ほとんどの人が子供の頃はおもちゃを使って時間を過ごす。そのおもちゃはトキが経っても、思い出の中に深く刻まれていることだろう。楽しく遊んだ時間は記憶を通して、大切に生き続けている。
そんなおもちゃの1つにミニカーがある。男の子を中心として人気を集めるおもちゃだが、子供の頃の思い出を振り返るかのように大人にも人気が高いものとなっている。そのため買取においても熱の高まっているジャンルだ。
今回紹介するのはミニカーであり、トミカの中でも、黒箱トミカのホンコン トミカというものである。10−1 ホンダN3360、11−1 スプリンター1200SL、12−1 カペラロータリークーペ、30−1 ギャランGTO−MR、33−1 セドリック、42−1 ダットサントラックの6種類のみである。これらは日本での生産が追い付かなくなり香港の向上に下請けで出したが、モデルの出来や塗装の品質の面で劣っていたために早々と生産を注視してしまい、逆にコレクター人気が沸騰した商品であり、プレミア価値が高い。箱にはMade In HongKongの記載がある。ホンコン トミカの歴史について触れていきながら、最新2020年の買取相場や厳選したおすすめの買取店について紹介をおこなっていく。ぜひとも参考にしてほしい。
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ミニカーが歩んだ軌跡
すでに多くの人に愛されているコンテンツのミニカー。いかにして人気を勝ち取ってきたのかは、実はあまり知られていない。その過程を本項では紹介しつつ、買取に役立つ知識として身に着けてもらえれば幸いである。
最初は6種のミニカーから
日本のミニカーといえばトミカが主流となっているが、初めて製造をおこなったのは1970年である。そのときの種類はわずか6種類とかなり少ないことがわかる。今は膨大な数のミニカーが作られているが、当時では考えられなかっただろう。
しかしその少ない種類からの展開は大きな飛躍をみせることとなり、翌年からは20車種以上のミニカーが発売されていった。車の種類といっても普通車からパトカーや消防車など幅広いラインアップでの製品開発をおこなっていく。手軽なサイズ感とかっこいい車を近くで楽しめる感覚は魅力的なものだった。
徐々にラインアップを増やしていくことによって、楽しみ方を無数に拡大していったトミカ。おもちゃとしての地位を次第に獲得していき、人々の生活の中に深く根付くおもちゃとなっていった。
幅広い商品を展開
ラインアップを拡大してきたと述べたが、さまざまな視点から開発がおこなわれていることがわかる。日本車に限らず海外の車にも目を向け、なかなか国内ではお目にかかることの難しいものを製品としているケースが多い。
1977年にはスーパーカーが流行したことに乗じて、スーパーカーを登場させるなど時代に適した動きも見せている。この柔軟な適応力が長い間多くの人に愛され続ける要因といえ、実際に現在でも人気は健在だ。
ミニカーとしてのラインアップが豊富であることに加えて、トミカではヘリコプターなどの派生ラインアップについても充実している。一見関係ないものであるが、乗り物という視点で見たときに魅力的なものを見極めて開発しているのだ。
キャラクターとのコラボも
車の種類としての展開はかなり進んでいたトミカであったが、これに甘んじることなく新しい展開を進めていく。キャラクターもののミニカーを開発していき、アニメ作品などとのコラボレーションもおこなわれた。
従来から販売されていた車種のミニカーにキャラクターの絵柄がプリントされているものが主流で、通常のトミカとは違った雰囲気を醸し出している仕上がりになっている。コラボ先のファンにも受け入れてもらいやすいデザインとなっている。
そうしたコラボや新しい商品展開を絶えず進めることによって、現在もトミカは多くの人の熱狂的な支持を受け続けている。今後もさまざまな動きが見られることだろう。その動向に目が離せない。
初代ラインアップを確認
初代のトミカのラインアップは驚くことに6車種からのスタートであった。しかし今の人気を見るからに、6車種があったからこその地位だともいえる。そのため本項では当時発売されたものについて振り返っていく。
厳選された車たち
初めて打ち出されるミニカーであるため、開発のモデルとする車には慎重であることが考えられる。ラインアップを見てみるとわかるが、かなりオーソドックスな形状の車を採用していることがわかるだろう。主なラインアップ以下の通りとなっている。
- ・ブルーバード SSS
- ・コロナマークII
- ・クラウンスーパーDX
- ・クラウンパトカー
- ・トヨタ2000GT
- ・フェアレディZ432
このラインアップにて展開され、形を見ていくと似ている形状に統一されているといえる。当時の生産のことなども深く考えられ、商品として魅力的でありながらも効率的な選択がされているだ。
