メガ・マグマ・ドラゴンの買取価格を10社徹底比較

2002年の発売開始から、幅広い年代のプレイヤーに楽しまれているデュエルマスターズ。そんなデュエルマスターズにおいて、速攻デッキにとても相性のよいレアカードがある。その名はメガ・マグマ・ドラゴン。

火文明のクリーチャーであるこのカードは、デュエルマスターズの環境を変えた一枚だ。今回は、そんなメガ・マグマ・ドラゴンの強さの秘密や買取価格を徹底解説していく。

メガ・マグマ・ドラゴンの初登場

なぜ、メガ・マグマ・ドラゴンが速攻デッキに相性のよいレアカードになったのか。まず、メガ・マグマ・ドラゴンの初登場について解説していく。

メガ・マグマ・ドラゴンの初登場エキスパンション

メガ・マグマ・ドラゴンが、初登場したのは2015年9月19日だ。同日発売のDMR-18 革命編 第2章 時よ止まれミラダンテ!!で初登場を果たした。デュエルマスターズには、その弾ごとにコンセプト、ストーリーが展開されている。この弾のストーリーは、それまで侵略者と革命軍が争っていた世界に正体不明や禁断が合わさった形だ。

中心となったカードは、侵略者の超轟速 マッハ55や革命軍の時の革命 ミラダンテである。この2枚は、同弾において高いレアリティで封入され、2019年でもデッキ構築がおこなわれる人気カードとなっている。侵略者、革命軍の対立を軸に展開されている一方で、火文明のドラゴンであるメガ・マグマ・ドラゴンはどこか横に追いやられた形となっている。

メガ・マグマ・ドラゴンの初登場時の扱い

そんなドラゴンが横に追いやられた形の同弾において、メガ・マグマ・ドラゴンは初登場を果たした。レアリティは、2015年当時最高のレアリティであったレジェンドから一つ下のスーパーレア。

スーパーレアは同弾においても9枚収録されているが、かつては最高レアリティであったほど、強力なカードがひしめき合っている。このようにメガ・マグマ・ドラゴンは、発売当初から一定の価値を誇っていた。

メガ・マグマ・ドラゴンの能力

発売当初から、レアリティも高く注目されていたメガ・マグマ・ドラゴンになぜさらに価値がついたのか。この項ではメガ・マグマ・ドラゴンの能力、効果を紹介しその強さ、価値に迫っていく。

メガ・マグマ・ドラゴンの基本能力

メガ・マグマ・ドラゴンのマナコストは8、クリーチャーカードである。文明は、破壊力のあるカードが多くそろう火文明であり、パワーは8000、W・ブレイカーとアタッカーとして優秀な基本能力を持ち合わせている。デュエルマスターズにおいて、レアカードは同コスト帯のクリーチャーカードよりも効果がよく設定されている。

また、Ｗ・ブレイカーをもつクリーチャーは、通常1枚しかブレイクできないシールドを一度に2枚破壊できる。メガ・マグマ・ドラゴンはマナコスト8で、後述する効果もあり、ありあまる強さをもっている。

メガ・マグマ・ドラゴンのクリーチャー効果

デュエルマスターズのクリーチャーカードには、通常クリーチャーと効果クリーチャーがある。メガ・マグマ・ドラゴンは効果クリーチャーに分類される。そんなメガ・マグマ・ドラゴンのクリーチャー効果は2つある。

まず、1つ目のクリーチャー効果は、自らの召喚マナコストをバトルゾーンにある相手のクリーチャー1体につき、1下げるというもの。そして、2つ目のクリーチャー効果は、バトルゾーンに出た際にパワー5000以下のクリーチャーをすべて破壊するというものだ。この2つの効果のシナジーこそが、メガ・マグマ・ドラゴンに価値があると評価される要因である。

メガ・マグマ・ドラゴンの強さ

この項では、いよいよその能力と効果を徹底解説し、なぜメガ・マグマ・ドラゴンに価値があるのかを丸裸にしていく。

メガ・マグマ・ドラゴンの基本能力の強さ

メガ・マグマ・ドラゴンの8マナコスト、火文明、パワー8000、W・ブレイカーというのは絶妙な強さバランスだ。後述するクリーチャー効果で敵を蹴散らし、シールドを2枚ブレイクすることができるのである。

メガ・マグマ・ドラゴンのクリーチャー効果の強さ

メガ・マグマ・ドラゴンの絶妙とも評される効果、1つ目の召喚マナコストをバトルゾーンにある相手クリーチャー1体につき、1下げる。これは、デュエルマスターズにおいて、速攻デッキと呼ばれるマナを早く貯め強いクリーチャーを召喚し、場を制圧するデッキにとても相性が良い。そのデッキの基本的な戦術は、ウィニーと呼ばれる小型クリーチャーの大量展開である。

クリーチャーの攻撃をブロックすることができるブロッカーなどが、入っていないデッキではクリーチャーの攻撃をブロックすることができない。そのため、強いクリーチャーを召喚する必要もなくウィニーを並べて、シールドをブレイクするだけで勝ててしまうのだ。しかしながら、メガ・マグマ・ドラゴンのこの効果は、ウィニーが並べられるほど自身の召喚マナコストが減少する。

そして、2つ目の効果であるバトルゾーンに出た際にパワー5000以下のクリーチャーをすべて破壊するというもの。これは、先程紹介した速攻デッキの肝であるウィニーの大量展開にとても有利に働く。ウィニーは、マナコスト1~3のクリーチャーに限られており、それらのクリーチャーにパワー5000を超えるクリーチャーはほとんどいない。

