スプリングバンクは世界中から愛されているウィスキーの一つだ。その中でもスプリングバンク30年のボトルは特に人気が高い。未開封の状態であれば高い値段で買取業者に買取してもらえる可能性もある。
しかしスプリングバンクに関する理解が少ないまま、買取業者を利用することはおすすめしない。中には悪質な買取業者も存在し、利用者の無知につけこもうとするものも存在するためだ。少しでも高く安全にスプリングバンク30年を売却するためには、スプリングバンクの歴史や特徴についても理解するようにしよう。
この記事ではスプリングバンクの歴史や特徴、買取相場、買取業者を利用する際に意識するべきポイントとおすすめの買取業者を紹介する。
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スプリングバンクの歴史
モルトの香水と呼ばれるほど、芳醇な香りが特徴的なスプリングバンクは、世界中に愛好家がいるウィスキーでもある。長い歴史を持ち、今もなお伝統的な製法にこだわり続けているため、ウィスキー愛好家たちを魅了してやまない。買取業者に買取を依頼すると、高い値段で買取してもらえる可能性もある。
しかし買取業者を利用する際には利用者自身もスプリングバンクに関する知識を身につけておく必要がある。知識がないと、買取業者に安く買い叩かれてしまう恐れがあるためだ。以下ではスプリングバンクの基本的な情報について説明していく。買取業者を利用する前におさえるようにしよう。
キャンベルタウンモルト
スプリングバンクの蒸留所があるのは、スコットランドの南部にあるキャンベルタウン地方だ。港に面した街であり、スプリングバンクの蒸留所も海の近くに存在する。だからこそスプリングバンクは独特な海辺を彷彿とさせる風味を持っているのだ。
かつてはキャンベルタウンには30以上ものウィスキー蒸留所が存在した。キャンベルタウンは港町として栄えており、一人当たりの所得がスコットランドの中で最も高い時代もあった。しかし時代とともにキャンベルタウンは衰退し、現在は観光地として栄えるようになった。
それにともないウィスキーの蒸留所も数を減らし、現在キャンベルタウンに存在するウィスキー蒸留所はスプリングバンクとグレン・スコシアのみとなった。スプリングバンクも何度か蒸留所閉鎖に追い込まれたこともあったが、その度に持ち直してきた。生き残った蒸留所としてのプライドが高いため、スプリングバンクは伝統的な製法にこだわっているのだ。
モルトの香水と呼ばれる
芳醇な香りを持っていることから、スプリングバンクは「モルトの香水」とも呼ばれている。スプリングバンクが伝統的な製法にこだわっているからこそ、独特な香りを有することになる。
通常のスコッチやバーボンウィスキーでは蒸留を2回おこなう。カナディアンウィスキーは3回だ。それに対してスプリングバンクは2.5回蒸留をおこなっていることになる。1回目に蒸留した原酒を、もう1回蒸留し、さらにその一部をもう1度蒸留するのだ。
この蒸留方法がスプリングバンクのオイリーでミディアムな香りを作り出すのに欠かせない。独特な蒸留方法によって、スプリングバンクはモルトの香水と呼ばれるほどの香りを作っているのだ。
蒸留所でモルティングをおこなう
現在スプリングバンクは蒸留所内でフロアモルティングをおこなっている。フロアモルティングは麦を発芽させるためにピートを焚き、専用のすきやシャベルを使って麦芽をかき混ぜ、空気の入れ替えや麦芽同士で絡みつくのを防ぐ作業だ。
非常に手間のかかる作業であるため、現在フロアモルティングを蒸留所内でおこなっているウィスキー工場は世界中にもほとんど存在しない。そのような中でもスプリングバンクはフロアモルティングを自社内でおこなっているのだ。
スプリングバンク30年の特徴
スプリングバンク30年のボトルは、スプリングバンク蒸留所が出しているザ・キャンベルタウンシリーズの特徴を受け継いだボトルでもある。キャンベルタウンで製造されるウィスキーの最大の特徴である塩辛さを、スプリングバンク30年も持っている。色は琥珀色であり、美しい古金色に輝く。
