最近のカメラは手ブレ補正機能も充実しているものが多い。自分の手で構えて撮影した写真はどうしても手ブレしてしまうことがあるから、このように技術が発達してくれるのは写真家には嬉しい。写真のゆがみをさらに抑えたい場合、あるいは定点撮影したい場合に用いられるのが三脚だ。
三脚は商品によって品質はまちまちだ。それによって値段もピンキリである。プロのカメラマンからも写真愛好家からもこぞって高評価されているのが、マンフロットの三脚だ。
マンフロットの三脚はデザイン、耐久性、実用性、どれを取っても一級品である。こちらはそんなマンフロット社の概要や歴史を触れつつ、同社製品の中からbefreeというモデルに焦点を当てた記事である。マンフロット befree三脚の取引実績、高額買取のコツ、おすすめの買取業者やその他の取引方法などを解説しているから、ぜひ参考にしてみてほしい。
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>>三脚・一脚のおすすめ買取業者を比較する
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マンフロット社の概要
マンフロットは1960年代の終わりに、創業者リノ・マンフロットによって設立されたイタリアのメーカーだ。主力製品やカメラ用の三脚や雲台で、他にもライティング用のスタンドやアクセサリーも手掛けている。
マンフロットの製品はその販社であるマンフロット ディストリビューション(日本においてはヴァイテックイメージング株式会社)によてアメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、オランダ、フランス、日本、中国、香港で販売されている。その他にも独立系販社によって65ヵ国以上で販売されていて、カメラ界では世界的に有名な企業だ。
マンフロット社の沿革
カメラ記者をしながら、工業や広告写真を手掛けていたリノ・マンフロットは、当時のスタジオ機材が扱いづらかったことから、自分でライトやスタンドの開発を始めた。その数数年は知り合いの写真家のために生産を続けていたが、やがてスイスの販売店から大口注文を受けた。それを機にマンフロット氏は自分の製品を世界に向けて販売する決意をした。これがマンフロットの始まりである。
1972年にマンフロット氏は、ジルベルトという技術者に出会い二人は意気投合して手を組んだ。1974年にマンフロット社初となる三脚が発売された。軽量で革新的な三脚は大きな成功を収め、同社は世界でも有数の企業へと発展した。
80年代に入るとその高い技術力から生み出される高品質な製品が世界中の投資家の関心を集め、1989年には、ヴァイテックグループがマンフロットの全株式を取得した。近年ではカメラのデジタル化が進む中で、マンフロットは世界中のフォトグラファーやビデオグラファーのために時代を先取りした製品の販売や新しいソリューションの提供を目指している。
マンフロット befree三脚の主要製品と特徴
マンフロットには豊富な三脚製品のラインアップが存在するが、その中でも軽量でコンパクトな設計で携帯性に優れているのがbefreeシリーズだ。コンパクトでありながら安定性もあり、耐荷重も実用的なのが嬉しい。マンフロット befreeは様々な素材でできているのも特徴だ。Befreeの中から主要な製品をいくつかご紹介しよう。
マンフロット befree カーボンファイバー三脚ボール雲台キット
まずはカーボンファイバーを素材とした三脚だ。アルミモデルよりも20%の軽量化に成功しながら、高い剛性を兼ね備えている。耐荷重も4kgと実用性にも優れている。
マンフロット befree アルミニウム三脚ボール雲台キット
こちらはアルミ素材でできたモデル。カーボンモデル同様、耐荷は4kgだ。開脚角度を2段階で調整できる。 ブラック、グレー、レッド、グリーン、ブルーなど豊富なカラーバリエーションを取りそろえる。
マンフロット befree one アルミニウム三脚 ボール雲台キット
ミニ三脚を除くと、マンフロット三脚の中で最もコンパクトなモデルになるのがbefree oneだ。より携帯性に優れている。耐荷重は2.5kgなので、エントリーモデルの一眼レフに使用するのにぴったりだ。初心者でも扱い設計となっている。
マンフロット befree三脚の買取実績
使わなくなったマンフロット befreeをお持ちの方や近々新しいものに買い替える予定のある方は、マンフロット befreeを売却する場合いくらくらいの値がつくのか、気になるのではないだろうか。ヤフオク!、メルカリ、買取業者での取引実績の一例を紹介するから、これで相場観をつかんでほしい。
ヤフオク!
