このコラムをごらんになっているということは、バベットワッサーマンのカフスを売却したいとお考えだろうか。パーティーシーンで装着するイメージのあるカフスだが、ビジネスシーンで取り入れると、さりげなく華やかな印象を演出できるアイテムとしてひそかに人気がある。
今回は、バベットワッサーマンのカフスをなるべく高く売却するためのコツや、買取相場・査定情報をご紹介しよう。
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このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
そもそもカフスとは
日本では一般的にカフス、またはカフスボタンと呼ばれているが、正式名称はカフリンクスだ。シャツの袖口を留めるための、ボタンに替わる装身具のことをいう。なお、このコラムでは、カフスで表記を統一してお伝えしていく。
カフスの歴史
カフスの始まりは1840年代のフランス。当時は袖口をレースやリボンを用いて留めていたが、金属製の鎖でつないで留めるようになったことがカフスの起源だとされている。
カフとは英語で「Cuff」と書き、シャツの袖口のことを指す。袖口はふたつあるためカフスと呼ばれている。また、カフリンクスは、カフをリンクさせる(つなぐ)ことからカフリンクスと呼ばれるようになった。
カフスの本体は、表に見せるほうがフェイス、反対側をバッキングと呼ぶ。
カフスが装着できるシャツ
カフスはどのシャツでも装着できるわけではない。カフスを装着できるシャツは、テニスカフス、コンバーチブルカフス、ダブルカフスの3つのタイプに限られる。
テニスカフス
ボタンがなく、袖口の両方にボタンホールが開いているカフス専用のシャツ。シャツとしては最も正式なものとされている。
コンバーチブルカフス
袖口の両方にボタンホールがついているが、ボタンも付属しているため、どちらでも留められるようになっている。片方のボタンホールの縁にボタンが2つついているものが多い。
ダブルカフス
フレンチカフスとも呼ばれている。袖を折り返して2重にし、カフスを留めるタイプ。ボタンはついていない。
ちなみに、市販されているシャツのなかで、最も多いのがコンバーチブルシャツだ。ボタンでもカフスでも留められるのが便利だという理由である。
カフスの種類
カフスには留め方や形状によってさまざまな種類がある。ここでご紹介していこう。
鎖型
最も古典的なカフスだ。フェイスとバッキングを鎖でつないでいるため装着が難しい。
ゴム型
ヒモ型とも呼ばれている。編んだカラフルなヒモを丸めてフェイスとバッキングの形状を作っているため、カジュアルな印象を与える。
レバー式
スウィヴル式とも呼ばれている。カフスのバッキングを縦にしてボタンホールに挿し込んだあと、バッキングを横に倒して固定するタイプ。最も一般的で使いやすい。
固定式
バッキングが固定されており、袖口にそのまま挿して留めるタイプ。サイズや形状によっては装着が難しいものもある。
ラップアラウンド式
カフスに革や金属のベルトがついたもの。ロールカフリンクスとも呼ばれる。
バベット ワッサーマンとは
バベット ワッサーマンとは、ロンドンにあるセントラル・セント・マーチンズ芸術大学で高級ジュエリーデザインを学んだあと、1997年に自身の名前を冠したブランド・バベット ワッサーマン(Babette Wasserman)をイギリスで創業した女性ジュエリーデザイナーである。バベット ワッサーマンは、創業当時からカフスをデザインし始め、その年内にはジョン・ルイスやセルフリッジ、ハロッズといったイギリスの老舗高級百貨店で販売することになった。
1999年には、世界各国から新作発表された一流ブランド品を買い付けるために、多くのバイヤーたちが集うイタリアのファッション展示会、PITTI UOMO(ピッティ・ウォモ)で出品し、バベット ワッサーマンは、国際的ブランドとして成長していったのである。現在では日本をはじめ、イタリア、フランス、香港、アメリカなど、世界中の200以上の店舗でバベット ワッサーマンのジュエリーを取り扱うまでになったのだ。
さらに、バベット ワッサーマンは素晴らしいデザインと上質さが認められ、2015年にはイギリスのデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞。名実ともに世界を代表するジュエリーデザイナーとなったのだ。
