メルカリではさまざまな商品が出品されている。ゲーム機もそのうちの一つだ。ゲーム機は新しい機種が数年単位で発売されるため、昔の機種で遊ばなくなった人が出品するケースが多い。
しかし、特定の機種でしか遊べないソフトも多く、そうした古い機種であってもメルカリでは売れるケースがよくあるのだ。そこで、この記事ではゲーム機のなかでもニンテンドーDSに絞って、メルカリにおける落札相場の情報をまとめたものを紹介する。
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ジャンク品について
メルカリにはさまざまな商品が出品されているが、必ずしも正常に動くものばかりだとは限らない。なぜなら、ものの価値観は人それぞれで、なかには正常に作動しなくても買いたいと思う人もいるからだ。
とくに、メルカリユーザーのなかには業者なども含まれていて、多少の故障であれば自分たちで直せてしまえる技術をもった人もいるからである。こうした、正常に作動しない商品のことを一般的に「ジャンク品」と呼ぶが、これらの品は正常に動かない分だけ、値段が安く出品されている。
ジャンク品の一例
ニンテンドーDSのようなゲーム機でジャンク品に該当するものとしては、「画面焼けが発生する」「充電器がついていない」などが挙げられる。また、「大きな傷がついている」「充電器がないなどの理由によって動作確認ができていない」などもジャンク品として扱われる一例だ。
出品する際の注意点
ゲームを遊ぶことができるかどうかに限らず、ジャンク品として扱われるという点には注意しなければならない。当然のことながら、これらのジャンク品は商品説明にしっかりとその旨を記載しておく必要がある。
そうしないと、購入者から後々クレームがくることが予想されるからだ。このことはメルカリの規約でもしっかりと書かれており、商品説明に問題点を記載していなければ、出品者の立場は守られず、返品やキャンセルに応じなければならない。
これは、たとえノークレーム、ノーリターン、ノーキャンセルといったいわゆる3Nをうたっていても同様だ。購入者から運営事務局へ直接相談されれば、強制的にキャンセルされてしまうので、気を付けなければいけない。
ジャンク品の相場価格
メルカリで商品説明欄に問題があることを記載した場合のニンテンドーDSの落札相場は1,000円~1,200円程度である。「細かい傷やペンで書いた汚れあり」「動作確認できていない」「タッチペンは付属していない」というニンテンドーDSが実際に1,000円で落札されていた事例がある。
他の落札状況を鑑みても、ニンテンドーDSのジャンク品に限っては1,500円以上で売れるという状況はほとんどないのが現実だろう。少しでも高値で売りたい人はソフトと一緒にまとめ売りをするとよい。
欲しがっているソフトが含まれていれば、購入者の手間も省けるので、少しでも高く売れる確率が高まるだろう。
多少傷がある商品の落札相場
メルカリに限らず、中古品を売買するうえで動作確認済みかどうかは大きな違いである。動作確認してあれば、少なくともゲームがプレイできる状況にあるといえるが、動作確認していないと、せっかく購入しても遊べないかもしれないからだ。その点は落札相場に大きな影響を与える要因の一つである。
相場価格
メルカリでニンテンドーDSの出品を調べると、多少の傷はあるが動作確認済みのものは1,500円前後で売れている傾向だ。なかには、1,200円程度で出品されているものもあるが、それらの多くはすでに購入されている。
ただし、動作確認ができていても、画面焼けが生じていたり、ボタンの効きが悪かったりするなどの問題があれば、ジャンク品として扱われる可能性が高い。すると、1,000円前後まで落札相場は下がる可能性があるので、注意すべきだ。
商品の実例
商品の実例としては「本体のみの出品」「タッチペンあり」「やや傷や汚れあり」という状態で、1,100円ですぐに実際に売り切れたものがある。一方で、「傷や汚れあり」「箱などなし」といったニンテンドーDSでは1,500円ではなかなか売れていないのが実情だ。
つまり、動作確認済のニンテンドーDSの落札相場としては、1,500円弱が一般的だといえる。ただし、同じ「傷や汚れあり」の1,500円で出品しているニンテンドーDSであっても、売り切れている場合がある。
それは、付属品がしっかりとついているうえで、ソフトも一緒にまとめ売りをしている事例だ。メルカリで出品をするうえで、まとめ売りが効果的なことを証明する事案の一つだといるだろう。
出品する際の注意点
また、多少の傷がある状態で1,500円の出品を目指すならば最低限、箱やタッチペンといった付属品がしっかりとついていることが条件だといえる。中古品の売買では、本体の損傷程度だけで値段が決まるわけではない。
購入者が使用に際して不便になることがないように、付属品の有無も値段を決める重要な要素なのである。それはメルカリでの売買に限った話ではない。少しでも高く出品をしたいのであれば、常日頃から出品物の扱いを丁寧に行い、付属品をなくすことのないように心がけたほうがよいだろう。
未使用品に近い商品の落札相場
一般的に中古品を出品するときは、商品に傷がなければないほど高値で取引される。それはメルカリも同様で、商品を出品するときは「商品の状態」を表すように義務付けられている。
商品の状態
商品の状態の表し方は「全体的に状態が悪い」というものから「新品、未使用」までさまざまだ。そのなかでも「未使用に近い」というものは「新品、未使用」に限りなく近いので、高値で取引される傾向にある。
実際にメルカリでニンテンドーDSが出品されている場合、「未使用に近い」状態であれば2,000円前後で取引されているケースが多いのだ。
商品の実例
実際に落札されている実例としては、「本体に目立った汚れや傷はない」というのはもちろん、「箱付き」であるケースが多い。しかも、「未使用品に近い」では、箱にほとんど傷がない状態で出品されているケースもよくあるのだ。