少ない中でのバリエーション
現在の商品展開を考えれば6種類の中から選択することは、かなり狭い範囲の中から決めなければならないと考えてしまう。しかし、当時はミニカーが浸透しておらず、人々が購入するためのハードルも今より高いものだった。
そこを考慮し、選択肢を多く与えすぎては、どれだけの魅力があるのかが伝わりづらい。そのため少ない種類での展開の中に何を盛り込むのかといった点が重要になってくる。
これを考えたときにラインアップを見てみよう。普通車のみならずパトカーやスポーツカーも盛り込まれている。選択肢を少なくしつつも多くの人が魅力を感じられるように、適切に車種選択がおこなわれているのだ。
伝説となり復刻版も登場
50年の歴史を誇るトミカであるが、初代のミニカーを入手したいという人は少なくない。しかし、入手を試みるも極めて難しい戦いになってしまう。在庫が少ないことに加えて、取引金額が非常に高いのだ。
欲しくてもなかなか手が出ないという人が多数いる状況となっていた。そんな中、トミカによって復刻版が出されることになった。トミカ50周年を記念したメモリアルなセットとして発売されたため、かなり話題になったものである。
セットには当時発売された車種をモデルとし、できるだけ当時の雰囲気を踏襲したミニカーが同封されたものとなっていた。そのため、熱狂的なファンの人々は大歓喜の復刻セットとなったのである。
買取比較
では本記事の主役でるトミカのホンコンについて買取相場を見ていこう。発売から長いときを経ているミニカーのため、1つのミニカーとしての価格を大きく上回るものとなっている。そのため買取に前に参考としてほしい。
トミカのホンコンとは
ホンコンとは人気の急増に伴って生産が追いつかなかったトミカが、香港にて生産をおこなっていた時代のものである。生産していた年数もかなり少なく、総合した生産数もかなり少ないものとなってしまっている。
主な車種はホンダNIIIやダットサントラックなど6種類。トミーの生産体制が整い次第すぐに香港での製造は終了してしまったため、なかなかお目にかかれない品物となってしまっている。
当時、香港で作られていた車種を日本で再生産するといった流れもおこったが、6種類のうち2種類のみでとどまった。そのため6種類をそろえるためには、希少性の高い当時のものを入手する必要があるのだ。
ホンコンの相場徹底調査
ホンコントミカと一口にいっても価格は変動があるため、それぞれの種類に沿って相場を見ていく。ものによってはかなり高額な取引がおこなわれているため、本項を参考にして有意義な買取を進めていこう。(2020年4月10日時点)
- ・ホンダ NIII360:15,000円
- ・日産 セドリック:30,000円
- ・コルト ギャラン GTO:120,000円
- ・マツダ カペラ ロータリークーペ:24,000円
- ・ダットサン 1300トラック:22,000円
- ・スプリンター 1200SL:16,000円
総じて買取金額は高いものであることが実感できる。加えて10万円を超える金額での取引がなされているものもあるため、丁寧な買取を心がけていきたいものだ。
おすすめ業者紹介
高い金額を狙って買取を進めていきたいのであれば、業者に関する知識が必要不可欠となってくる。そのため実際に実績を持っている買取業者をいくつか紹介する。ぜひ候補にして買取に役立ててほしい。
トイズキング
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
トイズキングはホンコン トミカなどミニカーの限定モデルを高額買取してくれる宅配・出張買取店。おもちゃ全般の買取価格が高く、ベイブレードやベイブリック、トランスフォーマー、フィギュア、金消しなど様々な昔懐かしいおもちゃを超高価買取して貰うことができる。安易にメルカリやヤフオクに出したまま売れ残るぐらいであればトイズキングの査定に期待してしまうというのも手。どこに売るか迷ったらトイズキングと言っても差し支えないレベルでおすすめできるお店だ。尚、他店では買取価格に関して足元を見られたり、プレミア価値を理解してもらえないような品物でも丁寧・適切な査定をしてくれる。以下に紹介する買取拠点の中で○○店となっている場所では店頭買取も行っている。
全国にある買取センター
- 東京買取センター 秋葉原店
- 西東京買取センター 立川店
- 関東買取センター 草加店
- 埼玉買取センター 東大宮店
- 神奈川買取センター
- 仙台買取センター
- 千葉買取センター
- 中部京買取センター
- 関西買取センター
- 九州買取センター
買取専門店ネオスタンダード
買取価格
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許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
