ストーブを処分するなら回収か買取か？査定情報・買取相場をまとめてみた

次々と地震災害が続く日本では、停電時でも容易に着火のできるストーブの良さが改めて見直され始めている。またそんなストーブの需要は中古市場にも好循環をもたらしているため、良い売り時が到来していると考えて良いだろう。今回は、ファンヒーターに次いで人気の高い暖房器具であるストーブについて、売却や処分を検討する皆さんに高額査定情報を紹介していく。

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ストーブは買取・回収どちらが適しているのか？

まずは、ストーブの処分法について悩む皆さんと一緒に、「買取と回収どちらを選べば良いのか？」ということを確認していこう。

回収不可能な自治体も多い

小型家電リサイクル法の対象品目となるストーブは、自治体によって「回収する・しない」の判断が異なる商品だ。回収可能な場合は、市区町村のスケジュールに合わせてストーブを自宅前に出す必要があるため、平日休みが取れない人には利用が難しい方法と言えるだろう。また自治体から回収対象外と言われた場合は、不用品回収業者もしくは買取業者を選ぶしかなくなるため、メリットよりもデメリットの方が多い方法と言われている。

不用品回収業者はお金がかかることも

ストーブの回収ができる業者には、家電リサイクル法に基づく引取りを行う「家電量販店」とスクラップを目的とした「不用品回収業者」がある。この両者に共通するデメリットは、1台200円～1,000円前後の回収料金がかかることだ。後者の不用品回収業者では、「何でも回収してくれる」という利点もあるようだが、商品が増えれば増えるほどお金がかかると考えれば、ユーザの負担は大変大きいと言えるだろう。

買取業者なら現金化が可能

購入から3年以内で比較的コンディションの良いストーブなら、買取業者に問い合わせて現金化をすることが最もおすすめだ。買取業界のサービスが多様化している近頃では、査定の付かないストーブでも無料で引き取ってくれる業者が増加傾向にある。また出張査定サービスを利用すれば、重いストーブを玄関先まで運ぶ必要もなくなるため、女性や年配の皆さんこそ便利な買取業者を利用すべきと言えるだろう。

小型家電リサイクル法の対象であるストーブは、お金をかけずに処分できる買取業者を選ぶことが理想となる。特にストーブの需要が高まる近頃では、多くのショップがこの商品の買取に積極的な姿勢を見せているため、タイトスケジュールの中で暖房機器を手放したい人こそ買取業者を上手く活用するようにして欲しい。

ストーブを高値で売却するために実践すべきこと

ストーブを高額査定に繋げている人たちは、下記6ポイントを抑えた上で日々のメンテナンスや売却に向けた行動を起こしている。

シーズンが終わったら必ず灯油を抜く

灯油が入ったストーブは、その処分や安全性といった意味でも買取を断られるケースがほとんどだ。また春～秋にかけて灯油を入れたままのストーブは、油の酸化により故障が起こりやすくなるため、売却や買い替えの検討をしているなら「冬の終わりに灯油を抜くこと」を徹底するようにして欲しい。

シーズン後の掃除がコンディションを高める

冬シーズンが終わってストーブを収納する際には、必ず周囲に付いた汚れやホコリを取り除くようにして欲しい。このように掃除をきちんとしているストーブは、倉庫の湿気によって錆びなども生じにくくなる。また買取業者の査定基準の中では、高いコンディションが絶対条件となるため、こまめに掃除を行う姿勢が高額査定を生むと考えて良いだろう。

無理な分解修理は避ける

特殊な構造を持つアラジン製ストーブの場合は、ガードを取り外して芯を取り外すことが長く活躍させるために欠かせないこととなる。これに対して国産ストーブの場合は、基本的に周囲の掃除だけでコンディションを保てる製品がほとんどのため、専門知識のない素人が無理に分解や修理をしない方が良さそうだ。

ストーブの売り時に査定依頼をする

ストーブを含めた暖房機器は、「秋」に高価買取キャンペーン対象となる。この売り時を知らずに冬が終わった直後に査定依頼を行うと、ショップ側での需要がないことで買取不可になることもあるため、注意が必要だ。また高額査定対象となるストーブには、製造から3～4年までという査定基準もあるため、季節的な部分を重視した上で早めに手放すことが理想と言えるだろう。

ストーブは暖房機器買取実績の多いショップへ

ストーブやファンヒーターといった暖房機器や家電の買取実績が多いショップに持ち込むことも、高額査定に繋がる良策だと言われている。また良心的な買取店ではストーブの型番や製品名を伝えるだけで買取上限額を教えてくれるため、売却の目安となる相場を把握することも積極的な価格交渉を可能にすると言えそうだ。

