ブルーレイレコーダー・プレーヤーの型番・品番の調べ方、命名規則解説

2015年時点で43%ほどの国内普及率のあるブルーレイレコーダー・プレーヤーは、AV機器の中でも比較的、型番・品番の調査がスムーズにできるカテゴリである。

この商品の型番が調べやすい背景には、他のAV機器と比べて遥かに歴史が浅いことと、その大半が国産メーカーで製造されているという2つの要因があると言われている。


My Blu-Ray Player / DetlefKroeze

型番・品番・命名規則の把握で売買をスムーズに

また、近頃では不要になった家電やAV機器を、買取専門店ヤフオクメルカリに出品するスタイルも増えているため、効率よく売買をする上でも商品情報収集の軸となる型番や品番といった知識は持っておくのが理想と言えるだろう。

今回は、ブルーレイレコーダー・プレーヤーの品番・型番を調べる方法や、命名規則について各メーカーの特徴を詳しくまとめていきたい。

ブルーレイレコーダー・プレーヤーの型番や品番の調べ方

世界的な発表からまだ15年弱しか経っていないブルーレイレコーダー・プレーヤーは、古い歴史のある一般のAV機器やオーディオ機器などと比べて遥かに型番や品番の調査がしやすい存在である。

また、大半が国産メーカーから発売されているこのカテゴリは、海外企業が参入するオーディオ機器などと比べて、下記のように型番や品番の調べやすい仕組みが整っていると捉えて良いだろう。

本体正面

ブルーレイレコーダー・プレーヤーの品番・型番を調べる時、まずは本体正面に英数字のコードらしきものがないか確認してみよう。例えば、Panasonicの人気モデルDMR-BWT520については、正面中央、Panasonicのロゴの真下に大変大きく型番が記載されているようだ。

また、再生機能のあるAV機器の中には、ブルーレイレコーダー・プレーヤーと同じように本体正面に型番を記載する商品が多い実態があるようである。

本体の裏側

ブルーレイレコーダー・プレーヤーの本体正面を見ても型番らしき英数字が見当たらない場合、次はその裏側をチェックしてみて欲しい。プレーヤーやアンプといったそれなりに大きなAV機器の場合、コードなどを差し込む裏面に型番やシリアルナンバーの入ったシールステッカーが貼られるケースがほとんどとなっているようであるからだ。

また、前述のPanasonicの場合のように、本体正面に型番が入っている商品であっても裏面にも詳細情報の記載されたシールが貼ってあるようだ。

国産メーカーならではの丁寧な記載

下記で紹介する日本のブルーレイレコーダー・プレーヤーのメーカーは、本体裏面の記載についても大変良心的な書き方をしている。例えば、SHARPの場合、ただ型番やシリアルナンバーと思われる番号を書き並べるのではなく、最初に品名や型名、製造番号といった見出しを記載している。

また、Panasonicでも同様に品番という見出しが書いてあるため、ブルーレイレコーダー・プレーヤーであれば、初めてAV機器の型番・品番・商品名の調査をするような人でも比較的容易に自分の欲しい情報にたどり着けると言えそうだ

付属品

取扱説明書、保証書といった付属品や、購入時のレシートなどにも型番が書かれていることが多い。

しかし、AV機器に付いてくるAVアダプターには個別の型番がある傾向が高いため、アクセサリー的な位置づけとなるものについては、それ自体の型番=ブルーレイレコーダー・プレーヤー型番と捉えるのではなく、対応機種などから欲しい情報を探す必要があると言えるだろう。

調べた番号を型番かどうか確認する方法

ここまで紹介した方法で調べた番号に対して「これが本当に型番なのだろうか?」といった不安があることもあるだろう。正しいか確認したい場合は、Yahoo!やGoogleを使って最終確認をしてみる方法がおすすめだ

例えば、本体に書かれた番号のDMR-BWT520をGoogle検索すると、さまざまなサイトの製品情報だけでなく、このブルーレイレコーダー・プレーヤーの取扱説明書も出てくる。また、この方法は他のAV機器や家電製品などにも使えるため、自分で調べた情報の最終チェック手段として活用してみても良いだろう。

Panasonic製ブルーレイレコーダー・プレーヤーの型番や品番の特徴

2010年から参入したパナソニックは、ブルーレイレコーダー・プレーヤー市場で最も人気の高いメーカーである。同年、世界初のBlu-ray3D再生対応機種を4つ発売したパナソニックは、後発ながらも話題性の高い存在として現在でも注目されている。

また、この市場で最も製品ラインナップの豊富なこのメーカーは、ブルーレイレコーダー・プレーヤーの購入を希望するユーザの間で非常に高い人気があるようだ

Panasonicのブルーレイレコーダー・プレーヤーの型番はどうなっているの?

