者に査定をお願いして、一番高い査定額を提示してくれるところに頼むのがいいだろう。
ギャランティカードがない場合は?
ギャランティカードやシリアルカードがない場合でも、極端に買取価格が下がるわけではない。しかしやはり高く買取ってもらいたい場合はこれらの付属品は大切にとっておくことをおすすめする。また箱や保存袋など、新品の時と同様の状態で保存することが一番望ましい。まずは買取店舗におこなって査定してもらうことから始めるのがいいだろう。
箱のみの買取もしてくれるお店も
シャネルの箱のみでも買取ってくれる場合がある。これは買取店が箱なしの状態の商品を販売するときに、その商品と箱をセットで販売しやすくなるためだ。シャネル専門の空箱買取店があるほどだが、逆に空箱は一切買取らないという店舗もある。ネットなどで検索して、わからなければ電話で聞いてみるのもいいだろう。
おすすめの買取業者の紹介
シャネルのようなハイブランドには高級ブランド専門の買取業者から、広く一般のブランドを買取ってくれるお店もあり、どこを選べばいいかわからないこともあるだろう。シャネルの買取ならBrand Peaceがおすすめだ。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブランド買取店として東京、大阪、奈良、和歌山に展開しているBrand Peaceは一流の鑑識眼を持ったプロが査定をおこなってくれる。買取方法も豊富で、店頭買取、出張買取、宅配買取に対応している。以下に詳しく紹介する。
店頭買取
東京都内に1店舗、大阪府内に3店舗、奈良に2店舗、和歌山に1店舗あり、直接持ち込むことができる。買取は3ステップでおこない、無料査定、買取依頼、支払いと非常に簡単だ。無料査定の金額に納得できればすぐに店頭で現金で買取ってもらえる。
さらにスタッフとの交渉や買取に関しての相談事など、対応してくれる内容の幅が広いことも特徴の一つだ。買取の際には身分証明書が必要なので注意しよう。また、査定が一日で終わらなくても鑑定士が変わることはない。鑑定士が変わることで査定額が変わることがない安心感がある。
出張買取
出張買取では鑑定士が自宅に直接訪問し、商品を鑑定してくれる。重いキャリーケースに入れて店頭に持ち込むこともなく、非常に助かる鑑定方法だ。これはBrand Peaceのメールフォーム、または電話から依頼することになるが、スケジュールはこちらで調節が可能なうえ、玄関先でも買取ってくれるので、とても親切なサービスだ。
さらに事前に依頼しなかった商品の買取もその場で査定してもらえるので、ついでにこれもという依頼にこたえてくれる。支払いは店頭買取同様、その場で現金で買取ってもらえる。
宅配買取
近くに店舗がない場合は非常に助かるサービスとして宅配買取も行っている。インターネットからの申し込みは24時間対応で、他には電話やLINEを使った申し込みにも対応している。
申し込みが終わったら、後日郵送キットが送られてくるので、商品と本人確認書類のコピーを同封して郵送するだけだ。商品はBrand Peaceに到着したその日に査定され、納得の金額なら銀行振り込みで支払われる。もし査定額に納得できなければ、返送代無料で返品してくれる。
まとめ
シャネル パリボンベイの簡単な歴史と買取相場や査定情報を紹介した。パリボンベイという名前のメティエダールコレクションで発表された商品なので、中古相場や買取相場も高い水準になっている。
ブランド品の査定に関しては鑑定士がしっかりしているところで、納得の値段で買取ってもらうことが一番だ。ある程度の予備知識があれば、買取額が妥当なものかどうかの判断がつくので、ぜひ参考にしてみてほしい。
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