ストーブの中にはアンティーク品もある

大正～昭和の時代に使われていた薪ストーブやアイアンストーブは、アンティーク品との価値により骨董品買取店や古美術品店でも歓迎されている。特に古民家カフェが急増する近頃では、敢えて古い時代の暖房機器を店舗に置く人たちも増えているため、昭和ブームの波に乗り自宅に眠ったアンティークストーブを売却することも大変おすすめと言えるだろう。

高く売れるストーブの種類、メーカー、参考買取相場 まとめ

最後に、高額査定実績の多いストーブのメーカーと参考買取相場を皆さんと一緒に確認していこう。

アラジン

デザイン性と暖房能力の高さで定評のあるアラジンの石油ストーブ「ブルーフレーム」は、5年以内に購入した物であれば10,000円～25,000円ほどの高額査定が期待できる。また古くから人々に愛されるアラジンの場合は、今から20年以上前に作られたストーブでも2,000円～6,000円ほどの査定額がつくため、確実に高く売れる暖房機器を求めるなら、購入時点からアラジンを選ぶことが理想と言えるだろう。

PERFECTION

アンティークストーブの代表とも言えるパーフェクションストーブも、ビンテージならではの風合いにより1960年頃作られた製品でも2,000円～6,000円ほどで買取られている。これに対して人気の高い750型の場合は、実用性の高さにより10,000円～30,000円ほどで売れることも多いため、高額査定を条件にストーブを選ぶならアラジンとともにメリットが高い存在と考えて良いだろう。

コロナ

暖房機器分野でトップ争いを続けるコロナは、知名度と性能の高さにより多くのショップが高額査定対象とするストーブメーカーである。Panasonicが暖房機器市場から撤退した2005年以降は、パナソニックショップでもコロナのストーブが販売されているため、他メーカーと比べて知名度が高い理由も納得できるメーカーと位置づけて良さそうだ。そんなコロナの遠赤外線ストーブは、発売から5年以上経った製品でも2,500円～3,000円前後で買取られている。

ダイニチ

業務用の大型ストーブで国内トップシェアを誇るダイニチの製品も、多くのショップで歓迎している。着火などに問題のないコンディションの良いストーブであれば、10年近く前の物でも1,000円前後で売れるようだ。またたった1シーズンしか使っていないストーブの場合は、3,000円～5,000円ほどで売れることもあるため、メーカーの知名度が買取額に影響することも納得できると言えるだろう。

トヨトミ

冬に放映する「トヨストーブ」のTVコマーシャルで知られるトヨトミも、高い人気により高く売れる暖房機器メーカーである。発売から3年以上経ったRS-D30でも新品であれば3,000円もの高額査定が得られるため、今後使う予定のないストーブが眠っている場合は早めに売却をするようにして欲しい。

アンティークストーブ

先ほど紹介したように、明治～大正時代に使われていたアイアンストーブや電気ストーブには、アンティーク品としての高い価値がつく。特に設置するだけでインテリアになるストーブの場合は、着火のできないジャンク品であっても5,000円～25,000円もの高額査定が期待できるため、自分にとってガラクタとも言える暖房機器も骨董品買取店などに査定依頼を行う価値はあると考えて良いだろう。

業務用ストーブ

多くの人々が集う公共施設などで使われていた業務用ストーブは、そのパワーにより高い需要があることで知られている。人気メーカーコロナの業務用ストーブGH-B100Fについては、20年近く昔の商品にも10,000円～15,000円ほどの査定がつくため、一般の暖房機器を比べて売却によるメリットは大変大きいと考えて良いだろう。

まとめ

乾電池を使って着火するタイプのストーブは、災害時の暖房機器として多くの人が注目し始めている。また近頃では、石油安によりエアコンと比べて遥かに経済的なメリットのある暖房器具として人気が高まっているため、自宅に余っているストーブを持っている場合は、良い意味での売り時が到来していると考えて良いだろう。そんなストーブのより良い売却先が見つからない場合は、暖房器具や家電カテゴリの充実している当サイト・ヒカカク！を情報源に使ってみて欲しい。

また、これから紹介する買取業者も検討材料に加えてほしい。送料、査定料などの手続きに関する手数料が全て無料の高額買取サービス「BuyKing」だ。

BuyKingは、携帯・パソコン、家電・ゲーム機などの宅配買取をしている業者だ。自宅にいながら査定に出すことができるので、わざわざ重いストーブをお店に持って行かなくてもいいからラクである。また、希望通りの査定額にならず返送してもらう時も無料なのがありがたい。即日入金なので、急ぎで現金が必要な方にはもってこいの業者だろう。どこで売ろうか悩んでいる方はBuyKingを利用してみてはいかがだろうか。