バベット ワッサーマンのカフスの世界
バベット ワッサーマンのカフスは、1997年から手作りで作られている。女性ジュエリーデザイナーならではのオリジナリティあふれるデザインが特徴となっている。ビジネスシーンで使えるシンプルなカフスはもちろん、遊び心のあるカメラやバイク、動物といったフェイスを持つカフスも人気となっている。
なかでも、フェイスがリバーシブルになっているタイプは、バベット ワッサーマンのブランドの特徴ともいえるだろう。他にも、光沢のあるシルクのロープで袖を包む、ラップアラウンド式のカフスはバベット ワッサーマンの定番アイテムとなっている。
バベット ワッサーマン カフスの買取相場
バベット ワッサーマン カフスは、新品では12,000~18,000円ほどで販売されている。素材が金やプラチナでできていれば、市場の値動きに合わせてそれなりの金額で買い取ってもらえるだろう。
だが、バベット ワッサーマンのカフスは真鍮ロジウムメッキでできている。つまり貴金属ではない。
ただ、バベット ワッサーマンがいくら国際的に有名なデザイナーであっても、カフスを中古で買う人はあまりいない。そもそも、カフスの市場そのものが小さいのだ。
あるリサイクルショップで調査したところ、クリスチャン・ディオールのカフスは2,000円で買い取ったということだった。バベット ワッサーマンのカフスのことを聞いたが、残念ながら知らないという返事をもらった。
つまり、バベット ワッサーマンのカフスの買取相場は、新品または使用感のない中古の場合、数百円から高くても1,000円ほどの値段が付けられる可能性が高い。ただ、この価格はバベット ワッサーマンを知らない、あるリサイクルショップの価格であるため、都市部のリサイクルショップや質屋では高価で買い取ってくれる可能性もある。諦めずに買い取ってくれる業者を探そう。
バベット ワッサーマンはどこで売るのが得?
バベット ワッサーマンのカフスはどこで売ると高く売れるのだろうか。
リサイクルショップ
今回、バベット ワッサーマンのカフスの価格を調査したリサイクルショップ以外にも、全国にはリサイクルショップがたくさんある。リサイクルショップは、ブランド品やゲームソフト、貴金属から電化製品までありとあらゆるものを日々買い取っている。需要の少ないカフスであっても、店舗によっては需要があるかもしれない。
また、個人で営業しているリサイクルショップより、チェーン展開しているほうが買取実績は豊富なため、査定に応じてくれる可能性がある。
質屋
質屋では長年、数多くの逸品を査定してきた歴史がある。本来、質屋とは持ち込んだものを担保に現金を貸すというところだ。よって買取とは違うが、最近では担保として持ち込むというより、買い取ることを前提に持ち込む人が増えている。
買い取った商品をどのような販路で販売するのかによって違ってくるが、多くの販路を確保している質屋では買取も可能だろう。
フリマアプリやネットオークション
メルカリなどのフリマアプリやヤフオクなどのネットオークションでは、完全に個人間売買のため、売りたい側の言い値で売ることができる。そのため、バベット ワッサーマンのようなブランドは、ルイ・ヴィトンやプラダのようなハイブランド品のように、ニセモノだと疑われることもないので、売りやすい環境だといえるだろう。
ちなみに、メルカリでは7件が取引終了となっており、2,500~3,000円代で取引されていた。またヤフオクでは、新品、中古あわせて4件のみ落札されており、落札価格はメルカリ同様、2,500~3,000円代で落札されていた。
ただ、メルカリでは値下げをするようにいわれたり、ヤフオクではあまりに高い値段を付けると落札されなかったりすることもある。あとあとトラブルに巻き込まれないためにも、個人間売買であるヤフオクやメルカリでの取引は慎重におこなったほうが賢明だろう。
バベット ワッサーマン カフスを高く売るコツ
では、バベット ワッサーマン カフスを少しでも高く売るにはどうすればいいのだろうか。ひとつずつ解説していこう。
他のブランド商品と合わせて売る
カフスはそもそも需要の少ないファッションアイテムだ。いくらイギリスで人気のあるバベット ワッサーマンであっても、カフス1品を買い取ってくれる可能性は低くなる。