ヤフオク!では過去にたくさんのマンフロット befreeの取引を確認することができた。
- ・マンフロット Befree カーボンファイバー三脚ボール雲台キット ほぼ未使用品・・・25,000円(税込)
- ・マンフロット Befree カーボンファイバー ソフトケース付属、雲台プレート欠品・・・18,501円(税込)
- ・マンフロット Befree アルミニウム三脚ボール雲台キット レッド・・・17,800円(税込)
- ・マンフロット Befree アルミコンパクト三脚ボール雲台キット 美品・・・13,900円(税込)
未使用品に近いものだと25,000円の値がつき、何度か使用されている美品でも13,000円以上で取引されている。
メルカリ
続いてメルカリでの取引例を見ていこう。
- ・マンフロット Befree カーボン カーボンファイバー三脚ボール雲台キット・・・22,000円(送料込)
- ・マンフロット Befree アルミ 4段 ボール雲台キット・・・12,000円(送料込)
- ・マンフロット Befree アルミニウム三脚ボール雲台キット・・・13,500円(送料込)
- ・マンフロット Befree one 三年使用品・・・8,888円(送料込)
最後の出品を除いて、どれも12,000円以上で取引されているのがわかる。
買取業者での買取金額
続いて買取業者ではマンフロット Befreeの三脚がどれくらいの金額で買取されるのか見てみよう。
買取キング
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取キングの参考買取価格を紹介する。
- ・マンフロット Befreeアルミニウム雲台キット 参考買取価格・・・6,000円
ニコニコ宅配買取
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
続いてニコニコ宅配買取の参考価格だ。
- ・マンフロット Befree アルミニウム三脚ボール雲台キット グレー参考買取価格・・・5,800円
どちらの買取業者も実際の買取価格ではなく、参考価格の掲載ではあったが、6,000円ほどで買取されるようである。
マンフロット Befree三脚高額買取のコツ
中古品でも高額取引されるのには理由がある。次にマンフロット Befree三脚を高額買取してもらうためのコツを解説する。ぜひ参考にしてみてほしい。
使用直後にきれいにする
一般的に三脚にキズがはいったりホコリがついたりするのは、過酷な状況での使用後だ。キズを防ぐために使用後は付いた土や砂やホコリを払い取ってからしまうようにしよう。特に雲台部分は可動部のグリスにホコリがつきやすいため注意が必要だ。
日頃からメンテナンスする
三脚の使用有無に限らず、日頃からメンテナンスしておくことが高額買取につながる。メンテナンスの方法を簡単に紹介しよう。 まず外観の清掃だが、ブロワーを使ってホコリを飛ばしてしまおう。
ある程度のホコリが落ちたら次にブラシで残ったホコリと汚れを落とす。次に脚の清掃だが、脚を伸ばして砂利などがローレット部分に挟まっていないかを確認しよう。雲台についても同様にブロワーでホコリを払い取っていく。
ホコリや汚れを落とすだけでなく、各部がスムーズに動くかの動作チェックをおこなうことも重要だ。またどの部分においてもきれいな布で拭き掃除してあげてほしい。日頃からメンテナンスすることできれいな状態を保つことができ、結果として高額買取につながる。
箱や付属品をそろえる
三脚に限ったことではないが、購入時の箱や付属品を揃えておくことも高額買取につながる。特に三脚の場合は説明書や保証書だけでなく、ねじなどの細かい付属品も付いてくるものだ。
将来的に売りに出すことを考えるのであれば、購入時の状態に近づけることを目指して付属品は捨てずに取っておくようにしよう。逆にどれだけ本体の状態が良くても付属品が欠けていると減額の対象になってしまう恐れがあるから注意したい。
なるべく早く売却する
使わないマンフロット Befree三脚を取っておくくらいならば、早めに売却することをおすすめする。なぜなら、マンフロットや他社から三脚の新製品が発売されると、古くなった三脚の買取金額が安くなってしまう恐れがあるからだ。まずは査定だけでも依頼して、自分の目で相場を確かめてみるとよい。
複数の買取業者に査定依頼する
少しでも高い金額での買取を希望するのであれば、複数の買取業者に査定依頼することをおすすめする。なぜならマンフロット Befree三脚の査定額は買取業者によって変動するからだ。各買取業者の査定するスタッフの経験値、設定買取上限額、商品の需要などによって金額の違いは生まれる。
したがって、一店舗目の査定でそのまま売却してしまうのはおすすめできない。こちらで紹介した買取実績を参考にしつつ、査定額を比較しながら納得のいく買取金額で取引をしてもらいたい。
マンフロット Befree三脚のおすすめ買取業者
複数の買取業者に査定依頼するにしても、買取業者の数が多すぎてどこに依頼したらよいのかわからないという人もいるに違いない。マンフロット Befree三脚の売却先としておすすめの買取業者を紹介するから、こちらもぜひ参考にしてみてほしい。
写屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
写屋はカメラ専門の買取業者である。デジタル一眼レフ、ミラーレス一眼レフ、デジタルカメラ、フィルムカメラ、ビデオカメラなどのカメラ本体のみならず、交換レンズ、、三脚・一脚・雲台、アクセサリー、カメラ用品など、カメラ周辺アクセサリーも取り扱っている。マンフロットの三脚も絶賛買取強化中のブランドとしてホームページに掲載されている。