このブランドのブルーレイレコーダー・プレーヤーには、全機種「DMR」から始まる型番が付けられている。また、下記のようにDMR-に続く英字の組み合わせによって、一般の人でも簡単にシリーズがわかる形だ。

  • DMR-UBZ:Ultra HD ブルーレイ再生対応モデル
  • DMR-BRX:全自動(全録対応)モデル
  • DMR-BRG、DMR-BRW、DMR-BRS:レギュラーモデル

おうちクラウドディーガが登場予定

パナソニックでは、ブルーレイレコーダーシリーズ「DIGA」を2017年10月に一新する予定である。このタイミングでさまざまなコンテンツを貯める機能を強化したDIGAでは、おうちクラウドという単なる録画機の域よりさらに、遥かに超えた形へと発展すると言われている。

ちなみに10月中旬の4モデルが登場するこのシリーズでも、前述の法則性と同じようにDMR-UBZDMR-BRTが型番に付く形となるようだ。

SONY製ブルーレイレコーダー・プレーヤーの型番や品番の特徴

1990年代から大容量光ディスクの研究をしていたSONYは、ブルーレイの歴史にて欠かすことのできない国産メーカーである。そんなSONYでは、2003年に世界初のブルーレイディスクレコーダーを発売させている。こうした形でブルーレイの発展に尽力したSONYでは、2017年9月末現在、3タイプの商品をソニーストア内で取り扱っている。

SONYのブルーレイレコーダー・プレーヤーの型番はどうなっているの?

このブランドから発売されたブルーレイレコーダー・プレーヤーの型番も、全ての製品の頭に「BDZ-」が付くシンプルなルールとなっている。現行モデルで型番比較を行なってみると、ハイグレードモデルの場合はBDZ-ZもしくはBDZ-Eの後に「T」が入るようになっている。これに対し、スタンダードモデルについてはTの代わりに「W」が入るルールとなるようだ。

型番を見ればおおよその容量がわかる

このブランドの型番の最後にくる3〜4桁の数字はブルーレイレコーダー・プレーヤーの容量をあらわす形となっている。しかし、比較的新しいモデルの場合は、3500、2500、1500といった少し中途半端な数字が入ることもあるため、製品によっては表示された数字の下2〜3桁を切り捨てて容量の把握をしなければならない

  • BDZ-ZW1000:1TB
  • BDZ-ZW500:500GB
  • BDZ-ZT3500:3TB
  • BDZ-ZT2500:2TB
  • BDZ-ZT1500:1TB

SHARP製ブルーレイレコーダー・プレーヤーの型番や品番の特徴

SHARPは、前述のSONY、Panasonicの次に片面1層記録対応のブルーレイレコーダーを発売したメーカーである。HDD搭載ハイブリッドタイプのBDレコーダーとして業界初の商品を登場させたSHARPでは、業界内でいち早く字幕全文表示への対応や、ドラマ番組に特化した自動録画機能「ドラ丸」といった斬新な取り組みによってこの市場に新たな風を巻き起こしている

SHARPのブルーレイレコーダー・プレーヤーの型番はどうなっているの?

このブランドについても、全てのモデルの頭にブルーレイの略語とも言える「BD-」が入る形となっている。最も機能性の高いトリプルチューナータイプについては、下記のように容量ごとに3つの商品が用意されている。

  • BD-UT3100:3TB
  • BD-UT2100:2TB
  • BD-UT1100:1TB

東芝製ブルーレイレコーダー・プレーヤーの型番や品番の特徴

東芝は、2008年〜2009年にかけてブルーレイに関する大きな動きを見せたメーカーである。低価格なHD DVD事業の終息を2008年2月に発表したTOSHIBAは、2009年以降に少し遅れてブルーレイ再生専用機の発表をする形となってしまった。しかし、同年9月に欧米でもBD再生機の発売をスタートさせ、その話題性によりこの市場における出遅れをカバーしたとも言われている。

TOSHIBAのブルーレイレコーダー・プレーヤーの型番はどうなっているの?

現行で11モデルを取扱う東芝製品を見てみると、製品特徴とハードディスク容量などの違いで型番を分けていることに気付かされる。また、生産完了品を含めた少し前のモデルを見てみると、下記のようにチューナーの数によって複数種類のブルーレイレコーダー・プレーヤーがあった時代もあるようだ。

  • DBR-T2007、DBR-T1007:トリプルチューナータイプ
  • DBR-W1007、DBR-W507:ダブルチューナータイプ

日立マクセル製ブルーレイレコーダー・プレーヤーの型番や品番の特徴

日立マクセルは、船井電機からのOEM供給ブランド「アイヴィブルー」というブルーレイシリーズを取扱うメーカーである。HDMIケーブルを全機種別売りとするアイヴィブルーは、非常に古いアナログテレビ受信機の外付けチューナーとしても使える貴重な機種として、マニアの間で注目されている。

また、録画容量を自由に増やせるカセットハードディスク「アイヴィ」も使えるこのシリーズは、本体のハードディスク容量が小さくても大きな問題はないと捉えて良い商品となっている。

日立マクセルのブルーレイレコーダー・プレーヤーの型番はどうなっているの?