スプリングバンクは色味を調整するための添加物を一切使用していないため、この琥珀色は天然に醸造されたものだ。モルトの香水と呼ばれるほど甘美で華やかな香りは、ほんのすこしかぐだけで、「世界中から愛されている」と言われるのも納得できる。レーズンのような甘い香りと、甘草の香りがブレンドされており、とてもリッチだ。
確かなタール香を感じさせるのもスプリングバンク30年の香りの特徴と言える。味わいはビターチョコレートの風味の中に、海辺の町で作られたことを彷彿とさせる塩辛さが隠されている。個性的なピートの風味もアクセントになる。辛味と甘さが飲み終わった後も強く残り、飲む人に幸福感を与えてくれるウィスキーだ。
スプリングバンク30年の買取相場
世界中のウィスキー愛好家たちを魅了してやまないスプリングバンクの中でも、30年のボトルは非常に高い人気を誇っている。買取業者の中でも高価買取をした実績を持つものは少なくない。通常のスプリングバンクだと135,000円で買取をした実績を持っている買取業者も存在する。
スプリングバンク30年の中でもさらに希少価値が高いリミテッドエディションだと250,000円以上になることもある。状態がいい場合はさらに高い値段がつくことも珍しくない。300,000円以上になることもあるので、自宅に飲んでいないスプリングバンク30年がある場合は査定に出してみることをおすすめする。
多くの人が求めてやまないウィスキーであるため、スプリングバンク30年は高い値段で買取してもすぐに次の買い手がつく商品だ。買取業者もよろこんで買取してくれる。買取強化している買取業者も少なくない。
買取業者を利用する際におさえておきたいポイント
以下ではスプリングバンク30年の売却のために買取業者を利用する際におさえておきたいポイントを紹介する。これらのポイントをおさえることで、より高い値段で買取してもらえる可能性もあるので意識するようにしよう。
付属品はすべてそろえた状態にする
スプリングバンク30年を購入した際についてきた付属品などは、すべてそろえた状態で査定に出すようにしよう。付属品の有無によっても買取価格は大きく変わってくることがある。購入時の状態に近ければ近いほど、高い値段で買取してもらえるのだ。
購入時、スプリングバンク30年は専用の木箱に入っていたはずだ。買取業者を利用する際にはこの木箱も重要になってくる。さらに木箱と一緒にスプリングバンクのウィスキーであることを証明するリーフレットも入っているはずだ。
このリーフレットもあれば必ず一緒に査定に出すようにしよう。木箱やリーフレット、そしてボトルの状態がよければ、さらに高い値段で買取してもらえる。傷などがつかないように注意しよう。
汚れはできるかぎり落とす
ウィスキーのボトルは放っておくとラベルなどにカビが生えることがある。買取業者に査定してもらう前に、こうした汚れはできる限り落とすようにしよう。どんなに高級なウィスキーであっても、ウィスキーは飲み物であり食品であることに変わりはない。
そのため見た目の汚れは非常に印象が悪くなってしまう。少しでも食品としての印象をよくするためにも、汚れはなるべく落とすことをおすすめする。査定をおこなう買取業者のスタッフも人間だ。汚れが少ないものの方が印象がよく、高い値段をつけやすい。
未開封の状態で買取をしてもらう
スプリングバンク30年に限らず、ウィスキー全般に言えることだが、なるべく未開封の状態で査定に出すようにしよう。ウィスキーは開封すると一気に品質が下がってしまう。空気に触れることで香りや味が落ちるお酒なのだ。
だからこそ、未開封の状態のウィスキーと開封済みのものとでは値段が大きく異なってくる。未開封の状態であっても、ボトルの口をふさいでいるフィルムが劣化していると高い値段をつけてもらえない可能性がある。液漏れなどを起こしている可能性があるためだ。
査定に出す前に一度確認するようにしよう。しかし中には開封済みのウィスキーでも買取してくれる買取業者も存在する。ウィスキー愛好家の中には空きボトルをコレクションしている人も少なくないためだ。スプリングバンク30年の空きボトルでも欲しいと思っている人は存在する。