デュエルマスターズにおけるコスト論では、そのマナコストでパワー5000を超えるクリーチャーにはもれなくデメリット効果が付与されてしまう。そのため、ノーデメリットで相手を攻撃できる必要のある速攻デッキにおいては、まず採用されることはないのである。したがって、メガ・マグマ・ドラゴンを召喚さえしてしまえば、相手のウィニーはほぼ全滅となり、自分が大きなアドバンテージを得ることができる。

ただ、この効果は敵限定ではなく、すべて破壊するというものなので、自分も対象に含まれていることに注意すべきだ。メガ・マグマ・ドラゴンの1つ目の効果と2つ目の効果は、とても強力なシナジーとなっている。相手がクリーチャーを召喚すればするほど、自らは召喚しやすくなり、召喚すれば相手が召喚したクリーチャーをすべて破壊してしまうのだ。

デュエルマスターズの歴史において、ここまで速攻デッキに相性のよい効果を1枚で持ち合わせているカードは存在しない。そのため、メガ・マグマ・ドラゴンの強さはその環境に大きく左右されている。だが、速攻デッキやウィニーデッキはデュエルマスターズにおいて、安定して使用されており、結果としてメガ・マグマ・ドラゴンの強さと価値につながっている。

買取価格を10社徹底比較

本題であるメガ・マグマ・ドラゴンの買取価格を10社分徹底比較していく。人気もあり価値があるメガ・マグマ・ドラゴンであるが、販売はしていても買取をおこなっている業者というのは限定されてくる。

今回、比較していくのは数十社の中から、特に買取に力を入れている10社とする。また、今回載せる買取価格は、初登場であるDMR-18のメガ・マグマ・ドラゴンのものであることに十分留意されたい。（2019年9月調べ）

カーナベル

カーナベルは、デュエマ買取を積極的におこなっているTCG買取業者である。カーナベルでの買取価格は550円だ。

トレコロ

トレカユーザーみんなの広場(コロニー)を謳ってネット買取をおこなっているのがTCG買取業者のトレコロだ。三重県の片田舎からはじまった同社は、着々と成長を果たし、チェーン加盟店舗は200店以上を誇っている。

また、ネット買取を2008年からはじめるなど信頼性も高くTCG買取業者のパイオニア的存在だ。トレコロでの買取価格は1,200円だ。

カウカウキング

買取に合わせ、専門の査定員を配置しているのがカウカウキングだ。ネット買取において随一の迅速取引、価格保証をウリにしている。バラ売りにしてもまとめ売りにしても査定を申し込めば、ダンボールに商品を入れ、それを着払いで送るだけで査定をしてもらえる。

また迅速取引と謳った査定サービスでは、到着後すぐに査定をし算出、買取手数料などは発生しないという神っぷりだ。TCG買取は、基本的に時間がかかってしまうことが多々あるので同社のようなスピード性は魅力的だ。カウカウキングでの買取価格は30円だ。

駿河屋

首都圏や大都市を中心に着実に店舗を増やしているのが駿河屋だ。ネット通販でも大量の品ぞろえ、ネット買取でも大量の買取を特徴として売り出している。駿河屋での買取価格は650円だ。

トレカ買取.jp

トレカ買取.jpは、ネット上でTCGの買取をおこなっている業者である。トレカ買取.jpでの買取価格は1,800円だ。

イエローサブマリン

イエローサブマリンは、都市部を中心に展開しているTCG、ホビーショップである。イエローサブマリンでの買取価格は900円だ。

ファミコンくん

ファミコンくんは、TCG全般を買い取っているホビーショップである。ファミコンくんでの買取価格は700円だ。

ゼスト所沢店

ゼスト所沢店は、埼玉県所沢市にあるショップであり、デュエルマスターズの買取もおこなっている。ゼスト所沢店での買取価格は1,200円だ。

お宝あっとマーケット

お宝あっとマーケットは、首都圏郊外を中心に出店している大型リサイクルショップである。お宝あっとマーケットでの買取価格は1,000円だ。

静岡鑑定団八幡店

静岡鑑定団八幡店は、静岡県で店舗を展開しているリサイクルショップ静岡鑑定団の八幡店である。静岡鑑定団での買取価格は1,000円だ。

magiでのメガ・マグマ・ドラゴンの買取価格

2019年もっともTCG愛好者が使用していると大盛況のトレカ売買アプリ、それがmagiである。それまでTCGというのは業者との取引か、専門外のオークションサイト、フリマアプリを用いて取引をすることしかできなかった。

しかしながら、magiではTCG取引専門に特化しているために価値のわかる愛好者同士が取引をおこなうことができる。それゆえに価格、価値がより洗練されTCG取引に使いやすくなっている。magiでの出品価格は1,300円だ。

以上のように、メガ・マグマ・ドラゴンを売買する際には業者に買取を依頼する方法のほか、フリマアプリで売却するという方法がある。また、その際にはそのままデッキに投入できる4枚セットというのが、より高く売れるコツである。

magiのサイトはこちら

まとめ

2015年初登場のカードながら、速攻デッキに対して圧倒的な強さをもつメガ・マグマ・ドラゴン。2019年においても、安定した強さとそれに裏付けられた買取価格を誇っている同カード。売買する際には、業者やサイトに丸投げもいいが、オークションサイトやフリマアプリmagiなども選択肢に加え、プレイヤーにとってよりよい売買を模索するべきだ。