このブランドの現行モデルは、トリプルチューナー搭載のBIV-TW1100BIV-WS1100の2種類のみとなっている。チューナー数の頭文字だけが変わる日立マクセルの型番についても、他の国産ブランドと同じように初心者でもわかりやすい法則性で付けられていると考えられる。

また、生産終了モデルなどを見てみると、本体ハードディスク容量が型番に反映されている機種もいくつか存在していたようだ

型番を把握しておくと何が良いのか

ではここで型番を把握しておくことのメリットを紹介したいと思う。

特にこういった電化製品は型番の情報が求められることが多いので把握しておくようにしよう。

ネットで欲しい情報を検索しやすい

型番を把握していることで欲しい情報を検索しやすくなる。モデル名となってしまうと、人によっては名前を省略してしまったり、正式な名前を書かないでネットに記載していることも多く、ヒットが少し困難になる。しかし、正しい型番で検索をすれば欲しい情報が間違うことがほとんどなくヒットするので非常に便利である。

困った時に便利

また、手持ちのブルーレイプレーヤーがうまく動作しなくて困った時に便利である。困った時にまず行うのがネットでの検索だろう。自分が今困っている事象のキーワードと型番を検索すれば、すぐに他の同様な事象が出てくるだろう。また、それにより解決方法も掲載されてることがあるのでそうなった場合わざわざお店に電話したりしなくても自分で解決することができる

さらに、もしネットで検索してどうしても解決することができなかった場合は、メーカーの問い合わせ先に電話することになると思われる。その際も電話の相手に型番を伝えることでスムーズに案内を受けることができるだろう。さらに、それでも解決しない場合は修理に出すことになるかもしれない。そうなった場合も修理業社に型番を伝えなければならないのでどの場合にしても型番は必要な情報となってくる

中古での売買で必要

新しいブルーレイレコーダーやプレーヤーに買い換えたい、もう使わないから処分したい、となった時には中古での売買をする人も少なくはないだろう。中古での売買でも型番は重要な役割を果たす。

まず、中古買取業社に売りに出す場合は買取業社に型番をしっかりと間違わずに伝えるようにしよう。特にネットで事前に査定をする場合は一文字間違えると違う商品になってしまう可能性があるので要注意だ。

また、メルカリやヤフオクのように個人での売買のやり取りとなる方法で売ることを検討している場合は、買うユーザ側に必ず正しい型番を伝えておくようにしよう。また、型番だけでなく、いつごろ購入した商品なのか、動作は正常か、傷や汚れはあるかなど使う側が気になるであろうポイントはなるべく多く伝えておいた方が良い

せっかく売買が成立して相手のユーザの手に渡ったのに、その後思っていた商品と違ったとなり、返金や返品、その他のトラブルとなってしまっては面倒である。

また、そういった個人でのやり取りになるサイトやフリマアプリでの購入を考えているユーザは購入の際十分注意して欲しい。先にお金を入金し、届いた商品が思っていた商品と違った、壊れていたということも可能性としてはある。残念ながらそういったサイトやアプリはほとんどの場合トラブルの責任を取ってくれない。それが事故であっても、たとえ詐欺であったとなっても責任は全て自分となってしまい、自分で対応をしなくてはならなくなる

そのため、購入する側であるなら売る側から十分にその商品の情報をもらっておく必要がある。また、そのやり取りの中で信用ができるか否かの判断も必要だろう。もしトラブルを少しでも避けたいのであれば正直こういったサイトやアプリでの購入はおすすめできない。安全性を求めるなら実績のある中古買取業社で購入をする方が懸命と言えるだろう。もし、個人での売買で購入する場合はリスクが伴うことを承知で挑んで欲しいものだ。

まとめ

メイド・イン・ジャパンを代表するブルーレイレコーダー・プレーヤーは、どのブランドの製品でも型番や品番の付けられ方が基本的に似通っていると捉えられる

また、国産家電メーカーの商品は全般的に型番やシリアルナンバーなどを大変わかりやすく記載している傾向があるため、初めてこのカテゴリに興味を持つ人であっても悪戦苦闘することなく製品情報にたどり着けると言えそうである。

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