まだ使えるものであれば買取をしてもらえる買取業者であるネオスタンダード。買取業者を選定するときに条件に合ってそうなところであっても、ジャンルによって買取が上手く進まないケースが生じてしまう。
しかし、ネオスタンダードであれば、商品に関して幅広い買取を実現しているため、安心して品物を査定に出すことが可能だ。業界においても対応できる品目に関しては、トップクラスのため積極的に利用していこう。
また査定に関しても負担は一切ない。査定を出すと費用が発生してしまうのではないかと心配になるが、すべて無料になるため、気軽に利用可能となっているのだ。ぜひ試してみて自分に合った業者か見定めよう。
キラキラ堂
買取価格
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ウイルス
対策
漫画やCDなどを中心に買取をしている業者であるが、キラキラ堂はフィギュアなどその他の品物に関しても対応してもらえる。ホビー系に強い業者となっているため、おもちゃの対応にも期待できる。
買取方法は3種類用意されており、店頭での買取に加えて、宅配と出張での利用も可能だ。これによって都合に合わせた査定が実現するため、無理なく買取を進めていくことが可能なのである。
引っ越しや遺品整理で処分したい書籍やホビー用品が大量にある場合も対応してくれるので、断捨離にも活用できる。少人数経営のため、買取の際には問い合わせておくと買取もスムーズに進むだろう。
タカガイ
買取価格
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ポリシー
ウイルス
対策
高価買取を目指した査定をおこなってくれる業者タカガイ。買取に際して業界基準の査定価格を提示してくれるため、確実に高額査定を目指したい人にオススメとなっている。ぜひ候補に入れてほしい。
他社から断られた品物であっても受け入れるほどであるため、かなり幅広い買取をおこなってくれる。買取方法としては店頭はもちろん、宅配と出張による在宅での査定方式も整っているのだ。
もちろん、キャンセル返送料も含めて、諸費用はかからない。法人からの買取も受け付けているほど、大量の商品も取り扱ってくれる。ミニカーを含めて、自宅にある不用品もまとめて処分したい方にもおすすめだ。
高価買取のコツ
非常に素晴らしい品物を買取に出すとしても、価値が最大まで高められる買取をしなければもったいない。簡単に買取において有効な金額アップの方法を紹介していく。納得いく買取につなげていこう。
品物を保護する
品物を評価するときに鑑定士は、状態の具合や業者ごとの基準に基づいた査定をおこなう。基準は厳しく、傷や汚れはすぐに減額として対処される。そのため品物を保護することは必須といえよう。
保護の手段としては、ケースなどに入れておくことが有効である。ケースの中には非常に固く耐久性に優れたものもあるため、傷を可能な限り避ける手段となるのだ。傷がなければ高額査定が大きく近づく。
品物の価値が高いものにいたっては、少しの傷による減額率は大きくなっている。ささいな不注意が、買取の満足度を大きく下げることになってしまう。大切なものを守るように、買取に出すものは状態維持に努めてほしい。
複数業者を活用する
複数の業者を利用することも積極的におこなおう。買取を優位に進めるために有効な手立てとして、相場をできるだけ正確に把握することがある。そのため、業者から情報を集めることは効果的だ。
複数の業者を利用する中で、どこの部分で減額されたのかを聴く機会もある。それを知ることで買取の肌感覚を高め、以降の買取にて気をつける点も見つかる。
できれば店頭で査定をしたいが、人によっては店に出向くのが難しい場合もある。その場合は出張査定を利用するのもよい。効率的に情報を集めるためにも、自分にあった方法を見つけよう。
まとめて複数商品買取する
買取を1回おこなえば、査定費がかかってしまう。しかし、買取額から引かれて提示される場合が多いため、意識している人は少ない。そのため、一度に複数の商品を査定することをおすすめする。
何度も買取をすれば、その1回あたりに査定費用がかかるのだ。買取に出したいものが複数ある場合、特別な理由があるとき以外はまとめて査定をしてもらおう。こうすることで少しでも買取額を上げられる。
業者によっては特定ジャンルでまとめて買取する場合に、割増での査定をおこなっている業者もある。利用して少しでも買取額を高め、よりよい取引へとつなげてもらえれば幸いだ。
まとめ
ミニカーは幅広い年代をとりこにする魅力を持っている。特に深い思い出を持っている大人たちの熱量は底知れない。買取に関しても盛り上がりを見せているカテゴリーになっている。
少しでも買取額を上げるための方法としては、高価買取のコツを参照してほしい。シンプルな方法ではあるが、査定をよりよく進めていく手助けとなる。ぜひとも活用して、役立ててほしい。