適切な環境で保管する
より高く買取してもらうためには、なるべくいい状態で査定に出す必要がある。そのため、ウィスキーを保管する際には適切な環境を保つようにしよう。高いアルコール度数であるウィスキーには基本的に賞味期限がないが、劣悪な環境の中で保管すると未開封であっても味や香りが落ちてしまうことがある。
ウィスキーは温度変化に弱い。なるべく涼しいところで保管するようにしよう。さらに紫外線に当てると中のアルコールが変質してしまう。直射日光などに当たらないように気をつけよう。
なるべく早く買取してもらう
賞味期限がないウィスキーは、古いボトルであっても高い値段で買取してもらえる。しかし上記の通り適切な環境でないと未開封であっても品質が劣化してしまう。ウィスキーの保管に適した環境を維持するのはとても大変だ。
そのため放っておくとウィスキーは未開封であってもどんどん劣化していってしまう。「売りたい」と思ったときがもっとも高く売れるときだと思うようにしよう。時間が経てば経つほどウィスキーは品質が落ち、高い値段で買取してもらえなくなってしまう。
おすすめの買取業者3社
少しでもスプリングバンク30年を高く買取してもらうためには、買取業者選びも重要だ。適切な買取業者を選ぶことで、相場にあった正しい値段で買取してもらえる。以下ではおすすめの買取業者3社を紹介しよう。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大黒屋はウィスキーなどのアルコール類だけでなく、ブランドものや時計といったものの買取も幅広くおこなっている買取業者だ。全国に220店舗を構えており、豊富な買取実績を誇っている。過去の買取実績から相場に見合った値段で商品を買取してくれる。
スプリングバンク30年の買取実績を持っている買取業者でもある。そのため、初めての人でも安心して利用しやすい買取業者とも言えるだろう。ホームページ上で過去の買取実績を調べることもできるので、事前にある程度買取価格を予想することもできる。
LINEを使って簡単に仮査定をしてもらえるのも大黒屋の特徴の一つだ。スプリングバンク30年も、写真と必要事項をLINEで送ることで、簡単に査定をしてもらえる。もちろん無料で利用できる。
JOYLAB
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
JOYLAB(ジョイラボ)はお酒の買取を専門におこなっている買取業者だ。そのためより高い値段でスプリングバンク30年を買取してもらえる可能性がある。お酒に特化した買取業者は独自の販売ルートを持っている。
独自の販売ルートを持つことによって買取したボトルを、他社よりも高く売却できるので、より高い値段で買取することが可能なのだ。東証一部上場企業が運営している買取業者である点もJOYLABの魅力だ。常に適正価格で買取してもらえるだけでなく、スタッフの対応もとても親切丁寧だと評判だ。
お酒買取コンシェルジュ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
お酒買取コンシェルジュもお酒の買取を専門におこなっている買取業者の一つだ。そのため他社よりも高い値段で買取してもらえる可能性がある。Webから査定を申し込むことができる。
写真や商品の情報などを送ることで、仮査定額を出してもらえるのでとても便利だ。他にも電話での査定も24時間可能なので気軽に利用してみよう。
まとめ
世界中に愛好家がいるスプリングバンク30年は高い値段で買取してもらえる可能性が非常に高い。自宅に眠っている場合は、なるべく早く買取業者を利用するようにしよう。買取業者を利用する際には自身もスプリングバンクに関する知識を身につけている必要がある。
悪質な業者の中には、利用者の無知につけこんで相場に合わない値段で買取しようとするものも存在するためだ。スプリングバンクの歴史や特徴などを理解した上で買取業者を利用するようにしよう。そうすることによってより高い値段で買取してもらえる可能性も高まる。