カメラ専門買取業者ならでの、カメラに詳しいプロの査定が受けられる。出張買取、店舗買取、宅配買取の三つの買取方法があり、出張費、見積、搬出費などはすべて無料だ。年中無休対応しているため、売りたいと思ったときに査定依頼してみてはどうだろうか。大量買取も歓迎しているから、買取に出したいアイテムが複数ある場合もおすすめだ。
スリースター商会
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
スリースター商会もカメラ専門の買取業者だ。フィルムカメラ、デジタルカメラからスタジオ機材、カメラバック、フィルム、フィルムスキャナーなどカメラ関連のものは全般的に取り扱っている。三脚ももちろん買取の対象だ。常に相場を研究しているプロの査定人が鑑定してくれるため、安心して査定に持ち込むことができる。
スリースター商会には全国通信買取、店頭持ち込み、出張買取の3つの買取方法がある。全国通信買取は、その名の通り全国どこからでも買取が可能だ。自分の好きなタイミングで品物を送れるため時間のない方にも便利な買取方法である。
店頭持ち込みの場合は事前連絡しておけば、自由な時間に来店OK。出張買取は、大量の品物や送るのも持っていくのも大変な重量物などを買取してもらいたいときに重宝する。ホームページには撮影テクニックや、持ち歩きに便利なカメラなど、カメラについての多数のコラム記事もあるから、今すぐ売却を考えていない方でも一度訪れてみてはどうだろうか。
レンズフィルター買取NET
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
レンズフィルター買取NETもマンフロット Befree三脚の売却先としておすすめしたい買取業者だ。カメラや周辺アクセサリー以外にも、家電全般、楽器、カー用品、業務用製品など、幅広く買取をおこなっている。法人買取にも対応しているため、過剰在庫や展示品の処分などにも便利だ。
レンズフィルター買取NETには宅配買取、持ち込み買取、出張買取の3つの買取方法がある。それぞれの買取手順について簡単に解説しておこう。まず宅配買取だが、買取依頼をレンズフィルター買取NETのお問い合わせフォームからおこなう。問い合わせの時点で個人情報の入力を求められるケースが多いが、レンズフィルター買取NETの場合は匿名で問い合わせることができる。
査定もスピーディーで1営業日以内に査定結果をメールで知らせてくれる。査定結果に満足した場合は、別途メールで送られる買取申込書をメール内容に従って埋めていく。指定日に宅配業者が品物を引き取ってくれるが、送料は無料だ。品物を受け取ったレンズフィルター買取NETは検品後最短翌日~1週間程度で入金してくれる。
持ち込み買取はいわゆる店舗買取だ。事前にお問い合わせフォームから依頼を済ませ、あとは店舗に持ち込むだけだ。その場で査定してもらい、査定額に納得すれば取引が成立し、その場で現金払いされる。
出張買取もとてもシンプルな買取方法だ。他の買取方法と同様に、お問い合わせフォームから買取を依頼すると、査定員が自宅まで査定しに来てくれる。買取が成立した場合は、その場で現金を受け取ることができる。
マンフロット Befree三脚のその他の取引方法
買取業者以外にも、オークションサイトやフリマアプリを利用して、マンフロット Befree三脚売却する方法もある。ヤフオク!とメルカリについても簡単に紹介しよう。
ヤフオク!
先述した通り、ヤフオク!にはこれまでたくさんのマンフロット Befree三脚が出品されている。状態の良いものは高額取引も期待できる。細かい情報まで掲載している出品が目立つため、過去の出品を参考にしながら、落札意向者が求める情報を網羅していこう。
写真も豊富に掲載したほうが、品物の状態もわかりやすい。後々のトラブルを避けられるよう、正しい情報を伝えた上で、ノークレームノーリターンのお願いをすることも検討しよう。
メルカリ
メルカリでマンフロット Befree三脚を出品することもできる。メルカリは今や7000万以上のダウンロードがされ、月間ユーザー1000万人以上を誇る人気アプリだ。こちらについても先述した通り、メルカリでも過去にマンフロット Befree三脚がいくつも出品されている。
何度も使用したものでも状態が良ければ高値が付く傾向にある。フリマの特性上、値切り交渉もよく見られるから、出品価格を少し高めに設定しておくか、最初から値段交渉には応じないことを示しておくとよいだろう。
まとめ
マンフロット Befree三脚の取引実績、高額買取のコツ、おすすめの買取業者やその他の取引方法などを解説したがいかがだっただろうか。未使用品など、新品に近い状態のものであれば、オークションサイトで数万円での取引も期待できる。使用品でも1万円以上の高値で取引されているのがおわかりいただけたことだろう。
三脚は外に持ち出して使用することも多いため、ホコリやキズが付くことも考えられるが、日頃からメンテナンスすることで劣化を抑えることができる。使用しないままマンフロット Befreeの三脚を長いこと眠らせてしまっている人もいるかもしれない。その場合は売却を検討してみてはいかがだろうか。
三脚の新製品が出ると古いモデルの価値が下がってしまう恐れがあるため、早めに手を打つことをおすすめしたい。まずはこちらで紹介した買取業者を中心に査定依頼をしてみてほしい。