2,000円前後になると、本体だけでなく付属品の状態も売り切れるかどうかに関係してくるといえる。
一方で、あくまでも「新品、未使用」ではないため、出品されているニンテンドーDSに「未使用に近い」のなかでも状態に差があるのは確かだ。
たとえば、「会社の忘年会のビンゴゲームであたったが、ほとんど使わなかった」というケースでは、3,000円の値段が付けられているにもかかわらず、売り切れている。
出品する際の注意点
しかし、購入者からの値引き要請には気を付けるべきだろう。ジャンク品のようにもともと安い商品であれば、購入者側から考えるとそれ以上値下げ要請する必要性はほとんどない。
元の価格が安いので大幅値下げは期待しにくいからだ。それと比較すると高価な「未使用品に近い」という商品は値下げ額も大きくなりやすく、購入者からすると要求してみる価値はあるのだ。
3,000円で売れたニンテンドーDSの実例も当初は3,200円で出品していたにもかかわらず、200円値下げをして取引が成立している。
購入者からみたメリット
購入者からみたフリマアプリを利用するメリットは、欲しい商品を安価に手に入れられることだ。そのため、メルカリのようなフリマアプリでは値引き交渉が頻繁に行われている。
出品者が希望する落札価格があるのであれば、あらかじめ値引き額を考慮して多少高めに設定しておくとよいだろう。この方法は、とくに商品に対して自信があるときに有効である。
ただし、未使用に近いという状態は「新品、未使用」と比べて、あくまでも出品者の主観である。商品の傷の見方は人によって異なるので、出品者が「未使用に近い」と判断しても、購入者が「多少の傷あり」と判断すればトラブルの原因となる可能性もあるのだ。
そのため、「未使用に近い」という判断は慎重に行うようにすべきである。
新品・未使用品の落札相場
メルカリのようなフリマアプリでは中古品が主に取引されているが、新品や未使用品がないわけではない。なぜなら、中古品しか出品してはいけないという規約は存在しないからだ。そのため、ニンテンドーDSにおいても「新品、未使用品」が出品されており、高値で取引されている。
相場価格
一般的な未使用品の落札相場は5,000円以上となっているケースが多い。また、5,000円代のものはほとんど売り切れているのも特徴で、7,000円程度までは落札されている確率が高いといえる。
一方、新品のニンテンドーDSの落札相場は、なかには5,000円という安価なものもあるが、1万円で売り切れているケースもある。ただし、1万円で売れているケースでは本体以外に「保護カバー」「液晶画面保護フィルム」「本体収納ケース」といった付属品がついていたのは特徴だ。
すべて新品で購入した場合は約1万3,000円となる計算なので、それと比べると3,000円安く買えたというのが購入者の心理であろう。この場合でも、出品者のコメント欄を見ると、購入希望者からの値下げ要請が何回も来ていたことがうかがえる。
そのほとんどが、1割引きにあたる「9,000円なら即購入」というものだった。しかし、出品者は値下げ要請に応じず、最後まで1万円という価格設定を守った結果、無事にそのまま売れたのだ。
これらのことから、新品、未使用品は当然のことながら、中古品と比べると高く売れることがわかる。しかも、「未使用に近い」という商品より倍近い値段でも、比較的よく売れる傾向があるのは特徴だ。
やはり、購入者の心理面で「一度でも使った商品」と「まったく使っていない商品」では大きな違いがあるといえるだろう。それが、落札相場に大きく影響しているのだ。
レアカラー
また、ニンテンドーDSでは、レアカラーの機種が売られていることを忘れてはいけない。そうしたレアカラーの機種で人気のあるものは、相場よりも高く売れる可能性があるのだ。
メルカリで、実際に高く売れた商品としては、「ニンテンドーDSLite(クリスタルホワイト)【レアカラー】」で、28,500円というものがある。このようなレア商品を新品、未使用品として持っている人は、出品すると高額で売れることが期待できるだろう。
ゲーム買取店でニンテンドーDSを高価買取
メルカリでのニンテンドーDS落札相場情報をまとめたが、最後にニンテンドーDSを高価買取しているゲーム専門の業者を紹介する。買取店に依頼することで、メルカリで売却する際のデメリットや注意点は解決できるので、検討してほしい。
トイズキング
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
トイズキングは、宅配・出張・店頭買取でゲームやホビー買取をおこなう専門店だ。全国各地にある買取センター在は、申し込み後迅速に対応してくれるので、出張買取は最短即日での来訪が可能。査定後その場で支払われるので、店頭買取とともに、即現金化できる。
宅配買取の対応もスピーディーで、申し込み後は速やかに無料の宅配キットが配布される。送料も無料で時期によっては買取額アップのキャンペーンも利用できる。
まとめ
メルカリでニンテンドーDSを売買するときには、落札相場について十分な確認をするべきだ。出品する側が相場を知らないと、本当は高い価格で売れる商品を安く出品してしまうかもしれない。
高すぎても落札される可能性が低くなる。適正な価格で落札されるように出品するニンテンドーDSの状態を考慮して相場を設定しよう。落札する側も相場を把握して、相場と同程度、もしくは低い価格で落札すると損をせずに済む。落札前には商品の状態確認を怠らず、価格だけで商品を判断しないことも必要だ。
取引終了後に相場と離れているとクレームをつけても返品や返金をすることは難しい。後の祭りにならないよう取引前に相場を把握し、問題のない取引を心がけよう。
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