ましてや、バベット ワッサーマンのカフスは純金やプラチナではなく真鍮ロジウムメッキだ。ますます1品での買取は難しくなってくる。
そのため、他に持っている不要なブランド品があれば一緒に査定に出してしまおう。一緒に査定に出せば、いくらかは査定価格がつくだろう。
付属品をそろえる
カフスのような小さなファッションアイテムは、そのほとんどが箱に入れて販売されていることがほとんどだ。実際、バベット ワッサーマンのカフスは、バベット ワッサーマンの名前が入った純正ボックスに入れて販売されている。
査定に出す際には、カフスそのものだけを出すより、見栄えのする純正ボックスに入れてあると査定額がアップする可能性がある。買取業者も買い取ったカフスをそのままショーケースに入れて販売するより、箱に入っていたほうが客の目に留まる頻度が増えて売れる可能性が高くなる。付属品はできるだけそろえて査定に出そう。
一括査定を利用する
バベット ワッサーマンのカフスを売却したいなら、一度当サイト「ヒカカク!」にある一括無料査定を利用してみてはいかがだろうか。当サイトの一括無料査定なら、一度に複数の買取業者の価格を比較できるため非常に便利になっている。手間もかからず、簡単1分の入力で最大20社から査定価格の提示がある。
リサイクルショップや質屋など、あちこち何度も連絡をしたり、出向いたりする必要がなく手間がかからないというメリットがある。一括査定を利用したからといって、買取業者からしつこく電話がかかってくることがないため、安心して利用してみてほしい。
おすすめの買取業者
では、ここからは当サイトおすすめの買取業者をいくつかご紹介していこう。
セカンドストリート
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
セカンドストリートは、全国で500店舗を展開する総合リユースショップだ。古着からハイブランド品、家電、服飾品まで幅広く買取しており、誰もが知っているハイブランド品はもちろん、ノーブランド品まで売却することができる。
近くに店舗がある場合は直接店舗で査定してもらえ、その場ですぐに現金で支払ってくれる。また、近くに店舗がない場合は、出張買取がおすすめだ。事前に電話で予約をしておくだけで、予約日時にバイヤーが自宅まで査定に来てくれる。
また、Web買取も可能となっており、PCやスマホから買取を申し込むと、配送業者が集配に来てくれるというサービスだ。見積もり内容に納得できれば3日以内に入金される。
他にも、Web買取では送料も無料となっている。万一、査定金額に納得できなかった場合でも、返送料は無料のため安心して申し込めるだろう。
オフハウス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
オフハウスは、全国に320店舗を展開するリサイクルショップだ。取扱品目がとくかく多く、生活用品からスポーツ用品、ギフト、おもちゃ、家電までなんでも買い取ってくれる。ブランド品に限らずノーブランド品であっても買取が可能だ。
買取方法は3つある。店頭へ持ち込んで買い取ってもらう店頭買取、自宅まで取りに来てくれる出張査定、そして宅配便を利用して商品を発送するオファー買取だ。
オファー買取は、以前は単なる宅配買取だったが、より便利に生まれ変わった。スマホのアプリからガイドに沿って商品を登録すると全国のオフハウスから、買取したい!とオファーが来る。オファー金額に納得できればあとは商品を送付するだけという手軽さだ。面倒なことはひとつもないので、ぜひ試してみてほしい。
まとめ
バベット ワッサーマンの歴史や魅力、そしてカフスの買取相場をご紹介してきた。バベット ワッサーマンは、男性では主にカフスやピンを、女性ではイヤリングやネックレスといったジュエリーを展開している。
バベット ワッサーマンは、1997年にできたばかりのまだ新しいジュエリーブランドだ。今後の展開によっては、カルティエやブルガリのように、誰もが認める高級ジュエリーブランドに成長する可能性がある。
実際、そうなれるかどうかはまったくの未知だが、それまで楽しみに保存しておくのもよし、売却するのもよし。もし手間なく売りたいと思うなら、ぜひ一括査定を利用して、気軽に査定をしてもらおう。